【後編】シグナスX-FIのスピードメーターセンサーを交換してみよう!

ども。

今日はやっぱり予報通り朝から雨。

雨でもせめて小降りだったら・・・なんて声も

届くはずもなく朝から土砂降り(;´Д`)

雨の中車両の引取りに行って来ましたが、

寒くて雨が降る中でご対応下さったお客様に感謝です。

わたしが濡れるのは一向に構わないのですが、

実車確認、打合せ、積み込み、荷締め、出発までの

約10分間を共に雨に打たれて・・・・有難う御座いました。

※屋根が無い場所だったので逃げようもなく・・・

その雨は今も降り止むことなく降り続いています。

降り続く雨

もうええで?

そろそろ降り止んで貰わないと帰りにカッパ着なければ

いけなくなるんでね・・・ほらっ、さぁっ、晴れなさい!

明日も多少降水確率は高めですが、雨には降られずに

済みそうなのが唯一の救いです。

明日もお客様の入庫と引取りがあるのでぜひ晴れて頂きたい。

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未だに買ってしまうコレ

200円のガチャガチャ

200円のガチャガチャですねぇ。

ホームセンターにもあるし、カラオケ行ってもあるし、

スーパーにもショッピングモールにもあるんで、

見かけるとついつい確認しちゃうんですよね。

(なにか面白いの無いかなーっと・・・どれどれ)

んで今回も見つけてしまったんですよコレをね。

ガチャガチャの中身

ロープで知恵の輪

これアイピーフォー(株)から販売されている、ロープで知恵の輪という商品です。

ちゃんとした知恵の輪なんて大人になってから

長らくやってなかったし、楽しそうだから3回実施してこの2点をゲット。

1つは重複したので友人に差し上げました。

せいぜい大人になってからやる知恵の輪なんて、

団子状に絡まったロープを解いたり、グチャグチャになった

関係を仲裁する知恵の輪ぐらいで、そこまで難しい物じゃ

無いだろうと思っていました・・・・。

ロープで知恵の輪 説明書

ロープで知恵の輪 全種説明書

同封されていた説明書的なの。

全部で8種類あるようですが今回出てきたのは

左から4つ目のDと、右から2つ目のGですね。

実物がこれね。

ロープで知恵の輪

ほほぅ・・・これはなかなか楽しませてくれそうです。

こういう頭使う遊びは好物です。

見るからにリング4つを絡ませてあるDは簡単そうだわ。

少年時代の思い出

私が子供の頃にあったガチャガチャなんて、ハズレも

相当数含まれててロクでも無い物が出て来た!!なんて事が

平気であったんだけど、今は掲げられている商品説明通りの

物がちゃんと出てくるからいいよねwww

酷い時なんて、ドラゴンボールカードのガチャガチャしてるのに

出てきたのはビックリマンのシールとか。

しかもニセモノのロッチの方www

少ない小遣いでお菓子を買わずに、目の前のガチャガチャに

一世一代の賭けを挑んで見事玉砕www

そんな辛い思いでをお持ちの方も多いでしょう(-_-)

年末年始にトライ!

このロープで知恵の輪、年末に友人達とプチ忘年会をした時に

買った物で、年末年始にヒマ潰し、そして子供達にも

この知恵の輪で遊ばせてあげようと持って帰ってたんですよね。

持ち帰って机の上に置いてたら、あっという間に

D(リング4つのヤツね)を嫁が破壊・・・・。

つまり解いたんですよね。

当人曰く、

ちょっと触ったら勝手に解けたねん

いやいやいや・・・。

いくら簡単だとは言えそんなに容易く外れないっしょ。

なんつっても知恵の輪なんだからさ。

しかも、タチが悪いことに当人は解く意識を持たずに

解けてしまったため、戻し方が分からないwwww

適当にロープを絡ませて知恵の輪っぽくして

子供達にも解かせてみたけど、やっぱり簡単なようです。

※後日、正しく戻してから解かせても簡単に解きました

難易度超弩級の知恵の輪!?

