ども。
今日は作業が混雑していてブログを書き始める
時間が随分と遅くなってしまいました。
って事で今日は冒頭のお話はサクッと軽く終わらせたいと思います。
今日の午前中は雪が降ったりやんだりで
一日中空気が冷たくて冷たくて・・・
でも、そんな中でも試乗に出なくてはってことで
いつものルートで試乗してきました。
今日は2枚写真を撮ってきました。
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まずは途中の住宅街から1枚。
そしていつもの橋の上から1枚。
今日はVS750イントルーダーで試乗してきました。
こうして写真で見ると青空がきれいですけどね、実際は空気は冷たいし
ヘルメットから露出している耳が冷たくて千切れそうなぐらい。
あぁ寒い。
じゃ今日はここらにしていつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報のお知らせです。
2.0℃
晴れ時々曇り
明日の大阪は今日よりもさらに最高気温が低く、最低気温も
低くなる予報ですが、冬型の気圧配置は緩むため概ね晴れ間が広がる予報です。
降水確率も10%台と低く雨の心配はなさそうです。
さぁそれでは今日の本題です。
昨日からご紹介している
ビーノ(VINO)の始動不良を修理してみよう!
ですが、今日は後編の最終回となります。
前編は以下のリンクよりご覧いただけます。
さて前回までは確か
そうそう、エアークリーナーBOXを取り外したら
大量のガソリンが噴出した所まででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきます。
取り外した瞬間にこぼれた量だけでこれだけ出たんですから、
エアークリーナーBOXにも相当量入っているんですね。
どれぐらい入ってるかって言うとね、これぐらい。
まるでボトルにウイスキーを注ぐかのように・・・・
どれだけオーバーフローしてんねんw
ほんとすんごい量ですわ。
そりゃこれだけ入ってたらエンジンなんて掛かりませんわ。
こうなった原因はオーバーフローで間違いないですが、
なぜオーバーフローしたかっていう
諸悪の根源については後半部分で・・・
キャブレター側に残っているダクト部分も取り外します。
単品でも簡単には取り外せませんわ・・・。
最終的にはヒーターガンで少し暖めて柔らかくしてから取り外しました。
んで、これが取り外した状態ですね。
この状態でエンジンが始動できるかどうかチェックした結果・・・
タンタンタンタンタンタン・・・・
ふむ、普通に始動できました。
エアークリーナーが無いので調子は悪いですが、エンジン自体は
問題なさそうですね。
良かったよかった。
じゃガソリンタンクと化していたエアークリーナーBOXを
分解していきましょうか。
ボルトを取り外して恐る恐る内部を見てみると・・・
おおぉぉ・・・・。
意外と普通でしたw
もっとエアークリーナーエレメントがボロボロになっていると
予想していたのですが、ガソリンでビシャビシャになっているだけで
エレメントも再使用できそうです♪
出来る限りガソリンを搾ってからきれいなタオルで絞りきれない
ガソリンを拭き取ります。
ガソリンに浸かっていたので汚れは完全に流れ出ているので
灯油などで洗いなおす必要は無い状態でした。
汚れがひどい場合は、灯油などで洗浄しておいてくださいね。
きれいになったエレメントに2サイクルオイルをタップリと掛けて、
エレメント全体に染み渡るようになんどもクシュクシュして
全体にいきわたらせましょう。
もちろん、最後は手がこんな状態になってしまいますが・・・・。
垂れるほどのオイルはしみこませないように。
全体に薄くオイルが染み渡ればOKです~♪
先ほど捨てたガソリンを使用してエアークリーナーBOXに
付着しているオイル汚れをキレイに拭き取ってから
エレメントを取り付けます。
捨ててしまうガソリンも無駄なく油汚れ落としに使いましょう♪
元通りエアークリーナーBOXを組み立ててっと。
ダクト部分はほんとに温めないとカチカチのプラスティックの様で
本当にゴムだったのか?
