【第1回】ルネッサのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日もお疲れ様です。

朝からずっと雨が降ったり止んだりで、湿度が高く不快指数が高いのなんのって。午前中の作業が終わる頃にはTシャツが汗でびっしょり濡れるほど蒸し暑い1日でした。

少し前までまだまだ寒くて震えていたのに、今ではもうすっかり春の陽気でこうしてブログを書いている事務所内の気温も25℃近くあります。(ちなみに湿度は67%)

暖かくなって実に過ごしやすくなったので快適です(*´ェ`*)

夏の空

暑くて額からどっと流れ落ちるこの汗も久し振りで、全てが冬の終わりを告げています・・・・もうすぐ来るでが!!

どれほど夏の到来を心待ちにしていることか・・・・。でも、今年の夏はお店も閉店しちゃうしどうなることやら。自分でもどういう風に過ごしているのか想像が付きません。

ま、子供達も毎年夏のレジャーを楽しみにしているので、どこかしらには行っているんだろうけれど、今までの様に休日を自分でコントロールする事が出来なくなるので、恐らく一般的な会社勤めになればカレンダー通りになるんでしょうね。

・・・ってことはだ。

大渋滞

何処に行っても大渋滞か(゚д゚; )

考えただけでオフトゥンに包まって見ざる言わざる効かざるを決め込みたい衝動に駆られます。ええ。

ちゃんとブログは不定期ながらも更新は続けますので、そのあたりの事情もまた逐一ご報告するようにしますのでお楽しみに♪

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業務連絡

作業完了です

ホイールベアリング

K様バルカン400、ホイールベアリングの交換完了しました。

・・・いや、承った作業は今日全て完了しています。明日、最終点検を済ませば車両のご返却準備が整う予定となっています。

交換したベアリングですが、左右共にガッタガタになってて写真の通り酷い状況でした。もう少し遅ければベアリングが完全に破損していたであろうと予想されます。間一髪のタイミングでのご入庫だったと思います(´∀`)b

ベアリング交換後

それに、ベアリングのガタつきによりホイールが最大で5mm近く左右にグラついていた為、ハンドルを切った際やコーナーリング時にホイールが傾斜してしまい、ディスクとブレーキパッドが接触してブレーキの引き摺り症状も出ていました。

ベアリングの交換後は、これら全て解消していますので安心してシーズンを迎えることが出来ます(。・∀・。)

ブレーキシューの交換

リヤタイヤ交換時に同時作業となっているブレーキシューの交換ももちろん完了しております。

ブレーキカムの動きも悪いわけではありませんでしたが、全て分解して洗浄とグリスアップを実施しておりますので、しばらくはここもメンテの必要は無いでしょう♪

早ければ明日にでも準備完了のご連絡を差し上げる事になろうかと思いますm(__)m

作業終盤です

ベスパ PX125

S様ベスパPX125、本日中にほぼ大半の作業を終えました。

明日、リヤ廻りの洗浄を済ませてからギヤオイルを交換すれば作業完了となります。

リヤタイヤ交換

リヤタイヤ交換時にリムが錆びすぎてタイヤとリムが大変仲良くやっていたので、少々哀しい気持ちになりましたが心を鬼にし、タイヤレバーでその仲を引き裂いてリムには新しいタイヤとの出会いを提供しておきましたww

チャンバーも届きました

うががさんからチャンバーも到着しており、既に交換作業も終わっております。

ジョイント部分は脱脂洗浄後に液体ガスケットを厚めに塗ってから取付けましたので、今までの様な排気漏れも治まることと思います。

今日塗って取付けたばかりで硬化していないので、明日の洗浄とギヤオイル交換後にテストして排気漏れの確認しておきます。

あ、ちなみに元のチャンバーはジョイント部のボルトを緩めずしてもスルリと抜けてしまうほどゆっるゆるでしたwwww

新しく取付けたチャンバーはボルトを締め付けずとも、抜群のクリアランスでジョイントされましたのでまぁ心配ないだろうと思っています♪それに液体ガスケットも塗っていますし。

あっ、車載のパンク修理材の期限切れてましたよっ(報告)

注文のお品

スナップオンバン

てんちょさんからの頼まれ物、本日受け取っております。(すでに連絡したけどw)

サイズの変更が出来ないので注意されたし。もう他のサイズは在庫が無くなったそうで。数日前にわたしが受け取った際はまだいくつか残っていたのに早いですねぇ。

レッドキャップ製つなぎ

まぁもし一度着てみてサイズが合わなかったら言って下さい~。着れそうな人が他にも居てると思うので全然問題ナッシングです( ´∀`)bグッ!

