ども。
今日は朝から先日入荷した車両を整備していました。
あちらこちらに腐食が出ていたのと、
動きが渋い部分が多かったので1つ1つ分解して整備していきました。
特にフォワコンはあちこちガタが出ていたり、グリスが切れている部分が多く
特に念入りに分解して清掃と磨き作業をやりました。
アルミ部材で全て製作されている部品なので、定期的に分解して磨いてあげないと
すぐに白く曇ってくる上、手入れがされていない状態だと表面に
白い腐食が発生して、写真のように一度ペーパーを掛けて磨き直す必要があります。
朝からこの作業のおかげで、鼻の中が真っ黒けですわw
ブログランキング参加中!
皆さんのクリックがモチベーション維持に欠かせませんです。ハイ。
↓ 続きを読む ↓
削る作業をすると鼻から粉塵を吸い込んでしまうので、
気が付いたら鼻の中が真っ黒になっていたり、
顔が黒ずんでいたり・・・。
おかげで随分と綺麗になりましたし、フォワコンの動きもスムーズスムーズ♪
完成後の写真はまたお披露目しますね。
ではいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
5.2℃
曇りのち雨
明日の大阪は午前中は雲が多い天候となり、夕方18時頃には気圧の谷の影響で
雨になる予報が出ています。
必ず雨具をお持ちになってお出掛けになって下さい。
それでは本日の本題です。
まずは車両のご紹介から。
スズキ イントルーダー400ですね~。
以前から何度かご紹介したことがありますよね。
今回はフロントタイヤがこんな塩梅(あんばい)になっているので・・・
交換のためにご入庫頂きました。
では早速作業開始です。
まずはブレーキキャリパーを取り外していきます。
キャリパーのボルトを取り外したら、そのままディスクから
ブレーキキャリパーを取り外しましょう。
次はスピードメーターケーブルを取り外します。
スピードメーターケーブルを取り外したら、
左側のフォークアウターチューブ底部のクランプ部ボルトを緩めます。
アクスルシャフトを緩めます。
ある程度アクスルシャフトを緩めたら、車体をジャッキアップしましょう。
ジャッキアップポイントはここですね。
ジャッキアップしたら予め緩めておいたアクスルシャフトを
フロントフォークから抜き取ります。
アクスルシャフトを抜くとホイールが、
当然といえば当然ですが取り外せます。
ここからはタイヤ交換作業ですが、作業中はあまり写真を撮ることが出来なかったので、
ザザザーっと行きますねw
まずは両面共ビードを落としてから、片面のビードを起こします。
ビードを起こしたらタイヤに手を突っ込んで
中からチューブを取り出します。
取り出したチューブは特にパンクしていたわけではありませんが、
長期間使用しているとバルブ近辺がこんなふうに腐食してしまいますので、
チューブタイプのタイヤを使用している車両は、タイヤ交換時に必ずチューブ、
リムフラップも同時交換しておきましょうね。
ケチると後で痛い目をみますから・・・。
んで残るビードも起こしてしまい、タイヤをホイールから取り外して
ニップル部分に覆い被さるように取り付けられているリムフラップを取り外します。
んで今回チョイスしたタイヤはコレ。
ダンロップ製D404KABUKIですね。
イントルーダーにはこのタイヤをチョイすることが多いですね。
IRCのファイヤーパターンのタイヤもエエんですけどね、
あれはお求め易いのですが、寿命が短いのとデザイン重視なので
雨天走行時などはダンロップのD404 の方が圧倒的に性能は上です。
リムフラップを新しい物と取り替えてホイールにタイヤを入れます。
タイヤ交換の詳細な手順については、他の車両などでご紹介していますので
そちらをご覧下さい。
※リンクを張っていないのはメンドクサイからじゃありませんよw
チューブを挟み込まないように注意しながらタイヤレバーで
ビードを入れていきます。
んで最後にタイヤにマークされているバルブの合わせ位置が
合っているかどうか確認しておきましょう。
規定空気圧まで張ってから、作業に自信が無い方は石けん水などを掛けて
パンクさせてしまっていないかどうか確認しておいて下さいね。
もちろん、私は確認しませんけどね。
えっ・・・自慢じゃ有りませんw
当然ですw
うふ♪
はい、これが作業完了のホイールです。
取り外したアクスルシャフトやスピードメーターギヤボックスは
古いグリスを拭き取ってから新しいグリスをしっかり塗っておいて下さい。
あとは元通りホイールを取り付けて締め付けチェックをしたら作業完了です♪
えっ!?
内容端折りすぎてない?
いや。。
だって・・・。
ちょっとね、写真がこの後無くって・・・・強引に作業完了って事に・・・・。
以上!
じゃ最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
3.8℃
今日は温度高いですね~。
放射温度計がおかしくなってるのかな~とか思いながら
反対側のグリップも計測してみましたが、ほぼ同一でした。
放射温度計は正しかったようです。
ではまた明日お目に掛かりましょう~☆