ども。
今日もお疲れ様でした~。
沢山のお客様にご来店いただき
本当に有難う御座いました。
その中で最も元気もりもりの
お客様ご一行をご紹介。
今日は朝から修理が完了した
車両の納車だったのです。
黒/オレンジのフュージョンですね。
以前から何度か御入庫頂いている
お客様ですが、1つカスタムすると
2つ修理する必要が出てくるという、
レストアならぬ膿出し作業な感じw
エンジンハンガーブッシュも交換したし、
スイングアームのベアリングも
マニーホールドも水廻りも、とにかく
膿はかなり出し切ってきたかとw
フュージョン膿はなかなか
お金が掛かりますな、うん。
1つやってはまた1つ増え、また1つ
修理したらまた1つ故障して・・・・
ぬぅ。
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今回の修理では思わぬトラブルでの
入庫でしたが、無事に修理納車出来て何より。
ここで1つフュージョンについての教訓。
■教訓
スタッドボルト折損に注意
※トルク過大
社外マフラーなど装着で、フランジ部から
排気漏れするからって、スタッドボルトを
グイグイ締めすぎたりすると、あっという間に
折れてしまいます。
安価な社外マフラーの場合、
フランジ部の形状が純正と異なって
いたりして、純正の様な締め付けトルクでは
排気漏れする場合が多いんですよね。
そういう時は無理に締め付けるのでは無く、
エキゾーストガスケットを交換するなどして
出来るだけ標準+αぐらいの力で締め付けて
排気漏れを直しましょう。
あ、そうだ。
今日、海外へと仕事でどんぶらこ
どんぶらこと船に乗って出掛けてる
友人から連絡がありました。
『明日、帰るぜよ』
早くリトルカブを仕上げておいて良かったw
そろそろ帰ってくる頃だろうと
思っていた所なんですよね。
で、この写真も一緒に送られてきました。
今現在の写真かどうかは分かりませんけど。
シンガポールからこんばんは♪
マーライオンから吐瀉物こんばんは♪
綺麗な写真じゃのぉ・・・。
もう一枚もマーライオンですけど、
こちらの背後にはあの有名な
空中プール(庭園)を有しているホテルが。
マリーナベイサンズホテルですな。
凄い絶景ですな。
地震が少ない国だからこそこんな
建造物が出来るんでしょうな。
日本でも作れそうな気はしますけど、
建造費が耐震構造やらなんやらで
莫大になりそうww
では今日もいつもの開店時の
TODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
15.2℃
晴れのち曇り!
~06時:0% ~12時:0%
~18時:10% ~24時:20%
明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて
晴れますが、午後は気圧の谷が
接近するため次第に雲が広がるでしょう。
最高気温も今日とほぼ同じ20℃ぐらいまで
上昇して、暖かい日中になりそうですよ♪
ツーリングにもいい1日になりそうですね。
では本日の本題です。
先日からご紹介している
マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!
ですが、今日は最終回となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【第1回】マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第2回】マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第3回】マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第4回】マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第5回】マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!
さて、前回まではたしか
クラッチキャリアの組立が
終わった所まででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきましょう。
プーリーを組み立てていきますが、
ウェイトローラーが溶けるほど熱が
入ったプーリーに取り付けられている
オイルシールをそのまま再使用するのは
心配ですので、今回は新品に交換します。
古いオイルシールをプーリーから
取り外して新品のオイルシールを
取り付けておきましょうね。
両面共にオイルシールがありますので
表裏を間違えない様に取り付けましょうね。
プーリー表面の変色していた部分も
事前に磨いておいたので、十分に
再使用可能な状態に戻りました♪
ではウェイトローラーを用意しましょう。
これが予め取り寄せておいた
新品のウェイトローラーですね。
んでこれが新品のランププレートですね。
ウェイトローラーに薄くシリコングリスを
塗ってから、ランププレートをセットしてっと。
プーリーボスも紹介しておきましょう。
出来るだけ安価な部品は、熱の影響などが
どこまで及んでいるか見た目では
判断出来ないので、出来るだけ今回は交換します。
プーリー内側とクランクシャフトに
グリスを塗ってから、プーリーを
クランクシャフトにセットします。
セットする時は後方に指を回して
ランププレートをしっかり押えながら
セットしましょう。
続いてクラッチキャリアを
セットします。
クラッチキャリアには予め
新品のVベルトをセットしておきます。
クラッチを開いて出来るだけ
Vベルトをクラッチに落とし込んでおきましょう。
Vベルトをセットしたクラッチキャリアを
エンジンに取り付けてっと。
Vベルトをプーリーボスに引っかけた
状態で、上の写真の様にVベルトを
グイッと握って、さらにVベルトをクラッチに
落とし込んでから、ドライブフェイスを
クランクシャフトに取り付けてっと。
Vベルトをしっかり弛ませた状態で
ドライブフェイスをセットし、しっかりと
セット出来たらこんな風にクランクシャフトの
スプラインがドライブフェイスから
少しだけ露出します。
このギザギザのスプライン部に
キックペダル用の部品を
しっかりと合わせます。
お互いのスプラインをしっかりと
合わせた状態でナットを締め付けないと、
クランクシャフト側のスプラインを
潰して痛めてしまうのでご注意を。
スプラインをしっかり併せた状態で
さらに表側に湾曲したワッシャを
入れて、最後にナットをインパクトレンチで
固定しましょう。
プーリー側の本締めが終わったら、
続いてクラッチアウター(クラッチベル)を
取付けてっと。
クラッチアウターもセンターナットを
取り付けて本締めしましょう。
以上で駆動系のオーバーホール作業は
完了です♪
弛ませた状態にしてあったVベルトは
カバーを閉める前に、ベルトを引っ張って
回転させてたるみを取っておきましょう。
※ベルトを引っ張って回転させると、勝手に
クラッチの外側に戻っていきます
あとはカバーを閉めるだけですが、その前に
プーリーカバーガスケットを
セットしておくのをお忘れ無く。
ガスケットは面積が大きく、セットした状態で
止めておくのが難しいので、予め
ガスケット面に薄くグリスを塗っておくと
ガスケットが張付いて落ちて
こないのでGOODです。
ガスケットが落ちてくる前にプーリー
カバーを取付けて固定しましょう。
外気導入口のカバーをさらに取付けてっと。
最後に一番外側のプラスティック
カバーを取り付けて固定します。
一番最後にキックペダルを
取り付けたら完成です♪
駆動系のオーバーホールが終わったら
エンジンを始動させてチェックです。
まずはアイドリングさせてベルトの滑り
等がないか耳で聞いてチェック。
その後は試乗して変速に問題が無いか
チェックしましょう。
もちろん、全て問題なし♪
スムーズな加速に変速、そして
クラッチの動作も良好です。
コーナーの立ち上がりでも低速ギヤへの
キックダウンもスムーズでした。
最後に洗車を実施しつつ、各部位に
締め付け忘れなどが無いか点検しておきましょう。
以上でマジェスティ125FIの
駆動系オーバーホール作業は完了です♪
今回も最後まで読んで頂き
有難う御座いました。
明日からはまた別の記事を書きますので
お楽しみに♪
じゃ、今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
10.0℃
あぁ・・・鼻がムズムズする。
鼻水が止まりません。
いつも使っている点鼻薬の
効き目が極端に短くなってきました。
残りも少ないので夕方にドラッグストアに
行って成分が異なる点鼻薬を買ってきました。
点鼻薬の効果が切れるとダメw
鼻水が止まらんです。
ええ。
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