ども。
今朝は少々雲が多くてやや風の強い朝でしたが、
お昼前ぐらいから雲が少なくなってきて随分とスッキリと晴れてくれました。
昨日ご予約頂いていて雨でキャンセルされたお客様も
無事にご来店頂くことができてホッと一安心です。
なにしろ、クラッチワイヤーがこんな状態だったのでね。。
クラッチレバーのあたりでささくれてしまっていて、
もう今にも切れそうな状態ですわ。
先週オイル交換に来られた際に発覚したことで、
予め新品のワイヤーを取り寄せておいたので本日交換させて頂きました。
オイル交換で定期的にご来店頂くことによって、
日々車両にお変わりが無いかどうかや、気になる部位が無いかどうか
お伺いすることが出来ます。
お客様とお話させてもらうことによって、車両のコンディション維持や
今後のメンテナンスについて、より的確なアドバイスをさせていただく事が出来るんですよね。
たかがオイル交換、されどオイル交換。
定期的に行う最低限のメンテナンスですが、この様なトラブルを
早期に発見してご対応させていただきますと、お客様の
『定期的にオイル交換に来ててよかったわぁ♪』
という一言にほっこりと癒されます~♪
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当店で行うオイル交換作業では
工賃不要
です。
ただし、カスタム車両やカウリングの着脱が必要な機種の場合は
別途工賃は必要です。
使用オイルもWAKO’sのオイルを使用しており、
安価などこのなにかも分からないようなエンジンオイルではありません。
オートバイプロショップ御用達のケミカル専門ブランドですので、
オイルの性能や品質はお墨付きです♪
しかも、オイル代金は
1リットル:1050円(税込み)
つまり入れた分だけしか料金は掛かりません。
0.6リットルならば630円ですねー。
最低限のメンテナンスだからこそ、我々ショップ側も
出来る限り高品質なオイルを低価格でご提供させていただいております。
他店で購入した車両でも、
今回一度きりのオイル交換でも、
お気軽にオイル交換にご来店くださいませ♪
じゃ今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気をお知らせです。
13.2℃
曇りのち雨
明日は当店の定休日ですが、どうやら夕方ごろから
降水確率が高くなっているようで、雨の予報です。
午前中は降水確率が低いとはいえ、一時的な雨などを考慮して
雨具のご準備はお忘れなくっ♪
では本日の本題です。
昨日、前編をお届けした
スポーツスター(XL883)のニュートラルセンサーを交換してみよう!
ですが、本日は後編となります。
前編は以下のリンクよりご覧いただけます。
■スポーツスター(XL883)のニュートラルセンサーを交換してみよう!
さて、前回までは確か
スプロケットカバーを取り外して、巨大なソケットレンチを
ご紹介したところまででしたね。
今日はこの続き、フロントスプロケットを取り外してく所からご紹介していきます。
写真撮影はしておりませんが、
フロントスプロケットを取り外す前に、リヤアクスルシャフトを緩めて
ベルトのテンションをしっかり緩めておいて下さい。
まずはフロントスプロケットの固定ナットを取り外す前に、
ナットの緩み防止用のロックプレートを取り外しましょう。
ボルト部分にはネジロック剤が塗られているのでとにかく固いですが、
ボルトをなめさせない様に注意して取り外しましょう。
ボルトを取り外すとロックプレートが外れます。
次はいよいよ本丸のスプロケットのセンターナットの
取り外しです。
先ほども登場した、火曜サスペンス的鈍器なソケットレンチを
インパクトレンチに差し込んで緩めます。
なお、このナットは逆ネジになっているので
締める方向で緩める事。
方向を間違えてインパクトレンチでガコガコやっていると、
非常に高額で残念な事になってしまいますのでご注意を。
インパクトレンチで緩めつつ、時折潤滑油を注しながら
長時間ガコガコやり続けないようにしましょう。
数回繰り返していると、やがてこんな風にナットが緩んできます。
一番の大仕事がこれで完結ですw
あとは簡単な作業ですので一安心ですわ。
強大なトルクで締め付けているナットを緩める時は、
