【最終回】アドレス110(CF11A)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

朝からスッキリと晴れた日曜日になって良かったですね~。

今日あたりがお花見のピークだったのでは?

大阪造幣局のの通り抜けも大人気だそうで・・・。

有名なんですが、そもそもなぜ通り抜けが始まったのか

ちょっと造幣局のサイトでフムフムしてみたところ、

「局員だけの花見ではもったいない。市民とともに楽しもうではないか」

本来一般市民が立入る事が出来ない、造幣局に分け隔てなく

立ち入りを許可するって言うんだから、相当な反対も合った事でしょう。

なにせ、

小 銭 工 場 ♪ うはっw

ですからね。

小銭だけとはいえ、唸るほどの量があるはず。

○ャーリーのチョコレート工場

よりも夢が膨らみますw

ちなみに・・・

↓ 続きを読む ↓

造幣局っていうと、まるでお札をガチャガチャ刷っていると

勘違いされている方も少なからず居る事でしょうから、

確認の意味も込めてここで少しご紹介を。

財務省造幣局:幣製造

財務省印刷局:幣製造 

※紙幣には国立印刷局製造と書かれています

日本の印刷技術(偽札対策)は最高水準と言われていますが、

それは日本円に価値があるからこその対策で、

価値がない国の通貨を偽造しても、最高水準の対策をしても、

なんらメリットがありませんから。

特に、1分程度で○サイルが爆発墜落するような国とかはw

まぁ、通貨の偽造防止技術にそんなに尽力しているとも

到底思えませんがね、この国の場合。

そんな危険な国のお話おいといて、そろそろ本題に。

じゃ、いつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度からお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

18.4℃

ほんと朝からいい天気っ♪

これが20.0℃を毎日超えるようになると梅雨ですね。

先日からご紹介している

アドレス110(CF11A)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

シリーズですが、本日で最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧いただけます。

【第1回】アドレス110(CF11A)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】アドレス110(CF11A)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて、前回まではたしか・・・

キャブレターのオーバーホール完成

キャブレターのオーバーホール作業が完了した所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介します。

まずは車体側のスロットルケーブルに、フタとゴムパッキンを

取り付けて準備しましょう。

スロットルケーブルにキャップとゴムパッキンを入れる

ゴムパッキンはスロットルバルブをキャブレターから

抜き取った際に落ちてしまう事がありますので、

無い場合は適当なゴム板を切って自作して下さい。

その程度のゴムパッキンで十分事足りる場所ですので。

次はスプリングを入れて、片手でうまくスプリングを

圧縮しつつスロットルワイヤーは伸ばした状態をキープします。

片手でこういう風に・・・

この状態に出来たら、ジェットニードルを組み込んだ

スロットルバルブにワイヤーを掛けていきましょう。

ワイヤーを引っ掛ける

このとき、スロットルバルブにワイヤーが通らないという方、

もしかしてジェットニードルを押さえているクリップ

クリップ

の入れる向きがおかしくないですか~?

クリップの開いている側をワイヤーの通る溝側に向けておきましょう。

スロットルバルブの組みつけが完了。

スロットルバルブの組み付け完了

スロットルバルブをキャブレター側に取り付け、

キャブレターとマニーホールドの間のOリングも忘れずに取り付けてっと。

Oリングを忘れずに取り付ける

キャブレターとマニーホールドを元通り取り付けて

ナットとボルトで固定します。

キャブレターとマニーホールドを固定する

締め付ける際は、左右交互に締め付けていく事。

左右均等に適切なトルクで締め込んだらOKです。

あとは各種ホース類をキャブレターに接続して、

忘れずにオートチョークの配線カプラも元の場所を通して

接続しておきます。

オートチョークの配線カプラを取り付ける

キャブレター底面のドレン配管に接続するホースも

忘れずに取り付けておきましょう。

ホースが無い場合はホームセンター等でホースを購入して取り付けるように。

ドレン配管にホースを差し込む

そして数々の配線類の取り付けが完了した状態がこちら。

各種ホース類

なんかゴチャゴチャしてますが、キャブレターに接続されている

配線、ホース一覧のかりやすい図ですw

さぁいよいよ作業も大詰めですよ~。

取り外してあった、汚れているエアークリーナーBOX内部を

取り付ける前にキレイに洗浄しておきます。

洗浄前のエアークリーナーBOX

パーツクリーナーを吹き付けて、ウエスで拭きつつも

汚れのひどい部分や手の入りにくい部分をハブラシで仕上げます。

もちろん、取り外したついでなので外観もキレイにしておきましょう。

で、これが洗浄の完了したエアークリーナーBOX。

洗浄完了後のエアークリーナーBOX

同様にしてフタ側もキレイに洗浄してから組み付けます。

車両に元通り組み戻した状態がこちら。

エアークリーナーBOXの固定完了

キレイになって元通りです。

エアークリーナーBOXの取り付けが完了したら、

エンジンの始動テストを行って問題ない事を確認してから

メットインボックス等を組み戻します。

なお、オイルホースを取り外した作業後は、

オイルホース内部にエアーが噛んでいますので

オイルホース内部のエア抜き作業を必ず行うように。

※今回はオイルホースのエア抜き作業の説明は割愛しますが、

 どうしてもエア抜き作業の工程が見たいという場合は、

 こちらの記事で作業内容を確認して下さい。(機種は違いますが方法は同じです)

エア抜き作業が完了してエンジンもトラブル無く

無事に始動できたら、外装類を元通り組み戻していきます。

取り外しの際も注意しましたが、メットインボックス右横には

庫内灯のスイッチ配線カプラが有りますので、

忘れずに接続しておく事。

庫内灯の配線カプラを接続する

メットインボックスを元に戻したら、内部よりボルト固定して

アドレス110のキャブレターのオーバーホール全作業は完了ですぅ~♪

作業完了

全3回の記事となりましたが如何でしたでしょうか?

まいどまいど、キャブレターのオーバーホール位で

3回とか引っ張りすぎだろ?とお思いでしょう。

大人には色々と情があるんですw

最後まで読んでくれて有り難う御座いました。

また明日からは別の作業をご紹介しますね。

じゃ最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

11.2℃

今日もまだ夜は冷え込みますね。

真夏でも冬布団で寝ている私には、真冬同然の寒さです。ハイ。

ではまた♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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コメント

  1. 猪股敏夫 より:

    はじめまして
    2000年式のアドレスに乗っており、日々の整備にとても助かっております

    今回、初めて自分でキャブをオーバーホールしたのですが取り外し、分解、クリーニングを無事終了する事ができました

    最後の取り付けで困った事があるのですが、ご相談しても宜しいでしょうか?
    ご相談させて頂けるようなら改めて画像付でご連絡いたします
    もちろんお手間でしたら自力で何とかするつもりです

    厚かましいお話ですみません

  2. 上原 より:

    勉強になりました。
    ありがとうございました。
    うちも、4人います。