ども。
体調も良くなりましたので今日から
平常運転開始でーす♪
1週間ほどブログをまともに更新していなかったので
久し振りの更新で気合いが入ってますww
しかも、数日前から触れていた250TRの記事なので
気合いの入り方もいつも以上です。ええ。
何しろ画像枚数トータル、な・・ななんと
3 7 0 枚
一体何回まで書き続ける事になるんだろうかと。
気長にお付き合いの程宜しくお願いします♪
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修理依頼の車両
とある業者さんからの修理預かりです。
カワサキ ZX-10ですね。
ZZR-1100にモデルチェンジする前の
前身と言えるモデルです。
まぁ酷いギヤ抜けなどで有名なので
知っておられる方も多いと思いますが。
修理内容は、買い付け後にエンジンを始動させて
コンディションをチェックしていたところ、
突如エンジンから
ぎょばっぐぎょごぎゅぎぎぃっごごぎっ!
聞いた事が無い様な音がして止まったと・・・。
もうアカンやつちゃいますのそれ?ww
憶測で話をしていても仕方無いので、とにもかくにも
原因(ダメならダメの根拠)を探る必要が有ります。
現状の確認
イグニッションをONにして、スターターボタンを押しますが
(キュルカコッ・・カコッ・・カコッ・・・)
オーバーフローしたガソリンが燃焼室内部に溜まっている
時の様な引っ掛かった感じの止まり方です。
ただ、全く回りそうな雰囲気のしない固い感じがあるのが
ちょっと気になります。
何度か繰り返していると、バッテリーに接続された
リード線が熱くなってきたのでここで現状確認は終了。
※バッテリーは新品
ギヤをトップギヤに入れ、リヤホイールを手で回す
直接クランキングの方法も試しましたがまるで動きません。
少しでもクランキングしそうなヌルッと感があれば
もうちょっと頑張れるのですが、全くそんな感じが無いので
早々に諦めましたww
オイルを抜いてみた
エンジン内部で聞いた事も無い様な音がして
停止したって言うぐらいだから、オイルを抜けばその破片も
きっと出てくるだろうと思い、エンジンオイルを抜き取ってみました。
んが、しかし。
何も出ない。
それ相応に汚れたオイルが4リットルほど排出されるだけ。
少し量が既定よりも多かったという事以外、なんら
おかしな点は無い。
ふむぅ(´-ω-`)
プラグホールから確認してみる
ガソリンタンクを取外した後、スパークプラグを全て抜き取り
プラグホールよりエンジン内部の状況を確認しました。
バルブを突いてしまったエンジンの場合、必ずと言って良いほど
ひん曲がったバルブが見えたり、ピストンヘッドを叩きまくった
跡が確認出来たりと、多くの情報を得る事が出来ます。
んが、しかし。
何もねぇwwww
なーんにも無いww
ピストンヘッドもプラグホールから見える景色も
んまぁ~綺麗なもんさ。
TORCHプラグの見た目ぐらいキレイだったわ。
カバー開けるしか無い
って事でアンダーカウルを取外してクラッチカバー分解に着手。
ここを開ければはっきりと分かるはずです。
この個体がステルベンなのかどうなのか・・・・。
恐る恐るクラッチカバーを固定しているボルトを
電動ドライバーで景気よく取外して行ってると異変が。
なんつうかね、あり得ない事なんだけど
クラッチカバーが内側から押されて出てくるのよwwww
何この感じた事無い内圧ww
隙間から見えた○○○・・・
えっ・・・・(@@;)
ちょっと待って・・・・。
クラッチの具合がおかしい事になってるんですけど。
ゴッリゴリに削れちゃってるし、クラッチスプリングが
下に落ちてるのも見えるんですが…
で、ゆっくりとカバーを開いた状態がこちら。
クラッチスプリングが取付け部分ごと折れてるやないのっ!
しかも3本も!!
そりゃこんな部品がクラッチに挟まってたら
セルも回りませんわ・・・。
しかし酷いなこれ。
どうしてこんな事になったんだろうか。
エンジンを始動しているだけでこうはならんでしょうに。
もともと折れ掛かっていたとしか思えない。
んで、この折れた部品類を除去してから
セルを様子見ながら軽く回すと・・・・
(キュルルルルルルルッ)
おおっ回るがなwwww
クラッチさえ直してあげればなんとか
息を吹き返してくれそうです♪
診断結果
ステって無くて一安心♪
当初、最悪の場合エンジンの換装が必要になるかもしれないと
お話していましたが、クラッチ周辺だけ交換すれば
十分に修理してまた気持ち良く乗る事が出来るでしょう。
エンジンが掛かっていないのでエンジンの調子が良いとか
悪いとかの判断はしていませんが・・・・。
でもまぁ最悪の事態は脱したという事でよきかな♪
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今日もいつもの
開店時のグリップ表面温度
6.6℃
明日の大阪の天気予報
曇り時々雨!
