ども。
どないしたんや・・・めっちゃ寒いがな!(((´;ω;`)))
これがいわゆる寒の戻りってやつですよね。わたしは見ていませんが、関東方面では雪が降ったそうで。もう3月も3週目に突入したってのにいい加減にして欲しい。しかも、風がビュービュー吹いてるから寒さ倍増ですわ。
相変わらず朝からくしゃみも止まらんし、目も痒くて花粉症真っ盛りで毎日辛いですわぁ。まぁ凄いもんで点鼻薬使ったらそれまでグズグズ言ってた鼻もピターッ!と止まるし、むず痒いのも収まるんですからねぇ。
目薬と違って点鼻薬は口内に落ちてきた時に、少々苦くてマズいのが難点ですが・・・(´ε`; )まぁ薬にマズいも美味しいも無いと思いますけど、目薬ってのは往々にして甘い物が多いので、余計に点鼻薬の不味さが引き立ちますwww
これ、知ってました?
普段目薬とか点鼻薬使わなかったら分かんないですよね(^_^;
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事故
事故と聞いてまず思いつくのは修理見積りですね。
このシグナスXの様な激しい事故で、明らかに修理が困難だろうという車両であっても、修理見積りというのは必ず必要になってきます。
まぁさすがにこれぐらい激しくフレームまで破損していると、見た目全損って感じでざっくりとした見積りでOKですよと保険会社から連絡があるのですが、外観の破損状況だけでは判断の付きにくい車両の場合は、基本的に全て分解して一から損害箇所を確認と書き出し、そしてその後パーツリストから当該部品の品番を全てピックアップしていくという作業があります。
ボルト1本、ガスケット1枚、ワッシャ1枚も取りこぼさないように全て見積書に記入していきます。
全画面表示
これは当店で使用している見積りソフトのせいなのですが、ソフトを起動するとFilemakerProを使用したソフトだからか、タスクバーも覆い被す完全に全画面表示になるんですね。(写真参照)
これが非常に使い勝手が悪く、CSVファイルなどで部品商から送られてきた見積り結果(金額と在庫状況)を表示させつつ、見積りソフトに金額や品番を入力していくのに、わざわざWindowsキーを押下してタスクバーを表示させ、その後csvファイルを開いて品番のコピーしてソフトに張付け。
そしてまた全画面表示に戻っているので、またWindowsキーを押下してcsvファイルを選択しなおして金額を確認してソフトに入力・・・・・
ええぇえぃっぁっ!めんどくせぇぃ
1個や2個なら我慢出来ますが、さすがに10点とか数が増えてくるとテンポも悪いし煩わしいことこの上ないんですよねー。せめて、ウインドウモードと全画面モードの切り替えが出来れば良いのにと常々思っていますが、いくらバージョンが上がってもそこは変わり無いようで・・・・(´-ω-`)
メールから紙、そしてソフトへ
で、さすがに事故の見積りをしている時は点数も多くそんな煩わしい作業を繰り返していられないため、部品商からメールに添付されてきたcsvファイルを紙に印刷するわけですよ。
んで、その紙をキーボード近くに置いて、物差しで1つずつ下に下がりながら金額と品番をソフトに見ながら入力していく方法をとっています。
コピペが出来無い煩わしさがありますが、画面を毎回切り替える事を思えばキーボードを叩いて入力している方が断然早い。
でも、手元に置いた紙と、モニターの高さを目線だけで移動するのはさすがに困難なので、毎回頭を下向けて品番と金額を確認して・・・
これも効率が悪りぃなおい!(*`Д´*)
モニタの真横にこの印刷した紙があれば、目線の移動だけで楽々と見積りが出来るのに・・・。まぁモニタにセロテープで貼付ければ済む話ですが、それじゃ毎回セロテープが無駄だし、何よりスマートじゃ無いwww
ホルダーを自作
モニター横にファイル(紙)を挟んで固定できるホルダーがあればいいのですが、あいにくそういう洒落た物はこの店にはないんでね・・・。
購入すればそういったオフィスグッズはいくらでもあるんですが、折角なら手元にある物を使用して便利グッズを作ろうじゃ無いかと思い立ったわけです。
店内を見渡して発見したこちらを今回使用しました。
お客様の車両をお預かりした際に、カギを引っ掛けて保管するために使用したフックの残りですわ。
一般的なフックですとフック部分が分厚くてカギが引っ掛けられなかったりする事が多いですが、このコードフックは肉厚が薄く、純正キー単独でもスルリと掛けられるので重宝します。
これをモニタ横に貼付けたら、うまく紙を挟んで固定できるのではと考えました。
まずは試しに
上側のフックは外側に開口部を向けて張付け、下側のフックは開口部を上向きに貼付けることにより、書類が下方にずれることを防ぐ様にと考えてみました。
だがしかし。
フックをモニタに取付けるまでは良かった。
でも、金属製のフックが紙の様な薄い物を押さえるには少々圧力が足りません。しっかりとフックを押さえつければ、ギリギリなんとか紙を支えることが出来ますが、毎回そんな風にフックを強く押さえつけて紙を固定するとか、オフィスに置いては現実的じゃ無いですよね?
