ども。
今日もたくさんのご来店、ご入庫誠にありがとうございます。
朝からバタバタと作業をこなしていますが、やっぱりあまりにも焦るのは良くないですねぇ・・・。まぁ全てが予定調和にならない事はよく分かっているのですが、それでも出来る限り予定通りにやりたいじゃないですか・・・・そしたらねぇ、
廃油をぶちまける結果にw
オイル交換をして、そのオイルがアッツアツだったので容器までその熱が伝わってさ、横着して指先でちょこんと挟むようにして持って廃油ドラムまで移動してたんよ。
そしたら指がとぅるっと滑って・・・・この有様ですわ(´-ω-`)
少ないオイル量だったのでこの程度で済みましたが、これが3リットルとかだったら確実に終わってましたね。3リットル物オイルが床一面に広がる光景なんて、想像しただけでも恐ろしい・・・。
まぁでも、こんな状況下でもポケットからデジカメを取り出して、冷静に写真だけは撮れるんだなって自分でも感心した←
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修理入庫
入庫車ずらり
流石ですねぇ・・・週末ともなると。
閉店のお知らせをご覧頂いた後という事で、駆け込むようにお問い合わせとご予約が有り沢山のお客様よりご入庫を頂きました。
本日のご入庫は以下の通り。
●APE100 I様 前後タイヤ交換・各種点検
●PCX125 O様 FフォークO/H・Rrタイヤ交換他・各種点検
●TODAY K様 Rrタイヤ/シュー交換・オイル交換・各種点検
●フォルツァ S様 Rrタイヤ交換
●イタルジェットフォーミュラ T様 とにかく全部(笑)
イタルジェット
超・長期保管のイタルジェットフォーミュラです。
20年ほど前にATCで開催されたモーターサイクルショー会場で一目惚れして、その場で購入した車両とのこと。
ちょこちょこと乗っていたと言ってもまだメーター上2,000kmほど。最後に乗っていた日から数えると7年は確実に保管状態だったと。
カーポートがある場所で保管していたとはいえ、ほぼ雨ざらしに近い状態での保管だったため、写真の通り各部ボロボロになってしまっています。。。
エンジンですか?
必要最低限のクランキングまでは今日確認しました。ひとまずエンジンの始動が出来るところまで作業を実施して、その後のことはそれから考えようという事に。
フォルツァ
ホンダ フォルツァ(MF06)のリヤタイヤなんですがツルッツルですね。前々から危ないと言っていたのですが・・・今日やっとご入庫下さいました(⌒-⌒; )
いや、それよりもやな
リヤサスペンションが曲がっとるがなwww
これも以前ブログでご紹介したことが有ったと思います。このリヤサスペンションの曲がりがある影響で、スイングアームの取外しとサスペンションの取外しが困難となる可能性があり、取り外せたとしても元に戻せない可能性がある事をご説明差し上げました。
通勤で毎日ご使用になっているとの事で、1日でも早く車両が戻って来ることを希望されていますが、どこまでご要望にお応えすることが出来るか・・・・(;`・_・´)ンー
エイプ100
さやりん・・・・
さやりん・・・・微妙な・・・・さやりん・・・・。
現在こちらのAPE100に履いているタイヤはTT91GPで、風邪引いてカッチカチに硬化しているなんて次元を通り超して、もはやソリッドタイヤなんじゃ無いかっていうぐらい減らないwww
あまりにも減らないし、ヒビ割れなどが酷くなってきたし、滑りやすくて怖いので交換して欲しいとの事でご入庫です。
古いTT91GPは脱ぎ捨てて、現行モデルのTT93GPを前後装着する予定です(´∀`)bグッ
PCX
今回のご入庫では、フロントフォークのオーバーホールなど他の作業と併せて、リヤブレーキシューの点検、必要とあらば交換を。
