ども。
そういえば、ここんとこ花粉症のアレルギー反応が
弱くなってきたのか、そもそも花粉の飛散量が少なくなったのか、
はたまた私が終了間近なのか分かりませんが、
鼻水グジュグジュ
の症状が殆ど出なくなりました。
眼球の痒さだけが未だに猛威を振るっています。
バイクに乗るときや外出する時は花粉症用メガネがかかせません。
目は悪くないので今までメガネを一切掛けた事が無く、
そんな私がメガネを掛けると今まで知る由もなかった
色々なメガネ問題っていうか不便な部分を知る事に。
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まず一番初めに悩んだのがコメカミの痛み。
一日中メガネを掛けているとコメカミの辺りが
締め付けられて痛いのなんのって・・・。
メガネでも掛けない限りこんな痛みは味わえません。
いやまて、そうでもない。
新品のヘルメットを被った時と同じ痛みだなこりゃ。ウンウン。
ヘルメットは窮屈過ぎず、ゆる過ぎず、
コメカミが痛くならない程度で適度な締め付け感が残るサイズを
購入するのがグッドチョイスです♪
結局解決方法としては、ちょうど頭を挟み込む柄の部分に
ついている緩衝ゴム? を取っ払う事で痛みは随分軽減しました。
最終的には、
慣れっスよ、慣れ!
自分はもう慣れたっスよ!
これに尽きます。
次にぶち当たったのは視界問題。
レンズ越しでモノを見るんでとにかく見えにくい。
レンズって言っても透明なんですけど、その1枚がある為に
視界が悪くって特に薄暗い奥まった所を見る時なんて最低。
何度メガネを投げ捨てた事か・・・。
えぇえ~いっっ!
コンチクショウめっ!
見えねぇっての!
フ ン ッ ! ! !
カコンッ!カラン
まぁ~何度ポイされても壊れない丈夫な造りだこと。
安モンだからこそのしなやかさでしょうか。
私は目が悪くなってもメガネは絶対掛けれませんね。
よ~く自分ってヤツが分かりましたw
あとはね、
メガネのフチ邪魔すぎ・・・・
ちょうど見たい所にフチが被るんですよ。
じゃ頭の角度変えろよ。
そりゃそうなんですけどね、どうしてもその頭の角度じゃないと
ダメとかっていう事もあるんですよ。(殆どがそう
そんなのが何度も続くと・・・
フ ン ッ ! ! !
カコンッ!カラン
ってなります。
メガネとの相性は最悪なアタクシ♪
まだあるんですけど、これ以上は長くなりそうなの
これぐらいにして。
では本題に入る前にいつもの
TODAYのグリップ表面温度をお知らせ。
8.8℃
昨晩見た天気予報通りの冷え込みです。
まだ数日は気温が低い日が続くそうですよ。
あっそうだ、ここんとこ向かいのハイツの工事の状況を
お知らせしていませんでしたよね。
最後にお知らせしたときは、
そうそう!鉄骨組みでしたね。
それが今はなんと、
外壁工事も終わって、既に設備屋さんが入って室内工事
とかをやっているようですね。
バイクの事なら徒歩数秒の当店にお任せ下さい♪
なんだったら玄関から叫んでくれても聞こえる距離です♪ウフ♪
では本題です。
先日よりお届けしている
マジェスティ250のキャブレターをオーバーホールしてみよう!
シリーズの本日は第3回となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧ください。
■【第1回】マジェスティ250のキャブレターをオーバーホールしてみよう!
■【第2回】マジェスティ250のキャブレターをオーバーホールしてみよう!
昨日は確か、
キャブレタークリーナーの原液に浮かしながら
キャブレターを漬け込んだ所まででしたね。
今日はこの続きをご紹介します。
丸1日漬け込んだキャブレターをキャブレタークリーナーの原液から
引っ張り上げます。
引き上げた後はしばらくぶら下げておき、
キャブレタークリーナーを極力落しておきます。
キャブレタークリーナーは再使用出来ますので1滴も無駄にしないように!
