【最終回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう!

ども♪

お久しぶりぶりです。

今日からいつも通りのブログ更新を

行います。

ということは、と言う事は・・・・

確定申告完了

確定申告完了

なのです。

※後日、修正申告を出しますがw

泉大津税務署

税務署

平成26年度分の消費税の申告も

同時に提出して完了致しました。

※これも後日修正申告を出しますw

5日間もブログの更新をお休みさせて頂き

有り難う御座いました。

再開して一発目の記事が

最終回の月曜日。

んで、明日は定休日で区切りが良い。

ではいつも通りブログ更新をはじめましょう☆

↓ この続きを読む ↓

あぁそうだ。

今日税務署に行った帰りに見掛けた

車屋さんでこんなの見掛けました。

着ぐるみを着て客引き

これ、ユーポスさんなんですけどね、

ユーポスって確かキティちゃんじゃなかったっけか?

なんでトラなんだw

このトラさん、店の前をウロチョロしながら

片側3車線の大通りに向かって手を振ってます。

誰も止まれるはずもないのにw

でね、何が面白いって、この被り物が

大き過ぎる様で、歩いていると

常にアゴが上に向いててオカシイw

信号待ちの間、ずっとニヤニヤしていました(・ω・)

キティちゃんの着ぐるみは

きっとお高いからこんな安っぽい

着ぐるみ着て客引きしてるんでしょうな。

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と明日の

大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

11.8℃

晴れ

晴れ!!

~06時:0% ~12時:0%

~18時:0% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて

概ね晴れる予報です。

一日を通して降水確率も0%で、

さらに気温もぐんぐん上昇して予想最高気温は

19℃ぐらいになる予想です。

春だ春だ。

春が来たぞ♪

では今日の本題です。

先日からご紹介している

XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう!

ですが、今日は第10回目で最終回となります。

今までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう! 

【第2回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう! 

【第3回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう! 

【第4回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう! 

【第5回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう! 

【第6回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう! 

【第7回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう! 

【第8回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう! 

【第9回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう! 

確か前回までは

シリコングリスを塗っておく

ロッカーカバーとガイドの接合部分に

シリコングリスを塗って取り付ける準備を

整えたところまででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介していきましょう。

ロッカーカバーをエンジンに取り付ける前に、

先にプッシュロッドを入れておく必要が有ります。

プッシュロッドの両端部には予め

組付けペーストを塗って準備しておきましょう。

※エンジン側のバルブリフターにはエンジンオイルを

満たしてあるはずですが、さらに塗っておくと良いでしょう

プッシュロッドに組付けペーストを塗っておく

プッシュロッドの組付け時には

INとEXのバルブリフターに間違えて

プッシュロッドを組み付けないように

注意しましょう。

んでこれがそのサービスマニュアルの一部ですね。

プッシュロッドの組み付け位置

Aがリヤシリンダーで、向かって奥側がIN

手前側のバルブリフターがEXとなります。

Bがフロントシリンダーで、向かって奥側がEX

手前側のバルブリフターがINとなります。

間違えない様にプッシュロッドを

ガイドに入れて、上からバルブリフターを

目視で確認して差し込みましょう。

プッシュロッドを取り付ける※リヤシリンダーのプッシュロッドの状態

プッシュロッドを差し込み終えたら、

ロッカーカバーを乗せてロッカーアームに

しっかりとプッシュロッドを填めて固定しましょう。

4本あるボルトを入れてロッカーカバーを

固定する時は、 対角線上に数段階に

分けて均等に締め付けていきます。

規定締め付けトルクは

10Nm(1.0kg・m)

