ども。
そろそろ1ヶ月ぐらい経ったかな?
新しく通勤快速号になったバーディー80へ
取付けたLEDヘッドライトですが、旧モデルよりも格段に
明るくなったのは良いことなのですが、やっぱりアイドリング時の
チカチカが気になってきて。
取付時の記事はこちらです。
初めはそんなに気になっていなかったのですが、
ここの所朝晩よく冷えこむ様になったので
アイドリングが低い時間が長くて・・・。
エンジンがしっかりと暖まるとアイドリングも自然と
設定よりもやや高くなるのでチカチカもそんなに
気にならなかったのですがねぇ。
そもそも、このチカチカの正体はアイドリング時の
発電容量不足から発生しています。
小排気量車では特にアイドリング時の発電量が少なく、
こういったライトのチカチカが目に付きますよね。
LEDなので立ち上がりも早くチカチカしているとは言え、
まだかろうじで見れる程度ですが、HIDの場合はもっと酷くて
完全にフラッシュライトの様にON/OFFを繰り返してしまいます。
まぁ・・・リレー回路を入れて電源を補ってあげれば
このチカチカも収まるんですけど、そこまでやるかぁ?
って感じなんですよね。
アイドリング時の消費電力を少しでも抑えれば
ちょっとはマシになるかね?
※ならんのよそれがww
ページコンテンツ
気休めも程々に
まぁ何もしないよりはイイってのも有るし、
ちょうど部品を発注する時にあと数百円で送料無料って
言葉に釣られて一番安いコレ、買いました(;´Д`)
クソいかがわしいLEDテールバルブwww
これ、最近では見かけなくなったくるくるテールだよな?w
LEDの向きがピシッと真っ直ぐ向いているってだけで、
造りそのものは完全にクルクルテールだわwww
16、17才の時に俺も付けてたなぁ・・・くるくるテールwww
最近はほんとに見かけなくなったね、今はもう売ってないのかしら?
ま、コレ付けたとしてもヘッドライトのチカチカは
そもそもおさまらないのですが、送料無料まであと数百円という
文言に完全に釣られたって事で。
早速取付けてみる
テールレンズを取外して交換するだけなので
交換に要する時間は30秒。
元の電球を取外して差し込むだけですからね。
テールレンズもボルト2本なので楽チン♪
どうせだったらICウインカーリレーも買って、ウインカーも
全部LED化してしまえば良かったか・・・。
いやそれはまた次、送料無料まであと数百円ってタイミングがあれば
少しずつ買い揃えていきますわ。
わざわざ無理して買う程機能的に困ってないし。
交換完了後
わかんねぇなコレww
そもそも点灯状態のことを何も考えられてない様な
LEDの配置だったから仕方無いけど、これでもかって位
中央にまぁるく集中した光源になっています(;´Д`)
光り方見ただけで安物臭ぇの分かるww
しかも昼間でぜんっぜん写真から何も伝わらないw
写真撮るのヘタクソかて俺www
で、さっき急いで夜間の点灯写真取ってきましたъ(`・ω・´)グッ
やっぱり中央だけまぁんまるに赤く光ってます。
ほんとはこうブワァっとテールレンズ全体に広がる様に
光ってくれるのが理想なのですが、数百円で2つも入っている
LEDテールバルブに何を求めてんだって話だわなww
このバーディーも古い機種だから、少しでも負担が減れば
それでいいっちゅう事です。ええ。
そもそもチカチカが治らないのは何故?