・・・と言うことでご入庫下さいましたが、車両を拝見させて頂いたところ、ご覧の通りリヤタイヤも交換時期に到達していたため、全て纏めて交換する事になりました。
そのついで、お客様お持ち込みのブラックスイングアームへの交換も実施致します。強化とか軽量スイングアームではなく、単純にブラックアルマイトされたスイングアームです。
まぁでも車体もブラックですし、いっそ全て真っ黒にする方が統一感があってカッコいいかもですよね。うんうん。
フリーウェイ
ギヤオイルのドレンボルトなのですが、以前より不具合を抱えている旨ご相談頂いていましたが、今回の閉店お知らせをご覧頂き、これは・・・・はよ行かな!!と言うことでご入庫下さいました。
ドレンボルトですが現在はしっかりと締め付けられていますが、どうやらネジ山が舐めかけている様でとりあえず急場を凌ぐという事で、シール材などでいまは処置してあるだけとの事。
古いスレッドを全て取り去ってからヘリサートを使用して新しくスレッドを作製し、今後のギヤオイル交換に不安無く作業出来る様に修理する予定です。
切削片が内部に入り込まない様に、オイル注入口からオイルを絶え間なく流しながら、必要最低限の切削量で作業を行う必要が有ります。
完全にオイルを抜いた状態で切削すると、ギヤボックス内に切削片が入り込んでしまい大きなトラブルの元となります。でも、内側に常にオイルが入っている状態を維持出来れば、手や工具はオイルまみれになりますが、常に切削片が外部に流れ出る状態で作業を実施する事が出来ます。
閉店作業
ショールーム
ショールーム内部もぎゅうぎゅう詰めで身動きが取れないぐらいの詰め込み量です。
こっちにはこれ以上の車両を入れるのは不可能だわwww
今日雨降って無くてホント良かった。雨の中車両を出し入れしながらパズルのように組み合わせて閉店するのって大変なのよ(⌒-⌒; )
外作業場
とりあえず物凄い散らかってるのは忘れてくださいwww
とにかく物が多いので大変なんですよね。置く場所も限られてるし、修理中の車両の外装や取外してある部品を保管するのも数が多いので一苦労です。
隙間を埋めながら詰め込みましたが、何とかお預かりの車両を全て入れる事が出来てホッと胸をなで下ろしました(*´ェ`*)
で、どうするよこの子達?
店の原付が一台も店内に入れることが出来んww
その数10台。
まぁお客様の車両は全て店内に入ったし、残っているのは店の持ち物だから・・・・・
君らしばらくはお外で待機なw
明日も大柄なヤマハ マグザムが入庫する予定になっていますがその分はスペースを空けてありますので問題無しです♪
それ以外にももう1台ぐらいなら大型車を入れられるだけのスペースはあるので、臆せずにお気軽に月末までの予定を埋めて下さいまし!!!w
明日も死ぬ気で頑張ります!!!
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今日もいつもの
開店時のグリップ表面温度
16.4℃
明日の大阪の天気予報
曇りのち一時雨!
降水確率と概況
~06:0% ~12:0%
~18:30% ~24:50%
明日の大阪の天気は、高気圧に覆われておおむね晴れますが、気圧の谷の影響で昼前には雲が広がり、午後は南部を中心に雨が降る見込みです。
明日の夜は門真市まで車両引取依頼が入っているため、明日のブログ更新はお休みとなります。予めご了承下さい。
とにかく、雨はやめてくれw
何の因果か知らんが・・・明日はお昼前にアイツが来るって電話が有りました(-ω-)
そうです、伝説級の雨男君。どうやら閉店のお知らせを見たらしく、雨雲を引き連れて来る様で・・・・ほんと凄いよな・・どうしてそんなに雨雲をおびき寄せるのかwww
ここからが今日の本題
昨日からご紹介している、
ルネッサのキャブレターをオーバーホールしてみよう!
