【第3回】スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

ども。

今日の午前中は陸運局に用事が有って

出掛けていたのですが、その帰り道

変わった文字が書かれた車を見掛けました。

いや、ロシア語とかそういう文字面じゃなく、

あまり一般的に見掛けない様な文言が

書かれていたって事です。

それがこちら。

北庄司牛乳処理場

北庄司牛乳処理場のトラック

牛乳までは分かりますけど、

処理場ってwww

多分良くあるような牛乳屋さんだと思うのですが、

明治牛乳とか、新泉牛乳とか、牛乳で止めようよw

処理してるのは分かるけど、

処理場って名前はちょっとねぇwww

朝からちょっとコレ見てニヤニヤ

してしまいました。

処理場って露骨ぅぅっ(*゜д゜*)

ってwww

今日、昨日エアコンONと同時に

季節外れのスギ花粉にヤラれて

大変な目に遭ったのですが、

今日もまた大阪はかなりの冷え込みで

暖房無しでは作業が捗らないので

エアコンフィルターの清掃を行いました。

店内のエアコン エアコンのフィルター清掃

お店で使っているとホコリの色が

真っ黒で凄い量です・・・。

まぁ排気ガスもあるし仕方無いですけど。

でね、昨日の教訓を生かして今日は

フィルター清掃前にマスク、メガネ、手袋

着用で挑みましたwww

スギ花粉の巣窟ですからね・・・・近付くだけで

今日という一日を平和に過ごせるかどうかが

決まってしまうので。

フィルターとエアコン内部の清掃が終わったら

次は風量全開で内部クリーン運転を数時間。

これがまた寒いんだわw

ほぼ冷房運転なので風が冷たいww

でも、内部に残っている花粉を

排出するためには致し方ないです。

おかげさまで、今は快適にマスク無しで暖房運転中です♪

でも、やっぱり花粉を多少吸い込んでしまったのか、

鼻も詰まってるし少しだけ節々が痛いので

これはアレルギー反応が出ている証拠ですわ。

ま、昨日程じゃ無いので平気ですが。

今はひのき花粉が猛威をまだまだ

振るっていますのでスギ程じゃないにしても

油断なりません。ハイ。

皆様もマスク着用は欠かさずどうぞ。

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

15.6℃

晴れ

晴れ!!

~06時:0% ~12時:0%

~18時:0% ~24時:10%

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて

晴れますが、暖かく湿った空気が流れ込むため

南部では夕方から雲が広がり雨の

降るところがある見込みです。

降水確率は低いですが、帰りが遅くなる方は

念のため雨具はご準備しておいた方が

良さそうです。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

ですが、今日は第3回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

■ 【第1回】スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

■ 【第2回】スーパーカブ110の曲がったシフトスピンドルを交換してみよう!

