【第3回】スピードファイトの電装不良を修理してみよう!

ども。

いやぁ~寒い。

ここ数日でいきなり冬の天候になりましたね。

日中でも風は冷たいし強いし、表で作業するのが億劫に なってしまいます。。ハイ。

冬が大嫌いな私にとって辛い季節ですわ。

明日は車検に出かけるのですが、最高気温が15℃の予想とか・・・。

ほんっとどんだけ~寒いねん。

いや・・・真冬の方が寒いのはよく分かってるんですがね、

まだ暖かい夏を忘れられないんですよね。

今日も夕方試乗に出掛けたんですが、まぁ~寒いのなんのって。

風は厚着すればまだ良いのですが、今日は風が強くって

真っ直ぐ前を走れたもんじゃ有りませんでしたね。

車線変更するつもりもないのに、

フラフラ~♪

フラフラ~♪

一生懸命真っ直ぐ走らせますが、やっぱり自然の力には敵いませんわ。

後方を常に確認しながら、横風のあまり吹かない道路で試乗しました。

んでこれは試乗途中に撮影した写真っと。

橋の上から

あんまり風の強弱は分かりませんねw

猛烈な風で立っているのがやっとです・・・。

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明日の車検の準備がまだ残っていますので、

今日は早々に 冒頭のお話を切り上げて本題に入ります-。

まずはいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と明日の大阪の天気をお知らせですー。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

17.4℃

曇り

曇り時々晴れ

晴れ

最高気温が15度ぐらいまでしか上がらないらしいので、

士用肌着の準備

ぐらいはしておいてもバチは当たりませんw

じゃ早速今日の本題です。

先日からご紹介している

スピードファイトの電装不良を修理してみよう!

シリーズですが今日は第3回目となります。

今までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】スピードファイトの電装不良を修理してみよう!

【第2回】スピードファイトの電装不良を修理してみよう!

