【第1回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう!

ども。

今日の夕方、こんなニュースを見掛けました。

驚きのニュースでした(・ω・)

いちご?

これなんだか分かります?

どう見てもイチゴですわなぁ・・・。

それが所がどっこい、

桃味のイチゴw

桃味ですよwモモw

桃味のイチゴとか聞いた事ないですやん。

その名も桃薫(とうくん)イチゴ

記事にはこう書いてあります。

食感はイチゴ、でも味は桃。

「桃とイチゴを両方食べているのでは!?」

と錯覚するほどだそうです。

でもね、価格は1粒1,296円(税込み)と

少々お高め。

でもこれはぜひ一度食べてみたいですな。

フルーツ好きにはたまらん一品ですね♪

↓ この続きを読む ↓

んで話は変わって今朝の話。

朝からお客様より電話で引取依頼です。

朝から引取依頼

久し振りに見ましたなぁ・・・初期型フォルツァ(MF06)。

今回のご入庫は数ヶ月間の放置によるバッテリー上がり。

あと、簡易点検の結果、駆動部から通常聞こえない

異音が聞こえてきます。

その音を動画で撮影したのでお暇があればどうぞ。

[tubepress video=”rRo2CtJBT7A” mode=”user” userValue=”centrumMC” description=”false” title=”false” views=”false” length=”false”]

ね?

高音が回転数の上昇と併せて聞こえますね。

何の音なんでしょうねぇ・・・。

また追々作業についてはご紹介していきますので

お楽しみにね♪

では今日はちょっと早いですけど

冒頭の話はこれぐらいにして、

いつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

7.6℃

曇り時々晴れ

曇り時々晴れ!

~06時:10% ~12時:0%

~18時:0% ~24時:10%

明日の大阪の天気は、寒気や気圧の谷の影響で

朝晩を中心に雲が広がり、北部では

明け方まで雪や雨の降るところがある見込みです。

明日はなんとか雨が振らないようで

朝から予約がぎっしりです。

変わりに日曜日は雨になりそうですが・・・(´・_・`)

