ども。
今日はずいぶんと寒かったですね~。
しかも、昨日と違って風も強いので体感気温は氷点下並みの寒さ。
午前中は雨が振ったり止んだりを繰り返し、
午後からは風が出てきて今もなおビュービューと強く吹いてます。
明日もせっかくの週末なのにどうやら天候不良な上
ずいぶんと冷え込む様ですね。。
これから本格的な冬に近づくにつれて、スッキリとお日様が見える日が
少なくなってくるので残念です。
冬の空のイメージって、常にどんよりーって感じのグレーな空ですもんね。
でもまぁ、せっかくの週末ですし
天候が悪くたってせめて気分ぐらいは盛り上げて行きましょう~♪
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日中はお客様のご来店などがあるため、暖房は常にONにしているんですが
夕方頃からは換気の為に閉店時間ぐらいまで暖房を消すんですけど、
驚くほど足元と頭の辺りで温度差がハッキリと出て来るんですよね。
いわゆる底冷えってヤツですね。
作業しているうちは底冷えだろうとなんだろうと、
そんなに気にしないんですが(寒さには弱いですが)、
ブログを書くのは困難・・・・です。
なんてったってね、指がまともに動きません。
足が寒いのはガマン出来ますが、キーボード入力が遅くて遅くて。
指がスムーズに動かないと、毎度こんなに長文のブログは書けませんです。
タイピングソフトやなんかでも、やる前には準備運動が必要なぐらいですから。
指が温まってくればいつも通りのタイピングスピードになってくれますが
冬場は指がなかなか温まらないのでツライです。。
今もこうしてブログ記事を書いていますが、指の動きがぎこちないです。
なんていうか、間接の動きがスムーズじゃないって感じ?
関節が立ってる?まぁそんな感じです。
お客様へのメール返信とかFAX原稿なんかも打ち込んでいたってのに、
まだまだ指先が冷たくてタイピングしにくいので、
つい今しがた暖房ONですw
さぁ~暖房も入れたし張り切って今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ
表面温度と明日の大阪の天気をお知らせです~♪
7.6℃ (写真が暗いですがこれで朝です。)
曇り時々晴れ
明日は強い冬型の気圧配置になる様で、1日を通して降水確率は
30%程度となっていますが、突然の雨や降雪に注意しましょう。
では今日の本題です。
先日よりご紹介している、
シグナスZの駆動系をオーバーホールしてみよう!
シリーズですが、本日は第3回目となります。
今までの記事は以下のリンクよりご覧いただけます。
さて、前回まではたしか
プーリーなどの駆動系部品を一式取り外し終わった所まででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきます。
まずは積もりに積もったエンジン側のベルトカスなどを
エアーブローしておきましょう。
エアーブローする時は顔にカスが掛からないように注意しましょうね♪
エンジンの凹凸のおかげで、こちらに向かってエアーが逆風になることが有りますから。
ブッシュ~っとエアーブローすると、気持ちよくキレイになっていきます。
んでこれがエアーブロー完了後ですなー。
美しくなりました。
グリス汚れなどがある場合は、パーツクリーナーを使用して
洗い流しておくとGOODです。
次はクラッチキャリアの分解です。
クラッチ部分は強力なセンタースプリングと、巨大なセンターナットで固定されているので
手と足でしっかりとクラッチを押さえながら、センターナットを緩めましょう。
こんな感じで押さえながらすれば、クラッチが飛び跳ねて
顔面を直撃して流血せずにすみます。ええ。
クラッチを片手とつま先で押さえながら、
右手でレンチを回しているので写真は撮れていませんが、
ほんの少しセンターナットが緩むと意外とスルスルスル~♪っと
ナットが外れてきます。
まぁこれだけセンタースプリングの張力が掛かっていると、
ナットもきつく締まりますわな。うんうん。
ナットが外れるその瞬間まで、手とつま先は絶対に離さないように。
浅くナットが掛かっている状態で離してしまうと、ナットを潰してしまうどころか
本当にクラッチが顔面直撃で流血!!なんてことになりますので、
ナットが外れた後でもゆっくりと慎重に力を抜くように。
さぁクラッチシューが取り外し終わりましたので、
クラッチシューのウイナースプリングの破損や、シューの異常磨耗などが
無いか確認したら、クラッチシューはOKです。(エアーブローはしておいてください)
次はクラッチシューの下にあるシーブに作業は移ります。
