ども。
毎日暑い日が続きますが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ワタクシも灼熱の店内で日々
汗をだっくだく噴出させながら
相変わらず過ごしております。
で、先日急な告知をした
サーバーメンテナンスですが、
告知にもあった通りUPSの交換および
追加作業を実施しました。
今回入手したUPS(無停電電源装置)がコチラ。
APC製smartUPS1500を2台。
UPS(無停電電源装置)ってなんぞや?
簡単に言いますと、高度に制御されたバッテリー群。
とでも言いましょうか。
停電(瞬電)が発生すると家庭用電源から
電源供給している全ての電子機器は
あっという間にその動きを止めてしまいますよね。
テレビやオーディオ機器なら、復旧した時に
また電源を入れ直せば良いのですが、
パソコンなどの電子機器の場合間髪
入れずに電源が落ちてしまう為、
保存していないデータが消失してしまったり
最悪の場合、システムファイルが破損してしまい
一般の方の知識では復旧出来なく
なってしまったりしてしまう事がありますよね。
何事も無く再起動できれば良いですがね・・・。
家庭用パソコンならば。
・・・そう、ご家庭で使うパソコンならば。
でもね、
サーバーはそう言う
訳にはイカンのですよ。
何しろメールも使えなくなるし、
この今見ているブログも見れません。
メールはただ使えないというレベルでは無く、
送っている側のサーバーからすれば
んぁ?んだよ、存在しねぇのかよ
この宛先のサーバーはよぉ?
まぁもういっぺん後でくらぁ。
そうです。送っている側サーバーは
ある期間、サーバーが見つからなかったから
正常に送信できませんでしたよ。って
送信者にMAILER-DAEMONとしてメールを
差し戻す動作を実行します。
※再送信を繰り返す時間や回数などは
サーバーごとに異なりますが、概ね24時間と
言われています。
それ以外にもサーバーが停止すると
大変困る事情がたくさんのあるのですよ。
つまり、停電だろうと瞬断だろうと何だろうと
サーバーにとって電源というのは
常に供給し続ける必要がある
という事です。
基本的にサーバーは24時間365日稼働
させる物なのでね。
家庭用パソコンの様に電源を切ったり
再起動する事なんて1年に一度もありません。
理想で言えば3年に一度ぐらいがイイ。
↓ この続きを読む ↓
で、ちょっと話がそれましたが
UPSの役割ってのは、その停電時などに
一時的に電源として機能してくれる物なのです。
停電というのは長くても数分~10数分ぐらいで
復旧しますよね?
何日も停電しているなんて事は
一般的には災害でも無い限り考えられません。
つまり電源が復旧するまでの10数分だけでも
サーバーに電源を供給し続ける事が出来れば
サーバーは稼働し続ける事が出来るわけです。
で、停電とはちょっと違って瞬電。
瞬電というのは大きな括りで言えば
停電とさして変わり有りませんが、
※電力会社から言わせれば、数分の停電は瞬電扱い
瞬間的に供給される電圧降下が発生し、
家庭用電気機器が稼働できない状態に
なる状態とお考えください。
つまり機器によっては稼働し続けますが
大半の機器は電源が落ちてしまいます。
もちろんサーバー、家庭用パソコンもです。
この瞬間的な電圧降下もUPSは検知します。
おうおうぉぅぉぅっ!
電源の事は俺に任せとけやぃ!
頼もしい限りです。UPS殿。
そんな瞬間的な電源喪失も
UPSは反応するの??
もちろんです。
今回購入したUPSは感度中設定で
6~16msでバッテリー電源に切り替えが
素早く行われます。
※1ms(ミリセカンド):1/1000秒
つまり電源が不安定になった瞬間を
瞬時に感知し、遅くても
1,000分の16秒
という息を呑むスピードでサーバーに
送る電気をバッテリーへと切り替えて
電源喪失を防いでくれるのです!
