【第6回】スカラベオ200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

夏の空

ども。

夏空が・・・・キレイ!!!!

真っ青な空、真っ白な雲、青々と生い茂る木々。

でももう気が付けば8月ももう残す所あと

10日ほどですね・・・。

もうすぐ夏が終わる・・・・・・・(;´Д`)

これはね、お昼ご飯を買いに行く際に

あまりにも空がキレイだったので

撮影した写真でね、コレと言って他に

意味は無いんですが、それよりも・・・

とある有名な牛丼チェーン店の

ドライブスルーを利用したのですがね、

商品の注文窓口のすぐ横の

裏口?なのか何か分かりませんけど・・・・

注文口すぐ横の裏口

えっ・・・ちょ・・・・なんか汚くね??

もしかしたらここは生ゴミを

入れておく倉庫の扉なのかも。

いや、それにしてもさ・・・。

ドライブスルーでお客さんも通る所なのに

これで大丈夫なのかwww

もうちょっとズームして寄った写真を

見て頂くと分かりますが・・・

汚ったねぇ

汚れすぎの裏口?

ゴミを入れる所なのは分かるけどさ・・・

いや、生ゴミだから分かるんだけどさ・・・・

もうちょっと頑張ろうよw

いや、それこそお客さんから見えない所なら

まぁ致し方ない気もするけど、見える場所で

これはちょっと飲食店としては・・・・。

もうちょっとキレイにしてくれてる方が

色々といいよねぇ。

カサカサ言いそうじゃん?

いや、カサカサするアイツも勿論居てるんだろうけど、

巣窟みたいになってるように見えるじゃん?

24時間営業だとなかなか手が回らないのかも

しれないけど・・・・せめて月に一度に業者呼んで

清掃して貰うとか、来客の少ない時間帯に清掃する

時間を作るとか。。

こういう所こそキレイにして貰いたいと思うのは

消費者としてわがままかのwww

んで話は変って今日の夕方。

修理が終わった車両の試乗に出掛けてきました。

ガソリンが急にオーバーフローしてしまい、

翌朝気が付いたらガソリンタンク内部が

空っぽになっていたほどの量。

結果的にはタンク内部の腐食による

異物噛み込みによるオーバーフローが原因でした。

清掃を実施してから必要部品を交換して

今日の試乗ってわけです。

スズキ ボルティの試乗

試乗でも問題なく、気持ち良く走ってくれました。

少々ヘッドあたりからカチカチ音が聞こえていますが

この系統のエンジンはほんっとよく鳴る音ですわ・・・。

もう少し音が酷くなってきたら何かしら

対策を実施しないといけないでしょうね。

この系のエンジンはオイル交換をまめに

実施し、高回転を多用しないことが

異音を出さず腰上を永くトラブル無く使う

秘訣なのです。

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

37.8℃

晴れのち曇り

晴れのち曇り!

~06時:0% ~12時:0%

~18時:20% ~24時:20%

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて

概ね晴れますが、午後は湿った空気の

影響で大気の状態が不安定となるため、

雨や雷雨のところがある見込みです。

今日は大阪にも大雨洪水警報が

出ていましたが、ここ南大阪では

雨は一滴も降らず・・・。

渇水してしまうんじゃないかと思うほど

最近雨が降ってないですね。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

スカラベオ200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第6回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】スカラベオ200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】スカラベオ200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】スカラベオ200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第4回】スカラベオ200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第5回】スカラベオ200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

