【第4回】イントルーダー800(VS52C)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

絶好の行楽日和となった連休初日いかがお過ごしでしょうか?

ツーリングに出かけた方、

家族旅行に出かけた方、

海外旅行に出かけた方、

家でゴロゴロと休日を過ごしている方、

百人百様、様々な休日の過ごし方があると思いますが、

とある休日の過ごし方がシーズンインしたという事で

お土産片手にご来店~♪

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お客様が持ってきてくれたお土産がこちら。

今年初の鯛♪

今年初の黒鯛!

スポーニング前なのでお腹には卵がギッシリ♪

刺身ヨシ、煮付けヨシ、塩焼きヨシ、

魚好きの我が家にとっては最高の食材です。

シーズンになるとほぼ毎週といっていいほど釣りにお出掛けになるので、

毎週新鮮な鯛を数匹頂いております。

ありがとうございます!

今日は3匹頂きました。

早速帰って3枚に下ろして、まずは刺身でいただきましょうかね~♪

釣る楽しみ以外にも、こうして食べる楽しみもある

釣りってのはいいですね。

そう簡単に釣れるもんでもないでしょうけど。。。

ツーリングに出かけた方、

全にどうぞ!

帰り道、お土産片手にオイル交換お待ちしております。

家族旅行に出かけた方、

族サービスご苦労様です!

帰宅後は、お土産片手に次回の整備のご用命お待ちしております。
海外旅行に出かけた方、

have a nice trip!!

帰国後は、お土産片手にお乗換えのご相談お待ちしております。
家でゴロゴロして休日を過ごしている方、

宅警備ご苦労様です!

外出する気分になったら、手土産片手にご商談お待ちしております。 

普段と変わらない日常を過ごしている方、 

いつもご労様です!

刺激を求め、スイーツ片手に刺激的なご商談お待ちしております。

毎日が休日、恋人はパソコンという方、

事してください!

初のお給料日には、給料袋片手に予算内でのご商談お待ちしております。

ゴールデンウィーク中も、

  全力で皆様をお待ちしております♪

※3・4・5日はお休みです。1日は営業しております。

では今朝の開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

24.6℃

まるで夏の朝のような暑さです。

まだそんなに湿気を帯びてないので過ごし易いですが。

さて、先日よりご紹介している

イントルーダー800(VS52C)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

シリーズですが、早くも今日で第4回目となりました。

当初、全4回ぐらいの予定でしたが今のペースで行くと6回ぐらいまで

伸びてしまいそうな雰囲気です。

めげずに最後までお付き合いの程、宜しくお願い致します。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧いただけます。

【第1回】イントルーダー800(VS52C)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】イントルーダー800(VS52C)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】イントルーダー800(VS52C)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

前回まではたしか、

フロートチャンバーの経路も通しておく

全ての部品の経路を通してからキャブレタークリーナーに

浸け込みが完了した所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介します。

1日程度浸け込んで置いたキャブレターを

取り出していきましょう。

キャブレタークリーナーに浸け込んであるキャブレター

出来る限り液切りして無駄が出ないようにします。

まずはリヤ側キャブレターを引き上げます。

キャブレター本体を引き上げる

続いてフロント側フロートチャンバーを引き上げて、

フロント側のフロートチャンバー

続いてフロント側キャブレターを引き上げて、

フロント側キャブレターを引き上げる

最後にリヤ側のフロートチャンバーとフロートを引き上げます。

リヤ側のフロートチャンバー

次は別容器で浸け込んでいたジェット類を

取り出していきますが、その前に容器の中を見てみます。

緑色に変色した

キャブレタークリーナーが緑色に変色していますね。

ガソリンの腐った匂いがします。

これも容器をうまく使ってしっかりと液切りしておきます。

容器を使用して液切りする

キャブレタークリーナーから引き上げた全ての部品を

パーツ洗浄台でキレイに洗浄します。

パーツ洗浄台で洗う

洗浄液で洗っても取り切れない汚れは、剥離剤などを使用して

洗浄するとキレイにこびり付いた汚れも落せます。

丁寧に全ての部品を洗浄液で洗いましょう。

そしてこれが洗浄完了後。

洗浄完了後

洗浄完了後は、もう一度パーツクリーナーやエアーブローを使用して

各経路内に洗浄液やキャブレタークリーナーが

残っていないか確認しておく事。

洗浄は完了ですが、細かい汚れはまだ残っています。

特にこの部分は。

バルブシート内側に注目

そうです、バルブシートですね。

よく見てみるとバルブシート内側に茶色く変色している部分がありますね。

これはさすがにキャブレタークリーナーでも落し切れませんので、

手作業でキレイに磨き上げます。

綿棒の先端にコンパウンドを少量つけ、

壁面を擦るように磨くとキレイになります。

これが作業完了後。

作業完了後のバルブシート

美しくなりましたね。

壁面だけでなく、フロートバルブの当り面も優しく綿棒で

グリグリして磨いておいても結構です。(普段は当り面は磨かない事)

