ども。
今日の午前中はお客様の来店ラッシュでした。
車検・修理・オイル交換・塗装のご相談・・・・
年明け早々から忙しい日々が続いて嬉しい限りです。
雑用、経理、作業、接客等々、全て私一人で行うため
作業が混雑している際は修理にかかる日数が多く必要になってしまいます。
もちろん、全力で作業を実施してはおりますが・・・・
電気配線の修理などは頭を悩ませながら実施するので、
途中で手を離す事ができなくなるんですよね・・・。
この写真の車両の場合は、修理する配線も少ないので割とスムーズ・・・・
には、行かないモンなんですな。
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電装部品を追加する場合、エレクトロタップ(通称カメムシ)で電源などを
取り出す方が多いのですが・・・・手軽に電装部品を追加できる反面、
経年劣化によって接触不良などを引き起こす原因になります。
一番良いのは、エレクトロタップを使用せずメインハーネスから
電源ハーネスを分岐させて、必要な部分まで配線を引っ張ってくるのがいいのですが、
とにかくまず電源の取り出す位置、そして配線の長さ、取り出す配線の本数などなど、
取り付ける電装部品に合わせて考慮する必要があります。
さらに、都合上ここではあまり詳しく書く事ができませんが、
車検はパス出来ないような電装部品や、
造りが悪く故障が多いような部品などの場合は、
有事の際に簡単に着脱が出来るよう、なおかつ、
最高にスマートに配線を作り直してやる必要があります。
これが一番時間がかかりますねん・・・
適当にやればそれこそ1時間やそこらで作業完了~って感じですけどね、
色々と考慮して配線していると、あっというまに1日が終わってしまいます。
電装部品を取り付ける際は、先々の事まで考慮して取り付けしましょう~ね♪
ではいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と明日の
大阪の天気をお知らせです。
0.2℃
晴れのち一時雨
明日の大阪はお昼頃から雲が広がり始め、夜には雨や雪となる予報が出ています。
夜といっても18時以降の降水確率が10%から80%まで急激に上昇しているので
夕方頃から雨には注意が必要かもしれません。
明日はツーリングなどにお出かけになる場合は、早めに切り上げて帰宅するのが吉ですよ~っと。
では本日の本題です。
先日からご紹介している、
グラストラッカーのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!
シリーズですが、本日は第3回目となります。
今までの記事は以下のリンクからご覧いただけます。
■【第1回】グラストラッカーのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!
■【第2回】グラストラッカーのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!
さて、前回まではたしか・・・
フロントフォークの分解が終わったところまででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきます。
分解し終わったフロントフォーク一式を灯油の中に入れて汚れを徹底的に落としましょう。
特にアウターチューブ底部には沈殿物が必ず溜まっているので
しっかりと確認して洗浄しておくように。
んでこれが洗浄完了後のフロントフォーク一式ですね。
灯油での洗浄完了後はパーツクリーナーを使用して、余分な油分などを
脱脂しておいてくださいね。
んでこれが今回交換する新品のシール、メタル類ですね。
オイルシール、ダストシールには予め内側のリップ部分に
薄くシリコングリスを塗って準備しておきましょう。
ではフォークを組み立てていきましょう。
まずはインナーチューブにシートパイプを入れていきます。
次はインナーチューブ末端部分に新品のスライドメタルを取り付けます。
そしてスプリングを入れてっと。
最後にカラーを入れてっと。
カラーを入れるとインナーチューブから少し飛び出した状態になりますが、
そのままインナーチューブを上下ひっくり返して立てた状態にします。
カラーを入れていたのは、こんな風にシートパイプを
出した状態で固定するためですな。うんうん。
んで突き出たシートパイプにカラーを入れて。
その状態のままアウターチューブを上から差し込んで、
新らしい銅ワッシャを取り付けたドレンボルトを入れて固定します。
始めは手でボルトを入れて、最後だけインパクトレンチで締めこみましょう。
ドレンボルトを固定し終わったら、ここで一度インナーチューブに入っている
カラーだけを取り外しておきましょう。
次はスライドメタルをアウターチューブに打ち込んでいきます。
これが新品のスライドメタルです。
先ほどインナーチューブ末端部に取り付けたメタルとは表裏が異なりますね。
先ほどのは外側に摺動部があるにたいし、このメタルは内側に摺動部があります。
取り付けの際などは、内側のグレーの部分にキズをつけたりしないよう、
注意してくださいね。
このメタルをインナーチューブに入れてから、次にワッシャを上から入れましょう。
ワッシャを入れたら専用の工具でメタルを打ち込んでいきましょう。
最後までしっかりとメタルが入るまで叩き続ける事。
ただし、写真のようにアダプターがアウターチューブに接触してしまい、
最後まで打ち込めない場合は、もう1本のフォーク用のワッシャをもう1枚入れて
打ち込むとGOODです♪
んでここまでメタルが入ればOKですね。
アウターチューブの外側にある溝と面が揃っていますね。
この状態までしっかり打ち込んでおかないと、オイルシールが最後まで入らないばかりか、
押さえるクリップもキチンと入れれなかったり、場合によっては
シール交換したにもかかわらず、すぐにオイル漏れが発生したりする事があるので
必ず確認するのを忘れないように。
さぁ~あとはオイルシールを同様にして打ち込んで・・・・
と、思いましたが今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
-1.2℃
連日氷点下ですね・・・。
昨日の帰りもやはり通勤に使用しているDioのシート表面が凍っていました・・・。
今日もきっと凍ってるんででしょうなぁ。
早く春にならないかしら♪
ではまたお目にかかりましょう☆