ども。
本日で年内最後の整備受付が終了しました!
あと、遠方から車両のお引取りにもご来店頂き有難うございました。
あと本年中にやるべき作業といえば・・・・
大掃除!!!
いや・・・
年賀状印刷!!
そうです・・・まだ全然準備が出来ていませんです、ハイ。
宛名を印刷していくだけなので楽勝ですけどね~。
でもね、我が家の個人的な年賀状も造らねばならず、
毎年凝ったデザイン?にしているんでこっちの方が大変ですわ。
家の年賀状は子供達の写真撮影やら、合成するための素材などを集めないといけないので、
毎年30日頃に店に出てきて作成しています。
あああぁぁあぁぁ・・・・それより今は目下のところ、大掃除が本当に
明日中に終わるかどうかが心配です。
目標としては午前中に終わらせる予定なんですけどね。。。
午後からは今年お世話になったショップに挨拶回りに出る予定なので、
何が何でもお昼過ぎには終わらせねば。
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今日の内にある程度、事務所内の片付けは終わらせておきたいなぁ~とか
考えながらやっていたんですけどね、
一向に終わる気配が無い・・・・
やり始めると収まらない、片付け始めると手を抜けない、
そしてその先に待つのは・・・・
当初よりも散らかる店内w
ぐぬぬぬ。。。。
まぁボチボチ片付けますわ~。
んじゃ今年最後になるかも知れない?ブログの更新しますか。
いや、まだ明日も記事書けるかもですな。
じゃいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と明日の
大阪の天気をお知らせです。
0.6℃
晴れ一時雨
明日の大阪は早朝まで天候が崩れ、日中は降水確率も低く推移する予定です。
山間部や山沿いの地域では午前中いっぱい雨が残る可能性もありますが、
概ね晴れ間が広がる一日となりそうです。
年末まで不安定な天候が続くようですが、次の雨は30日の予報が出てます。
年越しのあたりは曇り空になりそうで初詣も雨にやられなくて済みそうですよ~♪
では早速本題に入ります。
先日からご紹介している
【第3回】フュージョン(MF02)のセルモーターを修理してみよう!
シリーズですが、本日で最終回となります。
過去の記事は以下のリンクよりご覧いただけます。
■【第1回】フュージョン(MF02)のセルモーターを修理してみよう!
■【第2回】フュージョン(MF02)のセルモーターを修理してみよう!
さて前回までは確か、
セルモーターの部品類の洗浄が完了したところまででしたね。
今日は組立作業等をご紹介していきます。
メーカーから届いた新品のブラシから組みつけていきましょう。
これが取り寄せたブラシセットです。
それぞれ部品番号が別々になっています。
確かにターミナル側のブラシの方が減りが早いですけど、
分解するまで分からない部分の部品を1箇所に絞るって事はほとんど無く、
分解する手間や価格を考えると両方とも交換するほうがどう考えても吉ですわ♪
ターミナル側のブラシをステーに取り付けます。
新品はやっぱりエエですね。
んでステーをひっくり返して元通りカバー側に入れつつ、
ターミナルを外側に出してナットで固定します。
絶縁用のワッシャの入れる順番などを間違えないように、写真を参考に
ナットで固定してくださいね。
次は主軸をブラシを取り付けたカバーに取り付けますが、
ワッシャを入れて軸受け部分にグリスを少し塗って準備しておきましょう。
主軸を入れる際はブラシを引っ込めておく必要があるので工夫して
うまくブラシを引っ込めておいてください。
※言葉で説明しにくいです・・・
主軸の接点部分は角が立っているので、無理やり入れたりブラシに押し付けすぎると
ブラシが割れたり削れたりしますので、十分に注意しながら入れましょう。
んでこれが取り付けが完了した状態ですね。
