ども。
今日も朝から太平洋沿岸地域では全国的に雨だったようで、
勿論ここ美木多上1-2のセントラムモーターサイクルも
雨に見舞われました。
朝からお客様の職場までバイクの引き取りに
お伺いする予定だったのに・・・。
午後には雨が上がったんですが、お客様の来店が重なって重なって
結局引き取りに行けずじまいでした。
んで、帰宅時に当店に寄ってもらい、代車と乗り換えてご帰宅。
この車両の作業内容に関してはまた後日記事にしてご紹介します。
そうだそうだ、月曜日に超手抜きで終わってしまった記事を
今日こそ手を抜かずにちゃんと書いておりますのでご安心を。
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てんちょさんと盛り上がってしまったから悪いんじゃないんです。
youtubeが悪いんじゃないんです。
おちゃめ機能が悪いんじゃないです。
上からマリコが悪いんじゃないです。
すべては、
私がキュンキュンしたから悪いんですw
何にキュンキュンしたんだって?
それは内緒ですwご想像にお任せします。
では今日もいつものTODAYのグリップ表面温度からお知らせ。
19.4℃
デジカメの調子悪いです。
この写真も3回目でやっとピントが合ったってぐらい。
ピント調整がうまく効きません。
さて、今日は先日から何度も記事になっているこちらの車両。
スズキ イントルーダー800(VS52C)
こちらの車両のフロントフォークを磨いてみたいと思います。
上の写真は磨く前ですので良く覚えておいて下さい。
フロントフォークの脱着作業には、フロントホイールの脱着が当然含まれておりますが、
フロントホイールの脱着に関しては以前に記事にしておりますので
詳細はそちらでご確認下さい。
■イントルーダー800(VS52C)のフロントホイールを外してみよう!
フロントホイールの脱着作業の詳細説明を割愛するので
ホイールを外す様子を写真だけで進み、一気にフォーク脱着まで進みます。
と、これでアクスルシャフトを抜いてフロントフェンダーを外せば準備完了です。
フロントフォークの脱着はちょっと他の車両と異なった
固定方法となっておりますのでここからはちゃんと説明していきます。
フォークをクランプしている、ステムのボルトを緩める前に
トップブリッジ側から引っ張り上げながら固定している
フロントフォークキャップを緩めておきます。
まずは右側のフォークから。
続いて左側フォーク。
トップキャップを緩めたら、ステムのクランプ部分のボルトを
緩めていきます。
あと、忘れずにウインカーのクランプボルトも緩めておくこと。
左右ともにステム、ウインカーのクランプ部分のボルトを緩めたら、
いよいよフォークのトップキャップを取り外していきます。
フォークのトップキャップを取り外す際、スプリングの張力でキャップが
勢い良く外れてきますので、最初のみメガネレンチで緩めたら、
後はキャップを手で押さえ、フォークを回しながら緩めていく事。
決して、トップキャップを回して取り外さない事!
キャップが飛んできて怪我をする恐れがありますのでご注意を。
こうしてトップキャップをしっかりと押さえ込みながら
フォークを回して取り外すことによって、怪我をせずに済みます。
フォークをクルクル回すと、フォークオイル特有のなんとも言えない
臭いを放ちつつトップキャップが外れます。
あとはフォークをスルスル~っと、ステムとウインカーステーから
抜き取って取り外し完了です。
取り外した後は、もう一度トップキャップを取り付けて
オイルがもれないようにしておきましょう。
そして取外した左右のフロントフォークがこちら。
左側は右側ほど腐食が進んでいないですね。
これは右側のフロントフォークの方が、直射日光を浴びやすいので
右側ばかり腐食が進行します。
左側のフロントフォークがキレイなのは、常に日陰側にあるからなんですね~。
と、どうでもいい豆知識は置いといて
作業を進めていきます。
フロントフォークのアウターチューブをポリッシュするに当たって、
邪魔になる部品を取り外します。
まずはメッキのダストシールカバーです。
アウターチューブ内側に取り外し様の溝がありますので
この溝に沿って太いピンなどをカバーに当てておき、ハンマーで
下方向に叩くとカバーが外れます。
これが結構固く入っているので、しっかりとたたいて下さい。
カバーを取り外す時は、フロントフォークを上下逆にして取り外します。
くれぐれもタガネとかで叩かないでね♪
ベッコベコに凹んで見栄えが悪くなっちゃいますので。
※それでなくてもカバーは少し凹みます
んでこれが取り外した状態。
反対側も同様にしてカバーを取り外しましょう。
カバーを取り外したら、次はダストシールを取り外します。