古くなるとどうしても容量が少なくなってくるので、
必要な分だけ灯油で薄めて量(かさ)増ししつつ
長期間同じキャブレタークリーナーを使用します。
灯油で薄めると効果も弱くなりますので、その分だけ
漬け込み時間を長くするなどして利用します。
使用頻度にもよりますが1年ぐらいは余裕で使用できます。
液切りが完了したら、次はいつも通り灯油で表面に付着した汚れなどを
キレイに洗浄します。
ハブラシで軽く擦るだけで殆どの汚れがキレイに落ちます。
キャブレター本体以外のフロートチャンバーや、各ジェット類も
灯油で洗浄しておきます。
そして洗浄完了後がこちら。
美しくなりましたね~。
新品とまではいきませんが、オーバーホールしたぞ!ってのが
しっかりと伝わってくる美しさになりました。
まずはフロートチャンバーに付いている加速ポンプから
元通り組み立てていきます。
新品のOリングを2つ入れてっと、
さすが新品のOリングはモッコリ感がケタ違いです。
古いOリングの状態をもう一度おさらい。
見事にペッチャンコですね。
元々こんな形なのかと思うほど四角い。
ピストン部分の上にスプリングを置いて、
フタを閉めればOKです。
パイロットスクリューのスプリングと間違えて組まないように!
加速ポンプの組み戻しが完了したら、次は動作確認です。
フロートチャンバー内部にガソリンやパーツクリーナーを
溜めてピストンをグイグイ押して、液体がシュッ!シュッ!と
出てくるか確認です。
このようにガソリン等がシュッ!シュッ!と出てきて、
なおかつ先ほどのポンプ部分の合わせ面付近から
ガソリン等が滲み出て来なければOKです~。
ここからは分解時と同様の作業が続きますので、
前回の記事をご覧の上、元通り組み戻していって下さい。
まずはジェットニードルとバキュームピストンの完成状態。
ジェットニードルの組み戻しが完了したら、
次はメインジェット下についているノズルの組み付けです。
ノズルはピッチリとした寸法でキャブレターに入っているので、
指で押したぐらいでは入ってくれませんし、
無理にメインジェットで押していくとダメになってしまいます。
まずコイツを、
写真のように穴に合うようにうまく合わせておき、
※写真は既にすこし入った状態ですが、当初はこんなに入りません
メインジェットを少し締め込んで、木片や柔らかい素材の物で
メインジェットをトントンッと衝撃を与えてやります。
すると少しずつノズルが穴に入っていきますので、
焦らずに少しずつ締めては叩いてを繰り返します。
最終的には
これぐらい出てくればOKです。
メインジェットの取り付けが完了したら、バキュームピストンを組み付けて
ふたを閉めて、その次にスロージェットと新品のゴムのプラグを組み付け。
ゴムのプラグも必ず新品に交換しておくように。
古くなって劣化すると、プラグ部分からガソリンを吸い込んでしまい
不調の原因となります。
さて次は新品のフロートバルブセットを組み込みましょうか。
まずはメーカーから届いたフロートバルブセットがこちら。
バルブシート、フロートバルブ、ストレーナー、Oリングのセット。
バルブシートにOリングとストレーナーを組み付けて、
Oリング部分に薄くシリコングリスを塗って準備します。
こうしてシリコングリスを薄く塗ることによって、
バルブシートの取り付け時にOリングを痛めずに
取り付けることが出来ます。
親指で真っ直ぐニュルッと押し込みます。
バルブシートの組み付けが完了したらフロートを組みますが、
フロートピンには向きがあるのはご存知ですか?
