ども。
今日も朝から茹だるような暑さでした。
各地で熱中症で救急搬送される方が後をたたないようですね。
特に年配の方や子供達は体力も無いので注意が必要ですー。
我が屋でも子供を外で遊ばせる際は帽子を被り、
水筒を必ず持たせています。
※出来れば食塩を少し入れておくといいのですが。
私も日中汗を大量にかきながら仕事をするので、適度に休憩を取り
水分補給もこまめにしています。
でもね、ずっと汗をかき続けているならイイんですが、
汗を吸ったTシャツが乾燥してくると
汗臭せぇ・・・
もうね、何が嫌ってコレがイヤ。
呼吸するたび胸元から上がってくる汗の香り
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まぁほんとコレが辛抱できません。
このTシャツと一日お付き合いしないといけないと思うと
ゾッとします、はい。
んで、今日は昨晩の内にワイフィに頼んで
着替え用のTシャツと汗拭き用のタオルをカバンに入れてもらっているので
汗を吸って重たくなったTシャツを早速ジャブジャブと洗濯してっと。
んで着替え様の新しいTシャツをカバンから取り出して~♪
フッフ~ン♪
フンフ~ン♪
ゴソゴソ・・・・・
ゴソゴソゴソゴソ・・・・
ゴゴゴゴゴゴゴッゴソ?
※そんなにカバン大きく無いから見りゃわかるだろw
!?
ワイフィ・・・・・着替えのTシャツ入れてくれてないやん・・・。
おーーーーーーーーーーーーい。
マジ頼むよ。
既にTシャツはビッチョビチョだし。
まぁこの日差しだから1時間もあれば乾きそうだからいいんだけど、
素肌にツナギはチクチクしまっせ!
とにかくチクチクするのが大嫌いな私は、
買ったばかりの服でも首の部分のタグは切り取ってもらいます。
もうね、あの首についてるタグのチクチクとか、
脇腹あたりに付いているタグが、どうにもこうにもガマンできません。
勿論、タートルネックのセーターなんて着て外出したら、
途中でハサミを買って首周辺のセーターを切り落とすか、
服を買い直しますー。
※実際はそんな服をまず買いません
はい、じゃいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度のお知らせですー。
36.0℃
これね、場所によっては40.0℃オーバーの部分もあるんです。
よく見てみて下さい。
日陰と日向のちょうど境目ぐらいを計測してるでしょ。
日向部分は40.0℃オーバーで日陰部分が概ね36.0℃前後なんです。
日光が当たった瞬間からグングンと凄い勢いで温度が上昇していきますよー。
安物のグリップヒーターなんかよりも温まるの早いですw
お天道様の力は偉大です♪
はい、じゃ今日の本題に入ります。
まずはいつも通り車両のご紹介から。
カワサキ エリミネーター125(A6)ですねー。
A6っていうと既に排気ガス規制適合者なので、エンジン出力がグッと
5馬力程度パワーダウンしています。
125ccクラスの5馬力ダウンて・・・・
TODAY並みの加速力!
だって7馬力程度しかないんですから。
そりゃ登坂能力も著しく低いわ。
って事で今回は規制前の13馬力仕様にお客様が
変更して欲しいという事でしたので早速作業開始です♪
キャブレター内部の部品を交換する前に、
まずは排気ガスのバイパスバルブを取り外していきます。
取り外してしまう部品はこれ。
取り外すのは簡単です。
まずはバルブ本体とエアークリーナーBOXに接続している
太いゴム配管を取り外してっと。
次にシリンダーヘッド側に続いている、メッキの配管途中にある
固定ボルトを取り外します。
んで次にシリンダーヘッドについている
リードバルブ本体を取り外します。
このリードバルブの締りが悪くなると、
アクセルオフ時のアフターファイヤーが良く発生します。
アフターファイヤーが頻繁に強く発生する場合は、内部のリードバルブ周辺を
キレイに洗浄して、バルブの開閉具合を調整すると改善しますよー。
※排気ガス規制後モデルは極薄セッティング故、アフターファイヤーしやすいですが・・・
はい、これでバイパスバルブ一式の取り外し完了です。
リードバルブ本体とエンジンの接続部分には
丸いガスケットが入っていますが、再利用しますので失くさない様に
きちんと保管しておきましょう。
んでこれがそのガスケットとリードバルブです。
んでこれが取り外したシリンダーヘッド側。
排気ガスで真っ黒けですなー。
そりゃリードバルブもすぐに開いてしまいますわ。
んでですね、規制前に仕様変更する場合は
このぽっかり開いた穴を塞いでやらねばなりません。
規制前モデルに取り付けられている、塞ぐ用のプレートが部品設定
されているんですが、
長期B/O中・・・・
わずか462円なのに・・・。
って事で、いつになったら入ってくるのか分かんないので、
手っ取り早く作ってしまおうって事に。