と疑わしくなるほどカチカチです。
指で押してもゴムらしさは0(ゼロ)です・・・
この状態のままで取り付けることは出来ないので、
取り付ける直前にヒーターガンで温めておきましょう。
暖めてから取り付けると驚くほどスムーズ。
まるでゴムみたい!えw
んで取り付け完了した状態がこれ。
あとは元通りクランクケース側に向かってボルト2本を入れて
固定すれば完成です~♪
んで、最後になりましたが今回のオーバーフローに至った事の顛末は以下。
修理完了後にお客様に、
『前日車両を置いた際、車両を左に傾けて立てかけたとかそんな事なかったですか?』
『あっそうそう、バイク乗ろうと思ったら左にすごい傾いてました!!』
『もしかして、これぐらい?(またがりながらバイクを傾けながら)』
※結構支えるのがキツイぐらいの角度(45度ぐらい)
『そうです!それぐらいです!』
『今回の原因はそれだわ・・・。』
バイクのキャブレターってのは、ある程度傾斜すると外部にガソリンが
流れ出る構造になっているんです。
ただ今回に限って言えば、運が悪い事に外部にオーバーフローではなく
エアークリーナー側にオーバーフロー
したことによるのが原因だったようです。
でもね、スクーターのガソリン経路って負圧式のコックが付いているはずなので、
エンジンが掛かっていない限りはガソリンが流れないはずなんですけどね。
これは未確認で、あくまで推測の域を出ないんですがね、
数日間、同様のことを繰り返していたのでは?
と、考えています。
フロートチャンバー内部のガソリンが数日掛けて溜まりに溜まったのではないかと・・。
ただ、あまり本格的な調査は今回時間の関係上出来なかったのですが、
しばらく様子を見てもらうように申し伝えているので、
何かあれば次はキャブレター本体のオーバーホール作業って事になりますね。
皆様もバイクを置く際は、スタンド下の地面の状態をしっかり確認し、
安定した場所に駐車するように心がけましょう♪
じゃ今日はここまで~♪
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度のお知らせです。
-2.8℃
今日は予想通りですね・・・。
氷点下ですわ。
路面凍結してそうな温度ですね。
明日は臨時休業日となりますので、
次回更新は日曜日となります。
ご来店の際はお間違いないようにお願いしますね~。
ではまた日曜日にお目にかかりましょう~☆
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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コメント
フォルツァMF08Zを、購入したんですが、ビックスクーターの余りの遅さに困ってますインジェクションのコントローラーとかないんですか?せめて150キロ位出るようにしたいんですが何か方法が有りましたら教えて下さい。
宜しくお願いします。
こんにちは。的確な作業と楽しいブログについつい読みあさってしまいました。
この方ならと思って質問させていただきます。
当方、4stのVINO(SA26J)を友人から譲り受けまして、少し乗ったところで、イグニッションキーをONにしても通電しなくなりました。
キックでは始動し走行しますが、その場合ウインカー点滅しません。。。
たまに気まぐれで通電しますが、その時はセル一発始動し、走行問題ありません。
タダでもらったので、修理に費用かけたくなくて、自分で部品交換してみようと思ってます。
メインハーネスを交換したら大丈夫なレベルでしょうか?わかる範囲でお答えいただけたら嬉しいです!
こんにちは。
難しいですねぇ・・・・キーONにした際にリレーが動作するタイプだとするならば
そのリレーが時々反応していないのでは?と思ってみたりします。
エンジンは掛かるけれども直流の電源が通ってない感じなので
リレーによる制御とかそういう類いかなって気がします。
都合良くイグニッションの電源だけ通って、常時電源だけが通らない
なんてメインハーネスの不良も考えにくいですし・・・。
ウインカーが点滅しないのは、点灯はするけど点滅しないと言うことなのか、
点滅どころか点灯すらしないのかによって、また異なってくると思います。
キックで始動させたさいに、もしウインカーが点灯はするけど
点滅はしない状態ですと、単純にバッテリー端子部の接触不良とか・・・・。
参考になるか分かりませんが(⌒-⌒; )
お忙しいところご返信ありがとうございます~(T_T)
ウインカーは常時点灯したままで点滅しないんです><
バッテリーは外して充電はしてみました。
とりあえずメインハーネスでなさそうならば、リレーを安く手に入れて取り替えてみようかと思います。
ハーネス全部替えるよりも手間はかかりませんし(^o^)/
近くならば直接持参してみていただきたいくらいですがこちら本州の端なので。。。
ハーネスでない可能性があることが分かっただけでも大変参考になりました。
本当にありがとうございました!!
ウインカーが点滅せずに前後共に点灯しっぱなしの場合、
バッテリーの電圧不足>ウインカーリレーの不具合>電球のワット数間違い(大きい)
の順で調べて見ると良いです。
ってか、ウインカーが点滅しなくて点灯だけして、尚且つセルが回らないって事は・・・・
うーん・・・バッテリーの電圧本当に足りていますか??
単純にバッテリーの電圧不足でセルが回らないだけでは・・・・。
一度車とバイクをブースターケーブルで繋いで問題を切り分けておいた方が良いかもです。