問題の知恵の輪

このGがとにかく難しい。

年末年始の休暇中、ずーっと家族中で回しながら

解けない解けないと暇さえあればやってたのよ。

説明書的なのには解いた後の状態も載っていないし、

解き方を見たら面白くないからずっと説明も無いままやってたのよ。

そりゃもう知恵熱出ちゃうんじゃないかってぐらい

必至にグリグリグリグリやってたわ。

大きなリングの上にある輪っか部を通っている

ロープが外れて、大きなリングが外れるんだと思い込んでた。

そう、1月5日の夜まで・・・・。

落とし穴 誤った解

5日の夜、もういい加減これは解けないぞって事になり、

Dの正しい戻し方も知りたかったので公式サイト上から

解き方動画と戻し方動画を見ました。

Dのリング4つの物は先述の通り、正しい戻し方で

戻しても難易度は低級。

子供でも2-3分程度で解けるぐらい。

問題はGだよね。

わたしが思い描いていた解はこちら。

私の思っていた解

ロープが解けて大きなリングが外れる。

小さなリングはその邪魔をする物だと思ってた。

答えを見て愕然。

正しいGの解き方

これがその答え。

正しい答え

ええええー( ゚Д゚; )ーっ!

そうなんです・・・・。

大きなリングが外れない所か中央に掛かっている

ロープを解かず、小さなリングを右から左、または

左から右へと移動させるだけ・・・・。

○ァーー\(^O^)/ーーック!

解の段階からこの知恵の輪の妖術に掛かっていたとは、

なかなか侮れませんロープで知恵の輪

今日もいつもの

開店時のグリップ表面温度

TODAYのグリップ表面温度 開店時

4.0℃

明日の大阪の天気予報

曇り

曇り!

降水確率と概況

~06時:20% ~12時:10%

~18時:30% ~24時:20%

明日の大阪の天気は、冬型の気圧配置となるため概ね曇るでしょう。

北部や中部では寒気の影響により大気の状態が不安定となり、

雨や雷雨のところがある見込みです。

今日の様な降りっぱなしって事は無さそうですが、

急な雨などには注意する必要が有りそうです。

ここからが本題

先日からご紹介している

シグナスX-FIのスピードメーターセンサーを交換してみよう!

ですが、今日は後編の最終回となります。

作業時間にしたら30分程の作業なのに、記事にすると

3回に分けてやっとって感じ。

冒頭で余計な事を書きすぎてるって事だよねコレwwww

前回までの記事

ども。 明けましておめでとうございます。 本年もどうかひとつ、セントラムモーターサイクルを ご贔屓にして頂けます様、宜しくお願い申し上げます。 私を含め...
ども。 今日は朝からお客様よりヘルプ連絡を受け 車両の引取に行って参りました。 お電話で事前に症状を聞いたところ、どうやら リヤタイヤがパンクしてしまっ...

前回までのおさらい

取外したスピードメーターセンサー

フロントホイールを取外し、マグネットローターの破損を確認。

そしてそのままスピードメーターセンサーを取外した所まで

ご紹介しましたね。

実際は部品発注の段取りがありましたのでマグネットローターの

破損を確認してから2日後に作業を再開しております。

今日はこの続きを最後までご紹介していきましょう。

作業開始 組付け

スピードメーターセンサーASSY

スピードメーターセンサーASSY

正式名称:センサ,スピード
希望小売価格:11,232円(税込 2017/01/09現在の価格)
部品番号:1YP-H3755-10

定価11,232円って高すぎる・・・・(ToT)

マグネットローターだけなら2,000円でお釣りが出るはずなのに。。

どうして個別部品設定が無いんだよ。

予め見積を実施してお客様は了承済ですが、

ちょっと無駄が多すぎると思うんですよね。

だって、センサー本体はきっと問題無いでしょ?

