【最終回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ども。

日中、ゴソゴソと店の中で作業を

していたら遠くから聞こえてくる

聞き覚えのある音が。

(グァシャッ)

(クチャチャチャ)

(カランカラン)

こんな一連の音が何度も何度も

聞こえてきます。

しかもリズミカルにwww

で、表をちらりと見てみると

あき缶を収集

空き缶をいっぱいぶら下げた

TODAYがぽつん。

どうやら向かいのマンションの

ゴミの集積場で空き缶を潰して

回収しているようです。

まぁ思っていた通りの音ですけど、

問題はこれよw

見守り隊って・・・

子供見守り隊ってかwww

せめて脱ごうよジャケットw

子供見守り隊がゴミ箱漁って空き缶収集ですか。

まぁ別に害が有るわけじゃないんだけど

見た目のこともあるからやっぱり

ジャケットぐらいは脱いだ方が良いとおもふ・・・(;´Д`)

↓ この続きを読む ↓

ゴミって所有権は捨てられた時点で

確か管理会社の物になるんだったっけか?

なので正確には・・・・窃盗?になるのかな。

敷地内にも無断で入るわけだし。

でもまぁこういう事ってどこでも

当り前のように行われてるから

誰も何も言わないんでしょうけど。

ゴミの集積場をぐちゃぐちゃに荒らしていったら

そりゃ何かしらのお咎めは受けるだろうけど、

みんなキレイに袋を開けて必要な

アルミ缶だけ取り出して、またキレイに戻してるもんなぁ。

ってかさ、

今アルミも安いんじゃね?

空き缶これぐらいの量持って行っても

大した金額にならない様な気がする・・・・。

せいぜいガソリン代を稼ぐぐらいか。

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

5.2℃

晴れ時々曇り

晴れ時々曇り!

~06時:10% ~12時:0%

~18時:0% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、中部や南部では

高気圧に覆われて概ね晴れますが、

北部では気圧の谷や寒気の影響で

雲が広がり昼前まで雪や雨が降る見込みです。

その他の地域は概ね雲が多い一日となりますが

雨の心配は無さそうですね。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

【第2回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

【第3回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

【第4回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

ダストシールをセットする

スライドメタル(ブッシング)、オイルシール、

ダストシールの圧入が終わって、さぁあとは

フォークオイルを入れて組むだけ。って所まで

ご紹介しましたね。

今日はこの続きを最後までご紹介していきましょう。

早速フォークにオイルを入れていきます。

エストレヤのフロントフォークオイル量は

以下の通りです。

フォークオイル量:372ml±2.5

オイルレベル:150mm±2

まずは規定量をメスシリンダーに計量して入れて

フロントフォークに注ぎ入れます。

使用しているオイルは、所謂自動車用の

ATFですね。

フォークオイルを注ぐ

フォークオイルを規定量まずは入れたら

フロントフォークをストロークさせて

ダンパー内部のエア抜き作業を実施します。

エア抜きをする

ストロークさせてある程度エア抜きを終えたら、

暫くフォークを放置してオイルの中に入っている

気泡が上へ上がってくるまで5分程放置です。

5分程放置したフォークをフルボトムさせ、

フォーク上端から液面までのオイルレベルを計測し、

最終のオイル量をチェックしておきましょう。

フォークオイルを入れ終わったら、フォークを

しっかりと伸ばしてから、ゆっくりとフォークスプリングを

入れて、その上に忘れずにワッシャを入れましょう。

ワッシャとスプリングをセット

次にカラーを乗せてっと。

インナーチューブから手を離すと、ゆっくりと

落ちていってしまい、オイルが溢れてしまうことも

有りますのでしっかりとインナーチューブは

手で握っておきましょう。

カラーを入れる

あとはトップキャップを取り付けますが、

インナーチューブは伸ばし過ぎたり、

ボトムさせた状態でトップキャップを

閉めないようにご注意を。

フォーク内部の空気量が変化すると

サスペンションの動きにも違いが出てきます。

空気バネもしっかりとサスペンションの一部なのです。

トップキャップを取り付ける

トップキャップを取り付けて

本締めし終わったら、体重を掛けてストロークさせ

動作に問題が無いかチェックしておきましょう♪

動作に問題が無ければ、これにて

フロントフォークのオーバーホール作業は完了です。

オーバーホール完了

さぁあとは組み付けて行くだけですよ~!

