ども。
えぇーっとですね、今日もここ南大阪ではお昼過ぎから
天候がいつものように崩れ始め、みるみるうちにこんな天候に。
いつもは17時頃なのですが、今日はやや早めに悪天候になる模様・・・。
5分ほどでしょうか、あっという間に辺り一帯が暗くなってきて
ついさっきまで無風状態だったのが、いつの間にかホンダのノボリが
バタバタとはためく程の風に。
こりゃまた荒れるな・・・・
と思ったのも束の間――
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ピカッ!っと光ったと思ったら突然の落雷。
しかもかなり近い。
風はますます勢いを増しており、そりゃもう世紀末かって言うぐらい
落雷が起こりましたよ。
店の扉を開け放っていたんですが、落雷箇所が目視で確認できるほど
近い位置での落雷が絶え間なく続いていた為、扉を閉めるために
表に出ることすら躊躇するほどの落雷の頻度です。
で、その結果大阪南部では停車中の電車に落雷があったり、
電車のダイヤが乱れて乱れて、最寄の泉北高速鉄道でも
中百舌鳥駅(南海と接続)から先でダイヤの乱れにより折り返し運転とか、
またここ堺市南区などでまた1500戸の停電があったりとドエライ被害です。
ついこの前の落雷も凄かったですが、今回は別格でしたね。
何より雨の量が凄まじいこと凄まじいこと。
どれぐらいってね、これぐらいですよ。
この写真を撮っている間も落雷は絶え間なく続いてます。
みるみるうちに道路は冠水し、店の横の側溝は溢れかえり、
扉を開け放っていた当店入口のマットは見事にずぶ濡れに。。
んで、今回の豪雨は量も凄かったんですが何より驚いたのは
雨に混じって雹まで降ってくる始末・・・・
ザァーーーーーーの音に混じって、
コツコツコツコツコツの音が。
もうさすがに写真なんて撮っている余裕が無いので
とにかく店の中に水が入り込んでこないようにするので手一杯ですわー。
ま、いつもの事ですが1時間ほど豪雨と落雷が続いた後は
何事も無かったように晴れ間が・・・・
今日は天変地異が起きたのかと思った
とだけ言いたい。
さぁ今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度のお知らせです。
38.0℃
今日の測定箇所が日のあたる部分だったため、少々温度が高めですが
恐らくいつもと同じ、33.0℃ぐらいでしょうなー。
それにしても、この天候の変わり具合ってこの季節って毎年こんな感じでしたっけ?
夜ご来店いただいたお客様も、
『 なんかここんとこ、おかしな天候が続きますねー 』
って言うぐらい。
やっぱり皆さんそう思ってるんですね。
はい、じゃ今日の本題です。
先日からご紹介している、
CL400のキャブレターをオーバーホールしてみよう!
シリーズですが、本日は第4回目となります。
以前の記事は以下のリンクよりご覧いただけます。
■【第1回】CL400のキャブレターをオーバーホールしてみよう!
■【第2回】CL400のキャブレターをオーバーホールしてみよう!
■【第3回】CL400のキャブレターをオーバーホールしてみよう!
さて前回まではたしか、
そうでした。キャブレターを浸け込んでいる間、エンジンオイルの交換をしたんでしたね。
そうでしたそうでした。
今日はこの続きをご紹介します。
今日はまず浸け込んで置いたキャブレターをキャブレタークリーナーの
原液から引き上げていきましょう。
その他の部品もすべて引き上げて、灯油で洗浄していきましょう。
全ての部品をハブラシを使用して灯油でキレイに洗いましょう。
もちろん、手に付いた灯油やキャブレタークリーナーの原液も
しっかりと後で洗剤を使用して手洗いしておくこと。
んでこれが洗浄し終わったキャブレターです。
洗浄完了後、エアーブローして各経路内部に溜まっている
原液や灯油を飛ばします。
特にキャブレター本体のエアーブローは念入りに行って下さいね。
エアーブロー後はパーツクリーナーを使用して、さらに経路内の
油脂類を脱脂及び洗浄していきます。
これで各経路内もキレイになりましたので、いよいよ部品を組みつけていきます。
ジェット類は取り付け前に真鍮ブラシを使用して、表面のクスミ汚れを
磨いてから取り付けていくように。
まずはジェットホルダーとニードルホルダーを取り付けます。
キャブレターにニードルホルダー、ジェットホルダーの順番で入れます。
ニードルホルダーはジェットホルダーで押し込むようにして
入れていくため、無理にジェットホルダーで締めこんで行かない様に。
ジェットホルダーを小さな木片などでコツコツと叩いては締め、また叩いては締めを
繰り返して少しずつ入れていきましょう。
んでニードルホルダーがこれぐらいベンチュリー部に露出すればOKです。
