【第5回】スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

ども。

今日も朝から良く晴れて

過ごし易い春陽気に恵まれました。

しかし・・・震災のあった熊本地方では

今夜から雨が激しくなるとかで

土砂崩れなどが発生する可能性があるとして

大々的に警戒、そして避難を呼びかけています。

遠い遠い親戚が熊本県玉名町?に居てて

無事だと言うことですが、引き続き心配です。

九州全域に生い茂る

木よ、草よ、花よ、今こそ

キキョウ?

力を振り絞り、根を伸ばし

大地を掴むのだっ!!!!

それな。

ほんまに頼んだで。

少しぐらい芽吹くのが遅くなったって良いじゃ無いか。

今日は天気が良いので

試乗に出掛けてきました。

といっても、あまり無茶できるような

最新機種ではないので、何かあった時でも

すぐに店に戻れる範囲で試乗を繰り返しました。

今日はちゃんとデジカメ持って行ってたので

写真を撮ってきましたよ。

今日試乗してきたのはこちらの車両ですね。

ヤマハ パッソル

ヤマハ パッソルDですねぇ。

レトロな雰囲気が人気の秘密です。

ガソリンは急にオーバーフローし出すわ、

エンジンは掛からなくなるわ、

フロートバルブの先端が激しい

段付き摩耗してるわで、

何かと苦労しましたがイイ感じになりました♪

部品取りのパッソルが合って良かった。うんうん。

ぽかぽかして晴れた日は

巨大建造物を見てても楽しいですw

こういう橋とか橋脚とかはね。

青い空、赤い橋

青い空、赤い橋、白い壁、緑の森。

まるでジオラマ見てるみたいだ。

今日試乗したパッソルも赤と白で

橋とお揃いのカラーリングで

気分も上々でございます。

あとは明日の朝の始動と走行に

問題がなければOKですねー( ´∀`)bグッ

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

18.4℃

晴れのち雨

雨のち晴れ!!

~06時:60% ~12時:90%

~18時:10% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、低気圧が急速に

発達しながら日本海を北東に進み、

低気圧に向かって暖かく湿った空気が

入るため、昼過ぎまで雨や雷雨となり

中部や南部では激しく降るところがあるでしょう。

近畿地方は良いからとにかく九州方面の

雨雲をこっちに寄越せ。

んで近畿地方で降らせてくれればそれでよい。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

ですが、今日は5回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

【第2回】スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

【第3回】スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

【第4回】スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

さて、前回までは確か

オイルシールを圧入し終わった

シフトスピンドルを引き抜いて、

エンジンに圧入されていたオイルシールを

新品と交換した所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

オイルシールをエンジンに圧入し終わったら、

新しいシフトスピンドルをエンジンに

取り付ける準備をします。

まずはシフトスピンドルを、リターンスプリングと

シフトドラムを回転させるフックがついた

アームに差し込んでっと。

シフトスピンドルとアームを組み合わす

組み合わせる際、リターンスプリングに対して

シフトスピンドルの突起部がちょうど

挟み込まれるように取り付ける様にしましょう。

こういう感じですね。

リターンスプリングに挟む

ちゃんとリターンスプリングの間に

シフトスピンドルの突起部を挟みましたか?

