ども。
お疲れ様です。
今日は連休明けで朝から予定がギッシリです。手を付けると途中で止めることが出来無い作業が多く、後に続く予定時間などを加味しながらびっちりと作業尽くしです。
週末から祝日月曜日に掛けて段取りしていた車両の部品が入荷してきたり、新車のご契約頂いたお客様の車両を合間を縫って仕上げたり・・・と、時間が全然足りませんwww
明日も朝から予定が詰まっていますので頑張りますъ(゚Д゚)!!
そうそう全然関係ない話なんですけど、夕方に車両配達行った帰り、近所の消防署を通ると消防・救急隊員が交差点付近でゾロゾロと何か作業していたので、もしかして・・・事故?
信号待ちだったので暫く見ていましたが、事故の後処理などではなく、
植木の剪定
をしていた様で、チェーンソー片手に植木を切る救急隊員、熊手片手に剪定くずをかき集める消防隊員は・・・ちょっと新鮮だったなwww
消防隊員は何となくその姿を理解出来無くもないですが、救急隊員がチェーンソー片手にバシバシ植木を男らしく切り倒している姿はなかなか乙でしたね。しかも、救急隊員のあの制服で作業しているもんだから余計にさぁwww
消防隊員に救急隊員まで交差点に居てるからちょっとおっ?ってなったけど、こういう敷地廻りの剪定も自分たちでやるんだなとちょっとほっこり(*´ェ`*)
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業務連絡
作業完了報告
前後タイヤ交換、ホイールベアリングの交換作業完了しています。
懸念していたステムベアリングですが、現在の所問題は無さそうですのでしばらくは様子見という形で問題無いと思います。
ホイールベアリングの交換については実にグッドタイミングだったと思います。前後共にベアリング内部のグリス切れによるゴロつきが出ていました。ついでブレーキパッドの残量も点検しましたが、こちらはもう暫く問題無いでしょう。ご使用距離などによって変わりますが、今シーズンはまず間違い無く乗り切れるでしょう。
また何か気になる点などがあればいつでもどうぞ♪
頂いてます報告
ご報告が随分と遅くなりましたが、先日頂いた寿がきやの辛辛魚頂いています♪
辛い物が好きでたびたびこのブログでも引き合いに出される、この寿がきやの辛辛魚ですがほんっとに美味しくて、お客様が何と箱買いで差し入れて下さいました(*^ω^*)
ランチタイムや休日のお昼ご飯に頂いております。鼻水がダラダラ流れ出るほど辛いラーメンですが、こんちくしょぉクッソ美味いんだわwwwww
コレ見てるとすぐに食べたくなってくるんですけどね、思う存分食べてみて1つ発見がありました。いや、発見というよりも初めから分かっていたことなのですが・・・。
ブログ書きながら食べたらアカン
いやほんっとに。
食べてる時は美味しいんですけどね、1時間もするとお腹がぎゅいいぃいぃいんって痛くなってくるんだわwwwランチタイムに食べた時は身体を動かしているから気が付かないだけかもしれないけど、夜食べるのはアカンわコレ。
翌日も朝からお尻がヒィヒィ言って大変なんよ(´Д` )w
やっぱりこういう刺激物はランチタイムに頂くのがベストです。
中間報告
ホンダ ホーネット250ですね。
キャブレターのオーバーホール作業も、取付前の点検も終わって車両に取付けてエンジンまで始動するところまで来ましたが、ここまできて問題発生です。
燃料ラインの一部からガソリン漏れが発生したため、再度分解して燃料ラインのOリングを交換する必要が出てきました。既に部品は月曜日中に発注していた物が今日入荷していますので、週末までには再度分解して交換する予定です。
また、EX側シリンダーヘッドの正体不明の穿孔よりクーラントが漏れる件ですが、未だに原因の追及が済んでおりません。キャブレターの問題が解決したら早急に取り掛かる予定ですので今暫くお待ちください。
あ、別でお預かりしているフロントフォークのO/H作業ですが、こちらは明日中に完了する予定ですので、完了次第またご連絡差し上げます<(_ _)>
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今日もいつもの
開店時のグリップ表面温度
10.0℃
明日の大阪の天気予報
曇りのち時々晴れ!