次は取り付けたジェットホルダーにメインジェットを取り付けます。
適切なトルクで締め付けましょう。
力いっぱい締めこむような部品じゃ有りませんので。
締め付けトルクに関しては、緩めた際の締まり具合から
ある程度予測できますので体で覚えておくように。
※作業に慣れてくると勝手に体が覚えます
次はスロージェットを取り付けっと。
次はフロートバルブとフロートを取り付けていきますが、
その前にバルブシートを綿棒を使用して磨いておきましょう。
こうして綿棒の先っちょにコンパウンドを少量つけて・・・。
フロートバルブとの当たり面を磨かないように注意しながら
側壁部分をキレイに磨き上げましょう。
丁寧に側壁をキュコキュコ♪
んでこれが磨き終えた状態ですね。
磨き終えた後はエアーブローとパーツクリーナーを使用して
キレイに洗浄するのをお忘れなく♪
じゃ次はフロートバルブをフロートに予めぶら下げてから・・・
フロートピンを入れて取り付け完了っと。
ちなみにCL400のフロートは
規定のフロート高さ:18.5mm
となっています。
フロートレベルの計測時の写真撮影は行っておりませんが、
必ずキャブレターのオーバーホール時には確認しておくこと。
といっても、CL400のフロートはレベル調整が難しいフロート(ベロがプラスティック)なので
規定値から大きく外れている時は、交換すること。
はい、これでフロートチャンバー内部の部品の取り付けは完了です。
最後にメイジェットにカバーをかぶせてっと。
フロートチャンバーにガスケットを取り付けて
フロートチャンバーを閉じましょう。
次はキャブレタークリーナーの原液に浸け込んだことによって
流れ出たグリスをバタフライの軸受け部分に塗ってあげる必要があります。
※グリス分が全く無くなると、この部分から2次エアーを吸い込みます
って事でまずはクリップを取り外します。
クリップを取り外すとプラスティックワッシャ、ステンレスワッシャの順に
2枚のワッシャが入っています。
その次に入っているのは不繊布で作られたような
布製のリングですね。
これがグリス分を長期間にわたって保持してくれます。
破れやすく、型崩れしやすいので慎重に取り外しましょう。
んでこれが取り外し終えたキャブレター側ですね。
長期間使用していると、この軸部分に入っているOリングも劣化が進み
結果的には2次エアーを吸い込むことになりますので、
オーバーホール時は必ず油脂類を塗りこむのをお忘れなく。
※何度オーバーホールしても2次エアーの症状が消えず、
キャブレター本体を交換したら直ったー♪ってのはこの原因も要因のひとつでしょうか。
取り外したリングをティッシュで包んで、浸み込んでいる
水分(油脂類)をしっかりと吸い取ります。
ティッシュで包んで吸い取る際も、型崩れを起こさないように
丁寧にトントントン♪っと優しく叩いて吸い取りましょう。
んでよく水分を抜き取ったら指にシリコングリスをしっかりつけてから
形を崩さないように注意しながら、リングにシリコングリスをしみこませます。
よ~く含ませたら、次はキャブレター側の溝にも
シリコングリスを塗りこんでおきます。
ここに先ほどのリングをムニュ♪っと入れます。
グリスがはみ出るぐらいでちょうどイイので、はみ出ても拭き取らず
そのまま次の作業に進みます。
ステンレスのワッシャとプラスティックのワッシャにシリコングリスを
塗りつけてから重ねていきましょう。
ピンボケすみません。。
で、ワッシャを入れ終わったら元通りクリップを取り付けてっと。
これでスロットルポジションセンサー側はOKですが、
反対側のリンケージ部分にもグリスを塗る必要がありますが
今回はリンケージまで分解 しませんので、外部からグリスを浸透させます。
まずはリンケージ部分のスプリングをこんな風にして
マイナスドライバーで広げてっと。
反対側と似たような構造なので、 境目部分に狙いを定めて
これを吹き付けます。
ワコーズ製のビスタックという製品ですね。
スプレーした直後はサラサラとした浸透力の有るケミカルで、
しばらくするとサラサラとした成分のみ揮発して、粘着質の強い
グリス分だけが残るという素晴しい製品です。
これをリンケージ部分に吹き付けて、
すぐさまリンケージを指でカチャカチャと開閉させて
軸部分に浸透させていきます。
これを2~3回繰り返せば十分グリス分は内部まで浸透しますので
作業としてはこれで完了です♪
今日の作業はここまでにしておきます。
この続きはまた明日にでも♪
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
23.8℃
今晩は雨で路面がまだ濡れているせいか、
少々肌寒く感じます。
あーそろそろまた薄手のジャケットを出してこなくては・・・。
ではまた明日お目にかかりましょう~☆