【第1回】スピードファイトのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

突然ですが皆さん・・・

告は

  お済でしょうか?

私は今朝思い出しました・・・。ほんと危なかったです。

あまりの忙しさにッカリッキリ忘れていました。(怒られそうですが 

確定申告の期限は3月15日までです。

事業主の場合は消費税の申告も有ります。

消費税の申告期限および納付期限は、4月2日までです。

って事で必要書類を揃えて税務署に行こうと

軽トラックに乗り込んで店を出たところで・・・

↓ 続きを読む ↓

車中からの撮影なので分かり難いと思いますが突然の降雪

しかも吹雪くぐらいの勢いです。

突然の降雪

ここんとこまた寒くなって冬に逆戻りだなと思っていたらコレ。

雪が降るほど冷たい空気が上空に入っていてるんですね。

もう3月ですので、

  そろそろへお帰り下さい。

少なくともここ美木多上1-2付近ではお呼びじゃないです。

まだ今週一杯は冷え込むらしいので、来週辺りから

陽気になる事を祈りましょう。

税務署で消費税の申告と確定申告を済ませ、

『 奥の納付窓口でお払どうぞ~♪ 』 

『   えっ・・・あっ・・・・はい。。   』 

払うのがイヤ

  躊躇したんじゃないですよw

 ちょっぴり切なくなっただけ♪

領収書を受領して帰社する車の中から税務署をパチリ。

泉大津税務署

すっかり晴れていて、先ほどのどんより曇り空の降雪は

なんだったのだろうか。

帰りにコンビニに寄って昼食を買い、店に戻ってきてラーメンを

すすりながら店の表を見てみると・・・。

また降雪。しかもさっきよりスゴイ

また吹雪ですかw

しかもさっきよりもすごい勢いで、見る見るうちに表に出してある

スクーターやバイクのシートが真っ白に積雪。

降り続くとマズイ・・・って事で、未だ完治せずゴフォゴフォ言ってる

ワイフに電話してこんな事になってるよ!と言うと、

えぇ?(ゴフ)そう?(ゴフォッ)

 こっちはそんな降ってないけどな・・・ゴフォッ

ゴフォゴフォうるさいですが、どうやら美木多上1-2だけの

スポット降雪だったようです。

さぁ、そんな日の朝のTODAYのグリップ表面温度はというと、

TODAYのグリップ表面温度

3.8℃

やっぱりですよね~。

朝がこれだけ寒いんですから雪が降ってもおかしくないですね。

さぁ今日から始まる、

スピードファイトのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

シリーズですが、全3回ぐらいを予定しています。

初回(今日)の執筆量によっては全2回(次で終わりってことね)に

なるかもしれませんので、今回も最後まで応援宜しくお願いします。

そういえば、読者の方よりこんなメールを頂戴しました。

いつもブログを興味深く拝見させてもらっています。

オリジナリティ溢れる絵と、独特の文脈にいつも

すごい記事量だなと感心しています。

― 途 中 省 略 ―

いつかの記事で、単なるネタサイトにならないように・・・と

書かれていたように、他のすぐ見飽きてしまうバイク系ブログと

違って記事内容も充実しており、本当の意味で私のような個人ユーザーが

整備手順書として参考に出来る内容が多く綴られておりますが、

 どうすればセントラムさんの様な要点を抑えた記事が書ける様になりますか?

なにかコツでも有れば差し支えなければ教えて貰えるとありがたいです。

― 途 中 省 略 ― 

記事の整備内容は、リアルタイムの物をいつも更新されているんですか?

そんなに大した記事を書いているつもりは無いんですが、

誰かの役に立てるってことはいい事ですね。

ブログのスタイルも千差万別なので、どれがいいとかは無いですが

自己完結ネタ

ってのはどうしても情報が一方的過ぎますよね。

見てる人が分からないぐらい、間をすっ飛ばして手順書いたり、

見てる人が分からない内輪の話ばかりとか、

見てる人が意味を理解する事ができない文脈とか。

それらも全部含めてブログなのでいいと思いますし

個人の自由表現の場ですから。

でも私は出来る限り詳細をお伝えして行こうと思います。

記事を書くコツですか?

 を 読 む

これですかね。

インターネットでブログを読むのもいいですが、

斜め読みしがちなのできちんと先々が気になって

斜め読みが出来ないストーリー物を読むといいかも。

そういった意味では、エッセイとか自己啓発関連も

斜め読みしがちなのでダメかな~。

リアルタイムの記事をいつも執筆しているかというと、

それは毎日そうであるとは言えません。

リアルタイムな記事を書いている日も有りますが、

殆どの場合が撮り溜めた写真で記事を書いています。

かくいう今日の記事もリアルタイムな話ではありませんのであしからず。

今日は少々前置きが長くなってしまいましたので、

3回 な 

がするとかしないとかw

まずはキャブレターの状態を確認します。

エンジンも正常に掛かりますし、走行にも特に支障が

出ている訳ではありませんが、コレわかりますかね?