それを今まで1台のUPSで賄っていたのを
2台のUPSに分散させ、万が一のUPS
本体のハードウェアトラブルにも備えました。
1台当たりのUPSに掛かる負荷が
少なくなる為、バッテリー電源での
耐久時間も長くなり、さらに長い時間の
停電にも耐えることが出来ます。
※負荷が小さいので20分は持ちます
UPS本体のセルフテストも問題なしで
一安心です。
んで、このUPSってのは内部に
バッテリーを搭載しているんで、薄っぺらい
パソコンの様に見えますが、実際の重量はね
1台あたり28.6kg
おんもwww
それが二台ですから概ね60kg弱ですよ。
そりゃ中に12V9Ahのバッテリーが
4つも入ってるんですから当然と言えば当然。
ちなみに、商用電源(壁の電源ね)が
安定供給されている時は、内部のバッテリー
状態を常に万全に整えるために適切に
充電を繰り返しながら稼働しています。
凄い高機能な機械でしょUPSってば。
あ、背面にコンセントの差込み口があるので
停電時に携帯電話を充電することも出来ますし、
パンを焼くことも出来ると思いますw(生焼け必至)
そんな使い方する人は居ないでしょうけどwww
ま、そんな感じで停電が多いこの時期にも
安心してサーバー運営が出来るように
なりましたよってお話♪
あっそうだそうだ。
今日のお昼に修理完了後の車両納車で
お越し頂いたお客様より差し入れを
頂いちゃいました♪
暑いところご苦労様です。と、
今日のチラシの品!だそうですwww
ファイトーッイッパーツ!!
元気ハツラツ~?
オロナミンC頂きました♪
キンキンに冷やして明日の休憩時間に
ぐびぐび頂かせていただきます(・ω・)b
咽せる暑さの中ご来店、ありがとうございました!
では今日もいつもの開店時の
TODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
37.6℃
晴れ!!!
6時~24時:0%!
明日の大阪の天気は文句なしの
1日スッキリ晴れ渡る晴れです!
絶好のツーリング日和♪
もちろん海水浴やプールなどの
レジャーにも絶好の天候でしょう。
ただし、晴れ間が続くということは
日差しも強く熱中症の危険があるということ。
水分補給はこまめに行いましょう!
私のように暑さフェチ&暑さ耐性が
無い人は特にw
では今日の本題です。
先日、後編の最終回までご紹介した所で、
写真の枚数多いがなwってなって
急遽スターターカバーの交換だけを
今回番外編というか、続編みたいな感じで
続けてご紹介することになりましたw
いつもは写真の総枚数を見ながら、
これは前・中・後編の三部で終われるか~とか、
これは3回以上に分ける必要があるから、
第1回・・・・みたいに書いていこうとか
考えてるんですがね。
とんだ計算違いだったわw
クラッチカバー交換をご紹介した前・中・後編
記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【前編】CB400Four(NC36)のエンジンカバーを交換してみよう!
■【中編】CB400Four(NC36)のエンジンカバーを交換してみよう!
■【後編】CB400Four(NC36)のエンジンカバーを交換してみよう!
では早速スターターカバーの交換作業に
参りましょうか。
クラッチカバー同様に事故時に付いた
転倒傷がゴリゴリと。
スターターカバーと言っていますが、
実際はピックアップコイルも入っているので
ピックアップコイルカバーでも良いような
気がしないでもないです。ええ。
まぁどっちでもええかw
カバーを取り外すと多少オイルが
出てくるので予めオイル受けを準備してから
カバーの固定ボルトを取り外して行きましょう。
カバーの固定ボルトを取外し終えたら
プラスティックハンマーで軽く叩いて
カバーとエンジンの間に密着している
ガスケットを浮かしましょう。
こうしてプラスティックハンマーで
軽く叩くとカバーがパカっと音を立てて
浮いてきます。
ピックアップコイルの配線カプラも
クラッチカバー側のジェネレータと同様に
車体側から取り外していませんので
作業に不慣れな方は、事前に取り外しておきましょう。
カバーが浮いたらゆっくりとカバーを
引いてエンジンから取り外しましょう。
スターターピニオンギヤのピンが
抜けてくるかも知れませんのでご注意を。
カバーをエンジンから分離したら
カバー内側に固定されている
ピックアップコイルの固定ボルトを
取り外しましょう。
しっかりとタオルなどでカバーを
掴みながらボルトを取り外します。
ジェネレータの固定ボルトと違い
さほど固くないので、エアーラチェットで
ゴリゴリっと取外し完了です。
これが取り外したピックアップコイルですね。
このピックアップコイルでもって
クランクシャフトの既定位置から拾った
