ども。
今日はちょっと書き始めるのが
随分遅くなってしまいました(;´Д`)
って言うのも、先日冒頭でご紹介した
子供達の夏の自由研究のための道具
ありましたよね?
あれだけじゃまだ足りないので、
実験結果などを書き込むだけの
フォーマットを作って準備してあげないと。
・・・過保護かっw
いや、それぐらいしてあげないと
さすがに小学生には時間も集中力も
必要な実験だと思うのです。
数値を書き込み、写真を撮影した物を
切り取って貼付けていくだけで完成♪
自由研究の趣旨説明や諸々はすべて
こちらで打ち込んでおきましたwwww
最近ではWordもExcelもオンラインで
無料使用出来る様になったし、作成した資料も
オンライン上に保存される様に
なったから便利です。ええ。
現在時刻 0:07
急いでだだだだぁーっと冒頭を
書いて本題へといきたいと思います。
今日の午後は来店ラッシュで
汗がこれまで以上に噴出。
そんな中、遠方より修理のご依頼を
頂いていた車両の完成試乗に出掛けて
参りました。
使用されなくなったゴミ処理場前で1枚。
草が生い茂っていて廃屋と化しています。
遠目で見ると発電所に見えなくも無い。
裏手に回ると配管やらなんやらが走っていて
物々しい造りの建物なので
見ているだけでも楽しいですね。ええ。
試乗の最後はいつもの
橋の上からの写真です。
今日は光明池方面ではなく栂・美木多方面を
向いて写真を撮ってみました。
あちらこちらの修理を実施させて頂き、
快調な走りを取り戻してくれたスカイウェイブ250。
でも・・・何だろうね・・・スカイウェイブってば
発進が鈍くない??
もうちょっと鋭い加速感があっても
良い様な気がするのに、1.5速発進しているような
感じがしないでも無い。
クラッチミートがちょっと早いのかも。
今回、クラッチシューは減りが穏やか
だったので交換してないんですよね。
って言うのも、クラッチシュースプリングは
部品設定が無いんですよ。
センタースプリングは交換したんですけど。
なので、クラッチシューのスプリングを
変えようと思うと、クラッチシューASSYでの
交換が必要となるのですよ・・・。
んまぁこれが結構お高いんだわ。
POWERスイッチをONにして発進すれば
十分な加速はしてくれますが、やはり
スカイウェイブ250は重たいで有名なので
フォルツァやマジェスティと比べると
どうしても鈍い感じはありますが・・・。
明日、オーナー様に連絡してそのあたりの
事も伝えてって事になりそうです。ええ。
どちらにせよ・・・メーカーの部品出荷が
もう無いので連休明けまで何も出来ずという
事になりますが(;´Д`)
まっでも、当初のコンディションに比べて
かなり良くなっていますのできっと
喜んで頂けます♪
では今日もいつもの開店時の
TODAYのグリップ表面と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
36.6℃
晴れ!!
~06時 ~24時:0%
明日の大阪の天気は、高気圧に
覆われて晴れる見込みです。
明日は高温が予想されており、熱中症の
危険が特に高くなるそうです。
連日の猛暑、体調管理には十分に注意してくださいね。
では今日の本題です。
先日からご紹介してきた
スカイウェイブ250(CJ46A)のブレーキディスクとブレーキパッドを交換してみよう!
ですが、今日はブレーキディスク交換編の前編となります。
ブレーキパッド交換時の記事については以下のリンクよりご覧いただけます。
■【前編】スカイウェイブ250(CJ46A)のブレーキディスクとブレーキパッドを交換してみよう!
■【中編】スカイウェイブ250(CJ46A)のブレーキディスクとブレーキパッドを交換してみよう!
■【後編】スカイウェイブ250(CJ46A)のブレーキディスクとブレーキパッドを交換してみよう!
前回までは確か
ブレーキパッドの交換作業が終わり、
ブレーキディスクの交換がなければ
このまま取り付けて作業完了でした!
という所まででしたね。
今日からはブレーキディスクの交換作業を
ご紹介していきましょう。
まずはアクスルシャフトをクランプしている
フォーク底部のボルトを緩めましょう。
※ボルトを抜き取る必要は有りません
次にアクスルシャフトを緩めておきましょう。
まだこの段階では抜き取るほど緩めない様に。
力を掛けずとも楽に回せるぐらいまで
緩めばOKです。
アクスルシャフトをある程度緩め終えたら
フロント廻りをジャッキアップします。
スカイウェイブ250はフォルツァと違い
車体底部にジャッキアップ様の
ステーが出ていないためちょっとコツが要ります。
まず幅の広い木の板などをタオルで包み、
その下からいつものパンタグラフジャッキを
入れた状態で車体底部に準備しておきます。
木がカウル全体を幅広く支える感じにしましょう。
当てる場所は出来るだけ前方の角が
多い所に近づけましょう。
まだこの部分で直接ジャッキアップは
しないように!!