主軸が抜けないようにしっかりと押さえながらマグネット部分を差し込みます。
ちなみに、マグネット部分、最後に取り付けるカバー部分、全て
合わせる位置がありますのでしっかりと併せて取り付けましょう。
写真にも写っていますが、カバー側とマグネット側の
ケガキ線をあわせましょう。
最後のカバーを取り付けますが、カバー側のオイルシール部分に
グリスを塗ってからカバーを取り付けましょう。
カバーを取り付けてボルトで固定します。
ボルトの固定が終わったら最後はセルモーターの始動テストです。
ターミナル部分をプラスで掴んでおき、セルモーターボディに
マイナス線を接触させるとモーターが回転します。
接触した瞬間に火花が出て、セルモーターが勢いよく回転しますので
周囲にガソリンなどの引火物などは置かないようにご注意を。
また、セルモーターの回転する力は結構強いので指などを近くに
持っていかないようにご注意下さい。
セルモーターも無事に回るようになりましたので
エンジンに元通り取り付けていきましょう。
ターミナルを予めモーターに固定しておいてから、
またあの邪魔なラジエターホースをうまくかわしてエンジンに入れていきましょう。
まぁほんと取り付けにくいこと。
とにかく入れにくいですがなんとかエンジンに取り付け完了です。
ボルトもどえらい締め込みにくいですががんばりましょうw
ボディアースの線も忘れずにセルモーターの固定ボルトと共締めしておきましょう。
セルモーターの取り付けが完了したら、バッテリーの配線を元通り固定して
スタータースイッチを押して正常に作動するかどうか確認しておいてください。
問題なければ通常通りセルモーターがきゅるるるる~♪
っと回転してエンジンが始動しますから♪
これでフュージョンのセルモーターを修理してみようシリーズは完結です。
でもね、このフュージョンはまだ交換した部品があるので、
明日以降はその部品を交換する作業をご紹介しますね。
最後まで見ていただき有難うございました~♪
じゃ今日はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
4.6℃
朝の方がずいぶんと温度が低かったですね。
でも朝にかけて雨が続く予報なのでこれから夜中に掛けて
ググググっと気温が下がりそうです。
明日で年内最終となります・・・
ついに今年も終わりますね・・・・
大掃除も終わる気配がしないってのにw
ではまたお目にかかりましょう~☆
コメント
お返事ありがとうございます。
そりゃー電気部品だからプラスが掛かるところは絶縁必須ですよね、
「マニュアルの手順通りに組んでるよ!」でドツボにはまりましたけど。
写真は撮ってなかった‥作業中に写真を撮る余裕がないっす‥
当方のフュージョン(03タイプX、中華外装)はマルチカプラーの接点が酸化して
ポジションランプやリヤウィンカーの点灯不良が起きたのですが、セントラムさんで
入庫する車両で似たような症状はありますか?
マルチカプラー(メンテリッド左側にあるやつ)の黒いカバーがちゃんと被さっておらず、
中華外装のアッパーカウル裏はチリが合わないのでうっすら砂とホコリが積もっている状態で、
接点が酸化しやすい状況ではあったのですが‥
断線・短絡は無く、assy交換で改善しました。
※サンポールでは酸化皮膜が落ちず、リューターで磨いたら直ったので交換しました
思い込みが思わぬ落とし穴になる事は
我々も経験済です。
そうは言っても、そういう状況の時って
頭がカッチカチになってるもんだから、
冷静に考えれば分かる事が分からなくなるもんでして。。
ほんとセルモーターご苦労様でしたw
マルチカプラの部分での接点不良トラブルは、
沖縄地方出身のカスタム車両に多い症状です。。
※要するに潮風による腐食が酷い
ほんと緑青や腐食がびっしりで、接点復活剤などの
ケミカル程度ではどうにもならず、
