【第4回】GSX400Xインパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

先日、母の家の後片付けに行った際に

捨てずに持ち帰った物が多数有るのですが、

その中でも最も処分に困ったのがコチラ。

たくさんの植木鉢

母が大事に育てていた植木ですなぁ。

写真には入り切れていませんが、

まだ左側の奥にもズラリと並んでいます。ええ。

で、今日はこの植木鉢がどうしたんだって?

上の写真を見ても異変に気が付くと思いますが、

朝出社してすぐに私も気が付きました。

なぜだかバサッ落ちています。

なんやなんや・・・。

昨日帰る時は何も無かったのに、

朝来てみたら土がこぼれてて

明らかに様子がおかしい。

土が落ちてる

なんでこんな土が落ちてんやw

ぬぅ・・・・

あぁっ!?

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なんてこった・・・・

なんてこったぁ・・・・

苗が1つ無くなってるw

苗が1つ無くなってるしwww

昨日夕方に水やりしたんで良く覚えてます。

この紫色の苗木がもう1つ

植わっていたハズなのに、今朝来たら

土が落ちて苗が無くなっている

ではありませんか・・・。

上の写真の奥側に溝が見えていると思いますが、

その脇の部分ってね、ずーっと隣の建物から

続いていてね、獣道になってるんですよね。

イタチ、タヌキ、ネコ、犬、色々な

野生動物がココを通り抜けていきます。

と言うことは・・・・ネコか・・・

または・・・・タヌキかっ!!

恐らく獣の胃袋に入ってしまったのでしょう。

獣対策をせねば植木を荒らされますやん。

ってか、この紫色の苗木は何だろうか。

なすびっぽい色はしてるけど。

枯れるまでは大事に育てていた

母の意思を継いで育てると決めた以上、

獣ごときに苗木は食わせぬw

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

24.2℃

曇り時々雨

曇り一時雨!!

~06時:50% ~12時:40%

~18時:20% ~24時:20%

明日の大阪の天気は、気圧の谷や

寒気の影響で雲が広がり、

昼頃まで断続的に雨が降る見込みです。

明日はお客様に納車したい車両があるのに、

雨とか難儀やなぁ・・・明日乗りたいって

お客様言ってたのに。

でも、午後からはちょっと乗れる時間が

出来るかな?

降水確率も下がって来るみたいだし。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

GSX400Xインパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第4回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】GSX400Xインパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】GSX400Xインパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】GSX400Xインパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて前回までは確か

バキュームピストンを取外し終えたキャブレター

バキュームピストンを取外し

終えた所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

今日はフロートチャンバー部分を

分解してインナーパーツを取り外して

行きましょうか。

まずはフロートチャンバーの

固定ボルトを取外してっと。

固定ボルトを取り外す

フロートチャンバーの固定ボルトは

舐めやすいプラスボルトなので

注意して取り外しましょうね。

バキュームピストンが2つ、でも

ボディは1つ・・・フロートチャンバーも

1つしか無い。

と言うことは、フロートチャンバー内部も

おかしな構造になっている事でしょうな。

ボルトを取り外したフロートチャンバーを

開けて見ましょう。

フロートチャンバーを開いた

メイジェットもスロージェットも2つ。

でも、フロートは1つしか無い模様。

フロートチャンバー内部はこんな感じですね。

フロートチャンバー内部

フロートの角度がおかしい・・・。

妙に油面が低すぎる様な気がします。

フロートが最も下がった状態がこちら。

フロートが下がった状態

そしてフロートを持ち上げた

状態がこちらですね。

フロートを持ち上げた状態

こんなにも油面低いのか???

今まで色々な機種のキャブレターを

オーバーホールしてきましたが、

こんなにもフロートが傾斜してる状態なんて

見たこと無いですわ。

残るもう一方のフロートチャンバーも

開いて見ました。

もう一方のフロートチャンバー

ぬぅ・・・・明らかに先ほどの

フロートと角度が違いますね。

正面から左右のフロート角度を確認

してみましょう。

左右フロートの角度

あきからに向かって右側の

フロートの角度が異常です。

油面がこれじゃあ低すぎます。

きっと左側のフロート角度が

正常なレベルでしょうな。

左右を透かして見て見るとこんなにも

フロートレベルが違う事が分かりますね。

フロートの角度

なんでこんなにもフロートレベルが

狂った状態でセットされていたんだか・・・。

ではフロートピンを抜いてフロートを

取り外しましょう。

まずはレベルが大幅に狂っていた側から。

フロートを取り外した

んんっ???

なんでフロートバルブが残ってるんだ。

反対側のフロートもピンを抜いて

取り外して見ました。

もう一方のフロートを取り外した

ですよねですよね。

こうしてフロートにフロートバルブが

引っ掛かっているのが正しい状態ですね。

見たところ本来引っ掛かるべき場所に

フロートバルブが引っ掛かっておらず、

赤丸印の部分にただ乗っかってる

ってだけだったんでしょう。

フロートバルブの引っ掛かる部分

ちゃんとそりゃ引っ掛かるべき場所に

引っ掛かってないと、フロートレベルも

極端に低くなりますわな。

これが正しい状態ね。

正しいフロートバルブのセット方法

続いて二対あるメインジェットを

取り外して行きましょうか。

メインジェットを取り外す

反対側のメインジェットも取り外しましたが、

メインジェットの具合があまり宜しくないですなぁ。

取り外したメインジェット

ノズル部分がかなり腐食で

削れてボロボロになっていますな。

かなり年季が入ってます。

ジェットニードルの曲がりなども

ありましたし、このジェット類の

摩耗も加味すると、やっぱりお客様に

予め予備のキャブレターを準備して

貰う様に連絡しておいて良かった。

後日、お客様が部品取り用の

予備キャブレターを持って来てくれるので

安心です。

何しろ純正部品の供給は殆どありませんから・・・。

さて、今日はメインジェットの取外しまで

来ましたので、この続きはまた

明日更新の記事でご紹介しましょう!

じゃ、今日はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

20.6℃

明日は朝方まで雨が降りそうですね。

なんとか日中はお客様に車両を

お渡ししたいので晴れ間が戻って欲しい。

それより、獣害をなんとかせねば。

ネコなのかタヌキなのか分かりませんが、

うちの植木を荒らすとはふてぇヤロウだ。

見つけたらこんこんと説教してやらねば。

あ、でもタヌキは狂犬病とか持ってるんで

うかつに手を出さないように。

あんな可愛らしい風防ですが、気性は荒く

割りと凶暴なのでご注意を。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう。

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