もっとこうサクッと簡単に薄い物でも挟み込めなきゃ。
要はもっと摩擦が必要って事なのよ。紙を押さえるための摩擦が。
改良にコレ
メスギボシ端子用のスリーブですね。
適度な太さで弾力のあるゴム素材・・・・(´ε`; )ウーン・・・コレちょうどいいがな!ってすぐに思いつきました。細く絞られている部分は不要なので適当にカットして、太い部分だけをフック部分に被せてしまいます。
おおおぉぉ・・・なんかすげぇいい感じでフックに入ってくれるww
しかも、この厚みのあるスリーブが入ることによって、フックが押さえる圧力も増してかなりいい感じですやん(゜д゜)
これはイケるでww
完成
・・・・・ww(言葉にならない)
完璧すぎて嬉しいww
求めていた機能が10円程度で実現し、さらに使い勝手も最高です。おかげで目線の移動距離も減って捗る捗る♪
オフィスで手元の書類とモニタを行ったり来たりする事が多い方、100均に行ってコードフックとメスギボシ用のスリーブを買いましょうwあっという間に書類ホルダーが作れます♪
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今日もいつもの
開店時のグリップ表面温度
6.6℃
明日の大阪の天気予報
晴れ時々曇り!
降水確率と概況
~06時:10% ~12時:0%
~18時:0% ~24時:0%
明日の大阪の天気は、寒気の影響で明け方にかけて北部を中心に雨や雪の降る所がありますが、中部や南部では高気圧に覆われて次第に晴れる見込みです。午後からは雨の予報も無く心配は無さそうですが、気温は今日と同じくあまり上がらず寒い1日となりそうです。
ここからが今日の本題
先日からご紹介している、
TW225のシリンダーヘッドからの異音を修理してみよう!
ですが、今日は第3回目となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
前回までの記事
前回までのおさらい
圧縮上死点と排気上死点の違い、そして圧縮上死点の位置出し方法などをご紹介し終わった所まででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきましょう。
作業開始
クリアランスの確認
エキゾースト側のロッカーアームだけに限ったことではありませんが、タペットクリアランスの簡易的な確認方法をご紹介します。
本来であればシックネスゲージを使用して、アジャストボルトとバルブトップとのクリアランスを計測しますが、今回の様に激しい打音が聞こえるような場合はシックネスゲージを使用せずとも、明らかにクリアランスの異常があることが認められる為、指先での感覚で十分に判断出来ると思います。
簡易計測方法
ロッカーアームを指先で押し上げ(摘まめるなら摘まんで)、カチカチと極微量に上下する程度がほぼ適正値です。
指先の感覚にもよりますがザックリとこんな感じです。
EX側:IN側に比べてて上下にしっかりカチカチ感有り。上下しているというよりはガタ付いているという感じに近い。
IN側とEX側で比べると、EX側の方がクリアランスは広く取られているはずなので、上述の様な明かな違いが出るはずです。ただし、使用期間や乗り方によっては逆にクリアランスが広がっていて、もっと顕著にカチカチ感が有るかもしれませんので、これはあくまで簡易的な計測方法として知っておくと良いでしょう。
なお、クリアランスとしてはIN側が概ね0.10~0.12mm、EX側が0.15~0.17mm程度が標準的な数値ですが、メーカーやモデルによって異なりますので正確な数値はサービスマニュアルなどを参考にして下さい。(一時的な設定であれば概ねこの数値内であれば問題無いと思います)
エキゾースト側
ロッカーアームを指で摘まんで上下させますが、先ほど書いていた通りの感じで、今回の様な異音を発生させるような原因となっているとは考えられません。
ややクリアランスが狭すぎるような気もしますが、それは今は問題ではありませんので軽くスルーしておきます。(後ほど調整しなおしますので)
イン側
先ほどの写真と同じ様に見えますが実は違いますw
再びイン側のロッカーアームを指で押してクリアランスを確認してみました。
(カチャカチャ)
へ??
