ども。
雨続きで色々と苦戦しているセントラムモーターサイクルから
今日もグダグダのブログをお届けですー。
一日中雨が降っているならまだしも、
振ったりー、止んだりーで、予定もへったくれもありません。
それでなくても後がつっかえてるってのに。
とにかく、雨の合間を縫って試乗を行うしかありませんな。
でも夕方までは本当に降ったり止んだりが激しかったので
ブログを更新し終わったら、1台試乗です。
お待たせしているお客様にはご不便をお掛け致しますが、
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1年で最も忙しいこの時期だけでも
もう1人自分が居ればいいのに。
なんて夢見たいな事ばかり考えてしまいます。ハイ。
従業員じゃないですよ。
従業員も確かに必要なんですが、ねぇ~?
すぐに辞めちゃうばかりでなかなか育たないんですよね。
理想と現実のギャップに耐え切れなくなるのか、
はたまた修行の世界には馴染めないのか、
それとも単純に辛抱強さが足りないだけなのか・・・。
このオートバイ業界ってのは腕に技術がついてナンボの仕事なので、
技術が身に付くまでは会社や先輩に食わせてもらっているといった感じです。
でもねぇ・・・なかなかそうは言っても
理解を得ることが難しい職種
ではあります。
覚えが早くセンスが有っても3年ぐらいは必要でしょうね。
もちろん、仕事内容や仕事量によっても経験値が異なってくるので
一言では言い表せませんが、5年ぐらい経験しないと自発的に
作業の段取りは難しいかなーと私は思っています。
この段取りってのが出来る様になると、整備にも時間にも
余裕が出来てくるので、結果的には良い仕事ができる様になります。
んまぁ、それまでは
怒られるのが仕事ってことですかねー。
オートバイショップでの職業体験をしてみたいという方は気軽にご相談下さい。
はい、じゃ今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
29.2℃
今日もやや温度は低めなんですが湿度が高いんで
不快指数:計測不能
※個人的な主観によるものです
エンゲル係数:低下の一途
※蒸し暑いんで外出して外食する・・・・ハァ。。。
な一日ですw
今日ご紹介するのはこちらの車両。
カワサキ エリミネーター125ですね。
いわゆるA6モデル(排気ガス規制適合車)と言われている車両です。
排気ガス規制を回避する為、以前のモデルから5psダウン(7.2ps)させているので
そりゃあもう、加速なんて原付並みだしスパークプラグは真っ白に焼けるし。
※プラグが先端が真っ白に焼けるのも、加速時に引っ掛かりがあるのもそういう仕様です。
まぁスペックのお話は置いといて、
今日の整備のお話に進めますが、その前に聞いてほしいことが。
ドシャ降りになってきたやんか!
ぐ・・・ぐ・・・・試乗しなきゃならんかったのに・・・。
別の作業でもするようにします。ハァ。。
雷もゴーロゴロ、雨もドシャ降りっていうより豪雨ー。
じゃ気分を落ち着かせて記事の続きを。
今日はこのエリミネーター125のフロントタイヤを更新する様子を
ご紹介したいと思います。
まずはフロントブレーキキャリパーを取り外します。
キャリパーを取り外したらアクスルナットについている割ピンを
ニッパーで掴んで取り外します。
割りピンなどはラジオペンチやペンチで掴んで
取り外す方も多いかと思いますが、ニッパーで掴む方が滑らないのでGOODです。
えっ、でもニッパーでキズが付いたら危なくない?
割りピンは中古を再使用せず新品に交換するように。
スピードメーターケーブルも取り外してっと。
アクスルナットとアクスルシャフトにメガネレンチを掛けて
緩めましょうか。
アクスルナットを緩めて取り外したら、
この部分にジャッキを掛けてフロントホイールを浮かせましょう。
マフラーにジャッキが掛かっているように見えますが、
実際はフレームにしっかりと掛けています。
間違ってもマフラーにジャッキを掛けたりしない事。
ジャッキアップしてフロントホイールが地面から浮いたら、
予め緩めておいたアクスルシャフトを抜き取ります。
アクスルシャフトを抜き取ったらこんな風にホイールが外れます。
ここからが本番です。
タイヤを取り外す前にエアバルブを取り外します。
プッシュ~!と空気を抜いてエアバルブのナットを取り外しておいてから
タイヤレバーを使用して反面ずつビードを外します。
んで、これが反面ビードを外した状態です。
タイヤのビード部分がホイールのリムよりこっちがわに出てるでしょ?
