ども。
完全復活
です。
ごった煮な感じで胃袋に色々詰め込んでも
吐き気もしなくなったのでもう大丈夫のサインだコレwww
まぁ作業に関しては予めご予約いただいていたお客様の
作業を順にこなしていますが、次から次へと予想外の
修理で運び込まれてくるので相変わらずバタバタです(;´∀`)
日々こうしてあちらこちらから修理のご依頼を
いただけるという事は嬉しいことですね。
もちろん、遠く地方のオートバイショップ様からの
や、
大手量販店のピットさんから
などなど、
オッサン嬉しいがなw
オートバイショップさんや、大手量販店のピットさんからの
技術的な事や作業工程についての問い合わせって、実は意外と多いのです。
もちろん、一般ユーザーさんからの問い合わせの方が群を抜いて多いですけどwww
ページコンテンツ
今日は午後から車検
そう、車検です。
前後タイヤ交換、フロントフォークのO/Hの作業と同時にお申込みいただきました。
作業をすべて終えたので今日車検に行ってきました。
光軸やマフラーの音量なども事前に調整の上向かっているので
特に問題もなく一発合格でレーン退出。
FCRキャブ装着車でしたが、始動もスムーズでコンディションも
良いので安心ですわ。ええ。
掛かりが悪いものもごくまれにあるので、キック始動のみの車両は特に大変です(-_-;)
検査レーン通過後
※写真は過去の物です
今回の車検は乗車定員の変更がありますので、
検査レーン通過後は新規レーンへと向かう必要があります。
いわゆる構造変更検査と呼ばれるものです。
この新規レーンというのは、写真をご覧の通り二輪車、自動車、特殊車に
かかわらず全ての車両が訪れるレーンのため、とにかく運が悪かったら
ここだけで2時間とか掛かるような事があるのです・・・。
このレーンでは車両寸法や重量の計測の他、検査レーンを
通過できないような特殊車両などの検査を実施したり、
とにかく時間のかかる点検を実施しているレーンなのです。
運が悪い
今日はちょっと運が悪かった・・・・。
二輪の検査レーンを通過している時からわかっていたことなのですが、
ずーっと並んだままの車列がほとんど動いてない。
検査項目が多い手のかかる車両が数台続いていたんですよね。
私も結局その後ろに並ぶことになるので、覚悟はしていたのですが
まさかのレーンの順番待ちで30分ですわ。
ただ、ずーっと空を眺めてるだけという簡単なお仕事です
道路にアスファルトを敷いていく建機かなぁ、20tぐらいありそうで、
ハマーを超える横幅のアレですわw
それとか、あのトライクの・・・えーっと、
カンナムスパイダーでしたっけ?
その新車が居てたりとか。
新車はトラックなどもそうですが、とにかく時間が掛かることが多く
待ち時間も長くなります(^^;
まぁでもこればっかりは仕方ない。うんうん。
とにもかくにも、すべて滞りなく無事に車検を終えました。
というご報告でしたー♪
今日もいつもの
開店時のグリップ表面温度
10.2℃
明日の大阪の天気予報
曇り時々晴れ!
降水確率と概況
~06時:10% ~12時:20%
~18時:20% ~24時:20%
明日の大阪の天気は、気圧の谷や寒気の影響で北部や中部は
概ね曇りで雨や雷雨となるところがある見込みです。
南部では概ね晴れますが、雷を伴うところがあるでしょう。
少し雲が多くなる予報ですので、雨は降らなくとも
気温は少し上がりにくくなりそうですので、温かい恰好をして
お出かけくださいね。
ここからが今日の本題
先日からご紹介している
VS1400イントルーダーのキャブレターをオーバーホールしてみよう!
ですが、今日でついに20回目となりました。
さすがに過去20回の過去記事をここで載せるのは
縦に長くなりすぎて、モバイルユーザーさんにも悪いので、
第1回から第5回まで、それに前回の記事のみを載せるようにしますね。
第1回から第5回
前回の記事
前回までのおさらい
キャブレターやエアークリーナーボックスを取り外している
この間に、マニーホールドをビニール袋で封をしてから
洗車した所までご紹介しましたね。
今日はこの続きをご紹介していきましょう。
作業再開 燃料ポンプ洗浄作業
ガソリンホースなどの洗浄は前回終わらせてありましたが、
まだ燃料ポンプ本体内部の洗浄は終わっていません。
なので、今日はまず燃料ポンプ内部の洗浄から
始めてみたいと思います。
注意事項
燃料ポンプを分解して内部を洗浄するのは、少々リスクが高いので
今回は分解せずに燃料ポンプを作動させ、ポンプ内部の
汚れや腐食などを排出する方法を選択いたしました。
なお、この作業は引火しやすい白灯油を使用した作業となる上、
電気も同時に使用するため、取り扱いを間違えますと発火する
恐れもありますので、不慣れな方はくれぐれも真似をしないように
お願いいたします。
あくまで知的好奇心を満たす目的でご覧ください。
洗浄前の準備
燃料ポンプにある2本の差し込み口は、1本は吸入用で
もう1本は排出用となっています。
その両方の配管に予め、50㎝長の燃料ホースをしっかりと
差し込んで準備しておきましょう。
白灯油は出来るだけ新しいものを使用してください。
決してガソリンを使用しないように。
揮発性の高いガソリンは電気を流した瞬間に火柱が上がります。
燃料ポンプの配線カプラに電源を投入するために、
適当な長さに切った2本の配線も準備しておいてください。
端子は配線カプラに差し込める、平型端子を圧着しておくように。
電源として使用するのは毎度おなじみのブースターパックです。
原付のバッテリー程度では満足いく程の時間、燃料ポンプを