マグネットローターが破損しているだけなのに。

はぁ勿体ない勿体ない。。

マグネットローター

マグネットローター

新品のマグネットローターを見ると当り前ですが

ちゃんとホイールに引っ掛ける為の羽が2箇所あります。

そもそもどうしてこの羽部分が折れてしまうのか?

原因は主に2つあります。

原因その1 グリス切れ

砕け散ったベアリング

※イメージ

マグネットローター自身は樹脂製ですが、他の機種に

見られる様なあの白い樹脂とは違い、もっと硬質な樹脂っぽくて

柔軟性は見るからに無さそうです。

そのマグネットローターの内側をスペーサーが

入っていますが、このスペーサーとマグネットローターの間に

塗られているグリスが使用過程で消失します。

スピードメーターセンサー本体はアウターチューブの回り止めと、

アクスルシャフトによる締め付けによって固定されていますが、

マグネットローターは常にホイールの回転と同調しているので

高速回転をし続けます。

グリスが切れようと何だろうと、エンジンの出力によって

前へ前へと押し出す力で回転するホイールの前では、

マグネットローターの強度なんぞ屁の突っ張りにもならない。

グリスがある内は摩擦も少なくマグネットローターの

回転を阻害するものはありませんが、グリスが切れてしまうと

摩擦によってマグネットローターの回転は重たくなります。

そうこうしている内に、ついにマグネットローターが

耐えきれなくなってしまい、ホイールとの接続部分である

羽の部分が割れてしまうという訳です。

トラブルを防止するためには?

グリスを追加しておく

新品にもグリスは塗られていますが、さらに追加でグリスを

しっかりと塗っておきます。

中までグリスを入れれなくても大丈夫。

回転している内にあちこちに勝手に入り込んでいきますから。

それに、暖まるとグリスも柔らかくなるんでね♪

あわせて、ホイール側も古いグリスを拭き取ってから

古いグリスを拭き取っておく

グリスをベアリング表面とマグネットローターの接触部周辺に

塗っておくのをお忘れ無く。

あ、あとスピードメーターセンサー本体と、ホイールの

接触部分にも薄くグリスを塗っておくと良いでしょう。

※センサー側のシール部にグリスは塗られていますが追加って事で

原因その2 取付けミス

取り外したギヤボックス

※イメージ

ホイール組付け時にギヤボックス(メーターセンサーね)を

ホイールの切り欠き部に併せてセットし、アクスルシャフトを通して

固定しますよね。

切り欠き部にしっかりとギヤボックス側の羽を合わせたつもりが、

アクスルシャフトを通したり、ゴソゴソしている内にズレてしまい、

そのまま気が付かずにアクスルシャフトを締め込んで・・・・

(パキッ)

気が付いたらまだ良い方です。

殆どの方は気が付かずそのまま走行し、そこで

メーターが動作しないのを不審に思い、もう一度分解して

初めて羽部分を破損している事に気が付くのです。

シグナスX-FIの場合、ホイール側が凸で

メーターセンサー側が凹となる組み合わせなので

90度ほど回転してズレても羽部分が割れることはありませんが、

車両によってはメーターセンサー側の羽部分だけが

ホイール側の凹部に引っ掛かるという物もあります。

こういった機種の場合、ほんの少しでもズレた日には・・・

羽部分がパキッと一撃です。

自爆を防ぐには?