では今日の本題です。

先日から何度か紹介している、この

XV1600ロードスターの作業の続きです。

ヤマハ XV1600ロードスター

今回の作業内容は、冷間時にタペット音というか

カチカチという打音が聞こえるんですよね。

しばらくすると消えるんですけども、時々音が消えずに

残っている事もしばしば。

このXV1600ってのは

油圧タペット(油圧式バルブリフター)を採用しており、

長期間エンジンを始動させないと、その油圧タペットの

油圧が抜けてしまい、エンジン始動時にタペット音が

カチカチと聞こえてしまうんですよね・・・。

本来ならエンジンを始動させてしばらくすると

油圧が効いてきて、自動的にタペットが調整されて

常に最適な状態に設定されます。

そ・れ・が・ですよ、

油圧タペットの不良によって

油圧が抜けやすい状況になっていると

推測したって訳です。

数ヶ月エンジンを掛けないならまだしも、

わずか数日で油圧が抜けるだなんて

完全にバルブリフターがダメですやん・・・。

んな訳で、今回はバルブリフターを

交換していく様子をご紹介していきたいと思います。

長くなると思いますが最後までお付き合い

宜しくお願いします。

では早速作業開始です。

まずはガソリンタンクを取り外してきましょう。

ガソリンタンク上に配置された

スピードメーターを取り外しましょう。

メーターを取り外す

メーターの配線カプラ2つを取り外してっと。

メーターの配線カプラ

次にタンク後部にある緑色のこのカプラ。

フューエルレベルセンサのカプラですね。

フューエルレベルセンサのカプラ

このカプラを取り外してから、ガソリンタンクを

固定している長いボルトナットを取り外しましょう。

固定ボルトを取り外す

んでこれが取り外したボルトナットですね。

無くさない様にナットを入れて保管しておきましょう。

取り外したボルトナット

次にメーターを取り外したすぐ脇にある

オーバーフロー用ホースを取り外します。

オーバーフロー用ホース

ガソリンコックからフューエルホースを

抜き取ってから、燃料タンク後部をこんな風に

軽く持ち上げつつ、

タンク後部を持ち上げる

前側のフチがフレームやその他に

ゴツンと当たらないように注意しながら

前側のフチをぶつけないように注意する

ガソリンタンクを少し持ち上げつつ、

後方へとスライドさせて取り外して行きます。

タンクを取り外す

ガソリンタンクを取り外す際は、出来る限り

ガソリンの量を減らしておくと良いでしょう。

満タン状態で作業するとかなり重たいですし。

んでこれがガソリンタンクを取外し終えた状態ですね。

ガソリンタンクを取り外した

さらに作業を進めていきますよ。

続いてシリンダーヘッドカバーに差し込まれている

ブローバイガスのホースを抜き取りましょう。

ブローバイホースを取り外す

リヤバンクから作業を進めていきます。

シリンダーヘッドカバーを固定している

ボルトをすべて取り外して行きましょう。

ヘッドカバーのボルトを緩める

この部分のボルトはフレームとの位置関係上、

真っ直ぐ工具を入れる事が出来ませんので、

ボールタイプのヘキサゴンレンチを使用するか、

極短タイプのビット等を使用しましょう。

窮屈な場所のボルト

んでこれが取り外したすべての

ボルトですね。

取り外したボルト

ボルトはいちいち場所を覚えておく必要は有りません。

固定部にボルトを入れると、必ず出面がすべて揃うように

作られています。

つまり、深い場所に短いボルトを入れると

締め切った時の様にボルトが着座してしまいますし、

逆に浅いところに長いボルトを入れると

出面が極端に長くなってしまいますから。

これはここだけに限らず全ての部分で

共通して言える事なので覚えておきましょう。

シリンダーヘッドカバーを取り外す前に

予めシリンダーヘッドにタオルを敷いて

漏れてくるオイル対策をしておきましょう。

タオルを敷いておく

ボルトを取り外したシリンダーヘッドカバーを

右側にスライドさせながら取り外しましょう。

シリンダーヘッドカバーを右側へスライドする

狭くて取り外しにくいですが何とか

シリンダーヘッドカバーを取り外しました。

シリンダーヘッドカバーを取り外した

シリンダーヘッドカバーを取り外すと

こんな感じでロッカーアームとバルブが

見えますね。

ロッカーアーム

あれ?

カムシャフト無いの?

そう思った方も居ると思いますので

一応言っておきますが、このXV1600ロードスターは

OHVエンジン

です。

カムシャフトがシリンダーヘッド上に配置されている

エンジンは、OHCエンジンと言われています。

Over Head Valve(オーバーヘッドバルブ)

Over Head Camshaft(オーバーヘッドカムシャフト)

今ではOHCといえばシングルカムのエンジンを

差して言われる事が多く、あぁ、いわゆるSOHCね。

吸排気それぞれにカムシャフトが配置されている

場合はDOHCと言われています。

Single Over Head Camshaft(シングルオーバーヘッドカムシャフト)

Double Over Head Camshaft(ダブルオーバーヘッドカムシャフト)

OHVエンジンの場合、吸排気のタイミングを

司っているカムシャフトはどこにあるかというと、

クランクケース側に配置されている事が多く、

そのタイミングをロッカーアームに伝えるために

プッシュロッドというのがクランクケースから

シリンダーヘッドに向かって伸びているのが特徴です。

ハーレーダビッドソンのエンジンを見れば

シリンダーに沿う様にして長い棒というか

カバーが4本伸びている特徴的なエンジンですね。

あれがプッシュロッドの通り道なのですよ。

もちろん、このXV1600ロードスターにも

プッシュロッドが存在しています。

また後々登場しますのでしばしおまちを。

さぁ今日の最後の作業はシリンダーヘッドから

メタルガスケットを取り外しておきましょう。

特段オイル漏れなどがなければ再使用しますので

大事に取り外しましょう。

メタルガスケットなので引っかけて曲げたりして

折り目などを付けないように注意して取り外しましょう。

ガスケットを取り外した

さぁガスケットを取外し終えたら

今日の作業はここまでにします。

この続きはまた明日更新の記事でご紹介しますね。

じゃ、今日の作業はここまで。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

-0.8℃

今日は朝から随分と冷え込みが厳しかった

1日でしたね・・・風も強かったしね。

夜まで冷え込みが厳しいですわ。

明日もまだまだ寒さが残るようなので

紳士用肌着を脱ぐのはまだ先になりますね。

春は遠いな・・・。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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