後ほど、フロートバルブの擦り合わせ作業を行いますから。

予め取寄せておいたOリングをバルブシートに装着して

フィルターを取り付けた後、Oリングに薄くシリコングリスを塗り

取り付けの準備をしておきます。

Oリングを取り付けてシリコングリスを塗る

シリコングリスを塗って準備が出来たら、キャブレターに元通り

取り付けます。

バルブシートを取り付ける

忘れずにバルブシートを固定して、

バルブシートを固定する

次はメインジェットホルダーを取り付けます。

ホルダーを取り付ける

ホルダーをしっかり締め付けたら、メインジェットを取り付けます。

メインジェットを固定する

次はスロージェットを取り付けます。

スロージェットを取り付ける

スロージェットを取り付けたら、次はニードルジェットを

いつもの割り箸の先端にジェットをセットして取り付けます。

割り箸にセットして

この状態にしてから、バキュームピストンを入れる部分から

真っ直ぐこの穴に向かって差し込みます。

中央の穴に向かって取り付ける

ちなみに、形を見ればすぐに分かりますが、ニードルジェットには

取り付ける向きがありますので、キャブレター側の突起に

あわせるようにして取り付けて下さい。

きちんと入るとこういう状態になります。

ニードルジェットを入れた

次は取り外し時に残念な事になったコレを

バラバラになってしまったキャップ

取寄せた新品と交換します。

新品のキャップ

黄金色に輝く新品の部品♪

先ほど取り付けたニードルジェットが外れないように指で押さえながら、

フロートチャンバー側からキャップで固定します。

キャップを取り付けた

次はフロートバルブを取り付けて行きたいところですが、

今回は目だった磨耗が無かった為、フロートバルブとバルブシートを

再使用しますので、バルブシートの擦り合わせ作業を行っておきます。

擦り合わせ作業は簡単です。

バルブシート先端にコンパウンドをつけて、

先端にコンパウンドをつける

あとはフロートバルブを指でつまんで、

トントントントントントントントンと回しながら当たりを付けていきます。

フロートバルブの擦り合わせ

シリンダーヘッドのバルブの擦り合わせ作業と同様に、

押し当てた状態で回転させる事は絶対にしない事!

上下方向の当たり面を付ける為に行う作業であって、

回転方向の当たり面を付ける作業ではありません。

シリンダーヘッドのバルブも同様です。

回転させるときは、必ず持ち上げてから回転させ、それから

また当て付けて当たりをつけましょう。

少々根気が要る地味な作業ですが、

回数に決まりや目標などが無いため当たりが出たかな~?

と思えるぐらいの回数やればOKです。

擦り合わせが完了したらフロートを固定します。

フロートを固定する

油面調整作業を行いますが、まずは現在の油面を確認する必要がありますので

とりあえず一度元通り組み戻します。

新品のガスケットを取り付けてっと

新品のガスケットを取り付ける

後で開けるからといって適当に締めないように。

きちんと適切に締めこんでおきます。

フロートチャンバーを固定する

フロートチャンバーの固定が完了したら、次は

吸入口のエアージェットを取り付けます。

エアージェットを取り付ける

小さなジェットなので掛けてしまわないように注意して

適切なトルクで締め付けます。

次はエアーカットバルブ内部の不明なジェットを取り付けます。

不明なジェット

不明なジェットの取り付け完了後は、

エアーカットバルブを取り付けますが、取り付ける前に

先端部分にシリコングリスを塗っておきます。

先端にシリコングリスを塗っておく

元通りバルブとスプリングを挟み込まない様に注意して固定します。

エアーカットバルブを取り付けた

次はパイロットスクリューを取り付けます。

VS800イントルーダーのパイロットスクリュー標準戻し回転数は、

フロント :1-3/4戻し

リヤ   :1-1/4戻し

 です。

VS400イントルーダーのパイロットスクリュー標準戻し回転数は、

フロント :2-3/4戻し

リヤ   :3-1/2戻し

 です。

パイロットスクリュー

これを軽くイッパイまで締めこんでから、

標準の戻し回転数分戻していきます。

パイロットスクリューを取り付ける

あとの調整はエンジン始動後に微調整(1/4回転の締緩)を行います。

次はジェットニードルをバキュームピストンに組みつけていきます。

ジェットニードルに入れる部品はこの順番で入れましょう。

ジェットニードル

順番を間違えないように注意しましょう。

ちなみに、ジェットニードルは前後で形状が異なります。

フロントは、5C29刻印のジェットニードルで、

リヤは、5F10-9刻印のジェットニードルです。

見た目的にはリヤ側のジェットニードルの方が太いのが特徴です。

バキュームピストン上側から差し込んで固定します。

ジェットニードルを固定する

バキュームピストンをキャブレターに入れて、吸入口から

指を突っ込んでバキュームピストンが落ちないように指で支えつつ

フタを閉めると、ラバーを挟みにくくなりますのでぜひお試し下さい。

指で支えてフタを閉める

バキュームピストンを取り付けたら、

フロントキャブレターの組み戻し作業完了です♪

最後にバキュームピストンが正常に動くかどうかを

テストしておきます。

エアーを吹き込む

吸入口のこの部分にエアーを吹き込むと、

正しくバキュームピストンが取り付けられていると

エアーにあわせてピストンが上下します。

逆に、正しく取り付けられていない場合は、

ピストンが持ち上がらずに、どちらかというと閉じる方向に

力が掛かります。

キャブレター分解後は必ずチェックすることをお忘れなく。

じゃ今日はここまで♪

明日はリヤ側のキャブレターの作業をご紹介しますね。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

18.8℃

夜でももう18℃ですよ。18℃。

5月に入ると雨が増えるんでしょうね・・・。

ではまた♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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ツーリングに出かけた方、ppp

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