ども。
春ですねぇ・・・・
外に出る度に鼻がむずむず、
くしゃみが止まりません。
もうここ1ヶ月近く前から来始めていますが
花粉襲来です(ToT)
ついにこの季節がやって来ました。
忌まわしき木の芽時。
こういう良く晴れた日が特に酷い。
毎年花粉に悩まされている私は、
既に鼻は詰まって目が充血。
そして節々の痛み・・・
重症じゃああああぁぁっ!!
急性蓄膿炎を発症しない事を
切に願うばかりです。ええ。
去年は確か症状が少しマシだったので、
だいたいこういう流れって嫌なんですよね・・・
きっと今年は辛い年になるんですよ(ToT)
早く終わって欲しいこの季節
こんな日は店に籠もって扉を閉め切って
作業するに限りますね。ええ。
ひやぁっくしょぉいっ!!
こうしてブログを書いている間も
くしゃみが止まりません。ハイ。
これは失礼。
えーっと、こんな日は扉を
締めきって・・・からの~
●キャブレターオーバーホール(取外し含む)
●キャブレターオーバーホール(取外し含む)
●キャブレターオーバーホール(取外し含む)
3台分ですよ。
しかも忌まわしきスズキ系ミクニキャブ2コと
優秀なカワサキCVKキャブが1コ。
スズキ系ミクニのキャブレターは甘やかすと
大変手間が掛かってしまい、二度手間、三度手間は
当り前になってしまう事が多いので、
初めから甘やかさずに部品を交換する方向で
段取りを組んでおくと良いでしょう。
週末にかけて作業が山積みですが
頑張りますよ♪
では今日もいつもの開店時の
TODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
11.4℃
晴れ!!!
~06時 ~24時:0%
明日の大阪の天気は、今日に引き続き
晴れの予報で一日を通してすっきりとした
晴れ模様の予報です♪
花粉がまたスゴそう(;´Д`)
そろそろ花粉対策用のメガネも
付けた方がいいかも。
では今日の本題です。
昨日からご紹介していた
ヒョースン GT250Rのニュートラルセンサーを修理してみよう!
ですが、今日は後編となります。
前編記事については以下のリンクよりご覧頂けます。
■【前編】ヒョースン GT250Rのニュートラルセンサーを修理してみよう!
さて、前回までは確か
フロントスプロケットを取外し、
ギヤポジションセンサーをエンジンから
取り外し終えた所まででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきましょう。
取り外したギヤポジションセンサーには
Oリングが付いていますので無くさない様に
しておきましょう。
これがセンサー部分、つまり各ギヤポジションを
検出している部分ですね。
この金色の端子部分にシフトドラムに
取り付けられているこのピンが
接触する事によってギヤポジションを検出しています。
このピンは先ほども書きましたが、
シフトドラムに取り付けられていて
そのシフトドラムというのは、ギヤ
チェンジによって回転する部品なのです。
※詳細は割愛します
つまり、回転はしますがギヤの様に回りっぱなし
ではないので、トランスミッションの
ギヤ位置(一速やニュートラル等)によって
シフトドラムのピンの位置がそれぞれ異なるのです。
ちなみに、上の写真はニュートラルの位置ですね。
シフトレバーを操作して1速に入れると少し回転して、
二速に入れるとニュートラル方向に逆戻りしつつ
ニュートラル位置は通り超した位置で止まります。
あとはそこからニュートラル位置から一速ごとに
離れて行くだけですね。
今回はニュートラル位置のみ正常に
検出されない事が多々あるので
ニュートラル位置の端子部を
チェックすればOKって事なのです。
ちなみに、電気的な動作原理は簡単で、
このシフトドラムのピンが現在のギヤポジションに
合わせて位置が変化しますよね?