家でタンスの肥やしにしてしまうと勿体ないしねwww

着心地はディッキーズのつなぎとほぼ一緒なんだけど、胸ポケットにボタンが付いていないので、ケイタイとか入れてると屈んだ時にヒュッ!とぶっ飛ぶのがちょっと残念ですが。

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今日もいつもの

開店時のグリップ表面温度

TODAYのグリップ表面温度 開店時

19.2℃

明日の大阪の天気予報

曇り時々雨

曇り一時雨!

降水確率と概況

~06:60% ~12:40%

~18:0% ~24:0%

明日の大阪の天気は、午前中は前線や湿った空気の影響で曇りで、朝にかけては雨が降るでしょう。午後は高気圧に覆われて次第に晴れてくる見込みです。いいぞ・・・・このままの調子でいけば、月曜日は何とか雨に降られずに済みそうですε- (´ー`*)フッ

ここからが今日の本題

車両紹介

SRV250ルネッサ

ヤマハ SRV250ルネッサですね。

長期保管でエンジンが掛からないと言うことで旦那様よりご依頼がありご入庫下さいました。オーナーは奥様だそうでカフェスタイルのルネッサに乗る奥様とかカッコ宜しいなぁ・・と思いました。ええ。もちろん旦那様も乗っておられますが。

作業開始

ガソリンタンクの取外し

ガソリンコックを取外す

ルネッサのガソリンコックはスーパーカブの様に、タンクから直結されたホースの先に取付けられており、作業内容や取り回しによっては直結されているガソリンホースをクランプしてガソリンを止め、その後ガソリンコックを取外す必要が有ります。

リヤ左側のシリンダーヘッドカバーを取外せばガソリンコックを付けたままでもガソリンタンクを車両から取外す事が出来ますが、私はいつもホースを写真の様にクランプし、ガソリンコックを分離してから取外すようにしています。

お手持ちの工具や作業環境などを加味してやりやすい方法をとってくださいね。ガソリンタンクの取外し完了

後部の固定ボルトを取外す写真はありませんが、ボルト1本なのであえて説明は不要かなと思い端折りましたw

以上でガソリンタンクの取外し完了です。

エアーダクトの取外し

バンドを緩める

エアーダクトとエアークリーナーボックス本体を繋ぐ部分のバンドを緩めましょう。

ここも含めてエアークリーナーボックスと見出しに書いても良かったのですが、厳密にはこれはダクトで有りエアークリーナーボックスとは言えないかな・・・?と10秒ほど葛藤して、結局エアーダクトの取外しという見出しにしましたww

実は記事を書きながらこんな風に随所で考え込むことが多いので、以外と記事を書くのって大変なんですよね~。毎日書いてるからある程度慣れているとはいえ自分でもよく書くなと思ってますww

バンドを緩める

続いてキャブレターとエアーダクトを繋ぐ部分のバンドを緩めましょう。

エアーダクト前方部分に接続されているキャブレターのエアベントチューブがクランプされており、バンドを緩めにくいので予め写真の様にクランプを外しておくと良いでしょう。

エアーダクトを取外した

エアーダクトを持ち上げてキャブレターとラバーダクトから取外してしまいましょう。

ドラッグスター250や400などの取外し行程に比べれば断然ラクちんです。ここまでの写真枚数を見ても分かる通り、あっという間にキャブレターまで辿り付けますよん♪

エアーベントチューブの取外し

フロートチャンバーに接続されたエアーベントチューブ

先ほどバンドを緩める際に邪魔になっていたホースは、フロートチャンバーにこんな風に接続されています。

ヤマハのV型車はフロートチャンバーにエアーベントチューブが接続されている車両が多いです。ビラーゴなどもそうですね。(ってかほぼ一緒の兄弟車)