いつも心配になります。
手で緩める場合でも、インパクトレンチで緩める場合も、
外れたナットやボルトを見てゲッソリすることも多々・・・。
それほど強大なトルクで締め付けている部分ってのは
部品にも負担が掛かっているんですよね。。
だから、このナットを外すのも神経を使うんですわ・・・。
インパクトレンチでガコガコガコガコ・・・・と連打すると
ねじ山部分をぶっ潰しながら外れて来る事があるので、
ガコガコッ!とやったら様子を見てまた、
ガコガコッ!とやって・・・を繰り返して少しずつ緩めていくんです。
センターナットを取り外したら、スプロケットに掛かっている
ベルトを取り外します。
ベルトを取り外して横によけながら、スプロケットを取り外します。
スプロケットを取り外すと、奥にあるニュートラルセンサーが
よーく見えるようになります。
ニュートラルセンサーからハーネスを取り外してっと。
ニュートラルセンサーを取っ払います。
取っ払うと奥にニュートラルセンサーを押す部分が見えます。
これがニュートラル状態ですね。
黒っぽく見える部分がニュートラルセンサーの突起部を押すことによって
ボディアースをハーネスに伝えてランプを点灯させる仕組みです。
ちなみに、ギヤが入った状態はこんな状態ですね。
黒っぽい部分が見えなくなりましたね。
これでニュートラルセンサーの突起部を押さなくなり、
ボディとのアースが取れなくなってランプが消灯するって訳です。はい。
ちなみに、今回取り外したセンサーってのがコレですね。
先の丸い部分が突起部ですね。
こんな風に出たり入ったりするようになってます。
この突起部分が動かなくなることでセンサーの
不良となるわけではないんです。
写真をご覧の通り突起部は正常に動作してます。
ようするに、内部の接点が突起部の動きに連動しなくなることによって
ニュートラルランプが点灯しなくなるんですね。
つまり、
センサーの寿命
と捉えるのが正しいかと。
ギヤチェンジが頻繁に行われると、当然内部の接点部分が磨耗して
このようなトラブルが発生します。
町乗りしていると、1速→(N)→2速のギヤチェンジが
どうしても多くなるので仕方ないといえば仕方ないんですが。
逆にツーリングメインの方の場合は、町乗りメインの方よりも
長持ちするのかなーとか思っていたりします。(この部品の精度が分からないからなんとも・・・)
今回は実施しておりませんが、(必要もないので)
突起部とハーネス接続部分にそれぞれテスターを当てて、
導通テストをするとセンサーの不良を確認することが出来ます。
突起部を指で押しこむと、導通が切れて
突起部を離すと導通するのが正常な動作です。
今回のこのセンサーの場合は、突起部の動作に関わらず
導通反応が全く無いって事です。
んでこれが取り寄せておいたセンサー。
このセンサーを元通りエンジンに取り付けてハーネスを接続してっと。
これでイグニッションをONにして
ニュートラルランプが点灯するか確認です。
点灯確認です♪
ギヤチェンジをしてみて、消灯と点灯が
正常に行われるか確認できたらOKです。
あとは元通り組み戻していきましょう。
スプロケットを取り付けてベルトを掛けます。
センターナットをしっかり締め付けてから、
ロックプレートを取り付けます。
ボルト穴が合うようにセンターナットの
締め付け量を調整(締める方向に)して取り付けましょう。
ロックプレートを固定するボルトには、
必ずネジロック剤を散布しておくこと。
んでからしっかりと締め付け。
あとはベルトのテンションを調整してリヤアクスルシャフトを締め付けます。
ベルトの調整が終わったらマフラーを取り付けて、
あちこちに付いた汚れを拭き取って、軽く走行テストを行い
問題が無い事が確認できたら作業完了です♪
ランプの点灯にも問題がなさそうです~♪
じゃ今日はここまで。
最後にいつもの閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
9.6℃
ついに10℃を下回りましたね・・・。
あぁぁ・・・・寒い。
ネックウォーマーを付けて帰宅しても、耳が千切れそうなぐらい痛いですわ。
さぁ明日は定休日なので部品の発注のFAXだけしてから
帰宅しますわ~♪
ではまた水曜日にお目にかかりましょう~。