駆け足でご紹介していきましょう。

フロントフォークをステムにある程度

差し込んでっと。

トップブリッジが今は外されていますので

だいたいで結構です。

フロントフォークを差し込む

ステムのクランプ部ボルトは

フォークが落ちない程度の仮固定

しておきましょう。

次に差し込んだフォークにヘッドライトステー用の

カラー、Oリングの順番で入れます。

Oリングを入れる

次はヘッドライトステーをフォークに

被せていきますが、予めヘッドライトステー

内側には、付属のプラスティック製の

薄いカラーをセットしておくのをお忘れ無く。

ライトステー内側の薄いカラー

腐食防止と接触による金属音の

軽減の為でしょうかね。

準備出来たらフォークに差し込んでっと。

ヘッドライトステーを取り付けた

続いて上側のカラーとOリングを

入れてっと。

カラーの向きなどを間違えないよう

注意して入れましょうね。

上側のカラーとOリングをセットする

で、取り外した時に苦労したんだから

フォークに薄くでもグリスを

塗っておけば良いのにってお思いの方も

いらっしゃるかもしれませんので念のため。

グリスが乾くと固形物になってそれの

せいで抜けない原因にもなるんですよw

なので、グリスを塗る場合と言えばフォークの

メッキが激しく侵食されて無くなっている場合や、

腐食の発生が酷い場合にのみ、インナーチューブに

薄くグリスを散布することがあります。

今回の様に、大半の腐食や汚れが取れた状況下では

むしろ何も塗らずにセットする方が無難です。

まぁ塗ったとしてもシリコンスプレーや、潤滑油

程度で十分かと思います。

ぜひ参考にして下さい。

左右共にヘッドライトステーを入れ終わったら

トップブリッジを取り付けましょう。

トップブリッジを取り付けた

先にクラウンボルトを入れて仮固定してから

フォークの高さを調整します。

高さの調整が済んだら、ステムクランプ部の

本締め作業を実施。

ステムクランプ部のボルトを本締めする

フォークの高さが決まって固定したら、

クラウンナットをまずはトップブリッジの

座りを確認しながら本締めしましょう。

トップブリッジのクランプ部のボルトの

締め付けは一番最後です。

先に締め付けてしまうと、トップブリッジが

しっかりと入った状態で取付け出来なくなりますので。

トップブリッジのクラウンボルト本締め後、

クランプ部のボルトを本締めしておきましょう。

続いてフロントフェンダーを元通り取り付けて

ボルトで固定します。

フロントフェンダーを取り付ける

アクスルナットをアウターチューブに

予め入れて先にクランプを本締めして

ズレないように固定しておきましょう。

アクスルナットをセットしておく

アクスルシャフトも予め古いグリスを

拭き取ってからグリスを塗っておきます。

グリスを塗っておく

ホイールのベアリングも動作確認を実施し、

グリスもしっかりと追加しておきましょう。

ベアリングの動作確認とグリスアップ

準備が整ったらホイールにカラーと

スピードメーターギヤボックスを

セットしてからフォークに取り付けましょう。

ホイールを取り付ける

アクスルシャフトに工具をセットして

アクスルナットに先端がしっかりと掛かって

いるのを感触で感じながら締め込んで行きましょう。

アクスルシャフトを固定する

アクスルシャフトの仮固定が終わったら

ここでジャッキを取外し、車体を地面に下ろしましょう。

ジャッキを取り外して安定した所で

アクスルシャフトの本締め作業です。

アクスルシャフトを本締めする

本締め作業が終わったら、忘れずにそのまま

クランプ部分のボルトも本締めしておきましょう。

クランプ部の本締め

最後にブレーキキャリパーを取り付けて

固定しましょう。

ブレーキキャリパーを固定する

ブレーキキャリパーを一度取り外した際は、

必ずブレーキレバーを数回操作して

ブレーキのタッチが元通りのタッチに戻るのを

確認しておくように。

※取り外し時に多少ピストンが押し戻されている場合があるので

最後にもう一度各部、締め付けのチェック、

そしてサスペンションの動作チェックを実施して

問題が無ければ、以上で作業は全て完了です♪

作業完了

オイル漏れも当然止まり、サスペンションの

フワッフワ感も無くなってこれで一安心ですね♪

サスペンションからのオイル漏れは

ブレーキディスクに付着すれば一大事です。

制動力が著しく低下し、事故の元になってしまいます。

それに、サスペンションの機能が低下したことによって

走行安定性も損なわれてしまい、思わぬ所で

ハンドルを取られてしまう様な事も有ります。

さらに言うと、オイル漏れを放置して長い間使い

続けている内にオイルが漏れてこなくなり、(当然ですが)

それを良い事にさらにそこから暫く乗っていると、

インナーチューブとブッシングがストロークの

発熱によって焼付き。

潤滑油が無いから当然ですね。

インナーチューブがボトムしたまま戻ってこないとか、

ボトムしなくなったって症状は、殆どの場合が

これですね。

この場合、もう通常のオーバーホール作業では

分解出来なくなることが多く、インナーチューブ交換、

またはフォーク丸ごと交換しないといけない

場合も多々あります。

オイルが今そういや漏れてるな・・・

って方は、お早めに修理ご依頼されることを

オススメ致します。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

5.8℃

今日はちょっと友人と談笑しすぎて

ブログを書き終える時間が遅くなってしまいました(;´Д`)

現在時刻 午前2時41分

眠いわwww

明日は定休日ですのでゆっくり

気が済むまで眠らせて頂きます♪

ではまた水曜日に元気でお目に掛かりましょう☆

おやすみなさ~い( ´▽`)ノ

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