ども。
※舞鶴のお話は定休日明けとなります
祝日が今週は多い影響で部品発注の
スケジュールが大変な事になっています(;´Д`)
今日も月曜日ですが祝日なので
部品発注も見積りも出来ず事務処理が
大変ですわ。
今日部品注文をミスってしまうと、定休日明けの
水曜日発注で・・・・木曜日の祝日を挟んで
金曜日まで部品が届かないことに。。
そら、あかんでw
とにかく今夜中に発注する部品を
整理するためにも、ブログ更新後に
時間を要しますので早めに冒頭を
終わらせてしまいたいと思います。
あ、トップの写真は先日試乗に行ってきた
バルカンクラシックです。
田圃が多い田舎でしょ?
稲の収穫前なので田圃に厚みがあって、
高所から見下ろした際のこの妙な
立体感が結構好きです。
10月初め頃にはこの辺りで秋祭りが行われ、
その後稲の収穫が最盛期を迎えます。
今年はまたあの美味しいお米を
食べられるのか楽しみです♪
・・・ここで突然ですが、これ。
何だと思います?
お月様っぽいですよね。
でも実は違うんです。
これはエンジン内部の写真です。
プラグホールからコイツを入れて
中の様子を見ている感じです。
なので、この写真で見えているのは
ピストンヘッドとシリンダー内壁ですね。
側写鏡を使えばシリンダー内壁の状況も
正面から見ることが出来ます。
最近のファイバースコープだと、モニターも
付属していて写真撮影した物をSDカードに
取り込んでPCに送れるのですが・・・このファイバー
スコープはちょっと古いんでそんな便利な機能は
ありません。
目で見るだけしか出来ませんが、デジカメのレンズを
接眼部にぴったりと密着させてピントさえ
上手く合わせられればこうして写真に収めることが出来ます。
で、なぜエンジン内部を覗いていたのか。
それはコレですよ。
赤い矢印部分に黒い塊が
あるのが分かりますでしょうか?
これ、燃焼室内部に堆積していたと思しき
カーボン(煤)なんです。
結構な分厚さだし、大きさも結構大きいですね・・・。
このカーボンの塊がぺろっと剥がれ、剥がれた破片、
またはピストンの上下運動で細かく砕かれた破片が
バルブの傘の部分に挟まってしまい、
圧縮不良
を引き起こしているのではないか?
そう考えてファイバースコープで
エンジン内部を観察していたところ、この
カーボンの塊を発見したというわけです。
実際に肉眼で見ていますと、ピストンヘッドも
真っ黒になっていて、所々カーボンが剥がれて
出来た段差がありました。
結果から申し上げますと、このエンジン内部に
堆積したカーボンを薬品を使用して溶かした後、
ありとあらゆる手段を講じてエンジン内部に
堆積したカーボンを除去する事に成功。
ピストンヘッドも素地の色を取り戻し、
エンジンの圧縮も回復して無事に始動する
事が出来ました。
カーボンは定期的なメンテナンスを実施していても
自然と堆積していく物です。
メンテナンスを疎かにしていると通常よりも
カーボンの堆積量が増えて、今回の様なエンジン
始動不良などを引き起こす原因となります。
走行過多でメンテナンスはちょっと疎かに
しているな・・・というそこのアナタ!!!
燃料添加剤を急に使用するのはリスクがある
事をご理解の上ご使用下さい。
添加剤が入ると堆積したカーボンが
柔らかくなり、ポロッと大きな塊で燃焼室内に
剥がれ落ちてしまうことがあります。
※今回の様に
一気に強い洗浄力を試したくなるものですが、
そこはじっと耐えて、添加剤の濃度を標準よりも
薄い状態から始めて行くと良いでしょう。
もちろん、それ以前に必要な部位のメンテナンスは
済ませておく必要は有りますが。
即効性があって確実な作業は、やはり
燃焼室内部に直接薬剤を注入して
除去する作業です。
まぁ・・それでも1日掛けて入念にカーボンを
除去する必要は有りますけどね(⌒-⌒; )
突然の始動不良でお困りの方は
セントラムモーターサイクルにお気軽に
ご相談下さいませ♪
では、今日もいつもの開店時の
TODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
30.2℃
雨で暴風を伴う
~06時:80% ~12時:80%
~18時:90% ~24時:80%
明日の大阪の天気は、台風第16号の
接近で大荒れの天気となり、雷を伴って
非常に激しい雨の降るところがある見込みです。
この天気予報ですと明日は子供達は
学校も休学となりそうですね。
いや、学校があったらあったで心配で仕方無いw
せめて通学中ぐらいは落ち着いていて欲しい。
明日はわたしも定休日で休みなので
何かあれば車で迎えに行くなり出来るので
良いのですが・・・・。
もろに大阪を直撃するので色々と心配です。ええ。