降水確率と概況
~06時:0% ~12時:0%
~18時:10% ~24時:10%
明日の大阪の天気は、気圧の谷の影響で昼過ぎにかけて曇る見込みです。その後、中部や南部では概ね晴れますが、北部では寒気の影響で曇りで夕方からは雨の降る所があるでしょう。午後から少々降水確率が10%と上がっていますが、そんなに雨の心配は無さそうですね♪
干しているワカメが濡れるのは困るのでぜひ雨はやめていただきたい(・ω・)
ここからが今日の本題
先日からご紹介している、
TW225のシリンダーヘッドからの異音を修理してみよう!
ですが、今日は第8回目となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
前回までの記事
前回までのおさらい
ロッカーピンを即席の工具で引き抜き、カムシャフトを抜き取ったところまでご紹介しましたね。今日はこの続きをご紹介しましょう。
もう忘れているかも知れないのでもう一度書いておきます。
組立に関しては基本的に分解の逆手順ですが、詳細を説明出来るだけの写真が何故だかありませんので、他のHPなどを参考にして頂くか、予めサービスマニュアルなどを入手して作業する様にしてください。
作業再開
カムシャフトの確認
これがシリンダーヘッドより取外したカムシャフトですね。
TW225はSOHCの2バルブエンジンなのでカムシャフトは1本だけです。当然ですが・・・。あえて説明なんて必要無いかも知れませんけど一応ね(^_^;
DOHC=ダブルオーバーヘッドカムシャフト(2本)
OHV=オーバーヘッドバルブ(1本または2本)
※ハーレーを代表したVツインエンジンに多く見られます
取外したカムシャフトを点検しましたが、やはりこれと言ってカジリや偏磨耗も見当たりません。カムシャフトを支えているジャーナル部分にも通常使用による当りは見られますが・・・ほんっと何も無いわ(´ε`; )
もちろん問題があったIN側のカム山も点検しますが・・・・全く問題無し。
どうなってんだコレ???あれだけのバルブの状態で、ロッカーアーム本体にも問題無いし、ピストンヘッドにも打痕も無し、カムシャフトにも一切問題が無いなんて。
奇怪すぎ
少しぐらい当りがキツくてカジっている部分が有るんじゃ無いかと思っていましたが。分解前にミラーを突っ込んでロッカーカバー部からもカムシャフトに異常が無いことを確認していましたが、実際は分解したら何かしらの痕跡は有るだろうと思っていたのにね。
こういう原因がはっきりと掴めない修理ってのが最も怖い・・・(((*゚ェ゚*)))
シリンダーヘッド側のカムシャフトを支える部分も、こんな風に指を突っ込んでカジリが無いかチェックします。
少しでもザラツキがあれば、それはカジっている証拠です。カムシャフトよりもアルミであるシリンダーヘッド側の方がカジりやすいので、カムシャフトに異常が無いからと言ってチェックせずに素通りは危険です。
で、問題はあったのかって?