インナーパーツの取外しが一通り済んだ

キャブレターのインナーパーツの取外しが

一通り終わった所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

今日はまずバキュームピストンの取外しから

初めて行きたいと思います。

トップカバーをしっかり押さえながら

固定ボルトを取り外してっと。

固定ボルトを取り外す

固定ボルトを取り外したら、ゆっくりと

力を緩めてカバーを開いていきましょう。

カバーには内側からスプリングの張力が

効いていますので注意しましょう。

トップカバーを開いた

トップカバーを開くと内側に

バキュームピストン、スプリングが

見えますね。

スプリングを先に抜き取っておいてから

バキュームピストンを抜き取りましょう。

バキュームピストンを取り外した

バキュームピストンにはジェットニードル、

それにスプリングシートが入っています。

ジェットニードルとスプリングシート

取り外したバキュームピストンのラバー

スカートに劣化による穿孔やヒビ割れなどが

無いかチェックしておくのをお忘れ無く。

※穴などが開いていると正常に機能しません

ラバースカートを点検しておく

バキュームピストンを取外し終えたら、

バキュームピストンが入っていた側から

鉛筆削りで削っておいた割り箸を差し込んで

ジェットニードルホルダー(ノズル)を

フロート側へと抜き取っておきましょう。

これがその取り外したノズルですね。

取り外したノズル

活字じゃ分かりにくいという方の

為に他の機種の参考写真を。

割り箸を差し込んでノズルを抜き取る

そうそう、こんな風にして割り箸で

ノズルをフロート側へと抜き取ってしまいましょう。

続いてキャブレターサイド部分に取り付け

られているエアーカットバルブを

取り外していきます。

しっかりとカバーを指で押さえつつ

固定ボルトを取り外しましょう。

ここもバキュームピストン部と同じ様に

内側からスプリングの張力(強力です)が

効いていますので、しっかりと押さえながら

ボルトを緩めましょう。

固定ボルトを取り外す

ボルトを取り外したらゆっくりと

指の力を抜いてカバーを取り外しましょう。

内側から太いスプリングが出てきます。

カバーを開いた

短いスプリングですが張力は

かなりの物なので注意して下さいね。

カバーとスプリングを取り外したら

内側のダイヤフラム(エアーカットバルブ)を

キャブレターから取り外しましょう。

また、小さなOリングもすぐ横にセット

されていますので一緒に取り外しておきましょう。

ダイヤフラムを取り外した

エアーカットバルブの取外しが終わったら

次は同じくキャブレターサイド部分から

取り付けられているパイロットスクリューを

取り外しましょう。

パイロットスクリューを取り外す

んでこれが取り外したパイロットスクリューですね。

小さなワッシャ、Oリング、スプリングが

入っていますので無くさない様にご注意を。

取り外したパイロットスクリュー

写真では全てセットした状態に

なっていますが、実際取り外す際は

全てがばらばらになった状態での

取外しとなります。

特にOリング、ワッシャがキャブレター側に

残ってしまうことが多いので、細くて

先端が曲がった針金等を準備しておくと

取外ししやすいです。

以上でキャブレターからの部品の

取外し作業は完了です。

部品の取外し完了

写真を見ると分かりますが、

オートチョークの取付部分も

固定ボルトで固定されているので

取り外すことが出来そうですが、

特にこの部分は閉塞も認められなかったのと、

ガスケット類の部品の入手に

時間が掛かりそうなのを加味して

今回はあえて分解はしておりません。

ちなみに、このスカラベオに使用されている

キャブレターの品番は・・・・こちらですね。

フロートチャンバーの合わせ面付近に

刻印があります。

キャブレターの品番

303AVKと刻印されています。

何かのお役に立てればw

※こういう情報って少ないから・・・一応ねw

ではキャブレターをキャブレタークリーナーの

原液槽に浸け込んで行きますが、その前に

閉塞している部分を事前に全て

通しておくことが必要です。

まずはキャブレターのチョーク経路から。

スプレータイプのキャブレタークリーナーを

使用して少しずつ溶かしながら

経路を通していきます。

チョーク経路を通しておく

併せて他の経路も全て一度

スプレータイプのキャブレタークリーナーを

使用して経路を通しておくとGOODです。

続いてジェット類です。

特に閉塞が酷かったスロージェットは

ガス圧ぐらいじゃ抜けてくれませんでした・・・・。

スロージェットが抜けない

スロージェットの経路は特に細くて

抜けにくい上に、細い物で突っつこうにも

良い物が無いんですよね・・。

でも、わたしには強い味方が居ます♪

それがこちら。

歯医者さん御用達の歯の根っこを治療する

リーマーですねー♪

リーマーで穴を通す

歯の根っこにある神経をキレイに

お掃除するために使用するヤツです。

歯医者さんで治療して貰ったことがある方なら

よく知っていると思います。

サイズも色々とあるので

細いリーマーを使用して経路を少しずつ

通して行って、最後はキャブレタークリーナーで

プシューッと♪

経路が通った

同様にメインジェットも経路を通してから

キャブレタークリーナーでプシュッと♪

メインジェットも通しておいた

次に加速ポンプの経路も

キャブレタークリーナーで先に

通しておきましょう。

加速ポンプを動作させて経路の疎通を

確認するため、まだ分解はしていません。

加速ポンプの疎通確認

疎通の確認が出来たら、加速ポンプの

プランジャーを取り外して

清掃するようにしましょうね。

今回は業者さんのお預かりで、

予算は出来るだけ抑えてと言うことですので

フロートチャンバーのOリングも

再使用しますので温存してあります。

取り外した部品類をキャブレタークリーナーの

原液槽に浸け込んで1日放置します。

キャブレタークリーナーの原液に浸け込む

ジェット類などの小物は

別容器に入れて浸け込む様にします。

別容器でジェット類を浸け込む

この容器、よく登場しますけど

コンビニなどでよく見かけるボトルガムの

空容器ですwww

いい感じの大きさで使い勝手が良いのよww

さっ、この状態で丸1日でも浸け込めば

美しくなっているハズなので、

浸け込んでいる間は他の作業をして

時間の節約ですね♪

この続きについてはまた

明日更新の記事でご紹介したいと思います。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

34.2℃

もう8月も終わりに近付いていると思うと

ちょっと切ないですねぇ・・・。

夏ってホント短いわ。

もうあと4ヶ月ぐらいあればもっともっと

楽しめるのに。

まぁでも、短いからこそ楽しいし、

また来年も楽しみになるんだと思うけど。

10月ぐらいまで蒸し暑いだけでも

十分なので、出来るだけ暑い日が

続きますようにwwww

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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