この状態になったらタイヤの内部からチューブを引っ張り出します。
チューブを取り出したらタイヤレバーをこんな風に掛けてっと
後はビード部分を手のひらでググググっと押してタイヤを
ホイールから取り外しましょう。
このぐらいのサイズのタイヤなら、殆どこんな風にして
タイヤをホイールから取り外せます。
ちなみに、ホイールのリムバンド(チューブフラップ)が付いていないのは、
チューブと一緒にくっついて外れてしまったんですー。
まぁこれもよくあることですし、どちらも同時交換なので驚きもしませんが。
んでコレが新しいチューブ、チューブフラップ、タイヤです。
まずはホイールにチューブフラップを取り付けてっと。
次は新しいタイヤに予めこうしてチューブを装着して
少しだけ空気を入れておきます。
あ、バルブの合わせ位置も合わせておいて下さいね。
んで空気は始めはこれぐらい入れてもOKです。
途中で空気が多くてビードを入れにくくなって来ますので、
その時はエアバルブ先端を少し押してあげて、内部の空気を少し抜いてあげて下さい。
こうしてチューブに空気を入れておくことによって、
タイヤレバーで挟み込んでパンクさせるリスクが激減します。
特にリム幅の狭いチューブタイヤの交換の際は有効ですよー。
まぁ、まじない的というか保険というか、で私もやっているだけで
慣れている人間が作業する場合は、空気なんて入れる必要はありません。
んで、タイヤに空気を入れたチューブをセットしたら、
エアバルブをホイールに差し込んでナットを少しだけ掛けておきます。
この状態からタイヤを入れていきましょう。
チューブに注意を払いながら反面だけホイールにタイヤを入れます。
んでこれが反面だけ入れ終わった状態です。
この時点でもう一度バルブの合わせ位置(黄色の丸印)を確認して
ずれている様であれば合わせておきましょう。
タイヤを入れて行くときはエアバルブを逆側からビードを入れていき、
逆にタイヤを取り外す時はエアバルブ側からビードを取り外していきます。
この基本を忘れないように。
チューブタイヤの交換時における基本です。
んで残る反面もビードを入れ終わったら、
エアバルブを指でグイッとタイヤ側に押し込んでおくのを忘れずに。
なぜ最後にエアバルブを押し込むかというと、
エアバルブ付近のチューブが一番固く、タイヤのビード部分より
外側にはみ出ている場合があるんです。
はみ出ている状態のまま空気を入れたら・・・・
パァンッ!
ですわな。
だから、こうしてバルブを押してあげて
タイヤの中にしっかりとチューブを押し込むんですなー。
これもチューブタイヤの交換時における基本作業です。
以後お忘れなきよう。
あとはエアバルブを取り付けて適切な空気圧に調整したら
タイヤの交換作業は完了です。
タイヤ交換後は、ホイールベアリングの点検を兼ねて
グリスをしっかり塗りこんでおきます。
もちろんアクスルシャフトとスピードメーターギヤボックスにも
しっかりとグリスを塗っておきましょう。
グリスを塗ったらホイールを取り付けてアクスルシャフトを差し込みます。
グリスがこうしてはみ出てくるのは、もったいないなーとか思って
ケチってグリスを薄く塗りすぎるとダメダメっすね。
アクスルシャフトを差し込んだらジャッキから車両を下ろして、
アクスルナットを規定トルクでしっかりと締めこんでおいて下さい。
アクスルナットを締め付けたら、忘れずに新品の割りピンを入れておきます。
最後にブレーキキャリパーを組み付けてっと。
んで各部位締め付けの確認をして、余分なはみ出たグリスを拭きとって、
洗車したら作業完了です~♪
で、作業完了後の写真撮影を忘れていたんで写真はありません。
チャンチャンッ♪
じゃ今日はここまで。
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
27.0℃
雨が止まん!
だから試乗は明日回しにして、別の作業でもやりますー。
ではまた☆
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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