【第2回】スマートDio(AF62)の駆動系をオーバーホールしてみよう!

ども。

今日は午後から車検でした。

本来なら昨日行く予定だったのに、

とある宅配業者2

のせいで書類の到着が1日ズレ、

何事も無かったかのように涼しい顔して

今日のお昼前に書類到着。

日時指定が出来ないらしいので

致し方ない事だとは思ってるんですが

何も言わずには居られないこの気持ちww

時間が遅れたならカバーも出来るけど、

丸1日遅れるとカバーもへったくれも、

しわ寄せしか有りませんやん?w

その結果、朝から対応に追われてバタバタ。

昨日中に終わると思っていた作業が思わぬ

落とし穴にハマり込んでしまいこれも予定外。

でもま、無事に車検も通過出来て何よりです。

車検場にて

それでなくても予定がぎっしりで、手が二本しかないってのに

丸r1日分の遅れを取り戻すのも大変です。ええ。

もちろん、息つく暇が無い程に予定がギュウギュウ

って事でも無いんですよ。

ある程度余裕を持ってやっていますが、さすがに

丸1日分はちょっとねぇw

和泉も車検解禁して欲しい

そうするともっともっともっともっと!

時間にも余裕が持てますのに♪

↓ この続きを読む ↓

夕方にはまたも思いがけない

予定外の出来事が。

お客様より連絡があり、

『鳥食う?』

へ?wwww

何か分かりませんが喰いもんなのは確かなので

『鳥食らう。』

と答えてお客様が差し入れに持って

来てくれたのがこちら。

ケンタッキー

ケンタッキーフライドチキン♪

確かに鳥だ。

でも、ケンタッキーって言えば良いのにねw

久し振りに食べたらうんまいのなんのって。

こういう予定外はいつでもウェルカムっすな♪

おかげさんでブログ書いてる最中も

お腹は満たされているのですこぶる

キータイプが捗ります。ハイ。

腹の減り具合でキータイプスピードが

1~3倍ぐらいに変化します。

コレホント。

毎度差し入れあざーすぅ♪

またいつでもウェルカムです。はい。

あ、差し入れもご入庫ですw

では今日の冒頭はこれぐらいにして

いつもの開店時のTODAYのグリップ

表面温度と明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

13.4℃

晴れ時々曇り

晴れ時々曇り!

~06時:10% ~12時:10%

~18時:0% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、冬型の気圧配置となるため

北部を中心に雲が広がり、雨となるところがある見込みです。

午後は高気圧に覆われるため次第に晴れてくるでしょう。

西高東低の冬型か・・・寒気団には是非北方へ

引き返して頂きたいと切に願う。

寒いのマジ無理w

では今日の本題です。

昨日からご紹介している

スマートDio(AF62)の駆動系をオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第2回目となります。