なんでこんなにクリアランス広いんだ???
明らかにこのクリアランスはおかしい。
クリアランス異常
ちょ・・・ちょっと待ってwwww
バルブトップがなんかおかしいww
隕石が落下した地表みたいにバシャーン!ってなってるやん!!
※ミルククラウンでもいいけどw
えっ・・・なになに・・・怖い怖い(((( ;゚Д゚))))
異常の正体
ぶはぁwwww
なんでこんな潰れ方してるのキミw
今まで20年近くオートバイショップで勤めて来て色々なトラブルを起こした車両を見てきましたし、凄惨な状態になったエンジンも見てきましたが、こんな風にバルブトップが潰れたエンジンなんて初めて見ました(゜д゜)!!
もうちょっと初見でよく分かるように拡大した写真も載せましょうか。
すんごwww
これみたらミルククラウンでも隕石の衝突跡(クレーター)でもなく、あのーほら、ピストルから弾丸が発射されて鉄板にぶつかって潰れた時のあの感じだわ。うん。
ってか、これロッカーアームが激しくバルブを叩いた証拠なんですけど、通常はこんな事には絶対になりません。
原因は?
通常IN/EXバルブはロッカーアームによって押され、燃焼室内にバルブが突出してそこで押し込む力が逃げているハズなんですよね。だからすり減る事は有ったとしてもこんな風に潰れてしまうような事なんて、一部の例外を除けばあり得ない事です。
この状態を見る限りでは明らかにバルブが下がらずに、ロッカーアームがバルブを押し込む力がそのままバルブトップに掛かった事を物語っています。
この状況から推測できることは1つ。
バルブが燃焼室内に突出した際に、何らかの影響でピストンと接触してしまい、バルブを押し下げる力が逃げ場を失いバルブトップを叩きつぶしてしまった。
つまり、バルブが突いてしまった状態ですね。俗に言うエンジンブローってやつです。
でもおかしいですねぇ・・・異音こそ出ていますがエンジンの始動には問題が無い。それにアイドリングだって割りと安定していますし・・・・(´-ω-`)
見た感じではロッカーアームにも曲がりや異常磨耗も見られない。EX側のロッカーアームやバルブにも全くと言っていいほど異常は無かったし。
こりゃ・・・競り会場に出品する前に出品店が一部だけ部品交換をしたのかねぇ・・・?仮にエンジンブローした状態から、わざわざこのバルブだけ修理せずに残した状態で出品したってのも考えにくい。
ますます謎が深まるばかりです。
とりあえず、これ以外にもカムシャフトなどに損傷がないかチェックしたいと思いますが、この続きについては明日更新の記事でご紹介したいと思います。
じゃ、今日の作業はここまで!
閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき
6.6℃
少し前に整備した記事なんですけど、思い出しながら記事を書いてて、もちろん最後の結果までもう分かっているのですが、未だに謎が多くて詳細な原因は分からないままなんですよね。まぁ業者さんからの仕事だったので、その後はどうなっているのか分かりませんが・・・。
最終、こちらからお出しした段階ではもう問題は1つも無く抜群の調子でしたからね。今は問題無いでしょうけど、それより何より原因が未だに分からないのが気持ち悪いwwww
いやぁ実に奇々怪々であります。
ま、こういう希有な事例を見れることも実はちょっと楽しかったりします(。・∀・。)♪
ではでは、また明日も元気でお目に掛かりましょう☆