キャブレターからガソリンが漏れる

そうなんです。

エンジンを掛けると激しくガソリンが漏れてきます。

オーバーフローなのか、パッキン不良なのかこの状態では確認出来ませんので、

いっそのこと分解してしまおうと言うことで、オーバーホールを行います。

ちなみに、スピードファイトは負圧式のガソリンコックを使用している為、

エンジンが停止している状態ではガソリンは漏れません。

エンジンを掛けるとエンジンの吸入負圧により、ガソリンコックの弁が開けられて

ガソリンがキャブレターに流れ込む仕組みになっています。

まずはエアークリーナーボックスを開ける必要があるので、

表面のトルクス(マイナス)ボルトを取り外していきます。

エアークリーナーのボルトを緩める

電動ドライバーは楽でいいですよ~。

作業時間も大幅に短縮できますからオススメっ♪ウフっ♪

ボルトを取り外したらエアークリーナーボックスを開けますが、

赤丸部分が吸入口のジョイントに差し込まれているので

少し開いてから後方に引っ張るようにして取り外します。

吸入口のジョイントに注意して

そのまま後方に引っ張ると、

パカッと外れる

パカッと外れてくれます。

エアークリーナーエレメントを取り出した状態がこちら。

エアーエレメントも取り外した状態

エアーエレメントはフタがわについているので後で紹介します。

それにしても、クランクケースカバーも随分と黄色く変色しています。

相当前からガソリンがこぼれていたんでしょうね・・・。

一度こうして黄色く色が付いてしまうと取れません。

ある程度洗浄したら、あとはもうこんなもんでって事で割り切るしかありません。

んで早速取り外したエアーエレメントの状態を確認してみます。

指でぐいぐい押してみると、

指で押す

イケない感触がします。

指を離すとどうなるかと言うと、

指型が残る

しっかりと指型が残ります。

いわゆる、カステラ状になっているエアーエレメントですね。

こうなっているエアーエレメントは再使用出来ませんので交換必須です。

次はエアークリーナーボックス本体を取り外します。

ボックス下部に2ヶ所固定ボルトが有りますので緩めます。

ボックスを固定しているボルトを緩める

ボルトを緩めたらキャブレターからエアークリーナーボックス本体を

引き抜いてきます。

サスペンションが少々邪魔ですが、うまく手前にずらす様にして取り外しましょう。

んで取り外した状態がこちら。

キャブレター本体が見えた

これでやっとキャブレター本体が見えました。

名高きデロルト・・・。

まぁデロルトも歴史は古い会社なのでヨーロッパ方面ではメジャーですよね。

日本ではもひとつですが。

作業を続けます。

キャブレター本体を取り外す為にオイルホースを取り外しておきます。

オイルホースを取り外す

オイルホースは細くて千切れやすい上、

接続している部分の口金も弱いので注意して抜きましょう。

あまりにも固くて外れない時は、無理な力をかけずにホースを切って下さい。

オイルホースが外れたらマニーホールドのバンドを緩めて

キャブレターをマニーホールドから引っこ抜きます。

キャブレターを引っこ抜く

引っこ抜いたら吸入口のジョイントをうまく交わして

こんな風に手前に引き出してきましょう。

作業がしやすくなります。

キャブレターを手前に引き出す

いつ見てもデロルトって・・・・○×☆※!■ですね。

まぁいいですが。

次はワイヤー(スロットルバルブ)を取り外していきます。

上部よりボルトで固定されているので、ボルトを外すと

スルスル~っと引き抜いて来れます。

スロットルバルブが出てきた

上部のフタとキャブレターとの間にパッキンが入っていますので、

無くしたり千切ってしまったりしない様に注意してフタをあけて下さい。

これが取り外したパッキンですね。

フタ部分のパッキン

次はガソリンホースを取り外しますが、ホース内に残っているガソリンが

出てきますので、予めホースをクランプして止めておくか

ウエスで受けるなどして準備をしておきます。

ガソリンホースを外す

エンジンが掛かっていないとはいえ、結構な量が出てきますので

出来ればクランプしておく事をお勧めします。

次はオートチョークを取り外します。

固定ボルトは国産スクーターと同様に上部より2ヶ所固定されています。

オートチョークを外す

オートチョーク表面のカバーを取り外せば

楽にボルトを緩めることができますが、とにかく固い!

一体型か?と思うほど固くはまり込んでいますので

諦めてボルトを緩めてオートチョークを取り外します。

取り外した状態がこちら。

オートチョークを取り外した

ここにもデロルトの銘がw

オートチョークが外れたらキャブレターが完全に車体から

分離しますので作業が格段にやりやすくなります。

まずはフロートチャンバーを開きます。

プラスティック製のフロートチャンバーなので取扱には注意して下さい。

フロートチャンバーを開く

欧州車はマイナスがスキですね。ホンット。

まぁいいですが。

パカッとフロートチャンバーを開くとこんな感じ。

フロートチャンバーを開いた

別に詰まりなどがあったわけでも、不動だった訳でもないので

キレイなモンです。

でも、オーバーフローしているのは事実。

肝心のフロートバルブの状態を確認してみると・・・。

フロートバルブ

ん?

んんん???

なんかくっついてる

フロートバルブ先端にゴミが付着しています。

これが原因でオーバーフローしていたんですね。

こんなにも小さなエンピツみたいな部品ですが、ガソリンの流量制限は

すべてこいつが担っているので、ちょっとしたゴミが噛み込むだけで

ガソリンが止め処なく流れてしまい、結果的にオーバーフローしてしまうって事ですね。

絵で説明するとこんな感じですね。

オーバーフローってこういうこと

これがフロートバルブの役割です。

こんなにも小さいのにすごく大きな仕事をしているヤツなんです。

まぁ、インジェクションに置き換わってきてる現代ではあまり

お見かけする事もなくなってきている部品では有りますが。。。

そのうちなくなってしまうと思うと何だか切ないですね。

オーバーフローの原因も判明しましたので

今日はここまでにします!

この続きはまた水曜日にでも♪

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

氷点下2.8℃ 

あぁ・・・また氷点下。

バイク通勤の方は路面凍結などにご注意を。

ではまたっ♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
人気ブログランキングへ今日もポチッと明日もポチッと♪ブログランキング参加中 

[ratings]

スポンサーリンク