【第4回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ども。

晴れたねぇ~♪

晴れた!

日中なんて汗が噴き出る程に気温が

ぐぅんぐぅん上昇。

春や春や~♪

もうジャケットも脱ぎ捨てて朝から

汗ばみながら作業ですよ。

朝からお客様がひっきりなしにご来店で

昼食を食べたのも15時頃で

毎日忙しくさせて頂き本当にありがとうございます。

予定時刻通りに来られるお客様も、

予定時刻よりも遅れてこられるお客様も、

ご予約無しでご来店頂くお客様も、

有り難うございます♪

手は二本、時間は10時間しかありませんが

毎日毎日沢山のお客様より修理のご依頼を

頂けて感謝感謝でございます。

今日もなんだかんだで修理預かりが

3台も増えまして見渡す限りお客様の車両だらけw

忙しいのも、修理車両が沢山あるのも

ありがたやありがたや・・・・・

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で、今日はちょっと今まで公開したことが無い、

バイク屋さんの冷蔵庫の中を公開しましょう。

いや、大袈裟に公開しましょうとか言ってますけど

そんな驚くようなことは何にもありませんw

ハードル上げ過ぎたかなって、今こうして記事を

書きながら自分でも思っていますから。ええ。

冷蔵庫の中って言うと飲み物やら

食べ物が乱雑に入っていそうでしょ。

そう、ちょうど一人暮らしの大学生のような

冷蔵庫の感じ。

バイク屋の冷蔵庫もそれに近いと思います。

唯一違う点が有るとするならば・・・・

冷蔵庫の中

マグカップが丸ごと入っていたり、

バーベキュー用の炭がそのままポンッと

脱臭用に入っていたり、

キャブレターの部品が入ってる

バキュームピストンが数セット入っていたりww

これでも減った方なんですよ。

酷い時なんて4台分オーバーホールを

同時に進行していて、冷蔵庫の中が

キャブレターの部品で一杯になる事も有ります。

ゴム製品は冷蔵庫で保管に限ります。

キャブレターオーバーホール中は

再使用するゴム類は冷蔵庫で保管

しておくと、ブヨブヨに伸びにくくなるので

オススメです。ええ。

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

6.4℃

曇り

曇り!!

~06時:10% ~12時:20%

~18時:20% ~24時:10%

明日の大阪の天気は、気圧の谷や寒気の

影響で雲が広がり、昼過ぎにかけて北部を

中心に雪や雨が降る見込みです。

ほぼ一日中雲に覆われてどんよりとした

天候になる予報です。

降水確率は高くありませんが雲に覆われた

一日になりますので、急な雨などにはご注意を。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第4回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

【第2回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

【第3回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

フォークの分解完了

フォークを取り外して分解まで

終わらせた所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

分解したフォークを全て洗浄油(白灯油)で

洗浄します。

白灯油は去年の残りでも新しい物でもOKですが

新しい物を使用する方がサラッとしていて

使いやすいですね。

部品を白灯油で洗浄する

部品は歯ブラシや長いブラシを使用して

ヘドロ状になった油汚れやブレーキパッドの

汚れなどを全て洗い流しておきましょう。

今回はインナーチューブはヘッドライトステー内部の

腐食によって変色していましたが、かなり苦戦しましたが

何とかスチールウールでゴシゴシ擦って

すべてキレイに落とすことが出来ました。

これが洗浄し終わった状態の部品ですね。

洗浄し終わったパーツ類

洗浄後はまずエアーブローである程度

白灯油を吹き飛ばしてから、その後

パーツクリーナーを使用して脱脂洗浄を

実施しておくこと。

脱脂洗浄しておく

脱脂洗浄後はもう一度エアーブローして

おいて下さいね。

それではフォークを元通り組み戻していきましょう。

こちらが準備したオイルシールとダストシールですね。

オイルシールとダストシール

オイルシールとダストシールは予め

内側のリップにシリコングリスを塗っておきます。

シリコングリスを塗っておく

シール類の準備が出来たらフォークを

組んでいきます。

まずはインナーチューブにシートパイプを

入れましょう。

シートパイプを入れる

シートパイプを入れたら、インナーチューブ

先端から抜けていなくても安心して下さい。

次に入れるフォークスプリングとカラーで

押し出せば良いです。

まずはフォークスプリングを入れてっと。

フォークスプリングを入れる

次はカラーを入れます。

本来ならスプリングとこのカラーの間に

ワッシャを入れますが、今は一時的に入れて

いるだけですので入れなくてもOKです。

カラーを一時的に入れる

カラーなどを入れ終えたら

フォークをひっくり返してシートパイプが

上に向くようにします。

シートパイプを上へ向ける

シートパイプ先端部にオイルロックピースを

忘れずにセットしておきましょう。

オイルロックピースをセットする

オイルロックピースをセットしたら

ここにアウターチューブを被せて

ドレンボルトを入れてインナーチューブと

アウターチューブを仮固定しましょう。

ドレンボルトを入れて仮固定する

仮固定が終わったらインパクトレンチを

使用して本締めしておきましょう。

ドレンボルトを本締めする

ドレンボルトの本締めまで終わったら、

先ほど一時的に入れたフォークスプリング、

カラーをフォークから抜き取っておきましょう。

カラーとスプリングを抜き取っておく

次はブッシングを圧入していきます。

インナーチューブに、ブッシング(※)、ワッシャの

順番で入れましょう。

※メーカーによって呼び名が異なります。(スライドメタル等)

ブッシングとワッシャを入れる

ブッシングを入れたらオイルシールプッシャーを

使用してブッシングをアウターチューブに圧入します。

ブッシングを圧入する

ブッシングの圧入後、一度ワッシャを

浮かせてブッシングがきちんと

アウターチューブに最後まで圧入されているか

確認しておきましょう。

圧入量が不足しているとオイルシールを

押えるクリップを入れることが出来ません。

圧入が最後まで出来ていれば、

アウターチューブ側の一段高い部分と

面一になっているはずなので確かめて下さいね。

続いて同様にしてオイルシールも

アウターチューブに圧入しましょう。

オイルシールをインナーチューブに挿入

する際は、フォークの端部で内側の

リップにキズが付かないように注意して

挿入する様にしましょう。

オイルシールを圧入する

オイルシールの圧入が終わったら、

オイルシールを押えるクリップを入れておきましょう。

クリップには薄くシリコングリスを塗っておくと

腐食の進行を抑制することが出来ます。

クリップを入れて固定する

最後にダストシールをオイルシールを

取り付ける際と同様に、内側のリップを

キズ付けないように注意して取り付けましょう。

ダストシールをセットする

ダストシールを取り付けたら、後は

フォークオイルを入れてエア抜きして

組み戻すだけ♪

いよいよ作業も佳境です。

明日の更新で最終回となりますので

お見逃し無くっ!

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

5.8℃

店の中がお預かり車両で一杯になれば

なるほど・・・・

嬉しい♡

ただ、やはりお客様にはお待ち頂く

期間が長くなってしまうのだけは

辛い所ではあります。。。。

予めお客様もご了承の上なのですが

心苦しい限りです。ええ。

出来るだけ腕2本をフル活動で

作業致しますので今後とも宜しくお願い致します♪

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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