ども。
店内が虫の王国になる時期になってきました。
夕方日が落ちたら早めに扉を締めないと店の中があっという間にガガンボだらけになってしまいます。いや、ガガンボだけじゃなく小さな蚊の子供?みたいなのとか、そりゃもうありとあらゆる虫のオンパレードですよ。
虫嫌いのわたしにとって、夏の炎天下と茹だるような熱さは大歓迎ですが、虫だけはほんっとに勘弁です。この世からGも含めて居なくなればと常々思っております。ええ。
爬虫類ならウェルカムなのにねー。
トカゲとか超可愛いwww
ヘビも結構イケるよねぇ・・・未だにイグアナを飼いたい願望は捨てていません。隙あらばイグアナ・・・と思っていますが、最悪ヘビでも全然イイかなとも。
エサの問題だけは付いて回るので、なんとかそれだけは私自身が克服しないと駄目なのですが。
しっかし、このガガンボの量だけはどうにかしてほしい。今日だけで5匹は☆になっちゃいましたからね。羽が壁やカレンダーなどに当たると非常に不快な音がするから、すぐにでも排除したくなるんですよ。仕方無い。
って事で、今日も業務報告です。
ただし、まとめて作業を実施した1機種のみの報告となる事ご了承下さいまし。
ほんとはもっと作業他にも実施していますが、写真を撮影する必要が無い物や、お客様がお待ち頂いている事が有ったりと、全ての業務報告を出来ない車両もズラズラと有ります。
4月も後半戦に突入しいよいよラストスパートです。4月中に受付した車両の整備は、全て当月中に完了させなくては、本気で5月中に退去する事が出来なくなってしまいます。
それでなくとも、もう片付け出来るのかどうか怪しくなってきているのに・・・・(´-ω-`)
ページコンテンツ
[showhide more_text=”冒頭記事を読む(下方に開きます)” less_text=”冒頭を閉じる”]
業務連絡
フロントフォークO/H
ヤマハ マグザムです。ここ最近よくこの冒頭に登場しています。
フロントフォークのO/H作業、併せてフロントタイヤ交換作業完了です。途中他の作業が入ったりしてちょっと時間が取られましたが、午前中に作業は完了しました。
相変わらずヤマハ系のフロントフォークは作業しづらいです(⌒-⌒; )
なにしろアンダーブラケットを挟む様にしてフォークトップキャップで固定しているんでね・・・。ホンダ・スズキ系はクランプしているだけの物が多いので楽チンですが。
ホイールについて
タイヤは新しく交換したのでバッチリ問題ありませんが、長きにわたりホイールに降り積もったブレーキダスト、そして長期保管の弊害、腐食。
これらが合わさってまず汚れが完全に落ちません。茶色く変色したままで残ってしまっています。
それに付け加えて腐食による塗装面の剥離が酷いです。
こうなってしまってはどうしようもありません。
ササッとスポンジで擦っただけでこの状態ですから・・・(__;)
見た目はこれ以上どうしようもありませんが、現段階では表面だけの物ですのであまり心配する必要は無いかと思います。※擦りすぎると塗装面が痛むだけで無く剥がれます(-ω-)
どうしても見た目が気になる・・・と言うことであれば、次回タイヤ交換の時期に予め中古ホイールを準備しておき、そちらをタイヤ交換してホイールごと交換するといった手法をとれば、交換に要する時間も短時間で済むでしょう。
ホイールを塗装するとなると、車両を使えない期間が大幅に伸びてしまうので、これからバリバリご使用頂くとなるとなかなか難しいかなと思います。
ブレーキフルード入替
前後共にブレーキフルードは真っ黒でした。
まぁ・・・油量窓から見たそのまんまですが。あっでも、マスターシリンダー内部は非常に美しく、フルードの変色程度で済んでいたのは幸いです。
2カップ分新しいブレーキフルードを流し込んで、キャリパー側のブリーダーボルトよりワンマンブリーダーを使用して新旧のブレーキフルードを吸い出しながら入替えましたので、安心して今後もお使い頂けます♪
あ、ダイヤフラム(上記写真)も前後共新品に交換していますm(__)m
ブレーキパッドに関しては前後共に残量十分で当分は交換も不要です。
ホイールの腐食についてはリヤも似た様な感じですが、フロントよりは露出している部分が少ないだけに幾分かコンディションは良さそうです。
ただし、食いついて除去しきれないブレーキダストは残ってしまっています。ご了承下さい。
現在の外観
洗車も完了し見違えるほどに美しくなりました♪
でも、右側のシートカウルや左右のサイドモール(一番下)などのヒビ割れ部分や、大きなガリキズについては消すことが出来無いのでご了承下さい。
魔法が使えるようになった暁には一番に魔法を掛けますww
あ、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、メインシートは取外してカビキラー漬けにしております。
長年育ててきたカビがシート表皮を覆っており、完全に真っ白に漂白する事はできませんが、概ね納得出来るレベルにまでは達して来ているかな・・・?とは思っています。
バックレストの白さを見ていただければ、何となくご想像も出来るかと思います。
でも、やっぱり現物を見ると薄い茶色いシミや黒いシミが各所に残っており、純白のシート表皮を採用したヤマハが少々恨めしくも感じます。ええ。
尚、シート表皮はヤマハより部品として設定がありますので、どうしても気になるという事であれば、シート表皮の張替も出来るかと思います。
ああ・・・辛い。。。
今後の事について、【またご相談ください】と書けないことが本当に辛いし悔しいです。
明日以降の作業
明日の午後から冷却経路の確認と外観の仕上げを実施する予定です。
これでほぼ作業はすべて終えていますので、上記の作業を終えれば週末頃には試乗と試乗後の点検と微調整を済ませ、週明けには車両のお返し準備が整う予定です。
試乗と最終点検を終えないとまだ何とも言えませんが、試乗の結果でNGが出れば追加整備となりますし、試乗の結果と最終点検の結果が良好だったとしても、同じ週末頃のご連絡となると思います。
今暫くお待ちいただきますようお願い申し上げます。
[/showhide]
今日もいつもの
開店時のグリップ表面温度
21.6℃
明日の大阪の天気予報
曇り一時雨!