ですが今日は第2回目となります。
前回の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
前回までの記事
前回までのおさらい
エンジンからキャブレターをあっという間に取外した所まででしたね。史上最短の早さで取外しまでご紹介したんじゃ無かろうかと思ってますw
今日はこの続きをご紹介していきましょう♪
作業開始
フロートチャンバーの取外し
フロートチャンバーを固定している+ボルトを全て取り外します。
このボルトは非常に舐めやすいので注意して緩めましょう。油断しているとあっという間に舐めてしまいます。ええ。
ボルトを取外したらゆっくりとフロートチャンバーを開けて見ましょう。
予想通り芳ばしい香りがしていると思ったら、フロートチャンバー内部が緑色になっていました。ただ、そんなに酷いワニスが溜まっているわけでは無いので、見た目では緑色になっていますが症状としてはまだ軽い方です。
ま、詰まってるという点では同じですけどねwww
残るもう一つのフロートチャンバーも開きました。
両方共に閉塞はありますが汚れの程度としては軽い軽いwこの程度ならスプレータイプのキャブレタークリーナーだけでも十分に作業出来るレベルです。
インナーパーツの取外し
フロート・フロートバルブ
フロートピンをキャップと逆側に向いて抜き取りましょう。
フロートピンが固くて抜けないという場合は、左隣にあるキャップを取外してから優しくコツコツと叩いて抜き取りましょう。
強く叩きすぎるとフロートを支える支柱ごと折れてしまうので要注意です。
メインジェット
マイナスドライバーでメインジェットを取外します。
メインジェットは前後共に同じ番数の物が付いていますので区別する必要は無いでしょう。
んでこれが取外したメインジェットですね。
経路は完全に閉塞しており、かつてガソリンと呼ばれたものの一部がそこに留まって固形物質となっています。
キャブレタークリーナーの原液槽に浸け込む前に、閉塞状態は先に解消しておく必要が有ります。
メインジェットホルダー
メインジェットホルダーの内側には小さなOリングが付属しています。ちょうどメインジェットの先端部分に当たるようにセットされています。
メインジェットホルダーを緩める際、勢い余って周囲のジェットに工具をぶつけないように注意しましょう。かなり近接した状態で配置されているのでね。
そしてこれが取外したメインジェットホルダーですね。
座面部分には薄い銅ワッシャが入れられていますので無くさない様にしましょう。
スロージェット
続いてスロー(パイロット)ジェットの取外しです。
当然ですがこのスロージェットも閉塞しているので、キャブレタークリーナーに浸け込む前に閉塞している経路を通しておく必要が有ります。
バルブシート
バルブシートを固定している+ボルトを取外しましょう。
長期保管車の場合、このボルトは油分に触れていないためかなりの確率で腐食しています。ボルトを緩める時は舐めないように注意しましょう。
バルブシートの固定ボルトを取外したら、バルブシートの外周を掴むようにし、フロートを支える支柱に細心の注意を払いながらペンチなどでキュッと抜き取りましょう。
絶対にバルブシートの内側を掴んだり、必要以上に力を入れすぎないようにしましょう。内側を掴むとキズが付いてフロートバルブが正しく動作しなかったり、強く握りすぎるとバルブシートが変形してしまったりします。
今回のオーバーホールでは長期保管だったのもそうですが、基本的に保管車のオーバーホール時はバルブシートは交換対象となっているため再使用する事は有りません。
※廃番などの諸事情がある場合はこの限りではありません
以上でフロートチャンバー内のインナーパーツの取外しは完了です。
次回は残る部品の取外しをご紹介していきます。
じゃ、今日の作業はここまで!
閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき
12.4℃
真っ暗でなんも分からん(-ω-)
今日はちょっと夜になって冷えこみました。流石に足元だけヒーターを付けないと寒くて震えるぐらいww日中は暖かい春陽気なだけに、夜がこんなにも冷えこむと体調崩してしまいそうですわ。
さぁ明日も日中の暖かい内にゴリゴリ手を動かして作業をこなし、夜は雨が降らないようにお祈りしながら門真市まで向かいます!!
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆
あ、明日はブログ更新お休みでしたねwww
でもお休み記事はいつも通り書きます~(´∀`)bグッ