ダストシールとアウターチューブの間に細いピックなどを入れて
ダストシールを浮かせるようにして取り外します。
正確には、取り外すと言うよりも邪魔にならないように浮かせておく
といった方がいいですね。
どのみち、トップキャップを外さないとダストシールをフォークから
抜き取る事が出来ませんし、今回は抜き取る必要もありませんから。
では取り外したアウターチューブを早速ダブルアクションサンダーで
ペーパー掛けしていきます。
ちょっと作業工程が1つ抜けているので細くしますが、
いきなりペーパー掛け作業ではなく、必ず事前にアウターチューブ表面を
剥離剤などを使用してクリア塗装を剥がしておく事。
ペーパーでも剥がして行くことは可能ですが、
手作業でやるにはちょっと時間がかかりますので覚悟して下さい。
まずは荒目のペーパー掛け作業完了の状態。
今回のペーパー掛けでは、
280番→400番→800番→1000番
という順番でペーパー掛けしています。
写真は、400番の作業が完了した状態です。
この後、800番と1000番を掛けるとこうなります。
随分と表面のキメが細かくなって、ツヤも出てきましたね。
1000番までペーパー掛けしておくと、手で磨いただけでも
それなりにいい光具合になってくれます。
ペーパー掛け作業完了後、ダストシールを元通り戻して、
ダストシールカバーをハンマーで叩いて圧入します。
手で押したぐらいでは入りませんからね。
でも、ハンマーで叩く際はカバーの一番外側の部分を狙って叩く事。
内側のリップの部分を間違って叩くと凹んでしまいますので
しっかりと狙いを定めて叩く事。
鉄ハンマーで叩くなんて御法度です!
カバーの取り付けも完了したら、取り外しの逆の手順で
フロントフォークを車体に戻します。
トップキャップを取り付ける際は、取り外し時と同様に
トップキャップをトップブリッジ側に予め入れておいて
フォークを回して取り付けていきます。
トップキャップを回して入れるだなんて、
手首が馬鹿になってしまいますってば。
フォークを回しながら入れましょう。
左右のフォークの取り付けが完了した状態がこちら。
フォークを入れ終わったら締め付けていきますが、ここにも
ちょっと面倒があります。
トップキャップはトップブリッジと共締めになっているので、
しっかりと締め上げておかないと、キャップが緩んできます。
というのも、ステム部分でインナーチューブをクランプしているので
締め付ける順序を間違えると、必ずトップキャップが緩んできます。
もしくは、キャップが締まりきらずに後々、残念なことになってしまいます。
順番は以下の通り。
1: フォークをしっかりとトップブリッジに押し付けながらキャップを締め付ける
2:インナーチューブが共回りしないように手で押さえつつ、トップキャップを締め付ける
3:手で押さえられる限界に達した所で、ステムのクランプ部ボルトを締める
4:もう一度トップキャップを締め付ける
5:ステムのクランプ部ボルトを一度緩めたあと、再度締め付ける
6: 最後にトップキャップの締め付けをもう一度確認する
面倒ですが、こうする事によって間違いなく締め付けることが出来ます。
マニュアルにはここまで書かれていませんが。
フォークをアッパーブラケットに押し付けて締める
え?これだけ?
まぁこれでも十分ですけど・・・ねぇ・・なんか心配だよね。
締め付けの完了したフォークを早速磨いていきます。
アウターチューブにコンパウンドを塗りつけてっと、
あとはひたすら柔らかい布で
磨く磨く磨くぅぅぅぅぅっ!!!
ふぅ・・・。
磨き終わりました。
磨きすぎて人差し指が、ピーーーーンとなったままですがw
残る作業を片付けます。
フロントフェンダーを固定してっと、
ホイールと関連部品を元に戻してっと、
んで最後に写真撮影したらポリッシュ作業完了です♪
いかがですか~♪
美しくなったと思いません?
アングルが違うのでちょっと分かりにくいですかね。。。
まぁ、なにわともあれ腐食が無くなってヨカッタヨカッタ♪
じゃ今日はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。
19.2℃
今日の帰りはいつもの通勤快速号をお客様に
代車として出しているので、ご近所のマダムから頂いた原付で
家路につきます!
ではまた明日☆
あ、最後にオマケ♪
車両の引き取りに行った際に見かけた、
なんとも、アレげな駐車場w
一体、何の契約専用だよw
では♪
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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