ーーー無い。
つるんつるんよ。ザラツキなんて皆無よ。生まれたての赤子の肌の様にツルッツルですわ。
ロッカーアームの確認
まずはEX側のロッカーアームです。
ロッカーピンが通っていた部分にカジリや、アーム本体に曲がりが無いか点検しました。
EX側は特にバルブを突いていたという事も無かったので、外観での異常は全く見られません。まぁ当然と言えば当然なのですが。
裏返してアジャストボルト、スリッパー部分の点検を実施します。
アジャストボルトはそれなりに打痕感はありますが、問題が無い範囲と考えて良いでしょう。カム山をなぞる様に触れているスリッパー部分も、ツルリと光沢があって綺麗な面で問題がありませんね。
バルブを突いた場合や、オイル切れ、オーバーレブなどで痛めたエンジンの場合、このスリッパー部分にはカジリが必ず付きます。
カジリってのは、いわゆる金属が溶けて削れた様な跡のことです。明らかにカジっている部分は異質な状態になっていますので一目瞭然です。このスリッパーの状態が正常で、これ以外の表面以上はすべてカジっていると思ってください。
続いて問題のIN側のロッカーアームの点検です。
ロッカーピンが通る部分にはやや当りが強い部分が見られました。通常使用ではこのような当りが付いてしまう様なことがありませんので、これはバルブを突いた際の唯一の痕跡と言えそうです。
だからといって大きくロッカーアームが曲がっていたり、焼き付いてロッカーピンが抜けなかったと言うことはありませんでしたが。
続いてスリッパー部分とアジャストボルトの確認です。
スリッパー部分はEX側と同様に、カジっているという様なことも無く実に美しい。誰かの手によって修理・再研磨された跡もありません。ちなみに、ロッカーアームをカジってしまい、メーカーも廃番で入手できないという場合、スリッパー部分に硬質クロームメッキを施して修理する事が出来ます。
激しく損傷したロッカーアームも完全に修復することが出来ますので、お困りの方は硬質メッキで検索してみてください。なお、ロッカーアームを硬質クロームメッキで修理する際は、1本は見本で正常なロッカーアームを同梱して送ると良いでしょう。
当店がお世話になっているのはこちらです。サビて凸凹になったフロントフォークインナーチューブの再メッキも快く受け入れてくれますよん♪仕上がりはお墨付きです。
(有)吉川ハードクローム
これが潰れて異様な形状に変形・摩耗してしまったアジャストボルトですね。中央部分が大きく凹んでおり、尋常じゃ無い力が掛かったことを物語っています。
ね?凄くない?完全にお碗型に凹んでいます。
よくまぁここがこんな状態になっていても他が無事なんて未だに信じられません。まずバルブが突いたってのは間違い無いんでしょうけれど、それにしては被害が限定的過ぎるんですよね-。
ココだけを残して他を修理(交換)したとも思えないし。分解すればするほど謎が深まります・・・。
バルブ周辺の再確認
まずはEX側のバルブ周辺です。
コッターピンも2つちゃんと入っていますし、ロッカーアームとシリンダーヘッドの接触面にも問題はありません。
もちろん、IN側の様にバルブステムエンドが凹んでいたり、潰れているといったことも有りません。
うむぅ・・・・何度見ても凄い状態です。
ん・・・・????
これ・・・もしかして・・・コッターピンが潰れてない??
あぁ、そうだわ。これコッターピンが潰れてぶしゃぁってはみ出してるんだわ。ステムエンドが潰れているにしては様子がおかしい。
よくよく見たらコッターピンだわ。うんうん。
推測
なぜコッターピンがこんな風になってしまったかは分かりませんが、恐らく何らかの影響でコッターピンが抜け(または抜けかけ)、ロッカーアームで叩きつぶされたって事じゃない??
通常はコッターピンが抜けてしまうなんて事はありませんが、唯一考えられる原因は1つ。
組付け不良
ですな。
なぜバルブを分解したのかは分かりませんしそれはまぁ良いとして、コッターピンを入れた際にちゃんと確認をしなかった為にこんな事になったのでしょう。
コッターピンを入れ終わった後、当て物をしてからハンマーなどでバルブを数回叩き、必ずコッターピンの座りを良くしてあげる必要が有ります。
また、この時点でコッターピンの填まりが悪い場合、コッターピンが浮いたり、外れたりしますのですぐに分かります。
恐らくこの行程を端折ったんじゃ無いかなと推測しましたが・・・・どうでしょ?w
ま、とりあえず明日からの記事ではバルブを取外していく記事をご紹介していきます。EX側はすんなり抜けてくれそうですが、潰れたIN側がどんな感じになるのか楽しみですwww
じゃ、今日の作業はここまで!
閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき
8.4℃
夜になるとまだまだ寒いですなぁ・・・・。
花粉のおかげで鼻かみすぎて鼻の下痛いし、そろそろ鼻セレブ使わなきゃシーズンを乗り切れる自信が無いわwwwシーズン終わる頃には鼻の下の肉が無くなりそうですwww
3時間に1度しか使えない点鼻薬も、3時間待たずして効果切れるし・・・あぁ辛い。。
ではでは、また明日も元気でお目に掛かりましょう☆