カウルが割れても知りませんよ??
ジャッキを上げるのはフロントホイールを
取り外して荷重が抜けてからです。
ジャッキを少しだけ上げて、アクスルシャフトを
抜き取っても落ちない程度の荷重を
ジャッキで少しだけ予め押しておきます。
※カウルが変形するほどは上げないこと
その状態から予め緩めておいた
アクスルシャフトをゆっくりと抜き
取っていきましょう。
この時、空いている手で少しだけ
車体をグッと持ち上げて荷重を抜いて
あげると良いでしょう。
アクスルシャフトを抜き取りつつ、
予め準備したジャッキを上げていき
荷重を支えてあげましょう。
この時も空いている手で車体を少し
支えて荷重を抜いてあげると
ジャッキへの負担が減って◎です♪
フロント廻りが落ち込んで来ないぐらい
支えてあげれば十分ですので、無理に
目一杯ジャッキアップする必要は有りません。
フロント廻りが落ちてこない様になったら
ホイールをフロントフォークから取り外しましょう。
ホイールを無事に取外し終わりましたので
本命のブレーキディスクの交換作業に入りましょう。
今回交換するブレーキディスクはこちら。
写真じゃ分かりにくいですが、実はコレ
大径ブレーキディスクなのですよ。
2~3cmぐらいは大きいんじゃ無いですかね?
計ってないから正確な数値は分からないですけど。
もちろん、ブレーキディスクの大径化に伴い
ブレーキキャリパーも外側にオフセット
させる必要が有ります。
必要なキャリパーサポートもご準備しての
ご入庫でしたので安心です。
では交換作業です。
ブレーキディスクを固定しているボルトは
緩み防止剤が塗られていますので、
普通のL型ヘキサゴンレンチや、
ソケットタイプのヘキサゴンレンチでも
ネジを舐めてしまう事があります。
それぐらい緩み防止剤が効いているのですよ・・・。
甘く見ない方が良いです。ええ。
なので、初めの一撃だけ
ショックドライバーを使用して必ず
緩めておきましょう。
初めの一番固く締め付けられている状態さえ
脱してしまえば、あとは何とか普通のソケットレンチで
回していくことが出来ます。
※L型レンチですとちょっと疲れるかも。
ま、わたしは面倒くさがりなので
エアーラチェットを使いますけどねwwww
インパクトレンチじゃなく、エアーラチェットです。ええ。
超速カリカリで気持ちいいwwwww
で、ボルトを全て取り外したら
ブレーキディスクをホイールから取り外しましょう。
極希にぴったりと張付いて固くて
外れないことがありますのでご注意を。
そしてこれが取り外した固定ボルトですね。
緩み防止剤がたっぷり塗られています。
新しいブレーキディスクを取り付ける前に
この古い緩み防止剤をホイール側、
ボルト側の両方掃除しておきましょう。
ホイール側はタップを入れてネジ山を掃除します。
パーツクリーナーも併用すると
良いでしょう。
ネジ山修整用のタップも使用しましたが
やっぱりこの普通のタップの方が
キレイになります。
美しくなりましたね。
同様にボルト側もダイスを使用して
ネジ山に付着した古い緩み防止剤を
削り落として掃除しておくこと。
新しい緩み防止剤をボルトに
塗って取り付ける準備をしておきましょう。
あとはボルトを入れてブレーキディスクを
固定するだけですね。
固定する時はエアーラチェットも
インパクトレンチも使用しないこと。
必ず手作業で最後まで締め付ける事。
※機械を使って締め付けるとトルクが分からなくなるため
1本ずつ締め付けていくのではなく、
対角線上に均等に少しずつ締め
付けていく様にして下さい。
しっかりと締め付けましたか?
