ども。
今日の午後ぐらいから、天井についている換気扇から
キュイィィ~~~ン(高周波)
しばらくすると、
キュイィィ~~~ン(高周波)
換気扇が調子悪いんだろうと思って、換気扇の電源をOFF。
しばらく観察していると・・・
キュイィィ~~~ン(高周波)
ハァ?
何だこの音。
高周波の音なのですんごい耳障りです。
背筋がゾワゾワゾワゾワ~っとする感じの音。
言うなれば、窓を伸びた爪でキィーーーーーと同じ音質で、
音量はもうちょっと大きめです。
しかも、ブログ執筆中にどんどんと音が鳴る間隔が
短くなってきています・・・。
今では2分に1回ぐらいの頻度で鳴ってくれます。
↓ 続きを読む ↓
動物の泣き声にしては音の長さがほぼ一定だし、
天井を棒で突っついても足音も聞こえないし。
気になって夜も眠れないっての!!
いや、ウソです。
電気系の問題で発火とかしなきゃそれでいいんですが心配です。
とりあえず、知り合いの電気に詳しい人に電話はしておいたので
近々きっと見に来てくれるはず。
きっと・・・来る?
いやどうだろ・・・。
しばらく来ないかな・・・・。
うぅ・・・ん・・・1週間先・・・ぐらい?
いや、1ヶ月先・・・・ぐらい?
燃えて店が無くなる前にぜひお越し下さいまし。
はい、じゃいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。
29.2℃
今日はね、いつも以上の暑さでしたね。
まだ私は長袖を着用しているんですが、そろそろ長袖じゃ
汗でベト付いて作業がやりにくいので、水曜日からは半袖デビューです♪
さて、今日ご紹介するお話は昨日の記事で登場したこの車両。
スズキ GSX750Sカタナですね。
昨日の記事ではスパークプラグを交換して、作業完了となっていましたが
実際は色々と問題があったので、各部の整備実施完了後にスパークプラグを
交換しました。
そもそも、なぜ入庫したかというと
お客様がご自身でスパークプラグを交換しようとして色々とやっているうちに、
1・4番のシリンダーだけ火が飛ばなくなってしまったというトラブルでの入庫です。
※結果的にはスパークプラグの交換まで到らなかった状態です
じゃ早速作業開始です。
まずは火が飛ばない症状を確認します。
スパークプラグテスターを使用して確認します。
少々分かりにくいですが、1・4番ではスパーク部分とボルト先端部分の間隔を詰めても
全く火花が飛んでいません。
正常な2・3番も確認してみますが、ボルトを【S】の位置まで間隔を広げると
全く火花が飛びません。
少しずつ間隔を縮めていくと、このぐらいの間隔になって初めて2・3番は
火が飛んでくれました。
この写真もすごく分かりにくいですが、細くスパークしています。
確かに火花が飛んでエンジンは2・3番だけ掛かるんですが、
あまりにも火花が弱すぎます。
通常、【S】 の位置まで感覚を広げても太くスパークします。
機種によっては【E】の位置でもスパークするぐらいなんですがね・・・。
火が飛んでいるとはいえ、このままの状態ではよくありませんし
何より1・4番だけスパークしない原因も探らなくてはいけませんね。
早速ガソリンタンクを取り外してイグニッションコイル廻りを確認してみます。
このカタナ750はDYNAのイグニッションコイルに換装されています。
1・4番のイグニッションコイル廻りを確認してみます。
コイルにはキチント配線も接続されていま・・・ん?・・・んん???