降水確率と概況
~06:20% ~12:60%
~18:60% ~24:10%
明日の大阪の天気は、南の海上を通過する低気圧や前線の影響で雲が広がり、南部を中心に昼前から夕方にかけて雨が降るでしょう。
ほんっとその通りですね。昼前から午後にかけて降水確率がグンと高くなっていますが、夜は雨も上がってそうなので、帰りはカッパ着用は必要なさそうです。
通勤時は微妙な感じはしますが・・・(;`・_・´)
ここからが今日の本題
先日からご紹介している、
ルネッサのキャブレターをオーバーホールしてみよう!
ですが、今日は第9回目となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
前回までの記事
前回までのおさらい
インナーパーツの組み込み作業が終わり、フロートチャンバーを閉じてキャブレターを連結して仮固定したところまでご紹介しましたね。
今日はこの続きをご紹介していきましょう。
作業再開
チョークステーの研磨
キャブレターに貫通するようにセットするチョークステーですが、予めスチールウールを使用して表面の腐食や汚れを磨き落としておきましょう。
スチールウールを使用すると汚れも落とせますし、表面が滑らかになって動きもスムーズになります♪
チョークステー取付けの準備
チョークステーの研磨が終わったら、次にキャブレター側の取付前の下準備です。
チョークステーを抜き取った際にキャブレター本体に挿入されていた、プラスティック製のスペーサーをセットしておきましょう。
これを入れておかないとチョークステーの滑りが悪いだけでなく、グラついて動作後に引っ掛かってしまい元に戻らなくなるかも知れません。忘れずに入れておくように。
スロットルリンケージ側(外側)のチョークバルブをまだ取付けていないという方は、ここでチョークバルブをキャブレターに取付けておきましょう。
あれ?もう1コ有るんだけど・・・
という方は、残念ながらもう一度キャブレターの連結を一度取外して取付けしましょう。連結してからではチョークバルブは取付け出来ませんので。ちょうどキャブレターとキャブレターの間に有るんでね・・・(;´Д`)
チョークステーの取付け
チョークステーをキャブレターに差し込んでいきますが、差し込む前に薄くステー全体にグリスを塗っておくと、滑りがさらによくなります。
なお、写真を見れば分かるかと思いますが、チョークアームとスプリングも忘れずに中間部分に入れながら取付けすることをお忘れ無く。
チョークステーの動作確認
チョークステーがしっかりとチョークバルブに引っ掛かり、チョークアームの固定ボルトも締め付け終わったら、写真の様にチョークを動作させて問題がないかどうかチェックしましょう。
引いて戻して引いて戻してを数回繰り返し、戻りが悪い場合はもう一度抜き取って研磨と薄くグリスアップ、それと付け加えてチョークステーの曲がりなども無いか再確認しておきましょう。
ヒーターの取付け
ヤマハ車のミクニキャブにはほぼ標準装備されている、このキャブヒーターを取付けしましょう。
熱伝導グリスをお持ちであれば先端部・ネジ山部に塗っておいてください。お持ちで無い場合はシリコングリスを塗っておけば良いでしょう。
同調調整ボルトの取付け
同調調整用のボルトを入れますが、その前に連結を分解した際に外れてしまった小さなスプリングを入れねばなりません。
※他機種の参考写真です
左右バタフライ連結部のコの字型ステーの間にスプリングが入ります。
※他機種の参考写真です
入り方としてはこの写真と全く同様です。
機種やキャブレターのメーカーが異なっても、基本構造は全く同じですので同様にスプリングを組み込んでおきましょう。
同調調整
※他機種の参考写真
写真の様にバタフライ直下に小さな穴が空けられています。
この穴を基準として左右のバタフライの開き量が同じになる様に、先ほど取付けた同調調整用ボルトを締めたり緩めたりして合わせましょう。
合わせ終わったら、指でスロットルリンケージを勢い良くカチンッカチン!と弾いて、同調調整ボルト部のスプリングの座りを良くしてあげ、再度この穴の見え方が同じかどうかチェックします。
穴が見えないぞ?