小排気量車のヘッドライトの電源ってのは、バッテリーを通過して整流された
状態の電源を使用せず、ほぼ交流で発電された状態のままの電源を利用しています。
エンジンを始動しないとヘッドライトが点灯しないのはその為です。
テールランプ(常時点灯)の場合はレギュレターを通過して
整流した電源を使用している為、直接発電した電源を使用しているのとは
ワケが違います。
ヘッドライトはマグネット(フライホイール)が回転し、
その内側に設置された巻きコイル(ジェネレータ)で発生した
交流電源をそのままヘッドライトに引き、バッテリーの
補助が全くない状態で点灯させています。
チカチカするのはLEDライトのインバーターが要求している
最低電圧をアイドリング時に瞬間的に割り込んでしまう為、
一時的に電源が落ちてチカチカしてるってワケです。
つまり、ヘッドライトは整流せずにそのまま発電された
生の状態の電源を使用しており、レギュレターによる整流がされていない
状態でも正常に切れずに使用出来ているのは何故か。
ヘッドライト球ってのは許容電圧が元々他よりも高いってのもありますが、
そもそも交流電源をそのまま使用したとしても、実際にヘッドライト点灯に
使用されているのはその半波分(交流は全波)だけなのです。
交流ってのはプラスマイナスが入れ替わりながら流れてきますが、
この上半分の電源だけ使ってるから電球が切れないんですねぇ。
まぁ言わば自分自身がセレン整流器の様な役割を果たしているって感じですか。
だから、いくらテールランプの電球をLEDに変えたところで、
その電源はレギュレターを通過し、バッテリーの補助を受けた
電源である以上、いくら省エネタイプに換装してもヘッドライトの容量不足を
補う足しにはならないって事。
じゃ、どうすれば良いのか
一番手っ取り早いのは初めにも書いていた様に、
ジェネレーターから上がって来る電源をスイッチとした
バッテリーからのリレー回路を組むことでしょうね。
古いタイプのHIDユニットでは当り前の様に存在していた
リレー回路キットってやつです。
今はリレーレスが主流なのであまり見かけなくなりましたが。
リレー回路を取付ければ、低回転時においてもチカチカする事無く
存分にLEDライトの明るさを堪能することが出来る様になります。
あと、これは気休め程度ですが、ジェネレータからヘッドライトへと
立ち上がっている電源配線を太い物で引き直し、
アース線を太い物に変えてあげると少しはマシになるかも。
特にこのバーディーの様に古い車両の場合は、配線の劣化により
伝送損失も多少はあるでしょうから効果があるかもしれません。
ヒマがあれば配線の引き直しぐらいしたいのですが
なかなかねぇ・・・そんな時間無いよねぇ・・・(⌒-⌒; )
少しでもこの情報が誰かのお役に立てれば幸いです。
今日もいつもの
開店時のグリップ表面温度
7.6℃
明日の大阪の天気予報
晴れのち曇り!
降水確率と概況
~06時:0% ~12時:0%
~18時:10% ~24時:20%
明日の大阪の天気は、気圧の谷や寒気の影響で、北部では朝晩を
中心に雨や雪が降り、夜は雷を伴うところがあるでしょう。
中部や南部では午前中を中心に晴れますが
夕方からは雲が広がる見込みです。
明日は予定が合えば世話になっているショップのネットワーク構築と
点検に行かなきゃならないので、ブログの更新はお休みすることになります。
ご了承下さいまし。
ここからが今日の本題
車両と作業内容の紹介
約1ヶ月もの間、キャブレターのオーバーホール作業について書き綴った
こちらの車両ですね。
スズキ イントルーダー1400。
キャブレターのオーバーホール作業は無事に完了しましたが、
キャブレターの中身がすんごい事になっていたのを
覚えていますでしょうか?
ほら、こんな状態。
錆がキャブレターにまで回って大惨事になっていました。
この錆が発生した原因箇所であるガソリンタンクも
併せて洗浄をしてあげる必要があると言うことなのです。
それを今回数回に分けてご紹介していきたいと思います。
基本的にはイントルーダーに関わらず、どの車両のガソリンタンクでも
同じ要領で作業する事になりますので何かの参考になれば。
現在の状況確認
あぁ・・・イケない色をしていますねぇ・・・(;´Д`)
本来ならば綺麗なシルバー色しているハズなのですが、どうみても
菎蒻の様に不純物が一杯混じっているような、そんな様相となっています。
もうちょっと近づいて見ましょうか。
残念ながら形状的に口元しか見て判断することが出来ません。