まず今回用意したのがこちら。
厚さ1.5mmの鉄板です。
しっかりとガスケットを押さえ付けるだけの強度が必要ですので、
これぐらいの肉厚は必要ですな。
排気ガスの熱も加わることですし。
始めにシリンダーヘッド側に紙を押し当てて型紙をつくり、
それを鉄板に転写して、固定用のボルトが通る部分には
予め鉄板を切り出す前に穴を開けておきます。
んでその鉄板を万力で挟んで、あとはプラズマカッターで
サクサクっと切り抜きます。
プラズマカッター最高です♪
ステンレスでも、鉄板でもサクサクと面白いほど切れちゃいますよー。
切断面はキレイではありませんが、サンダーなどで切り取るよりも
精密に複雑な形状を切り抜けますし、とにかく驚くほど早い。
あっと言う間に切り抜き完了。
実に快適ですプラズマカッター♪
軽四の輪切りも楽勝です~。
切り出した鉄板がこれ。
切り出した鉄板は切断面が汚いのと、寸法より大きく切り抜いているので
ベルトサンダーを使用して大きさを調整していきます。
こういう細かい削り作業はベルトサンダーが役立ちます。
んでこれが削り完了後。
穴の周りのバリも、角も怪我をしないようにきちんと落としておきます。
この時点で一度エンジン側に合わせて大きさ等を確認します。
穴位置はバッチリですが、少々大きいのと
純正っぽい感じがしないので、もう少し角を落として丸みを出しましょうか。
ベルトサンダーよりももう少し目が細かいスコッチに
工具を持ち替えて磨き上げます。
丸みを出したらいい感じになりました。
より純正らしくなってきました。
※純正はアルミ製かなー。
エンジン側にもう一度合わせて、今度はボルトで固定してみて
問題が無いか確認します。
うむ。いい感じです。
よりそれっぽくなってきました。
エンジンを始動して排気漏れが無いのも確認しておくのを忘れずに。
最後に表面をもう一度しっかりと磨き上げてから、
エンジンの塗色に近い色で塗装しておきましょう。
十分に乾燥させてからガスケットを入れて
エンジンにしっかりと固定すれば完成です♪
イイっ!
たかがコレぐらいの鉄板切り出して取り付けたぐらいで・・・。
ま・・・まぁ。。
取って付けたみたいになってないからOKです。
次はエアークリーナーBOXのホース差込口を
塞いであげなきゃいけません。
※バルブの上のホースが接続していた部分
そこで、元々接続していたゴムホースを一部切り取って、
三角錐のゴムにゴム糊を塗って差し込みます。
※ゴム糊:パンク修理につかうアレです
ちょうどくびれている部分を使用するのがGOODですよ♪
んで乾燥して硬化したら差込口に差し込んで、
純正のバンドで固定して完了っと♪
実にスマートに装着完了ですw
エアークリーナーBOXの差込口をどうにかしようかとか
色々考えたのですが、無いとは思いますが
元に戻しやすく施工する
これも我々の仕事です。
コーキングとかで埋めたり、溶かしてくっつけちゃうとか、
そういうのは各個人でお願い致します。
とりあえず今日の作業はここまで♪
あとは後編に続く・・・
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度のお知らせです。
31.8℃
さぁ~今日はまだ少し作業が残っているので
少し作業してから帰宅します。
はぁ・・・人手が足りませんです・・・ハイ。
コメント
ありがとうございます。
前編、後編
合わせてのお値段でしょうか?
当方遠方なんですが
作業的には何日間か預け入れとなりますか?
そうですね、作業一式となっていますので各種部品代金も含まれています。
ただし、キャブレター内部のコンディションが悪い場合や、
車両コンディションによっては追加のジェット変更が必要となる事も有りますので
予算は多少前後する可能性があることはご理解ください。
作業はキャブレターのセッティングなどが有るため
最低でも1週間~10日程度はお預かりすることになります。
そもそも、カワサキの部品が入荷するまでに要する時間が5日ほど必要ですので
1週間ではセッティングや試乗など時間が足りない事が多い状況です。
お預かりする時間を短縮するのであれば、事前に
予約金として先にお伝えしております金額を振り込んで頂き、
部品を予め発注し、部品入荷後にご入庫頂ければよほどタイミングが
悪くない限りは1週間程あればお返し出来るかと思います。
キャブレターのセッティングは一筋縄でいかない事も有りますので
あくまで納期は目安としてお考えください。
納期を確約出来る物はいまここには何もありません(つД`)
丁寧な説明ありがとうございます。
まだ少し先になると思いますが
また連絡させて頂きますので
その際は宜しくお願いします。
こんにちは
規制後のモデルに乗ってるんですが
同様の作業でおいくら程かかりますか?
こんにちは。
部品代や工賃などを併せますと20000円ほどあれば十分かと思います。