【第1回】フュージョン(MF02)のセルモーターを修理してみよう!

ども。

昨日は臨時営業日でしたがブログの更新はいつも通りの

定休日扱いと同じで更新無しでした~。

でも今日はちゃんと更新しますよぉ~っと。

今日は朝からお客様の来店ラッシュ。

午前中は車両のご契約にお越しいただいたお客様の対応、

飛び入りで修理のご依頼を頂いたマダム、

ご入庫予約を予め取ってくださっていたお客様、

お待たせしていつもし訳ないです。

整備のご依頼はまだまだ28日まで受け付けておりますので

お気軽にお申し込みくださいね~♪

ただし、部品発注が必要な修理のご依頼に関しては

年明けからのご対応となりますのでご了承下さい。

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んで、今日は知り合いのカーショップの方に今年最後の

食事に誘われていますので、サクサクっとブログを更新していきます。

※この記事書きながらも『腹減ったー!まだぁ~?なぁ~まだぁ~?』の応酬です・・・・

まずはいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

6.0℃

晴れ

晴れ!!

明日の大阪は晴れの予報です!

久しぶりの雲が少ない、すっきりとした冬晴れの一日となりそうです~♪

もちろん、降水確率も10%程度で雨の心配も無いでしょう。

ただ、いぜんとして温度は低く推移するようなので、

朝晩は路面の凍結などに十分ご注意くださいね♪

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ホンダ フュージョン(MF02)