です。

トルクレンチを使用して少しずつ均等に

締め付けます。

トルクレンチで締め付ける

久し振りにトルクレンチが出てきたなぁ・・・。

数万円もするトルクレンチが年に数回しか

出番が無いってのもなwww

※内燃機関系は基本的にトルクレンチを使用します

ベースの締め付けが終わったら、

次はメッキが掛けられたカバーをさらに乗せてっと。

メッキカバーを取り付ける

ベース、ロッカーカバーどちらにも

ダウエルピンが入っていますので

どの場所も忘れずに入れておくように。

メッキのカバーを先ほどと同じ

締め付けトルクで締め付けてから、

ガスケットを取り付けます。

ガスケットをセットした

ここでもダウエルピンを忘れずに

セットしておいて下さいね。

最後にカバーを乗せて

以下のサービスマニュアル内容に沿って

ボルトを入れて固定しましょう。

ヘッドカバーのボルト

長さが書かれていますが、ボルトを入れていって

締め付けていない状態で、出面が全て均等に

なるようにセットすればいちいち場所や

長さを覚える必要も、サービスマニュアルに

頼る必要も有りません。ええ。

締め付けが終わった状態がこちらですね。

カバーの取付完了

このまま作業を進める前に、メッキのカバーに

付着している指紋や油汚れを先に

拭き取って磨き上げておきましょう。

ヘッドカバーを磨き上げる

後からですと手が入らなくなりますので

必ず先に拭き取っておきましょう。

エアークリーナーボックスも取り付けて、

こちらも汚れを先に拭き取っておきます。

汚れを拭き取る

さて、エンジンを始動させる準備が

着々と進んでいますが、その前に

やるべき事があります。

そう、バルブリフターのエア抜き作業を

実施する必要があるのです。

この作業をエンジンを掛ける前に

必ず実施するように。

まずはサービスマニュアルの一部に

目を通しておいて下さい。

バルブリフターのエア抜き

マニュアルに沿って説明しましょう。

まず、先にマーキングしておいた

カムシャフトドリブンギヤが圧縮上死点を

指し示しているかどうか確認します。

合わせマークとデコンプ マーキング

この状態が圧縮上死点となっている状態です。

で、オレンジ色のマーキングが、ポンチマークをとして

左回りに2・3・4・5となります。

それぞれの番号の割り振りは以下の通り。

1:1番シリンダTDCポンチマーク(圧縮上死点)

2:2番シリンダINバルブリフタ最上点

3:1番シリンダEXバルブリフタ最上点

4:1番シリンダINバルブリフタ最上点

5:2番シリンダEXバルブリフタ最上点

左側エンジンカバーのメンテナンスホールに

工具を差し込んでクランキングさせ、

例として1番シリンダのINバルブリフタから

エア抜きしてみましょう。

エア抜きをするには、クランキングさせて

各番号のマーキングをカムシャフトドライブギヤと

接するところまで移動させ、

5分間そのまま固定してエア抜きを実施します。

バルブリフターのエア抜き

この写真の例を見れば分かりますかね?

このままクランキングさせて、

3番をもう少し回転させてギヤと接したら

5分間放置して完了です。

同じ要領で、全てのバルブリフターの

エア抜き作業を実施します。

バルブリフターのエア抜き中

※2番シリンダーINバルブリフタのエア抜き中

バルブリフターのエア抜き作業が終わったら、

全てのエンジンカバーを元通り取り付けておきましょう。

カバーの取り付けも終わったら、ガソリンタンクを

車体に乗せてっと。

ガソリンタンクを取り付ける

ガソリンタンクを取り付ける際は、

前部のフチがキーシリンダーやフレームなどに

接触しないように注意して取り付けましょう。

ガソリンホースを接続して、緊張の一瞬です。

イグニッションをONにしてエンジン始動。

エンジンの始動テスト

エンジン始動もスムーズです。

バルブリフターの動作も快調で

シリンダーヘッドから冷間時に聞こえていた

メカノイズも消えて静寂なエンジン音に

なりました♪

いやぁ素晴らしい!

やっぱり新品のバルブリフターは宜しいなぁ♪

さぁこれで作業は完了ですので、

のこるスピードメーターをガソリンタンクに

取付けてっと。

スピードメーターを取り付ける

車両を洗車する前に、10kmほど試乗して

各部位に異常が無いかチェックしておきましょう。

また、数日空けてエンジンを始動させた際の

バルブリフタの動作も問題が無いか必ず

チェックしておくように。

※異常が無ければ数日程度ではバルブリフタから

油圧が抜けるような事はほぼありません

以上でXV1600ロードスターのバルブリフター

交換作業は完了です~♪

作業完了のXV1600ロードスター

今回は5日間のブログお休みを経て、

全10回の記事となりました。

久し振りの超長編の記事を書いたなと感心。

作業自体は1~2日で完結していますが

記事として書き起こすとこんなにも大変なんです。

これだけの長編記事になっていても、やっぱり

活字じゃ説明しきれない部分なども

沢山あるので、実際はこの記事を見て作業を

誰でも出来るかというと・・・難しいでしょうな。

サービスマニュアルが手元にあっても

作業に失敗したり、うまく出来ない事と同じです。

サービスマニュアルも、至極当たり前の事なんて

いちいち書いてくれてないですからね。

そんな事まで書いていたらどえらい分厚さになりますからw

長くなりましたが最後まで読んで頂き

本当に有り難う御座いました。

また定休日明けの水曜日からは、別の車両の

記事を書いていきますのでまた見に来て下さいね♪

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

8.2℃

今朝出勤する時、くしゃみが止まらなくなって

バイクで走りながら何度も何度も

くしゃみしたもんだから、ネックウォーマーが

鼻水まみれになりましたww

花粉症のやろぅ・・・・辛いぜ。

一度くしゃみが出るとなかなか止まりません。ハイ。

マスクと点鼻薬が手放せない時期です。

ではまた水曜日に元気でお目に掛かりましょう☆

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コメント

  1. つとむ より:

    xv1600 ロードスターのバルブリフター交換の記事を拝見させて頂いています。
    エンジンオイルを抜く時はタンク側も全て抜きますか?それとリフターやプッシュロッドを組み込む時、どのタイミングでエンジンオイルを入れるのでしょうか?