では次に今組み合わせたシフトスピンドルを

エンジンに差し込んで行きましょう。

差し込む時はスプライン部でオイルシールを

痛めないように、先端部にグリスを塗っておくと良いでしょう。

ゆっくりと感触を確かめながら差し込んで行きましょう。

シフトスピンドルを差し込む

シフトスピンドルを定位置まで差し込んだら

シフトドラムにフックをかけてっと。

シフトドラムにフックをセットする

OKですね~。

どんどん作業を進めていきます。

次はシフトドラムを押えている

テンションアームを元通り取り付けましょう。

スプリングをしっかりとケース内側に

引っかけた状態でボルトを固定します。

テンションアームを取り付ける

さぁこれで元通り変速が行えるようになったはずです。

予め取り寄せておいた新品のシフトペダルっと。

新品のシフトペダル

シフトスピンドルを押し込んでしまわないように

上手に手をクラッチカバー側に回して

押えつつ、シフトペダルを取り付けて

ギヤがきちんと変速されるか確認しましょう。

ギヤの確認

(ガチャッ)←1速

(ガチャッ)←2速

(ガチャッ)←3速

(ガチャッ)←4速

(カチョ)←N

これは踏んで変速していますが、必ず

シフトダウン方向も試しておくように。

これでシフトスピンドルの動作チェックと

ギヤの確認作業は終わりです。

あとはクラッチカバーを閉じていくだけですが、

クラッチカバーを閉じる前に折角なので

こんな時しか清掃できない、オイルストレーナーを

取り外して清掃しておきます。

オイルストレーナーはクラッチカバー側の

シフトスピンドル横にSDカードよろしくな

状態で差し込まれています。

ストレーナを取り外す

すーっと抜き取って、ストレーナー

表面に付着しているゴミを全て

取り除いておきましょう。

ストレーナを清掃する

必ず何かしらのゴミが付着しているので、

パーツクリーナーなどを使用して脱脂洗浄

しておくと良いでしょう。

クラッチカバーを開けた際にしか清掃

出来ない部分なので、忘れずに作業しておきましょう。

次は古いガスケットを取り除く作業ですが、

今回は幸いにもカバー側にほぼガスケットが

ついて剥がれた状況なので、エンジン側は

少しだけガスケットが残っただけだったので

ラッキーでした♪

※長く使っているとカバー、エンジン両方に

それなりにガスケットが残るので大変です

スクレパーを使用して残っているガスケットを

キレイに削り取っていきます。

ガスケットを剥がす

スクレパーでガスケットを除去する際、エンジン

内部にガスケット片が落ち込まないように、

写真の様にタオルなどでしっかりと保護しておきましょう。

なお、スクレパーでガスケットを除去し終わった後は

一通りオイルストーンを掛けて面を整えてくのを

お忘れなく。

続いてカバー側のガスケットを除去していきます。

これが除去する前の状態ですね。

ほぼ全てのガスケットがカバー側に

残っているのがよく分かります。

クラッチカバー:ガスケット除去前

ダウエルピンは固着して抜き取る

事が出来なかったので、無理して取り外さず

このまま作業を進めます。

※ダウエルピンは無理に取り外そうとすると

変形したり、表面にキズが付いてうまくエンジンに

入らなかったりしますのでご注意を

エンジン側と同様にまずは

スクレパーを使用してガスケットを除去します。

スクレパーでガスケットを剥がす

大部分のガスケットを除去し終わったら、

オイルストーンを掛けて面をキレイに整えておきます。

オイルストーンを掛けておく

オイルストーンを掛けて面を整え終わったら

洗浄油に付けてカバーを洗浄しましょう。

洗浄油で洗浄する

小さなガスケット片などをカバー内側に

残さないように、丁寧に洗浄しておきましょう。

洗浄完了後は、パーツクリーナーと

エアーブローを併用して脱脂しておくこと。

これが準備してある新しいガスケットですね。

新品のカバーガスケット

ガスケットをクラッチカバーにセットして

準備完了です♪

※ダウエルピンが外れる場合は、エンジン側に

ガスケットをセットすると作業しやすいです

カバーの準備完了

美しい!!!!

カバー内側って何年経っても腐食が

殆ど侵攻しないのでキレイですよね。

すごく古い車両でも、オイル交換を

まめにしているとカバー内側に色素沈着も

しないので、洗浄完了後に

おおぉ(*゚ェ゚*)ぉぉっ

ってなる事があります。

カバーの内からでも普段の

オイルメンテの具合を見て取ることが

できるのです。

※航続距離が長いとか、稼働時間が長いという事もありますが・・・

さぁ今日はカバーガスケットの除去と

準備まで終わらせましたので、この続きは

また明日の記事でご紹介したいと思います。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

21.4℃

今夜は暖かいですね・・・雨が降る前兆です。

・・・いや、

紳士用肌着を履いてるからやでww

朝晩が寒いので、せっかく一足早く

春先取りって事でこの前卒業したのに、

また履いちゃったよ・・・・。

※いわゆるパッチね

この暖かさを知ってしまうと、また

卒業するのに時間かかるんだわ(;ω;)

ではまた明日も元気でお目にかかりましょう☆

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