ホンダ フュージョン(MF02)ですねー。

身ぐるみ剥がされていますがw

今回のご入庫はセルモーターが回らないのと、

外装類の組み付け、マニーホールドの交換作業です。

今回はセルモーターの修理の内容からご紹介していきます。

写真がそれなりの量があるので、もしかしたら年明けまで続くかもしれませんので

最後まで是非ご覧下さい。

では早速作業開始です。

まずは症状の確認のためキーをONにしてセルボタンを押してみます。

セルの確認

カチとも、カッとも、なにもなりません。

電気が行ってるのかどうかも怪しいところではあります。

お客様の問診ではスターターリレーおよびバッテリーは交換したけど、

症状が変わらなかったとの事でしたので、スターターリレーへ疑いの目を

向けるのはやめておきましょうか・・・。

シート下にバッテリーとスターターリレーがあります。

バッテリー廻り

スターターリレーはCDIユニットの下に隠れているので見えませんね。

バッテリー電圧も念のため確認しましたが正常値で異常なし。

セルボタンを押すと、どうやら電気だけは流れているようで

電圧は降下する事が分かりました。

※この時点でアイツが悪いってのはおおよそ予測は出来ていますが。

CDIユニットを固定しているステーのボルトを取り外します。

ボルトを取り外す

CDIユニットのステー裏には、純正オプションのアラームが装着されています。

アラーム

んでバッテリータミナルがすぐ近くにありますので、

ショートしないようにタオルなどで包んで保護しておきましょう。

ステーの下にスターターリレーが見えますので、

グリグリとしながらうまく上方に引き出してきましょう。

スターターリレーを引き出す

ある程度引き出してきたら、バッテリーからターミナルを取り外しておきます。

んで、スターターリレーのセルモーター側とバッテリー側の

ゴムカバーを取り外した状態にして、ボルトの頭同士をラジオペンチなどで

接触させてスターターリレーを物理的にショートさせてセルモーターが

回るかどうかのチェックをしておきましょう。

あぁ、バッテリーからターミナルを取り外しているので、

ブースターパックなどを接続して電源は確保しておいてくださいね。

※さっきリレーは疑わないって言ってたけどね、やっぱりダメよね、ちゃんと手順を踏まなきゃ。

スターターリレー

まぁ結果としてはセルモーターの反応は無し。

スターターリレーはどうやら問題ないのは間違いないですね。

んで次はもうセルモーター本体しかないですわな。

セルモーターを取り外して確認する前に、ちょっと物騒ですがこういう手法で

セルモーターがトラブルの原因である事が確認するのと、

セルモーター内部のどの部分がトラブルになっているのかが

おおよそ判断が付きます。

まずセルモーターの位置から確認です。

エンジン底部を覗き込むと左右に走っているラジエターホースがあり、

その裏側にセルモーターが鎮座しています。

セルモーター

とにかくこのラジエターホースがイイ位置にあり過ぎて困ります。。。

セルモーターの位置が確認できたら、長めの金属の棒を用意して

セルボタンを押しながらセルモーターのボディをコンコン!!と叩きます。

セルモーターを叩く

セルボタンは叩く準備が整ってから押しましょうね。

長時間押し続けると配線が溶けたりする場合がありますのでご注意を。

んでどうだったか・・・

(ポチ)セルボタン

コツンコッュルルルルルルルルル~

おぉ。

やはり。

もう一度試してみますが、セルボタンだけでは反応せず

コツコツと叩いて衝撃を与えてやるとセルモーターが回りますね。

この場合、ほぼ100%と言っていいほどセルモーター内部の

【 ブ ラ シ 】

の磨耗が原因ですね。

電力を伝えるブラシとコイルを巻いてる軸側の

接触不良で電力が足らず、モーターが回転しないんですなぁ。

※ずいぶんと説明を端折ってますがご了承下さいw

これでセルモーターが原因であることはハッきりとしましたので、

セルモーターをエンジンから取り外していきましょう。

セルモーターの取り外しは奥まった場所で狭いので、

使用する工具によっては作業出来ない事もありますので

出来る限りショップにご依頼される事をオススメします。

セルモーターはこんな風に2本のボルトで固定されています。

セルモーター

左側がフロント側ですね。

ちょうどまたがって左側面から覗き込んでいる状態です。

底部から工具を持ってこのボルトに狙いを定めて手を突っ込みます。

ボルトを緩める

またもここでラジエターホースが邪魔してくれますw

こんな風にラチェットの柄の部分が首振り仕様になっていると作業効率UPですよ~。

んでこれが取り外したボルトと、共締めされていたマイナスアース線ですね。

取り外したボルトと配線

んで、セルモーターってのはボルトを外したからといって、

手で引っ張って抜けるほど緩くないんですよね。

エンジンに差し込まれている部分は、オイルが外側に滲み出さないように

Oリングが取り付けられているので、ちょっと叩いて抜いてやる必要があります。

その為には車両右側から覗き込んで・・・

セルモーターの差込部分

セルモーターの差し込まれている部分が少し見えていますよね?

その部分を目掛けて、やさしく、かつ大胆にプラスティックハンマーなどの

柄を使用して左側に向かって叩いてあげましょう。

柄で叩く

数回叩くとセルモーターがエンジンから抜けてきます。

数回叩いても抜けない場合は、セルモーターを手でグリグリと動かしてから

もう一度叩いてあげるとGOODです♪

抜けたセルモーターをグリグリを動かしながら、

最大の難所であるラジエターホースを通り抜けた状態がこちら。

セルモーターが外れた

あとは繋がったままになっている配線を取り外してっと。

配線を取り外す

はい、これでセルモーターの取り外し作業は完了です~♪

セルモーターの取り外し完了

ふぅ・・・ほんと一苦労ですわ。

フュージョンのセルモーターの取り外しは。

ほとんど底面部からしか作業できないのと、とにかく狭い。

暗いし見えにくいし工具は入れにくいし・・・。

ちなみに、セルモーターが取り付けられていた部分ってのがアレですな。

セルモーターの取り付け部

チラっと見えているギアがワンウェイクラッチに繋がるギアですね。

あのギアとセルモーターが噛み合う事によってクランキングされます。

さぁ~今日はセルモーターの取り外しまで完了したので、

この続きはまた明日にでもご紹介しますね♪

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

-0.2℃

今日は日中晴れていたとはいえ、氷点下なんですね・・・。

食事に行ってから帰るときはもっと冷え込んでいるんでしょうなぁ。

加湿器のおかげでノドも潤ってるし最高な年越しが出来そうですw

ではまたお目にかかりましょう☆

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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