ども。
今朝、店に出勤したと同時にいい大人が声を上げて驚いてしました。
「うぉわっ!!!」
自分で言うのもアレですが、なかなかの声量だったと思います。
それぐらいビックリしたんですから。
ナニが起きたかって言うとね、急いでカメラを取りに
事務所に入って(まだ通勤したままの状態だったので)、
ビックリ仰天した所に戻ったら、またいつもの光景に戻っていました・・・残念。
結局、シャッターチャンスを逃したってこと
が言いたんですよね。
だ・か・らぁ、ナニがあったんだよっ!
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実はですね店のシャッターを開けて店内に入ろうと思って
ふと足元を見ると・・・・
4匹のセミ!!
あっぶねぇ・・・・もう少しで踏み潰す所でした。
4匹も足元に居たら、大の大人でも驚いて声が出ますよね。
ほんっと、心臓が口から飛び出しそうでしたよ。。
シャッターを開けても動こうとしないし。
出入口なのでこのままここに鎮座されるのも困るし。
って事で、虫嫌いの私にとっては4匹のセミが
蠢いているってのだけで、
まるで地獄絵巻さながらの光景
で、その光景をカメラに収めるべく、ちょいとゴメンよ・・・といいながら上をまたいで
事務所に入ってカメラを持って出てくると、
居ない・・・・
つい数秒まえまで居たのに・・・・
しかも4匹ともキレイさっぱり居なくなってるし・・・・
虫全般が大大大大大大嫌いなので
ま・・・まぁに・に・逃・・がす手間が
はっ・・はぶ・・省けた・・ってモンよ・・・w
虫嫌いのソコのアナタは分かってくれますよねこの気持ち。
朝から久し振りに鳥肌が立ちましたってばーw
あぁ怖っ♪
もうじきセミもジリジリと鳴き始める季節ってことでしょう。
セミにとっては一世一代の大勝負の夏ですなー。
はい、じゃ今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
28.4℃
あのおぞましい光景を見た後なので、
今日の表面温度はやや低めですーw
では今日の本題です。
昨日から始まった
TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!
シリーズですが、本日は第2回目となります。
前回の記事は以下のリンクよりご覧いただけます。
■ 【第2回】TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!
前回までは確か、
キャブレターの分離が完了した所まででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきます。
まずはキャブレター本体に色々と付いている
各種ホース類を全て取り外します。
次は本丸ともいえるフロートチャンバーを開けてみましょう。
フロートチャンバー底部の固定ボルトはなめ易いので
注意して取り外しましょう。
フロートチャンバー底部のボルトを外して
フロートチャンバーを取り外すと・・・・
アマゾーーーーーーーーーン!
よくよく見てみるとメインジェットも、
完全に閉鎖されてまーす。
久し振りですなーこんなに詰まったキャブレターは。
フロートチャンバーのガスケットも
ちょっとピンボケですが、ガスケットも硬化していますし
ゴム的な丸みも一切無いです、ハイ。
これは予想通り交換っすなー。
※事前にメーカーから取寄せ済み
次はフロートピンを取り外してフロートとフロートバルブを
取り外していきましょう。
それにしても、スズキに使用しているミクニのキャブレターは
2サイクル車も、4サイクル車もどうしてこう・・・
プラスティック部品が多いんだよw
まぁいい。
フロートピンを取り外すとこんな風にフロートとフロートバルブを
取り外す事が出来ます。
取り外したフロートバルブを見てみると・・・
やっぱり上部のピンが固着していて動かんですねー。
動く様には出来るんですが、今後の事も考えて
フロートバルブとバルブシートはASSYで交換です。
※これも既にメーカーから取寄せ済み
フロートを取り外すと、ミクニ的なプラスティックの
フロートを支える支柱一式が取り外せます。
バルブシートの上にこの部品が被さっていて、
フロートチャンバーで最後に押さえつけているんですが、
油面大丈夫っすかー?
と、いつも気になります。
んで次は完全に閉塞しているメインジェットを取り外します。
もともとこんなんじゃないの?って思うほどビッチリ詰まってます。
んでこれが取り外したメインジェット。
どうみても石ころテイスト漂うメインジェット・・・。
ま・・・まぁ穴通して洗浄すれば大丈夫でしょ。と、期待したりして。
次はジェットホルダーを取り外しますが、こちらも
固着していていつもの割り箸では抜いてこれそうにありませんので、
当初の一撃だけ、ネジピッチの合っているボルトをジェットホルダーに
取り付けてコツコツと抜きます。
少しだけでも下がればOKですー。
力いっぱい叩かないように。
優しくトントントンッ♪ってすれば下がりますので。
あとはいつも通り割り箸で押し抜いていきます。
無事にホルダーを取り外し終えました。
次はスロージェットを取り外します。
スロージェット(パイロット)は細くて脆いので、
取り外す時は十分に注意して取り外しましょう。
んでこれが取り外したスロージェット。
どんどん進みますよー。
次は交換予定のバルブシートです。
バルブシートはOリングでキャブレターに刺さっているだけですので、
ペンチで優しく掴みながら引っこ抜きます。
んでこれが取り外したバルブシートですね。
Oリングは既にまっ平らになっていて、少し引いてあげると
簡単に取り外せました。
Oリングがしっかりと弾力があるうちは、もっとしっかり入り込んでいます。
これも勿論、フロートバルブとあわせて交換です。
次はエアースクリューを取り外します。
んで取り外したエアースクリューがこちら。
写真ではOリングが付属していませんが、
別で取り外したので写っていないだけですー。
取り外す際は、忘れずにOリングも取り外しておくように。
次はチョークバルブを取り外していきましょう。
まずはチョークレバーの固定部のボルトを取り外します。
固定ボルトを外すと、チョークレバーが外れますので
次にチョークバルブを取り外していきます。
んでチョークバルブを取り外した部品一式がこちら。
部品の取り外しもいよいよ大詰めです。
最後に取り外すのはこちら。
フロートチャンバー内部にあるパワージェットですね。
ほぼ粉と化している状態です。
残念といわずなんと言いましょうか・・・。
でもとりあえず諦めずにこれも穴を通して再使用の予定です。
これでインナーパーツの取り外しは完了ですので、
あとは各部位の穴をキャブレタークリーナーに浸け込む前に
必ず通しておきます。
こんな風にすべての穴という穴を通しておきましょう。
全ての穴を通し終えたら、取り外し忘れている部品が無いか
点検してからキャブレタークリーナーの原液に浸け込んでいきます。
キャブレター本体以外にも、
プラスティック部品も漬け込みます。
もちろん、フロートチャンバーなども一緒に浸け込みましょう。
ジェット類は細かいので別の容器に
キャブレタークリーナーの原液を入れて浸け込みます。
んで浸け込まない部品一式を紙コップに入れて
保管しておきます~。
丸1日浸け込めば十分OKのはずです。
今日の作業はここまで。
次回はキャブレタークリーナーから部品を取り出して
組み立てて行きたいと思います。
じゃ最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
28.8℃
今晩もムシムシ暑いっすなー。
全身汗臭いしベトベトします。。。
でも、待ちわびた夏っっ!!
全て含めてヨシとしましょう。
ではまた☆