点火のタイミングをCDIに伝え、
その信号を元にイグニッションコイルへと
CDIが点火指示を出します。
点火トラブルの際は、このピックアップコイルという
存在も含めてトラブルシュートするのを
お忘れ無く(・ω・)b
※スズキ車はこのピックアップコイルがエンジン温度
上昇によってお馬鹿さんになる機種が一部にありますので。
通常はあまりトラブルを出すような部品では
無いので見落としがちです。
そしてこれが新品の
スターターカバーですね。
新品のスターターカバーに
ピックアップコイルを取り付ける前に
エンジン側に残っているガスケットの
破片をスクレパーを使用して
キレイに剥がし取っていきましょう。
ガスケット片がエンジン内部に
落ち込まないように予め
タオルなどを隙間に差し込んでおきましょう。
残っていたガスケット片を概ね
剥がし終えたら、次はオイルストーンを
使用してスクレパーでは剥がし切れない
細かいガスケットを研磨して取り除きます。
※面を整えるという作業でもあります
オイルストーンを掛ける時は、
直線的な動きでは無く円を描くように
しながらかけていくようにしましょう。
ぐるっと一周ガスケット面を
オイルストーンで研磨してキレイになった
状態がコチラですね。
ガスケット面がキレイに
均一になっているのが分かりますね。
ガスケット片を少しでも残していると
密着不良でオイル漏れや滲みの原因と
なりますので、確実に作業を行いましょう。
ガスケット面がキレイになったら次は
ピックアップコイルの配線に付いている
外界との境目を塞いでいるラバーに
付着している液体ガスケットを
全て剥がし取って、脱脂洗浄しましょう。
唯一この配線が出る部分だけは
ラバーや紙ガスケットではオイルを
完全に堰き止めることが出来ないのです。
だから、この部分だけは液体ガスケットを
使用して密着させる必要があるのです。
強力に密着させる為にも確実に液体ガスケット片を
取り除き、パーツクリーナーなどで脱脂洗浄を実施して
おいてください。
脱脂洗浄後は液体ガスケットをしっかりと
ラバーの溝に塗り込んでっと。
※少々多いぐらいでOKです
液体ガスケットを塗った配線を
カバーにグイッと取り付けてっと。
カバーに押し付けた後に少し
グニュグニュと動かしてやり、
液体ガスケットを馴染ませてあげると
気泡が抜けて密着度が上がります。
そのまま次にピックアップコイルを元通り
カバー内側に固定しましょう。
なお、固定ボルトには予めネジロック剤を
塗っておくのをお忘れ無く。
ピックアップコイルの固定が終わったら
先ほど液体ガスケットを塗ってセットした
ラバー部分が浮かないように注意しながら
エンジンに取り付けていきましょう。
おぉっと、先にガスケットを
準備しておくのをお忘れ無く。
エンジン側にダウエルピン(ノックピン)を
セットしてからガスケットを準備しておくとよいでしょう。
ゆっくりとガスケットをずらさない様に
ガスケットに注視しつつカバーを取り付けます。
カバーをセット出来たらボルトを入れ、
少しずつ均等に対角線上にボルトを
2~3回に分けて締め付けていきましょう。
カバーのボルト固定が終わったら
最後にエンジンオイルを規定量注入したら
スターターカバーの交換作業は完了です♪
※すぐにオイルを入れても問題はありませんが、
液体ガスケットが硬化するまでの数時間は
エンジンオイルを入れるのは密着度を
上げるという意味ではやはり好ましくないので、
半日ほど時間をおくと長期的には良いでしょうね。
エンジンオイルを入れて始動テストを実施し、
エンジン温度上昇後もカバーから
オイル滲みが発生しないことが確認出来たら
全ての作業は完了です♪
まさかまさかの番外編扱いになってしまって申し訳ないw
まぁ一部では、もう少し記事冒頭に目次を付けた方が
良いとか言われていますが・・・
もう今更、1,000記事も手直し出来ないっすw
いやホントにw
気が付いた時に少しずつ・・・・いや、やっぱ無理だw
書き方も定着してしまってるんで、
いまさら見出し付けながらとか書けないわw
このスタイルで慣れてしまってるんで、
申し訳ないですが
見る側が慣れてくださいw
※傲慢で申し訳ない
※ユーザビリティ?美味ぇのか、それ?
じゃ、今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
25.4℃
明日は朝から暑くなりそうですよ。
エアコン無しでは死亡フラグですw
え?
やっぱり安定の・・・・?
エアコン無し営業ww
予約時間が決まっているお客様は
事前にエアコンONですのでご安心をw
※時間が決まっていないタイプの
突撃お客様は覚悟してご来店をば♡
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