もう一度最後にボルトの締め付けに
不具合が無いかチェックしておきましょう。
以上でブレーキディスクの交換作業は完了です♪
う・・・うーん・・・デカイww
これは・・・ものすっごいブレーキの効きが
良くなりそうですね(⌒-⌒; )
扱いにくくないか心配ですけど。
さっ、今日はブレーキディスクの交換まで
終わらせましたので、この続きはまた
明日更新の記事でご紹介したいと思います。
じゃ、今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面をお知らせです。
34.4℃
テスターを子供達の自由研究の為に
自宅に持って帰らなきゃならないんですけど、
仕事で使う物だから家に置いていくわけにいかなくて。
でも、13日までに自由研究を済ませなければ
いけないらしくって・・・・。
しかもわたしが居ないとテスターの使い方も
分からないだろうからねぇ・・・どうしたものか。
金曜日はブログをお休みして帰宅して
自由研究の手伝いをしてあげるしか無いか。
まぁ時にはこういうテスターを使う
科学な自由研究も良い経験になるでしょう。うんうん。
でもな・・・
決してバイク屋をやりたいなんて言うなw
なかなか難しい仕事だし、修行先が悪ければ
何年やっても技術なんて付きやしない。
良いショップで長い時間掛けて色々な車両を
触ってこなきゃな。。
普通の一流企業に就職お願いしますm(__)m
・・・一流企業てwwwww
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆
コメント
大変お世話になっております、あちらこちらの修理を実施して頂き頭が下がるばかりです。
1.5速発進の原因といいますか遠因にはなるかな?と思う心当たりを書いておきますと!ツルツルタイヤ&ガリガリブレーキでだましだまし乗り続けていた頃・・・走行時、「スロットルシフトスイッチ」をONにしておくことで、ブレーキとスロットル操作のみでシフトダウンを行えるスロットルシフトを多用して減速をしのいでおりました。もしかして?それでしょうか?
またスカイウェイブ250 クラッチシューASSYで検索し辿り着いた某ブログ=http://ana3.blog.shinobi.jp/Entry/729/によれば!”スカイウェイブ タイプM 設計的不具合=タイプMでのみ起こり、最悪の場合、不動となる”等ヤバそうなこと書かれていましたんですが、私くらいの走行距離でも起こりうる現象なのでしょうか?(その方は8万km乗られたようです)
そして、交換するなら関連部品交換でおいくらくらい掛かるものでしょう?
いえいえどうぞお気になさらないで下さいъ(`・ω・´)グッ
1.5速というとちょっと大袈裟かも知れませんが、
感覚的にクラッチミートが少し早い気がするのです。
今回駆動系も一式分解してオーバーホール作業を実施したため
初めは少しモッサリとした感じになるのはグリスの充填などの
影響も多少はあると思うんですよね。
もちろん、クラッチシューの減りとクラッチシュースプリングも
消耗品ですので機能低下も有り得る話ですが・・・。
貼られたブログの内容も拝見致しましたが
今回の作業ではこういうった現象は見られませんでした。
というか、今までこういう事例は見たことが無いですね。
クラッチシュー中央のD型部があれだけ広がっていれば
超高速回転するクラッチで、意図せぬ動きをしそうな想像は
容易に出来そうな気はします。
その結果論としてクラッチアウターとの接触も有り得るのかなと。
ブログの内容とお預かりしているスカイウェイブの状況を照らし合わせても
関連は無さそうですのでご安心ください。
症状として以前からこの状況なのか、交換することによって緩和されるのかは
断言できませんが、交換するとすれば今回のお見積もりからは
消耗が少ないとして省いた部品を交換する事になります。
※写真参照 赤丸:交換済 青丸:交換対象
部品代金としては2点で2.6万円ほどします。(1.3万×2)
工賃としてはクラッチキャリアの再分解が含まれますが
7~8千円もあれば十分でしょう。
関連性が薄いようなら、交換はしなくて構いません。
詳しいご説明ありがとうございました。
ブログの内容とは関連性が無いと言うだけで、
ゼロ発進時に於ける発進性能の低下という関連性では
青丸印の所は少なからず関連はあります。
※クラッチシュースプリングは初動時のクラッチミートタイミングを決める重要な部品です
まぁでもスカイウェイブはビッグスクーター系の中でも
重量車で発進が鈍いというのは定説なので・・・。
もちろん、50ccに抜かれる様な発進や
坂道で発進できない様な発進性能ではありませんので
さほど心配される必要は無いかと思います。
ゼロ発進ではPOWER ボタン無しには50ccにすら最初の3mくらいは負けてしまえます。ですので、あまり気にはならないかな。それよりは、停止する時にハンドルが不安定にフラフラするのが嫌です。渋滞時に前の車がブレーキから足上げて惰性で移動するのってあるじゃないですか・・あれやられると!ハンドルフラフラ(フレフレ)が延々と続くので、前腕が悲鳴をあげて乗るの嫌になりますね。
なるほど(⌒-⌒; )
今はきっとそれよりは少し良くなってると思いますので大丈夫ですね♪
停止直前での惰性走行の場合、ハンドルがフラフラするのは致し方ないと思いますよ。
極低速で少しでも安定させるのならば、リヤブレーキを握りつつスロットルを
少し上げ気味にして、回転数をやや高く保ちつつリヤブレーキの効きを調整しながら
ジリジリ動けば安定します。
教習所などで一本橋を時間掛けて渡るコツと同じです。
宇宙ゴマの原理です。
回転数を上げた方が車体の姿勢制御が効きやすいのです。(維持する力が働きます)