他メーカーでは殆ど向きはありませんが、
ヤマハ車の場合はピンに向きがあることが多いです。
それもこれも、
ミクニのキャブ
だからでしょうね。
ケイヒンのキャブレターでは見たことがありません。
んでその問題のピンってのがこれ。
ね、先端の形状が違うでしょ。
これっていうのはつまり、取り外すときに知らずに
逆側から叩いても、どんどんはまり込んでいってしまうって事。
知らずにそのまま続けると・・・フロートの支柱が
ポキッ♪
ええええええええええええええ!!!!!
なんて事になってしまいますのでご注意を。
フロートピンはこっちから入れていきます。
※取り外す時は逆からね♪
これでバッチリですね~。
これでフロートチャンバーを締めたら・・・
まだダメです・・・閉めれないです。
なぜかって?
だって、
フロートのフロートバルブ当たり面が磨り減っていたでしょ。
そのまま組み付けると、絶対に油面が高すぎてダメダメです。
って事でまずは規定の油面高にフロートを調整します。
規定のフロート高さはH寸法で27mmです。
フロートアームの曲げ角度を調整して高さを規定値に
合わせましょう。
合わせ方は、フロートアームがフロートバルブ先端に
触れるぐらいにし、フロートの一番高い部分の高さを
フロートチャンバーとの合わせ面からの距離を計測します。
数値が高くなればなるほど油面が低くなり、
逆に数値が低くなればなるほど油面が高いという事になります。
今回の場合、走行距離が50000kmでキャブレター内部部品の
交換もしていないという事もあり、規定値27mmで合わせると確実に
ガソリンが濃い症状になりますので
規定値よりも0.5mm程度低い数値で設定しました。
油面の調整も完了したら、新品のフロートチャンバーのガスケットを
取り付けて、オートチョークなどを元に戻して完成です。
まだやる事があります。
先ほどの油面調整の具合を確認する為に、
実油面の点検をしておきましょう。
まずはキャブレター本体を万力などで固定して、
水平機を十字方向にあてがって水平を出します。
※万力で固定する前にキャブレターのドレンボルトを緩めて
透明のホースを取り付けておくように
水平を出したらガソリンを入れて実油面を計測します。
計測時はホース内の気泡などは完全に出しておくように。
マジェスティ250の実油面の規定値は、
合わせ面下 5~6mm
計測した結果、6mmでしたので予想通りといった所でしょうか。
規定値内より外れている場合は、もう一度フロートアームを調整して
規定値になるまで作業しましょう。
実油面の計測も完了したので、最後の仕上げに入ります。
キャブレターオーバーホール後は、キャブレターの各リンク部分や
回転部分にグリスをしっかりと入れておきましょう。
当店で使用するのは、WAKO’s ビスタック です。
噴射してすぐはサラサラとしていて、奥まった部分にも
しっかりと浸みこんでいき、しばらくすると成分が揮発して
通常のグリスのようにネッチョネチョに変身してくれます♪
この特性を生かして、キャブレタークリーナー内に漬け込んだ際に
流れ出てしまったグリス分を外側から容易に入れることができます。
スロットルのタイコ部分には忘れずにグリスを入れておくこと。
この部分のグリスがなくなると、磨耗具合にもよりますが
2次エアーを吸う恐れがありますので注意が必要です。
何度オーバーホールしても、2次エアーのような症状が
消えない場合は、一度各リンク部分にこのビスタックを吹き付けてみて下さい。
ピタッと症状が改善する場合がありますから。
グリスアップが完成したら今度こそ、
キャブレターのオーバーホール完成で~す♪
そして今回交換を実施したのはこの部品達。
意外と交換点数が少なかったですね・・・。
まぁ予算にも限りがありましたので仕方ないといえば仕方ないですが。
じゃ今日はここまでっ♪
明日は取り付けていく様子をご紹介しますね。
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をおしらせ。
4.2℃
まだまだお風呂はシャワーだけって訳にはいきませんね。
こんなに寒いとやっぱり湯船に浸からないとね♪
ではまた明日!
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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