スカイウェイブ250のレギュレター(レクチファイヤ)を交換してみよう!

ども。

今晩も車両の引取りの依頼が入っていますので

冒頭のテキトーなお話は々にして更新です。

引き取りに行ってきた車両

作業しているとなにやら頭上で気になる音が。

カチッ・・・カチカチッ・・・カチッ・・・

もしかして、大嫌いな外骨格の虫だろうかと思い、

恐る恐る大きな音を立てずにソロソロと遠くに離れながら

頭上を見上げると・・・

↓ この続きを読む ↓

目で見ると普通なんだけどねー。

何気なく写真撮ったら、実にな一枚がw

緑色の蛍光灯

グリーン蛍光灯!

ダメになっている蛍光灯を撮影したら、たまたま撮れた一枚です。

目ではわからないけど、一瞬を写すカメラならではです。

で?

いや、で?とか言われてもw

蛍光灯が切れたよー。のお話です。うふw

さぁ気を取り直していつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

27.8℃

今日も快晴でしたね。

関東方面では日射病だか熱射病に注意が必要だとニュースで報じられているほど。

もう夏はすぐそこまで♪

今日のお話はこちらの車両。

スズキ スカイウェイブ250(CJ46A)

スズキ スカイウェイブ250(CJ46A)です。

タイトルにある通り、リコール対象車両となっており

随分と遅くなりましたがリコール対策ですー。

あ、ちなみにレギュレターのリコールが出されたのは

2011年2月17日ですので、1年遅れでの改善対策です。

リコールの内容はメーカーHPをご覧ください。

■スズキ株式会社  スカイウェイブシリーズなど二輪車5車種のリコールについて

https://www.suzuki.co.jp/about/recall/2011/0217/index.html

2015年4月2日 追記

今日付でスズキより再リコールが出されました。

対象車種にお乗りのお客様は、お買い求めの店舗

またはお近くのスズキ二輪販売店にご相談下さい。

車名型式通称名販売名リコール対象車の車体番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間リコール対象車の台数
スズキBA-CJ44Aスカイウェイブスカイウェイブ250スカイウェイブ250タイプSCJ44A-108537~CJ44A-110936平成19年2月19日~平成19年8月31日2,340台
JBK-CJ45Aスカイウェイブ250タイプMCJ45A-100043~CJ45A-108832平成19年2月14日~平成24年2月29日8,757台
JBK-CJ46Aスカイウェイブ250リミテッドスカイウェイブ250タイプS

スカイウェイブ250

スカイウェイブ250SS

スカイウェイブ250タイプSベーシック

CJ46A-100020~CJ46A-114529平成19年8月25日~平成24年2月29日14,377台
BC-CK44Aスカイウェイブ400スカイウェイブ400タイプS

スカイウェイブ400リミテッド

CK44A-101846~CK44A-103517平成19年7月16日~平成20年9月10日1,568台
EBL-CK54Aスカイウェイブ400タイプS ABSスカイウェイブ400リミテッド ABSCK45A-100026~CK45A-100983平成21年4月2日~平成24年1月28日879台
(計5型式)(製作期間の全体の範囲)平成19年2月14日~平成24年2月29日(計27,921台)

改善対策の前に、予めバッテリーへの充電電圧を計測しておきます。

この計測段階でレギュレターに不具合が出ている場合は、

バッテリーもメーカーに送ってもらう必要がありますので、必ず事前に確認しておきます。

まずはグローブBOX内の左側に有るバッテリーカバーを取り外します。

バッテリーカバーを取り外した

バッテリーにテスターを取り付けます。

テスターを取り付けた

バッテリーの基礎電圧は12.38Vですね。

エンジンを始動して1.5V~2.0V出ていればレギュレターは良好です。

エンジンを始動してテスターの数値を確認

3000rpmで14.14V出ていますね。

レギュレターは正常な数値を出していますので、バッテリーは交換対象に含まれません。

始動直後だけでなく、万全を期して10分程度アイドリングして

数値に変化が無いか確認しておきましょう。

※レギュレターが熱を持った際に正常に充電されない場合もあります

メーカーから届いた対策品がこちら。

対策品のレギュレター

リコール用レクチファイヤの文字。

対策実施マニュアルも付属されています。

スカイウェイブ250のレギュレターは、フロントカウル(ヘッドライト部分)内部にありますので

前面をゴッソリ取り外す必要があります。

レギュレター

まずは左右のステップボード内側の固定ボルトを外して。

ステップボードのボルトを外す

フロントカウルを固定しているボルト以外にも、ロアカウルを固定しているボルトや

ステップボードを固定しているボルトも取り外しておく方が

作業はしやすいですよー。

次は内側から固定しているボルトとワンタッチフックを取り外します。

内側から固定しているフックを取り外す

左右で6箇所あります。

ワンタッチフックが非常に割れやすいですのでご注意を。

次はスクリーン部分のカウルを取り外します。

メーター側から左右2本のボルトで固定されています。

ヘッドライト部分は爪でラバーに刺さっているだけですので、

ボルトを外して手前にスライドさせるようにして取り外します。

カウルを取り外す

取り外した内側に、フロントカウルを固定しているボルトがありますので

それも忘れずに取り外しておきましょう。

最近のビッグスクーターはボルトの使用本数が減った代わりに

爪による合わせ部分が増量しました。

無茶に引っ張ったりすると、すぐに爪がポキン♪なので

内装リムーバー的な工具を使用して取り外します。

スカイウェイブで注意しなくてはいけないのが、

左右のロアカウルとフロントカウルの接合部分ですね。

左右のロアカウルとの接合部分は、横向きの爪が刺さっていますので

フロントカウルを馬鹿正直に進行方向に引っ張って取り外すと、

かなりの高確率で爪が木っ端微塵になります。

面倒ですが、左右のロアカウルを浮かすようにして

先に爪を外側に向って取り外しておくことが大事です。

んで、フロントカウルの取り外しが完了です。

フロントカウルを取り外した

写真でも分かる様にフロントカウルの取り外し時は

スクリーンの取り外しは不要です。

※作業実施書には取り外せよーと書かれていますが不要です。 

んでコレが問題のレギュレター(レクチファイヤ)です。

レギュレター(レクチファイヤ)

手前に見えている黒い円筒形のカプラには

以前のサービスキャンペーン時に追加された対策品が付いています。

対策品の追加ハーネス

防水処理が不適切な・・・・で、追加されたハーネスですね。

結果的には後々こうしてレギュレターのリコールが出た訳ですがw

局アカンのかーいw 

で、対策品のレクチファイヤに交換して元通り組み戻して完了です。

対策完了後は、左側ボックス内部に緑色の識別シールを張って、

シート下の型式認定番号シール下に【2708】と記された

リコール標章を添付して完了です♪

もちろん、作業完了後はもう一度テスターをバッテリーに接続して、

レクチファイヤが正常に機能しているか確認しておく事。

じゃ今日はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

19.2℃

さぁ~車両の引き取りに行ってきます~。

ではまた明日っ♪

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