今日は帰宅前に店で育てているオクラや
他の花などを全部壁沿いに持って行っておきます。
では今日の本題です。
まずは車両のご紹介から。
ヤマハ ドラッグスター1100ですね。
今回はリヤタイヤが交換時期を随分と
過ぎているので大事に至る前に
交換をお願いしますとご入庫下さいました。
現在のリヤタイヤの状態がコチラですね。
真ん中がツルッツルwww
いつパンクしてもおかしくない状況です。
ここまで使えば十分に元も取れていると思いますw
しかし・・・・このシーシーバーすごいなwww
みてみてw
ステンレス製のナットを幾つも溶接して
繋げて造られています。
ずぅーーーーっと一直線に下から上に
ナットが並んで居ますwww
しっかりと職人さんが溶接してあるので
かなり丈夫ですよ。
安価なシーシーバーよりもよほど強度有ります。
なんてったってオールステンレスのナットですから。
では作業を始めましょう。
まずはリヤブレーキキャリパーを
取り外していきます。
ブレーキキャリパーの正面にマフラーが
有るため、直接T型レンチなどが使用
出来ないので、後方よりメガネレンチを入れて
ボルトを取り外しましょう。
ブレーキキャリパーの固定ボルトを
取外し終わったら、次はスイングアーム上に
固定されているブレーキホースのクランプを
取り外しておきましょう。
ブレーキホースをスイングアーム上から
取り外すことが出来たら、ブレーキキャリパーを
ディスクから取外して外側へと引き出してきましょう。
取り外したブレーキキャリパーはタオルなどで
包んで周囲に傷が付かないようにしてから
避けておきましょう。
ブレーキキャリパーを取り外したら
キャリパーサポートの固定ボルトも
予め取り外しておきましょう。
次にこちらの車両限定ですが、
サイドプレートが作業の邪魔になりますので
先に取り外しておきます。
サイドプレートのステーが
ドライブユニットの固定ボルトに
挟み込まれているので、この部分の
ボルトだけは先に抜いておきました。
同じ場所にサイドプレートを付けている方
以外は上記の手順は飛ばして下さい。
次にリヤアクスルシャフトを緩めます。
アクスルシャフトは抜き取る必要はありません。
シャフトドライブの場合はシャフトを通した状態で
後方へと抜き取れるように造られています。
ナットを緩め終えたら次に右側の
アクスルシャフトの頭側を押さえている
クランプのナットを取り外してっと。
ナットを取り外したらクランプも
スイングアームから取り外してしまいましょう。
左側はスイングアーム末端部は
開放されている形状でしたが、右側は
このクランプによってスイングアームに
アクスルシャフトが押さえつけられています。
写真はありませんが、クランプの取外しが終わったら
再度左側に移動してドライブユニットの
残る固定ボルト3本を予め緩めておいてください。
これでボルト類の取外し作業は完了です。
ホイールを後方へと抜いてくるだけですが、
ノーマルのテールランプ車については
リヤホイールを後方に抜き取って来る際に
ナンバープレートや、テールランプが
邪魔になりますのでこの時点で取り外しておくように。
真っ直ぐ後方にホイールを取り外して来るので
動線上にある物は全て取り外しておいてください。
準備が出来たところで車体をジャッキアップします。
ジャッキアップポイントはここですね。
傷が付かないようにタオル等を挟んでおきましょう。
ジャッキをしっかりと当てたらゆっくりと
ジャッキアップしていき、リヤホイールが
ほんの少し地面から浮くぐらいまで上げましょう。
※新しいタイヤの分厚さ分を加味しておくこと
これでタイヤは地面から浮いていますが、
新しいタイヤの分厚さ分と後方へと抜き取る際の
余裕分を加味して、もう少しだけジャッキアップしておきましょう。
ジャッキアップも終わったので
この続きはまた定休日明けの水曜日に
ご紹介したいと思います。
あ、くれぐれも皆さんはこんな所で
作業を中断しないようにw
ジャッキアップしたまま数日放置とか危ないので
絶対にヤメましょう。
作業は段取り一番です♪
じゃ、今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
24.0℃
なんだろう・・・この静けさは。
さっきまで降っていた雨がぱたりと止んで
今は風も凪いで静寂に包まれています。
台風が近付いているのに・・・
嵐の前の静けさってまさにこれの事だわ。
暴風雨になるまえにちゃちゃっと部品の
発注を終わらせて帰ります!
ではまた水曜日に元気でお目に掛かりましょう☆
コメント
(๑╹ω╹๑)ㄘんㄘんに見えますね
見えへんwwwwwwwwww