バッテリーターミナルを取り外してから、
毛足の長い真鍮ブラシでゴシゴシ・・・ですね。
ゴムカバーが外れている車両の場合は、
本土出身車両でも緑青発生や腐食が侵攻している
車両も多く、ゴムカバーがあれだけしっかり
取り付けられているのには
訳が有ると言う事がよく分かります。ええ。
緑青が湧いていたり、腐食が進行していた
カプラ端子には、組み付け時にシリコン
グリスを塗っておくと接点不良対策になります。
まぁ新品を購入しても安価なので、
時間に余裕がある時(予想していた場合)は
新品に交換するのが一番手っ取り早いです。
いじり壊した経験が多いもので、もうミスはしないだろ‥という
慢心があったと反省しています><
当方の03タイプXは都内と北関東をグルグルしていた車両のよう。
関東の中古車はどうもそういう車両が多いみたいなので、
沖縄から戻ってくる車両は想像がつかないです。
沖縄のクラシックカーはボンネットやバンパー裏にグリスを塗りたくって
サビ対策をすると聞きますし、潮風の威力はすごそうです。
白く酸化する程度でも通電不良になりますので、緑青なんてもう‥
偏見かもですが、中華外装(裏から懐中電灯で照らすと光が透ける)が
組んである車両はほぼ例外なく、ゴムカバーが適切に付いてない気がします。
屋外保管ですとウィンカー裏がうっすら泥で汚れるくらい外装のチリが浮くので、
その絡みでマルチカプラーの通電不良も引き起こしている可能性が高いと
自分は考えちゃいます。
マルチカプラーはCBF1000などとの共通部品なので、争奪戦が起きる前に
ユーザーは確保しておくべきかも知れません。まだ890円とかで買えますし。
供給されなくなったら面倒そうです。
塩害は沖縄だけに限らず、雪国でも
融雪剤の影響があるのです。
南国出身車両と雪国出身車両との
なんとなくの見分け方。(私的w)
●南国出身(主に潮風の影響)
・全体くまなく腐食して、
塗装も痛みが激しく、露出部分は特に
腐食の進行が年式とそぐわない。
・通常腐食しないような内部まで腐食
●雪国出身(主に融雪剤の影響)
・下廻りの腐食が酷い
・車体上面または内側は比較的
腐食が穏やかで、年式相応と
判断出来る程度。
ちなみに、ここ大阪にある関西国際空港の
消防車を塗装している業者に言わせると、
『毎年塗装をやり直してても、露出部位の腐食が激しい』
だそうです。
潮風恐るべしです。
マルチカプラーの腐食進行は、定期的な
給油(CRCの散布で十分)をしておくと
幸せになれそうです♪
争奪戦が起きる前に、新たにマルチカプラを
使用する車両がラインナップされる事を祈りましょうw
ダイアフラムの件ではお世話になりました。
写真2枚目のプラス側ブラシ、ねじの根本に四角い絶縁体を
古いやつから移植して噛ますのは暗黙の了解なのでしょうか?
初めてセルOHをしたのですが、動かなくなって整備書を見ても
理由が分からず、どうにか原因究明は出来たのですが‥
こんばんは!
ダイヤフラムの件ですねw
覚えています~。
ご無沙汰しております。
ブラシ根元に取り付けるのは暗黙の了解というか、
取付けが必須である事が【理解できている】という前提です。
そもそも、整備書(サービスマニュアル)も
一般ユーザー向けでは無く、あくまで販売(整備)店向けの
冊子なので、よくよく見てみると、うちのブログの様に
あえて説明する必要が無い様な、細かい記述は端折っています。
それぐらいは構造を理解してて当たり前ですけど?
ってメーカーは言いたいのでしょうねぇ。
でも、今回頂いたこのコメントを見て
もう少し配慮の行き届いた記事にする必要があると
考え直しました。
※当該部分の写真があれば是非頂きたいですw
当該機種を整備する際、セルモーター部を撮る機会があれば
追記したいと思います。
とにもかくにも、無事にセルモーターが動く様になって
良かったです!
今後とも応援宜しくお願いします!