駆動させることが出来ませんので、出来る限り大型の
電源を準備しておきましょう。
循環洗浄
写真のようにバケツに溜めた白灯油に、燃料ポンプ本体を落とし込まないように
針金などで燃料ポンプを宙に浮かせた状態にしてあります。
長めに準備したホースは、バケツ内部で丸めることが出来るように
あえて長く準備しておきました。
短いホースを使用した場合、燃料ポンプから放出された白灯油の制御が
効かないのと、撹拌による不要な揮発を防ぐためです。
この状態でカプラに電源を投入しますが、カプラから電源までは
出来るだけ距離をとるようにしましょう。
また、接続の際にスパークする可能性があるため、予め電源と
接続したのちに、電源側のブレーカーで電源のON/OFFをすると
スパークせずに安全を担保できます。
電源投入
燃料ポンプに電源を投入すると、
ポコポコという音の超絶連続音
が鳴り響いて白灯油の循環が始まります。
通常の動作回数よりも多い状態での洗浄作業となるため、
10分程度動作させたら休憩させてあげてください。
※季節や外気温も加味して
スロットル全開時でもそんなに高負荷な状態は続かないのでね。
燃料ポンプを洗浄するのに焼き付かせてしまったら
元も子もないですから(;´・ω・)
また、絶賛連続動作発熱中の燃料ポンプを通過した
白灯油は当然少しずつ温まっていきます。
その温まった白灯油がさらに吸入されて燃料ポンプへと
循環していくので、白灯油の温度も上がりやすくなりますので
燃料ポンプ洗浄中は、その場から離れたりしないように。
時々、燃料ポンプの角度を少し変えてあげたりすると、
内部に溜まっている汚れなどもうまく排出することが出来ます。
洗浄の効果:開始当初
これは初めの休息までに排出されたゴミですね。
細かい砂のような腐食や、小さなゴミが大量に排出されましたね。
このように、必ず燃料ポンプ内部にもこうして微細なゴミが
溜まっているものなのです。
キャブレターを洗浄しても、燃料ポンプにゴミが溜まっていれば
またそのゴミがトラブルの原因となります。
なお、燃料ポンプを動作させ始めたら堆積するゴミの
量などにも注意を払ってください。
せっかく排出したのにそれをまた吸い込ませてしまっては
洗浄の意味がありませんのでw
洗浄の効果:最終結果
これが最終的に燃料ポンプから排出された
腐食や異物のゴミの類総量です。
バケツ内壁にも粉状の腐食がまだ付着していますが、
開始早々のゴミを排出してもまだなお、これだけのゴミが排出されたのですから・・・。
ちゃんとキャブレターオーバーホールと併せて
燃料ポンプ内部の洗浄を実施しておいてよかった。うん、ほんとに。
洗浄作業完了
これで燃料ポンプ内部の洗浄作業は完了です。
燃料ポンプ内部に残っている白灯油は、短時間だけ
燃料ポンプを空撃ちして排出しておくとGOODです。
洗浄が完了しているガソリンホースを元通り
差し込み口を間違えずに差し込んで準備しておきましょう。
燃料ポンプはキャブレターをセットするよりも
先に所定の位置にホースを通し、フレームに固定しておくように。
エアーエレメントのセット
予め水洗で脱脂洗浄し、天日干ししておいたエアークリーナーボックスに
メーカーから取り寄せておいた新品のエアーエレメントを
セットしていきます。
前後共にまだメーカーから新品のエアーエレメントが出るのは
嬉しいですね。今後もまだしばらくありそうです。
パッケージからエレメントを取り出し、エアークリーナーボックスへと
セットしておきましょう。
フィルターオイルがたっぷりと塗られているので
手でぎゅっぎゅぎゅっぎゅ握ったりしないようにww
キャブレター取付け
取り付け前の準備
キャブレターをいよいよ取り付けていきますが、その前に
予めマニーホールドに薄くグリスを塗っておきましょう。
まず上の写真はフロント側ですね。
内側、それと表面にも薄く塗っておくとキャブレターを
非常に差し込みやすくなります。
マニーホールドがやや硬化しているという方は、
グリスを塗った後にヒーターガンなどを使用して
マニーホールドを温めておくとよいでしょう。
リヤ側のマニーホールドも同様にグリスを塗って準備しておきましょう。
キャブレターは個々に取り付けていくため、直前に塗るのが良いかもしれません。
グリスを塗る際に詰め物を外してしまうのでね。
フロント側キャブレターの取付け
画像がピンボケで申し訳ないwww
これしかなくって。
チョークケーブル、スロットルケーブルを予めセットしてから
マニーホールドにキャブレターを差し込んでから、
バンドを締め付けて固定しておきましょう。
リヤ側キャブレターの取付け
チョークバルブにシリコングリスを塗っておいてから、マニーホールドに
キャブレターを差し込む前に固定しておきましょう。
チョークケーブルはフレームより下方を、
スロットルケーブルはシンクロケーブルと同様にフレームより
上方を通すようにしましょう。
キャブレターの取付後はバンドをしっかり締め付けて固定しておきましょう。
以上でキャブレターの取付までは完了で、もうちょっと
先まで書きたかったのですが、ここでタイムアップなので
この続きはまた明日更新の記事でご紹介したいと思います。
じゃ、今日の作業はここまで!
閉店時のグリップ表面温度とあとがき
3.6℃
うぉおぉ、もう3時だ。。
通りで眠いわけだ(;´∀`)
帰って寝ますww
どうも見出しを付けて記事を書くと文字数は多いけど
記事の進行が遅くなってしまいますね・・・。
まぁ読者にとっては読みやすいとは思うのですが。
書き手としてはなかなかにつらい(´・ω・`)
ではではまた明日も元気でお目にかかりましょう☆