つまり、このピンと接触している所は
エンジンと接触、つまりアースに短絡している
という事になるのです。
これが俗に言われるマイナスコントロールという
方法ですね。
必要な部位に予めプラス電源を通しておき、
マイナスアースが取られる事によって
ランプの点灯などを制御するのです。
今回のGT250Rの様に現在の
ギヤポジションを検出、表示するモデルと違い、
ニュートラルの表示ON/OFFしかない
大部分のモデルは、ギヤポジションセンサーという
名称では無く、ニュートラルセンサーが
正しい名称だと私は思っています。
※ニュートラルもギヤポジションですが1つしかその車両には無いので
ニュートラルセンサーの方が正しいのではと勝手に思っているだけですw
今回のタイトルはニュートラルセンサーと
していますが、トラブルでお困りの方が
検索するであろう語彙を考えた時、
ニュートラルセンサーと書くであろう、そう
考えたので、あえてこのタイトルとさせて頂きました。
なので、ニュートラル表示のみしかない
車両の場合は、このセンサー部分には
こんなにもたくさん端子が並んでいる事はありません。
ニュートラルだけの検出でしたら
1つあれば十分ですからね。
で、このセンサーで言う所の
ニュートラル部分は一番手前のここですね。
この矢印の部分がニュートラルを検出する
端子の位置で、右隣が一速、そして
左に向かって二速、三速、四速、五速、六速と
なっています。
もうこの写真を見てお気付きですよね。
各端子部分に擦れて摩耗した跡が
付いています。
シフトドラムについていた
ピンもラジオペンチで抜き取って
先端部分が異常磨耗していないか
チェックしておきましょう。
小さなスプリングとピンの組み合わせなので
無くしてしまわない様に十分に
注意して取り扱う様にしましょう。
こうして取り外しましたが、このピンは
焼き入れ加工されている上に
非常に固い素材が使用されているので
偏磨耗している事は無く、
殆どの場合真鍮で出来ている端子側が
摩耗しています。
で、ニュートラル部分だけが
他よりも摩耗の進行が著しい。
まぁ・・・六速などと比べても
圧倒的にピンが通過する回数が多いので
摩耗も激しくて当然です。
しかし、1万キロ未満でこの摩耗は明らかに
端子部分の材質ミスですね。
で、この摩耗した端子部分をどうやって
修理するかですよね。
簡単です。
ハンダを盛って摩耗部位を肉盛り
これです。
長期間の使用に耐えうる使用では無いものの、
一時的な修理には十分です。
時間、予算に余裕がある場合は
センサーを交換されるのが望ましいですが、
1万キロ未満で交換となってしまう
この部品をそうそう何度も交換するのは
躊躇いますよね。
ぜひこういう方法もあるって事を
覚えておくと良いでしょう。
端子部分に長時間熱を加えすぎない様に
注意して、フラックスを散布した端子部に
多めにハンダを盛りましょう。
後ほど研磨して成型しますので
ふっくらと盛り上がる程度には
盛っておく様に。
これがハンダを盛り終わった状態ですね。
隣の端子までハンダが流れないように
注意して下さいね。
あとはこの盛ったハンダをヤスリなどで
高さを周囲と合わせるだけですね。
ハンダは削りやすいのでそんなに
力を入れて削らなくて良いです。
ただし、ハンダと言っても色々な
種類がありますので、すず、鉛の
半々のハンダが扱いやすくて
不慣れな方でも問題無いと思います。
んでこれが研磨して仕上がった状態ですね。
修理よりもほんのちょっぴり(気持ち程度)
面が高い状態にしておくと接触不良も
起きにくいと思います。
他のギヤポジションでも
接触不良が発生する場合は、
同様にして修理する事が可能です。
何度も言いますが、
摩耗のスピードは標準よりも速く、
一時的な凌ぎとしてお考え下さい。
部品手配に関わる種々のコストと
この修理に掛かるコストを天秤に掛けて
しっかりとご検討下さいませ。
取付に関しては取り外し時と同様ですので
今回は割愛させて頂きます。
最後まで読んで頂き有り難う御座いました♪
また明日からは別の記事をご紹介しますので
見に来て下さいね♪
じゃ、今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
4.6℃
寒い!!
鼻痒い!!
目痒い!!
寒い!!
鼻痒い!!
目痒い!!
花粉去れっ!去れっ!
でも・・花は咲けっ!www
※ワガママかwww
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