ども。
今日も沢山のお客様のご来店、ご成約、誠にありがとうございます。
とにかく慌しく過ぎ去った一日ですが
無事にこうしてブログ更新が出来て一安心です。
毎度有り難うございます。
明日は待ちに待った定休日 + 祝日 ですね。
一年に一度有るか無いかの貴重な定休日。
有意義な一日を過ごしたいと思います。
時間も押しに押してあまり更新する時間を
取れる余裕がありませんので、さくさくっと更新をば。
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まずは今朝のTODAYのグリップ表面温度からお知らせ。
11.2℃
無風で温度が高い日は花粉の飛散量が多くて悲惨ですｗ
お客さんに、
『あっ、目悪くなったんですか？』
そんな短時間で悪くなりませんｗ
『花粉様のゴーグルっすか？』
ゴーグルってｗ
とか言われたりして。
早く花粉さん過ぎ去って下さい。
今日は、
スピードファイトの駆動系をオーバーホールしてみよう！
シリーズの第2回目となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧ください。
前回は確か、
クラッチの分解が終わったところまででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきます。
まずは分解したクラッチのこの部分をしっかり握ります。
しっかり握りつつ、回しつつ、引き抜いていくと、
こんな風に抜けてきます。
内部のトルクカムがチラッと見えていますね。
完全に取り外すとこうなります。
グリスが残念な色をしていますね。
とりあえず表面の古いグリスを拭き取りましょう。
拭き取るとトルクカムのピンが見えてきます。
スクーターの低速から中速域への変速の要がこの溝の部分ですね。
この絶妙な曲線具合が適度な変速時の粘りを出してくれます。
むやみやたらと削ればいいってモンじゃありません。
チューニングは基本に忠実に！が基本です。
トルクカムのピンを取り外します。
ピンは全部で3本ありますので無くさないように
取り外した後はきっちり保管しておいて下さい。
ピンを全て外すとシーブを分割することが出来ます。
取り外したピンのグリスをふき取って異状磨耗などが無いか確認しておきます。
目立つような磨耗も有りませんのでこちらも再使用です。
分割したシーブからオレンジ色のOリングも忘れずに取り外しておいて下さい。
Oリングが付いたままでは洗浄ができませんから。
これで全ての部品の分解が完了しましたので、
まとめて灯油でキレイに洗浄していきます。
古いグリス汚れを洗うのは大変ですが、灯油で洗えば
作業も早くて楽チンです。
とにかく汚れがひどいのと、部品点数が多いので少々時間が掛かりましたが
キレイに洗浄が終わりました。
洗浄している最中に発見した事実。
今まであまりにも汚れていて気が付かなかった部分に・・・・
キックギヤが欠けてます。
恐らくピニオンギヤが欠けた際に同じくして欠けたんでしょうね・・・。
これは使用出来ませんので
また在庫のストック棚をゴソゴソ・・・ゴソゴソ・・・ゴソゴソ・・・
有りましたやんｗ
探せばあるもんですね。
何でも置いてて良かったです。
※貧乏性じゃないですよｗ
これで安心してキックギヤが組めます。
洗浄が終わった駆動系の部品達の油脂類を飛ばしている間に、
形状が複雑で大きいプーリーカバーはある程度灯油で洗浄し、
その後水洗いします。
内側はキレイになったのですが、
問題は表側ですよ。
ガソリンが漏れていた為、黄色く変色しているのが取れません。。
クレンザーやら洗剤やら色々と頑張りましたが、これ以上はさすがに取れません。
変に塗装し直すぐらいならばこのままで行きます。
次はエンジン側をきれいにしていきます。
まずは洗浄前の状態がコチラ。
いい感じで汚れが溜まっているので、エンジンの下に受け皿を用意しておき
パーツクリーナーとハブラシを併用して洗浄します。
こういう時に使用するパーツクリーナーは、速乾タイプではなく
遅乾タイプを使用するとGOODですね。
WAKO’ｓで言うところの、BC-2ですね。
そしてコレが洗浄完了後。
美 し い ！
決して表から見えるところではありませんが。
さぁこれでエンジン側の受け入れ態勢は整いました。
あとは全ての駆動系の部品を準備して組みつけていきます。
でも、この続きはまた水曜日♪
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。
0.8℃
朝の温度は何だったんだと思わせるような低い温度。
美木多の冷え込みはまだ続くようです。
ではまた水曜日にお会いしましょう♪
じゃ、今日もいつものアレいっとく～？
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