でも、キャブレター内部のあの錆の量、そして給油口付近の
この腐食の様子・・・・これは見えない内側でもかなり腐食が
進行していると言って良いでしょう。
ガソリンを抜き取る
ポンプを使用してタンク内部に入っているガソリンを
可能な限り抜いて行きます。
ポンプをガソリンタンクの底部に差し込んで、しゅぽしゅぽと
握ってどんどんガソリンを抜いて行きます。
出来るだけ底部から吸い出す様に心がけましょう。
ガソリンを抜いていると・・・・
ポンプの内側を吸い上げられてくるガソリンに混じって、茶色い異物が
吸い上げられてきているのがよく分かります。
いや、何よりポンプをガソリンタンク底部に差し込んだ瞬間から、
(ジャリッ)
って感覚が手に伝わってきていたので予想はしていましたが・・・。
相当ガソリンタンク底部が錆びている証拠です。
綺麗なガソリンだけ携行缶に移し替え、残るガソリンは
タンク内部に戻し、ガソリンタンクを揺すりながら出来るだけ
タンク底部に溜まっている錆をポンプで吸い出しましょう。
出来れば吸い上げてくるガソリンに大きな異物が
混ざらなくなるまで数回に分けて繰り返すと良いでしょう。
異物の確認
吸い出しては上澄みだけを携行缶に少し戻し、
また残してあるガソリンをタンク内部に戻して吸い出し・・・を
数回繰り返し終わって、一段落したところでコイツの登場です。
コイツを異物(錆)が混入している吸い出したガソリン内に
投入して出来るだけガソリンを携行缶に戻そうと思います。
出来るだけガソリンを無駄に捨てない様にしないとね。
この強力磁石を容器の中に放り込み、しばらく待ってから
上澄みだけをゆっくりと携行缶へと移していきます。
うむぅ・・・磁石を放り込んでも細かい
錆の流出は防げませんねぇ。。
まぁ携行缶からガソリンを戻す時も、上澄みだけを吸い取って戻すので
さほど心配する必要は無いと思いますが。ええ。
投入した磁石の確認
うわぁ・・・∑(゚д゚; )
戻す事が出来ない不要なガソリンを捨てた後に
容器底部に入れておいた磁石を確認したらコレですわ。。
ひでぇなこりゃ。。
でもちょっと待って下さい。
容器の底にはまだ錆が残っています。
うむぅ・・・かなりの量の錆が溜まっていますね。
こりゃもうちょっとガソリンを出し入れして、まだまだ
タンクの底部に溜まっているであろう錆を排出しておかねば
後々大変な事になりそうですので、もう一度ガソリンを入れて
ポンプで錆と一緒にガソリンを吸い出して・・・を繰り返しました。
さらに作業を続行して・・・
最終的に吸い出してくる錆の量が一段落した際の
容器内部に残された錆がコチラです。
なんじゃこりゃ・・・・・。。
エライこっちゃやで。。
完全にお砂場状態になっています。
砂鉄の宝庫!!!
で、この錆ですが当然金属なので磁石に全て
磁力でくっつくと思うでしょ?
ところがどっこい。
いくらこの錆の塊に磁石をくぐらせようと、
いくらジャリジャリと磁石を擦り付けようと、
磁石にはたったこれだけの量しか付着しません。
もはや容器の底に溜まっている錆は、金属では無い
何か別の物体へと変化したようですwww
鉄が酸化すると磁石に反応しなくなるのかねぇ?
化学に詳しい人教えてくだせぇ。
とりあえずお客様にも作業完了後に
この悲惨な状況を確認して頂くためにも
容器から取り出して保管しておきましょうか。
かつてガソリンタンクの一部だった物
面影ゼロww
ひっどいなコレw
完全に発掘されたナニカだよこりゃ。
リセマラしてまで発掘する様な装備じゃ無い事は確かだ。(意味不)
取り出したのはこれだけですが、実際はもっともっと
ガソリンタンク内部に残っているはずですが、この量を見れば
もうどれほどタンク内部が腐食しているのかは
察しが付きますよね・・・。
錆落とし作業はかなり手が掛かりそうです(´ε`; )
錆落としの作業についてはまた明日以降の記事で
順にご紹介していきますのでお楽しみに♪
じゃ、今日の作業はここまで!
閉店時のグリップ表面温度とあとがき
1.8℃
ひいいぃいぃっ!∑(゚Д゚ノ)ノ
氷点下まであともうちょっとじゃん!!
20時ぐらいでこの温度だから今は・・・・(ぶるぶるっ)
だめだだめだ。
考えただけで寒い。
水道料金のお知らせにもさ、
それっぐらい他と違ってこのあたりは冷えこむ地域ってワケで(;´Д`)
ケツまで凍らない様に気をつけながら帰宅します。
ではではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