という方はアイドリング調整ボルトを締め込んで行くと見えてくると思います。合わせやすい開き量は人それぞれですのであえてここでは言及しません。
私はバタフライからほんの少しだけ見えている状態にして合わせる様にしています。人によっては半月状の形を合わせる方が形を合せやすいという場合もありますので。
こうして目で見て予め同調を合せておくと、2気筒250ccの場合はほぼエンジン取付け後に同調の調整が不要となります。
ま、吹け上がりが少し重たい場合や、戻りが悪い場合などはバキュームゲージを取付けて微調整は実施しますが、そういった症状が無い車両の場合は、この段階で同調調整は完了扱いとしています。※調整が必要となる車両の場合、試乗後に微調整する事がほとんどです
さっ、あとはバキュームピストンにジェットニードルをセットして、キャブレターに取付ければ完成ですが、その作業についてはまた明日更新の記事でご紹介したいと思います。
じゃ、今日の作業はここまで!
閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき
17.8℃
そういえばそろそろゴールデンウィークもどうするか決めなきゃですねぇ・・・。営業はしていますが営業していないし・・・難しい所です。
でも、カレンダー通りお休みなんてしたら片付けも最後の作業も終えることが出来なくなりそうなので、休んだとしてもどこかで1日だけでしょうかね・・・子供達もどこかに連れて行ってあげたいですし。
実はまだ子供達にはお店を閉店すること伝えてないんですよね。。うちの子達、このお店のこと誰よりも大好きなんで、顔を見ていると言えなくって・・・(´;ω;`)
きっと悲しむと思うんだよね。。子供って純粋だから。
あ、ゴールデンウィークを開けようか閉めようか悩んでるのは、片付けや作業を確実に進めるためってのもありますが、少しでも多くのお客様に最後に足を運んでいただけるかな・・・という期待も含めて悩んでいます。
ご来店いただいてもオイル交換ですら5月1日から実施して差し上げることが出来無いので、せいぜい中の人はこんな人なんですよー!ってのを知って貰うぐらいしかできませんが(;´Д`)
ま、もし遠方にお住まいの読者さんで、大阪方面までツーリングがてらちょっと顔見に行くか-!!!なんて方がいらっしゃいましたらお知らせ下さい。※もちろん近隣の方もOKですよw
加味しますw
ではでは、また明日も元気でお目に掛かりましょう☆
コメント
ピッカピカになりましたネ
感激です。
マグ子(笑)も喜んでいると思いますっ。
シート表皮確認しましたが、気にすれば気になりますが
ホイールも含め今後の課題にします。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます♪
明日予定通りお持ち致しますので存分に可愛がってあげてください<(_ _)>
明日はもしかしたら引取り時と違い、車両を積んだ状態で向かうため
少し時間がずれ込む可能性がありますが、
大幅にズレそうな場合は前もってご連絡致します。
委細了解しました。
気を付けてお越しください。
了解です!!
いつもブログの更新 楽しみにしてました
閉店されると知り ショックでしたが 新しい道を歩まれる事を応援したいと思います
もし5月3日に営業されているようでしたら和歌山からですが お邪魔したいと思います
仕事の邪魔は致しません
もし よければ連休の予定を教えて下さい
コメント、そして応援ありがとうございます!
今の段階ではまだゴールデンウイーク中の営業日程について確約出来る目処が立っていないため、
ここでのコメントは差し控えさせて頂きたく存じます。
遅くとも4月末には5月中の営業日程について告知を出す予定にしておりますので、
いましばらくお時間を頂けますと助かります<(_ _)>
すいません
3日は当方の都合が悪くなりました
全然問題無いですよ~(´∀`)b
ほぼ例年通りの休暇日程になっていますので
マグザムの整備お疲れ様です。
ホイールは長年の汚れと放置でここまで酷いことに成っているとは
気づきませんでした、シート表皮については薄々気づいてましたが
動かせない事がネックになっておりました。
他の作業も山積みのところ恐縮ですが、
時間的余裕があればシート表皮の張替もお願いしたい次第です。
私も整備後もお付き合い出来ないのが非常に残念です、
webで偶然見つけたセントラム様に最初で最後の整備を
してもらえて良かったと感じています。
本当に惜しい・・・
今後貴店と同等かそれ以上のサービス・安心を提供する店舗が見つかるとは
思えません。残念でなりません。
ありがとうございます<(_ _)>
どうしても屋外での保管ですと下廻りはこういった状態になることが常です。
長期間乗られない、または乗ることが出来無い場合、バイクカバーを掛けることは必須ですが
ホイールなどを定期的に潤滑油を付けたスポンジなどで塗装面を拭くだけでも随分と
腐食の進行を抑えることが出来ます。
それでもこれほどの長期間となると・・・どれほど効果があるかはわたしにも想像出来ませんが。。
シート表皮については本日の記事でご紹介しますので、内容をご確認の上
ご判断頂いてからでも宜しいかと思いますが、恐らく作業の日数的には問題ありませんが、
車両をお持ちする日程に余裕が無くなってしまいそうで・・・。ほんとに申し訳ないです。。
本当にこういった最後となるのがわたしも残念です………