さて、前回までは確か

専用工具

クラッチカバーを開いて、

低速用クラッチのセンターナットを取り外す

専用工具をご紹介した所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

専用ソケットにエクステンションバーを

差し込んでしか使用出来ません。

※2種類の大きさで使用出来るようになっている為

インパクトレンチでパキパキっと緩めましょう。

センターナットを取り外す

センターナットを取り外すと、自動遠心クラッチを

取り外す事が出来ます。

自動遠心クラッチ:表側 自動遠心クラッチ:裏側

一般的なスクーターに使われている

乾式自動遠心クラッチと違い、結構頑丈に

造られていますね。

しかも、エンジンオイルに浸かっているので

クラッチシューも通常の物とは異なっています。

自動遠心クラッチのクラッチシュー

縦溝が掘られているのか、数枚を張り合わせて

造られている?そんな風に私には見えます。

色々とかしこブレーンが考え抜いた

末の造りなのでしょう。

クラッチシューを取り外したらアウター側を

見てみましょう。

※クラッチベルとも言いますね

クラッチシューを取り外した状態

スプラインが切られている所に

クラッチベルが取り付けられているようです。

クラッチシューを取り外すと、このクラッチベルも

一緒に取り外す事が出来ますので、

間違っても写真にもあります大きな

サークリップを取り外さない様に。

全く取り外す必要は有りませんのでw

余計な手間ですw

続いて湿式多板クラッチの取外しを行います。

表面のクラッチ板を押さえ込んでいる

プレートを取り外して行きます。

ボルト4本で固定されていますが、

よく見掛けるスプリングタイプではなく、

凸形状のフリクションロスプレートのような

ウェーブプレートが使用されています。

ボルトを緩める際は、4本のボルトを

隣にあるクラッチベルと緩衝しない程度に

均等に少しずつ対角線上に緩めて行きましょう。

ボルトを均等に緩めていく

隣のクラッチベルが邪魔でボルトを

緩め過ぎると回転させることが出来なくなるので、

全体的にある程度緩めて、スプリング張力を

無効化した段階で、2本だけ先にボルトを

抜き取ってしまってから回転させると良いでしょう。

クラッチを回転させた状態

クラッチを回転させると、残る2本も

取り外す事が出来ますので

取り外してしまいましょう。

ボルトを取り外すと表面のプレートと

裏側から入れられているボールベアリングが

外れてきます。

取り外したプレート

次にウェーブプレートを取り外しましょう。

ウェーブプレートを取り外す

ウェーブプレートを横から見てみましょう。

ウェーブプレート

中央部に向かって膨らんでいるのが

よく分かって頂けると思います。

この膨らみを押さえ込むことによって生まれる

反発力、これがスプリング機構の正体です。

従来の巻きコイル式のスプリングですと

どうしてもボルトの位置関係でスプリングの

圧力が均等に掛けることが困難だったのが、

この1枚物のウェーブプレートを

使用する事によって、クラッチ全体に均等に

張力を安定して掛けることが出来るように

なったと言うわけです。

現行モデルの大排気量車でも

採用されることが多くなった構造ですね。

表面のウェーブプレートを取り外したら、

内側に自動遠心クラッチ側のセンターナットにも

使用されていたナットで固定されていますので

同様にインパクトレンチでナットを取り外しておきましょう。

なお、このセンターナットを取り外した段階で、

クラッチディスクを押えている大きなプレートも

取り外せる様になりますが、今回はクラッチディスクに

用事は有りませんので、余計な手間が増えるので

取り付けたままにしておきましょう。

センターナットを取り外した

次は多板クラッチのハウジング下を

少しだけ覆うようにして取り付けられている

この容器?受け皿?(でいいのかな?)の

固定ボルトを取り外しておきましょう。

この受け皿はオイル溜まりをつくり、

常にクラッチがオイルで湿潤する様に

取り付けられています。

オイル受け皿を取り外す

受け皿の固定ボルトを取外し終えたら、

クラッチベル、クラッチディスクが入ったままの

ハウジング、両方同時にゆっくりと手前に

引いて取り外しましょう。

クラッチ一式を取り外す

わりと重量があるのでしっかりと

支えてゆっくりと抜き取ってきましょうね。

はい、これが取外し終わったロー側、ハイ側の

クラッチ一式ですね。

取り外したクラッチ一式

クラッチハウジングの内側には

ボスが付いていますが、エンジン側のシャフトに

残しておいてもいいですし、ハウジング側に

入れておいてもOKです。

とにかく大事なのは、無くさない、行き先不明にならない、

これが大事です。

んでこれがクラッチ一式を

取外し終えたエンジン側の様子ですね。

シフトスピンドルが中央下にありますが、

これでやっと取り外す事が出来る様になりました。

クラッチ一式を取外し終えたエンジン側

シフトドラムが上方に配置されているのも

旧エンジンとは異なりますね。

さぁ今日はクラッチ一式の取外しまで

終わりましたので、この続きはまた

定休日明けの水曜日にご紹介したいと思います♪

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

5.4℃

うっわぁぁぁ・・・そりゃ寒いよね。

風が吹いてなかったらもうちょっと

マシなのかも知れませんが、今日はほんっと

寒いです。

真冬の日中と同じ感じです。ええ。

紳士用肌着を着てきて良かったです。

帰りはネックウォーマー、マフラー着用で

帰りますwww

ではまた水曜日に元気でお目に掛かりましょう☆

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