【第2回】スカイウェイブ250(CJ41A)の前後マスターシリンダーをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日はお客様から連絡があり、

車両の修理見積りをお願いしますと

いうことでご入庫下さいました。

状況は有る程度電話で

聞いていたのですが到着した

車両を見て一瞬、目を疑いました。

入庫したフォルツァZ

ホンダ フォルツァZですねぇ。

あの忌まわしきSマチック搭載のZ・・・。

いや、でも今回は接触事故の修理なので

Sマチックの不具合ではありません。

パッと見たらなんて事無いですよね???

大きく割れているような事も無いですし

うーん・・・・なんだろうか・・・・。

と思って車体左側に移動してみたら・・・・

大破した左側面

ひぎぃいぃあぁっっ!

右側面が大破・・・してるやんか・・・。

アッパーカウル、ヘッドライト部分を

ゴリュッともぎ取る様にして大破しています。

でもまぁ外側だけなら・・・・・と思って

インナーカウルを見たら

インナーカウルの状態

んっ・・・?

んんんぁっ!?!?!?

インナーカウルは無事かと思っていましたが

全然っダメでしたww

ご覧の通り・・・

縦に割れたインナーカウル

縦貫裂破(ToT)

ひどいwwww

イグニッションスイッチ付近から

フューエルリッドにかけてバックリと

割れてしまっています。

こりゃひでぇな・・・。

全て社外品で揃えれば安価に修理も

出来ますが、せめてインナーカウルぐらいは

純正を使わないと、精度があまりよくない

社外品の外装はチリが合いにくいんですよね・・・。

それでなくても合いにくいのに。

とにかく、見積りを作ってお客様と

打合せをして話を煮詰めましょうかね。

さっでは今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

22.6℃

雨のち曇り

雨のち曇り!

~06時:60% ~12時:60%

~18時:20% ~24時:10%

明日の大阪の天気は、気圧の谷や

湿った空気の影響で昼過ぎにかけて

雨や雷雨となり、南部では激しく

降るところもある見込みです。

午前中までは降水確率も高いので

雨には注意して下さいね。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

スカイウェイブ250(CJ41A)の前後マスターシリンダーをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第2回目となります。

第1回目の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】スカイウェイブ250(CJ41A)の前後マスターシリンダーをオーバーホールしてみよう!

前回までは確か

ハンドルカバー周辺

マスターシリンダーを取外し終わった

所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

今日はマスターシリンダーを分解して

行きますよ~!

まずはマスターシリンダーキャップを

開くために固定ボルトを取外しましょう。

テーパー状のボルトで締め付けられていますが

とにかく舐めやすいボルトなので

注意して取外しましょう。

固定ボルトを緩める

ボルトを取外し終えたら

ゆっくりとキャップを取外しましょう。

キャップにダイヤフラムもくっついたままで

外れてくることが多く、ブレーキフルードが

付着している場合が多いので

ブレーキフルードをこぼさないように

注意して作業して下さいね。

キャップを開いた

マスターシリンダー内部にはまだ

ブレーキフルードがある程度残っていたので

ブリーダーを使用して吸い取っておきましょう。

写真は1枚しかありませんが、前後マスターシリンダーを

同時に進行して下さい。

ブリーダーで残りを吸い取る

マスターシリンダー内部のブレーキフルードを

吸い出し終わった状態がコチラですね。

ブレーキフルードを抜き終わった状態

次にマスターシリンダー底部に付いている

ブレーキスイッチを取外しておきましょう。

ブレーキスイッチを取外す

次はシリンダーに取り付けられている

ブーツを取外しておきましょう。

ブーツを取外す

ブーツを取外した状態がこちらですね。

かなりブーツの内側では汚れや腐食が

発生していますね。

ブーツを取外した内側の様子

まぁ長く使っていればこの位の

腐食は発生していて当然ですね。

洗浄すれば問題無いので驚きもしませんがw

ロングリーチのサークリッププライヤーで

シリンダー奥にあるサークリップを取外しましょう。

サークリップを取外す

サークリップを取外したらゆっくりと

シリンダーを抜き取ってきましょう。

サークリップを緩めるとシリンダーが

勢い良く飛び抜けてくる事がありますので

注意して取外しましょう。

シリンダーを抜き取る

そしてこれが取外したリヤマスターシリンダーの

シリンダー一式ですね。

シリンダーを取外した

フロントマスターシリンダーも

同じ様にシリンダーを抜き取ってっと。

シリンダーを抜き取る

フロントマスターシリンダーと、

リヤマスターシリンダーでは内部の

シリンダー形状が異なります。

シリンダー(フロント)

分解して取り出したシリンダーは

もう再使用しませんので破棄して

頂いて結構です。

ブーツも全て新品に交換しますので。

そして、これが分解し終わった

前後マスターシリンダーと、

予めメーカーから取り寄せておいた

補修用のカップセット(シリンダーキット)ですね。

分解し終わったマスターシリンダー

これがフロント用カップセットの

中身ですね。

上の写真じゃちょっと分かりにくいと思うので。

フロント用カップセット

そしてこれがリヤ用のカップセットですね。

リヤ用のカップセット

前後のカップセット共に

ブーツ、サークリップ、全て必要な

パーツが1セットになっています。

これさえ予め発注しておけば

マスターシリンダーのオーバー

ホール作業は完璧です。

明日の記事ではマスターシリンダーを

洗浄してシリンダーを組み込んでいきたいと思います。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

22.4℃

今日気が付いてしまいました・・・・。

いつも写真をリサイズした際に、写真の圧縮率も

下げてサイズを小さくしてるんですけど、

昨日と今日の一部の写真をリサイズ掛けるの

忘れてた・・・・・(;´Д`)

なんだかちょっと写真のアップロードに

いつもよりもほんのちょっぴり時間が掛かるなと

思っていたんですよね。

昨日の記事まで写真を全部差し替えるのは

手間が掛かるので、直接ファイルをアップロードして

差し替える様にします。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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