アクスルシャフトを通す

予めグリスを追加した新品のメーターセンサー、カラーを

ホイールに確実にセットした後、アクスルシャフトを通します。

まだジャッキは降ろさないように。

次にアクスルナットを取付けて締め付けていきますが、

羽折れ自爆トラブルを水際で食い止める防止方法をご紹介です。

アクスルナットをこうして締め付ける際に、

アクスルナットを締め付ける

ホイールを手で強く回転させながらゆっくりと締め込んで行きます。

本締めするほどの力は必要は有りません。

何しろジャッキアップ中ですし、そこまで締めなくても

ローターの羽が正常かどうか位の判断は出来ますので。

■羽が正常に取付けられている場合

アクスルシャフトを締め付けてもホイールの回転は

急激に止まる様な事もなく、徐々に自然と停止します。

これは、ホイールの回転を妨げる物が何も無いと

言う証でもあります。

しっかり締め付けてもベアリングの機能により、

ホイールの回転は締め付ける前と後では

さほど変化がありません。

持ち上げる方向にラチェットを回すのであれば

ジャッキアップ部には負担が掛からないため、

ある程度強く締め込んでも良いでしょう。

ホイールの回転スピードが足りない場合は

締め付ける手を止めて、さらにホイールを回しましょう。

■羽が挟み込まれている状態(折損目前)

ある程度締め込んだ所でホイールの回転が急激に減速します。

減速が確認出来た時点ですぐに緩める事。

急激に減速する原因は、ローターの羽部が

凹部にしっかりと填まっておらず、フロントフォークで

回転しないように固定されているギヤボックス本体、

そして回転しようとするホイール、その両者の間に

羽が挟まってしまい、ホイールの回転が妨げられるため

急速に減速します。

ん?
それは普通の事なんじゃ無い?

凹凸がうまく合わさっていないと言うことは、

凹凸の分だけベアリングとカラーの間には

無用なクリアランスが発生しているという事になります。

活字じゃ分かりにくいので絵を描いてみました。

羽が折れる 図解

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、

活字だけよりは随分と分かりやすいと思います(;´∀`)

これで何となく理解していただけましたでしょうか?

ホイールの回転が急減速したら即座にナットを緩め、

すぐにやり直せば羽を折らずに済むという訳です。

ただし、マグネットローターは先述の通り、

一般的な白い樹脂製の物と異なりかなり硬度がある

樹脂で成形されているため、わずかな変化を感じ取らないと

あっという間に折れてしまいます。

何しろホイールは回転しているのでね・・・。

意識を集中してやれば大丈夫です♪

ブレーキキャリパー

ブレーキキャリパーを取付ける

取外してあったブレーキキャリパーを元通り取付けて

ボルトを入れて固定しましょう。

締め付ける際はジャッキを予め取外してから締め付けましょう。

配線類の固定

ステーを固定する

スピードメーターセンサー配線に備え付けられている

ブッシュをしっかりと挟み込んで固定しましょう。

アウターチューブのステーもブッシュを挟んでから

固定しましょう。

ステーを閉じる

配線は捻れたりしない様に注意しながら

上方へと通して行きましょう。

ステアリングヘッド部で白いタイラップ、それに

プラスティック製のクランプに忘れずに通して

固定しておきましょう。

カプラ付近の固定も忘れずに

カプラもしっかりと接続し、カチッという音が聞こえたらOKです。

最後にカバーを取付けて閉じてしまいましょう。

カバーを取付ける

以上で交換作業は終了です。

残すは最終のチェックのみ。

最終チェック

チェックランプが消えた

イグニッションON後、イニシャルチェックが終わるとチェックランプが

消えるはずですが、消えない場合はフロントホイールを少し回してあげると

パルス信号を受け取った後にチェックランプが消えると思います。

あとは走行して正常に速度が表示されるのを

確認するだけ。

流石にその写真はありませんが(⌒-⌒; )

以上でシグナスX-FIのスピードメーターセンサーの

交換作業は完了です♪

今回も最後までご覧頂き有難う御座いました。

閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

2.4℃

雨も止んだしラッキ~♪

洗濯したネックウォーマーが見つからず、ここ数日は

以前使っていた薄っぺらいのを使ってるので寒い(-ω-)

早く見つけておくれ(真顔)

首が凍死する(((( ;゚Д゚))))

ではでは明日も元気でお目に掛かりましょう☆

コメント

  1. 伊東 利幸 より:

    自分のシグナスXも同じ症状が出て、状態チェックからセンサー外し 取り付けまで、こちらのブログのおかげでスムーズかつ、注意点を配慮しながら無事に取り付けられました!!

    本当にありがとうございました‼️