スプリングの座面部分のこのカバーを取り外しましょう。
単純に引っ張ると固くてなかなか外れないので、
ドアノブを握って回すようにすると簡単に外れます。
カバーを取り外すと内部にトルクカムが見えます。
グリスが茶色くなってますね。
への字型の溝の部分が中速域への変速時の粘りを司っています。
んでこの溝の中に入っているピンをラジオペンチで
取り外していきましょう。
シグナスZは3本のピンが入っています。
このピンも異常磨耗などしている場合は必ず交換を実施しましょう。
ピンを3本とも取り外すと、シーブがこんな風に2つに分解できます。
クラッチ側もプーリー側と似たような感じですね・・・。
もう少し近づいてみましょうか。
今回は予算の都合上、シーブ部分はスチール製の部品ということもあって
交換せずにそのままでお願いします・・・。ということでしたが、
さすがにねぇ・・・
『 はい。わっかりました~♪ 』
って感じでそのまんま組み戻すって訳にもいきませんので、
勝手に分解していますw
まぁ気休めかもしれませんが、少しでも凹み部分の
バリが出ている部分を研磨すれば、Vベルトも長持ちするかなーって感じです。
ダブルアクションにペーパーを取り付けて荒目から細目まで
順番に丁寧にシーブを両方ともペーパー掛けを行います。
んでこれが作業完了後ですな。
ううぅ・・・・ホントに気休めかもしれない・・・・。
はじめの状態に比べれば、手で触ったときのザラザラ感は
薄くなったのでベルトへの攻撃性も少しは良くなっているはず。
何事もなく次回のベルト交換時期まで持ってくれれば良いのですが・・・・。
さて、大本命の作業も完了したんで、次は
シーブを元に戻していきましょうか。
研磨し終わったシーブは古いグリスを拭き取っておきましょう。
脱脂などは後々行うように。今からまだグリスを使用しますので、
そこまでまだ神経質になるほどじゃないです。
シーブを元通り組み合わせて、ピンの入る部分と
カム(溝)の部分をあわせてから、カムにグリスをタップリ
塗りこんでおきます。
うん。いい具合ですね。
多くグリスを入れても問題ありません。
過剰な分は内側に逃げるような構造になっていますのでご安心を。
ケチらずにしっかりとグリスを塗りこんでおいてください。
グリスを塗り終わったら、グリスを塗ったピンを差し込んでいきます。
ピンを入れたら、上下に2本ある茶色のOリングに
グリスをちょっと塗っておいてから元通りカバーを取り付けます。
カバーを取り付けたらシーブを手でカチョカチョと
開いたり閉じたりさせてグリスをしっかりと
カム部分に馴染ませておきましょう。
5~6回動かせば十分でしょう。
次はベアリング部分にグリスを塗りこんでいきましょう。
奥側にはニードルベアリング、手前側にはボールベアリングが
取り付けられていて、その中間部分に少し空間があるんですが
その部分が先ほどのカムの部分からはみ出した余分なグリスの
逃げ空間ですねー。
でも、この空間部分にしっかりとグリスが入っていないと、
カム部分のグリス切れなどで変速がスムーズに行かなかったり、
ベアリングの磨耗を助長していしまいますので、
しっかりとグリスを入れておくのをお忘れなく。
ちょっとね、これ多いかな~ってぐらいで丁度いいですよ♪
写真を見てお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが・・・・
奥側のシーブの裏面の写真・・・・
シーブ表面の凹みが裏面まで出ていましたよね。
なんとか次回のベルト交換時期まで持ってくれと
切に願うばかりですわ。
ここでやっとシーブ部分に付着した汚れや、
グリス分をパーツクリーナーを使用してキレイに脱脂洗浄を行っておきます。
しっかりと中心部分のグリス分も拭き取っておいてくださいね。
あとは取り外し時と同様に、手で押さえつつ、
つま先で押さえつつ、ナットを出来る限り手で入れてから
最後の一締めをレンチを使用して締め付けます。
締め付ける際は、元々のケガキマーク(ブルーのペン部分ね)を
目標に締め付けるとGOODです。
んで締め付け終わったらクラッチ廻りの整備は完了です~。
せっかく脱脂もしたので、あちこち触りまくらないようにご注意をw
じゃ今日はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです ー。
0.0℃
これはね、エラーでもなんでもなく、
零度なんですなぁ・・・。
場所によっては氷点下0.5℃の部位もあるんですよ。
ついに氷点下ですな・・・・。。。
寒い。。。
おば様グローブ最高♪
ではまたお目にかかりましょう☆