イグニッションコイルに接続されている配線がねぇ、
フレームとショートしてしまっています。
上の写真では分かりにくいので、もう少し寄ってみます。
ほらね。
配線に付いている保護スリーブがずれて、
端子とフレームがショートしています。
これが原因で1・4番だけ火が全く飛んでいなかったんですね。
配線のショートを解消してから1・4番のスパークを確認すると、
問題なくスパークするのが確認できました♪
ただし、2・3番同様にスパークが弱すぎるので
各部位の整備を実施します。
社外のイグニッションコイルに変わっているというのに、
なぜだかプラグコードがこんな風にジョイントされています。
DYNAのイグニッションコイルに、スパークプラグを取り付ける場合は
専用のジョイント金具を使用してイグニッションコイルに取り付けるので、
こんな風にジョイントする必要はないはずなんですが・・・。
まぁいいでしょう。
そういえば、お客様が
『なんか、このコードがポロっと抜けてしまうんですよ・・・』
と言ってプラグコードの不具合を指摘していたので、
プラグコードをジョイント部分から引き抜いてみると・・・・
プラグコードの断面が残念な事になっています。
長く使用していると、プラグコードの断面はこんな風にボロボロに
なってしまいます。
まぁプラグコードは切って詰めれば問題ありませんので
臆せずに作業を進めます。
DYNAのイグニッションコイルからプラグコードを全て抜き取ります。
全気筒ジョイントが装着されていますね。
次の機会にはプラグコードを一式交換したいですねー。
次はイグニッションコイルを取り外します。
※多少作業が前後していますがご容赦下さい
まずは問題があった左側から。
社外のイグニッションコイルに換装すると、殆どの場合
1ヵ所固定だけしかされていない場合が多く、1ヵ所固定の場合
長期使用していると自重によってコイル本体と固定部分がひび割れてきます。
このカタナ750のDYNAのイグニッションコイルも例外では有りません。
コイル本体にひび割れが発生しています。
ひび割れが発生すると、コイル内部に水が入ってしまい
内部配線のショートを引き起こしてしまい、本来の性能を発揮できないどころか
場合によってはイグニッションコイルが使用できなくなってしまいます。
社外のイグニッションコイルを取り付ける場合は、
出来る限り用意されている2ヶ所の固定を使用しましょう。
んで取り外したイグニッションコイルがこちら。
左右共に見事にひび割れが発生しており、出来れば交換したいところですが、
予算の関係上今回はそのまま使用します。
取り外したイグニッションコイルの1次コイル側の抵抗を見てみましょう。
左右連続してどうぞ。
左右共に規定の3Ω程度なので問題無さそうです。
1次コイル側の点検をする際は、一番小さいレンジ(Ω)で見るように。
続いて2次側も確認しようとしたのですが、私の持っているテスターでは
正常な値を表示することが出来ませんでしたので諦めましたw
とにかく、全く当初から火花が飛ばないのであれば
計測できるテスターを買ってでも確認は行いますが、
先ほどの配線ショートを解消してエンジンの始動まで確認が出来ているので、
このまま作業を続けていきます。
イグニッションコイル全体もそうですが、プラグコードを差し込む接点部分も
随分と汚れが溜まっています。
まずは本体をキレイに洗浄して気分を盛り上げます。
キレイになりました!
気分も盛り上がってきました!
さぁ次は差し込み分をキレイにしましょう。
エアーブローして内部の汚れを飛ばし、綿棒にコンパウンドをつけて
内部をキレイにキレイに磨き上げます。
10分ほど接点を磨いてキレイに完成。
コレぐらいキレイになれば十分でしょう。
これもスパークの強さに影響しているかもね♪
次は取り外したプラグコード類一式もキレイに洗浄していきます。
取り外している部品がこちら。
どの部品も黒く汚れていますし、色々と手を掛けてやる必要があります。
せっかく色鮮やかなプラグコードも、こんなに黒くなってしまうとダメですねー。
じゃ早速各部品をキレイに磨いていきましょ・・・
と、言いたい所ですが、今日はここまで~♪
この続きはまた水曜日にでもっ♪
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。
23.4℃
今日は熱帯夜になりそうですね。。。
今もこうしてブログを書いている間も、汗がジワジワ出て来るぐらい。
いい暑さだw
ではまた♪
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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