 さて前回までは確か

ボルトが抜けてる

ボルトが抜け落ちてジェネレータとフライホイールが

ゴッリゴリになっているのを確認した所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

 抜け落ちたボルトがすでにボロボロ過ぎて、

ナゼ抜けたのか分かりませんが最悪の事態になっていないことを

祈りながら、新しいボルトをクランクケースの合わせ部分に入れていきます。

もしコレでボルトが中折れしているとなると・・・・・

(–;)・・・・エンジン分解

って事になります。

外側からボルトの穴を見ている限りでは、少々怪しげな感じはありますが

スレッドコンパウンドを塗ったボルトをじわじわと入れていきます。

ボルトを入れていく

エエ具合です♪

 ボルトの締め付け具合も適切です。

これ以上大事にならずにホット胸をなで下ろしました。

これで次の作業への活力もみなぎります♪

※ジェネレータとフライホイールについてはすでにこの時点で本社に発注済

ジェネレータ配線を車体から取り外すには、アンダーカウルが少々邪魔なので

アンダーカウルを取っ払いましょう。

まずはタンデムステップのカバーを取り外してっと。

タンデムステップのカバーを取り外す

 アッパーカウルとアンダーカウルの接合部分のボルトを取り外してっと。

接合部分のボルトを取り外す

フロントのマッドガード側からも固定されていますのでボルトを取り外します。

ここも取り外す

次にアンダーカウル底面部分を左右合わせている部分の

固定ボルトを車体左側より取り外します。

※底面に2本ボルトがあります

底面部分

アンダーカウルを手前に引きながらフロアボードから

アンダーカウルを引き離していきます。

手前に引く

ある程度手前に引き出したら、アッパーカウルとの接合部分から

アンダーカウルをずらして取り外します。

接合部分

アンダーカウルはアッパーカウルの下に重なっていますので、

上手に手前に浮かせながら取り外しましょう。

 はい、これで取り外し完了です。

アンダーカウルの取り外し完了

アンダーカウルを取り外したちょうど、フロアボードの真下をのぞき込むと

ジェネレータの配線カプラがあります。

ジェネレータの配線カプラ

カプラを取り外してそのまま~と、お思いでしょうが

フロアボードとフレーム側のステーの間を配線が通っているので

そのままでは取り外せません。

フロアボードの固定ボルトを1本取り外しましょう。

フロアボードのボルトを取り外す

 この部分のボルトを取り外すと、フロアボードをこんな風に

浮かせることが出来るので、浮かせた隙間から配線を抜き取ってきます。

配線を抜く

 配線をフロアの隙間から取り外したら次に配線が向かっているのは

セルモーター上部です。

こんな風にセルモーター上部でクランプされて固定されています。

セルモーター上部

 セルモーター上部のクランプを広げて、

配線を取り外してきます。

んで取り外した配線部分がこんな感じですね。

ゴムでカバーして配線をUターンさせています。

 クランプされていた部分

ちょっとピンぼけしていますがご了承下さい。

 このクランプ部分から配線を取り外すと、やっとジェネレータを

車体から取り外すことが出来ます。

んでこれが取り外したジェネレータとフライホイールです。

 取り外したジェネレータとフライホイール

折れたボルトも並べてみました。

事のすさまじさがお分かり頂けますでしょうか?

全くこの部品は再使用不可ですわ。。

んでこれが本社から届いた新品のジェネレータです。

新品のジェネレータ

あぁ美しい♪

新品の輝きはよろしいですなー。

ジェネレータを取り付ける前に、諸悪の根源であったクランクケースの固定ボルトを

新しい物に交換しておきます。

なお、次回同じような惨劇を繰り返さないように

新しく入れるボルト、および他のボルト全てに

ネジロック剤を散布して適切なトルクで固定します。

ネジロック剤を塗る

これをクランクケースに入れていきます。

ボルトを締め込む

通常、この部分のボルトにネジロック剤は絶対に使用しませんので

通常通りの組み立ての場合は、絶対に散布しないようにご注意下さい。

今回の処置は、諸刃の剣となりますが二度と同じような事が

起きないように行っている為の物であります。

ジェネレータを元通り組み付けます。

ジェネレータの固定ボルトも取り付け時にネジロック剤を散布してから固定しています。

ジェネレータを固定する

ピックアップコイルの固定ボルトも忘れずにネジロック剤を散布しておきます。

ネジロック剤を塗っておく

ネジロック剤を塗ったボルトでピックアップコイルを固定。

ピックアップコイルを固定する

 配線を元通りセルモーター上部でクランプして固定してっと。

クランプする

 次は配線を途中で束ねて固定してっと。

配線を束ねておく

配線が長いのはデフォルトです-。

まぁこのへんが国産との違いですかね。

 配線をフロアの下を通して、カプラを接続します。

カプラを接続

カプラを接続し終わったら、フロアボードの取り外してあるボルトを固定しておきましょう。

次はフライホイールの取り付けです。

これが補車から届いていた新品のフライホイールです。

新品のフライホイール

どこからどう見ても、ホンダ用ですね。

刻印もGF-10となっていることからも推測出来ます。

ですが、同じGF-10の刻印があるフライホイールだからと言って

全て共通では無いんですよー。

 形も大きさもピックアップコイルのピックアップ部分の幅なども

全て同じですが、

ウッドラフキーの向きが違います

ほぼ同じですが、全くもって使用出来ないのでご注意を。

ウッドラフキーの位置を合わせてクランクシャフトにフライホイールを取り付けます。

フライホイールを取り付ける

 センターナットをインパクトレンチで固定してっと。

センターナットを固定する

 はい、コレでジェネレータとフライホイールの交換作業は完了です~。

交換作業完了

したらば・・・早速エンジンを始動させて発電状態を確認しましょうか。

・・・と思いましたが、この続きはまた明日にでもw

じゃ最後にいつもの閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせですー。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

12.4℃

明日の車検時はお日様が出て暖かくなりますよーにっと♪

さぁ車検の準備しよーっと。

ではまた明日☆

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