降水確率と概況
~06時:20% ~12時:80%
~18時:70% ~24時:30%
明日の大阪の天気は、低気圧や前線の影響で雨や
雷雨となる見込みです。
南部では雷を伴って激しく降る所があるでしょう。
お昼前頃から急激に降水確率が高くなっていますので
お出掛けの際は雨具のご準備をお忘れ無くお願いしますね。
ここからが今日の本題
車両紹介
カワサキ 250TRですね。
先日から何度かお休み記事の前に書いていた、
ギャングパーツ製のバイソン風外装キットの
組付け作業を今回はご紹介していきたいと思います。
ギャングパーツさんの詳細と、バイソン風外装キット
装着後の車両はこちらの記事をご覧下さい。
今回の記事は取付け説明書が無い状態で
取付け作業を実施していますが、無くても十分に
取付けが可能な外装キットなので安心です♪
では作業を始めて行きましょう。
作業開始
シートの取外し
シート底部よりフレーム側へと伸びるステーが有りますので
フレームと固定しているボルトを取外しましょう。
ボルトを取外したらシートを後方に引いて
車体から取外します。
実に簡単です。
この250TRはキャブ車でそこそこ年式も古いというのに、
走行距離なんと2000km程度と極上のコンディション♪
シート下も、んまぁ~美しいww
ガソリンタンクの取外し
まずはガソリンコックのレバーの向きを確認しましょう。
ONまたはRESになっていればOKです。
PRIは弁の強制開放なので、この位置でガソリンホースを抜くと
ガソリンがだだ漏れになりますのでご注意を。
ガソリンホースを抜き取る前に、↑の写真でもある様に
予めエンジンを覆う様にタオルを掛けておきましょう。
あとはラジオペンチを使用してガソリンホースを
ガソリンコックから取り外しましょう。
ガソリンホース抜き取り
ホース内に残っているガソリンが
こぼれ出てきますので注意してホースを抜きましょう。
ガソリンホースを取り外し終わったら、次は
そのさらに奥側に差し込まれている、負圧のホースを
取外してしまいましょう。
負圧のホースは指で引っ張っても抜けると思います。ええ。
そんなにガソリンホースほど強く差し込まれていないんでね。
ガソリンホース、負圧ホースを抜き取り終わったら
さきほどエンジンに被せておいたタオルで
そのままホースを包んでおきましょう。
ドレンホースの抜き取り
続いてガソリンタンク右底面にドレンホースが
ありますのでこれを抜き取りましょう。
ドレンホースを抜き取り終わったら、次はいよいよ
ガソリンタンクの固定ボルトを取外していきます。
タンク末端部に12mmの固定ボルト1本です。
固定ボルトと共にカラーも入っていますので、
無くすのが心配だという方は一緒にガソリンタンクから
カラーも取外しておきましょう。
固定ボルトを取外したらガソリンタンクを
取外していきます。
ガソリンタンク取り外し時の注意
ガソリンタンク前方のフチ部分に指を掛け、
取外し時にキズが付かない様にします。
この状態のまま、ガソリンタンク後方を少し持ち上げつつ、
後方に引きながら取外しましょう。
左右に少しだけキュコキュコと揺すりながら引くと
取外しやすいですよん♪
ガソリンタンクが少し後方にずれてきていますね。
そのままの調子で後方へとさらに引いて、前方内側で
ラバーに引っ掛けてある部分からガソリンタンクが抜けたら、
しっかりと支えながらガソリンタンクを取り外しましょう。
おぉさすがにガソリンタンクで見えない部分のフレームなどは
ほこりが積もっていてそれなりに汚れていますね。
白くなっているのがよく分かりますねw
ガソリンタンク固定用ラバー
で、先ほど言っていたガソリンタンク内側の
引っ掛けているラバー部分っていうのがこれですね。
このラバーですが、すぐにコロリと落ちてしまう物が多いので
予め取り外して保管してくとよいでしょう。
地面に落ちるとよく転がって行っちゃうんだわコレwww
さて、今日はガソリンタンクの取り外し作業まで
ご紹介しましたので、この続きはまた明日更新の記事で
ご紹介するようにしますね♪
じゃ、今日の作業はここまで!
閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき
2.8℃
うーん・・・今日のこのペースで書いていくと、
実際の外装キット組付け行程までは
かなり時間が掛かりそうですね(@@;)
でも、外装類の組付け作業は最後の行程に近いので
それより何より、ハンドル廻りの作業の方が
行程が多くて説明も大変そうです。
しばらくは分解行程が多くなる事はご了承下さいまし。
ではではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