第1回目の記事については以下のリンクより

ご覧頂けます。

【第1回】スマートDio(AF62)の駆動系をオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

エアーブローする

プーリーなどの駆動系パーツを全て取り外し終え、

クランクケースをエアーブローして清掃し終わった

所までご紹介していましたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

クラッチキャリアの分解をしていきましょう。

クラッチキャリアを足と左手で押えつつ、

センターナットを緩めていきましょう。

クラッチキャリアを分解する

センターナットは始めの1発だけ緩めれば、

あとは足と手でクラッチキャリアを押えていれば

手でナットを緩める事が出来ます。

決してしてはいけないのは、インパクトレンチなどを

使用してナットを最後まで緩める行為です。

クラッチセンタースプリングの張力によって、

クラッチシューが勢い良く飛んで来て大怪我してしまう

可能性があります。

必ず以下で紹介する様な専用工具や、

私のように足で押えながら、指でナットを取り外しましょう。

クラッチキャリアの大きさを計測して

予めこういったクラッチホールドツールを使うと

より安全ですね。

センターナットを取り外すと、クラッチが外れてきます。

クラッチが外れた

シーブ側についているスプリングも抜き取りましょう。

スプリング上側(クラッチシュー側)には

スプリングシートも入っています。

スプリングを取り外した

このスプリングシートもクラッチセンター

スプリングから取り外しておきましょう。

スプリングシートを取り外す

それにしてもクラッチシューのダストが

もの凄いっす・・・。

ありとあらゆる場所が粉だらけ。

続いてトルクカムを分解して行きましょう。

トルクカム側のスプリングシートをこんな風に

ドアノブを持つようにしてしっかりと握りながら、

左右どちらかに捻りながら引いてあげると

こんな風に抜けてきます。

ドアノブを握るように

そのままグイッと引き抜くとスプリングシートが外れ、

トルクカムが見えます。

トルクカムが見えた

こちらもダストが混じっているようで

グリスが焦茶色になっていますね。

カム山に入れられているピンをラジオペンチなどで

1つずつ抜き取っていきましょう。

ピンを抜き取る

ピンは合計3本有りますので、全て抜き終えると

こんな風にトルクカムがシーブから分解出来るようになります。

トルクカムを取り外した

トルクカムのカム山上下にはOリングが

入れられているので、洗浄油に付ける前に

予め取り外して冷蔵庫で保管しておきましょう。

冷蔵庫で保管する事によって、ぶよぶよに

膨張するのを予防する事が出来ます。

※その前に水洗いしておく事が大切です。

この手の極所に使われいたOリングには

パーツクリーナーを使用しない事。

ブヨブヨに膨張して再使用出来なくなります。

んでこれが取り外したOリング2本と

トルクカムを固定していたピン3本ですね。

Oリングとピン

これでトルクカムとシーブの分解作業は完了です。

後ほど洗浄して行きます。

続いてクラッチシューの分解をしましょうか。

すでにクラッチシューを固定しているEクリップが

1つ取れていますがお構いなくw

クラッチシュー

クラッチシューを台座に固定している

Eクリップを取り外して行きましょう。

Eクリップは開口部に細いマイナスドライバーや

ピックを差し込んで少し浮かせてから、

Eクリップを取り外す

どこかに飛んでいかないように注意しながら

しっかりと指で押えながら抜き取りましょう。

Eクリップの下にワッシャも入っているので

Eクリップと一緒に取り外しておきましょう。

取り外したクリップとワッシャ

Eクリップを取り外し終えたら、次はクラッチシュー

同士を繋いでいるクラッチシュースプリングを

取り外して行きます。

スプリングの取り外しには、スプリングフック

ツールを使用しましょう。

※ラジオペンチでも可能ですがフックの方が楽です

スプリングフックで取り外す

スプリングフックは1本あると重宝するので

ドライバーセットなどと合せて持っておくと良いでしょう。

んでこれが取り外したクラッチシュースプリングですね。

クラッチシュースプリング

このクラッチシュースプリングを強化タイプに

変更する事によって、発進時におけるクラッチミートの

タイミングを変更する事が出来ます。

より高回転でクラッチミートすることによって、

スムーズな加速になりますが、ノーマルエンジンでは

変速がギクシャクしておかしくなりますのでやめましょう。

純正スプリングを新品に変えるだけでも

発進にメリハリが出ますので十分です。

クラッチシュースプリングを取り外したら、

台座からクラッチシューを取り外しましょう。

クラッチシューを分解した

クラッチシューを取り外すと、台座部分に

クラッチシューの緩衝ラバーが入っていますので

忘れずに取り外して保管しておきましょう。

大きな偏磨耗などが無ければ

交換せずとも良いでしょう。

緩衝ラバー

では、ここで使い古したクラッチシューと、

予めメーカーから取り寄せておいた新品の

クラッチシューの比較をしてみましょう。

クラッチシューの比較

もう見たら分かると思うので、左右どちらが新品かは

書く必要ありませんね・・・。

ほんっとクラッチアウターが削れてゴッリゴリになる

寸前だったって事がよく分かりますね。

新品ってこんなにライニングがあるんだ!!

ええ、ええ。

こんなにもあるのですよw

それが今では粉末になってしまいましたがw

さらに別アングルでもクラッチシューの比較を。

クラッチシューの比較 クラッチシューの比較

2mmぐらいの差がありますね。

2mm減らそうと思ったらどれだけの量の

スタートダッシュをしなきゃいけないか想像出来ませんw

普通に走ってりゃ数年間は持ちますからね。

逆に言えばストップゴーが増えれば増えるほど

クラッチシューの摩耗は早くなります。ええ。

クラッチシューなんて、一度開いてしまえば

クラッチミート時のように滑る事はありませんので

アクセルが開いる時間が長ければ長い程、

摩耗は少なくロングライフと言う事になります。

つまり、信号の少ない幹線道路を通勤で

使っている人ほど、クラッチシューの減りは少なく、

逆にウェイトローラーの偏磨耗が進行しやすくなります。

※最高速度付近で張付いているような走り方の場合

ストップゴーが多い人はというと、クラッチシューの

減りは早いが、ウェイトローラーは満遍なく

時間を掛けて摩耗していく傾向にあります。

※発進→加速→最高速→減速→停止→発進の様な走り方

まぁどちらにせよ、

減る事には変わり有りません。

定期的なメンテナンスを実施しましょう♪

この続きはまた明日更新の記事で

ご紹介しますね。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

15.8℃

今日は・・・満月?

スーパームーン?

ウルトラムーン?

ミラクルムーン?

メガムーン?

セーラームーン?

(・ω・)は?

どれでもいいですけど、とにかく月が物凄く

明るいのは気のせいでしょうか。

昨日にも増して今宵は冷え込みも少なく

ライダーにとっては何よりです。

朝晩が冷え込むシーズンとなってきましたので

チョークレバーの使用方法を今一度ご確認を♪

※今日お客様に説明し直した所ですのでw

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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