エアーベントチューブを取外した

フロートチャンバーからエアーベントチューブを抜き取り、キャブレターの取外し時に邪魔にならないように後方に避けておきましょう。

ケーブル類の取外し

チョークケーブルの固定ボルトを緩める

チョークケーブルを固定しているクランプのボルトを緩めましょう。

写真では電動ドライバーの+で緩めていますが、ここのボルトは+ドライバーなどで緩めるとかなりの高確率で舐めてしまいます。

今回は先に電動ドライバーで試して緩むか確認したのでこの写真を使用していますが、出来ればソケットレンチを使用して緩めることが望ましいでしょう。

チョークケーブルを取外した

クランプ部分のボルトは完全に取外す必要は無く、ある程度緩めればこうしてチョークケーブルを取外すことが出来ます。

次にスロットルケーブルを取外しますが、その前にスロットルケーブル脇を通過しているガソリンホースを予めキャブレターから抜き取っておいてください。

スロットルケーブルの取外し

スロットルケーブルのアジャストナットを緩めスロットルケーブルをキャブレターから取外しましょう。

下側のケーブルが少々工具を入れにくいかもしれませんが、キャブレターをマニーホールドから取外してからでも取外すことが出来ますので、必ずしも同じ行程で作業し無くてもOKです♪

キャブレターの取外し

バンドを緩める

マニーホールドの固定バンドを緩めましょう。

ここさえ緩めればあとはキャブレターを引っこ抜くだけですので。マニーホールドにヤマハ病とも言える劣化が見られる場合は、同時に交換作業を実施しておくと手間が省けてGOODです。

写真はありませんがキャブレターに接続されているヒーター配線も忘れずに抜き取っておいてくださいね♪

ちなみに、社外品の安価なマニーホールドはしっかりとエンジンに固定しても、完全にエンジンと密着せず浮いたような感じになります( ;´ω`)二次エアーを吸っていなくとも、精神衛生上あまり好ましくないですw

純正のOリングとの互換性が無い(太さが合わない)物が多く、色々と怖いので出来れば純正をチョイスされるのが得策です。

キャブレターを取外した

マニーホールドのバンドを緩め終わったら、キャブレターをググッと引いてエンジンから取外しましょう。

Vツインエンジンのキャブレターの取外しは、マニーホールドが激しく硬化して縮んでいても取外ししやすいので助かります(*´ェ`*)

キャブレターを取り外し終わった状態

んでこれがキャブレターを取り外し終わった状態ですね。

マニーホールドが上を向いているので、キャブレターを取り外し終わったらすぐにタオルなどで異物が入らないように塞いでおくのをお忘れ無く。

また、併せてエアークリーナーボックスへと繋がるラバーダクトにも詰め物をしておくように。

取外したキャブレター

以上でキャブレターの取外し作業は完了です♪

第1回目の記事でキャブレター本体まで取外しが終わるなんてスピーディーですねぇ。行程が少ないということが読者の方々にも伝わって居ると思います。

ま、いつもよりも写真を多く使って進めたって言うのもあるんですけどねwww

いつもは本題で写真10枚使用するっていうのが自分で決めたボーダーラインなんですけど、今日は記事の進行も早く、すらすらと記事を書けているので15枚も使用したため、キャブレターの取外しまで終わったってワケです。

さっ、今日はこれぐらいにして、この続きはまた明日更新の記事でご紹介したいと思います。

じゃ、今日の作業はここまで!

閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき

差し入れのたこ焼き

・・・サーセンw

写真撮るの忘れてたんですwww

閉店作業してる時に知り合いがたこ焼き持って来てくれて、それを受け取ってあれこれ話をしている内に忘れてしまいましたわ(^_^;

閉店後の空腹に食べるたこ焼きの旨さと言ったらそりゃもう・・・・絶品やがなw

ごちそうさまでしたm(__)m

ではでは、また明日も元気でお目に掛かりましょう☆

コメント

  1. 丸山 より:

    本日、フリーウェイの点検修理で入庫させていただいた丸山です。
    確認しようと思っていながら聞き忘れましたのでこちらにコメントさせていただきます。
    セントラムさんのステッカーは作られてますか?
    あれば購入してバイクに貼りたいのですが・・・・・
    (真ん中がオレンジの星で周りが青白のイメージでもOKです。)
    お忙しいところくだらない質問で申し訳ありません。

    • centrumMC より:

      お世話になっております。

      バイクに張って頂けるとのお申し出、非常に有り難いのですが
      ステッカーはその昔に少しだけ(10枚ぐらい)作ったことはありましたが・・・
      今は作ってないんですよね。。。

      ほんとうに申し訳ないです(つД`)エーン

  2. かねだ より:

    早っ!!(゜ロ゜ノ)ノ
    あっ、ありがとうございます(驚)。
    完成しましたら出来るだけ早く引き取りにいきますので宜しくお願い致します。