【第1回】フュージョンのオイル漏れを修理してみよう!

ども。

今日は皆既月食が見られる日でしたね。

猫も杓子も、大人も子供も、坊主も神主も、

みな空を見上げていた事でしょう。

もちろん私も閉店時間前から空をちょくちょく

見上げながら、欠けていく月を撮影していました。

月食の始まり頃、そう、19時前ぐらいですかね、

随分と空には雲が多くって、今日はもしかしたら

月食が見えにくいのかも・・・なんて思っていました。

雲がかかった月

部分食が始まっていたのですが、

こんな風に雲がかかってるので時折欠けているのが

見える程度でした。

雲に隠れる月

雲どころか、ロケーションが悪いので

空中を走る架線まで映り込んでしまいもう最悪。

でもまぁ、このあと15分もすると雲も晴れて

クッキリハッキリと部分食している月を

観測する事が出来ました。

その撮影した皆既月食の一部始終、

月食の始まりから皆既、そして月食の終わり(一部)を

写真で全て収めていますので、続きを読むから

どうぞ~。

見れなかったという方のために♪

↓ この続きを読む ↓

まずは18:39分頃の月食の始まり(部分食)を

確認した写真から。

18:39頃

日食を斜光グラスを通して見ている感じですね。ええ。

続いて18:48に撮影した部分食。

10分ほどでもこれぐらい月食が進みます。

なかなかの大食漢ですな。うん。(意味不明)

18:48頃

もう間もなく月の半分の食い切ろうかという感じ。

さらに10分後の18:57頃には月の約半分が

地球の影で隠れました。

※正確にはうっすらと月は見えています

18:57頃

さぁ・・・ここからは加速度的に部分食が加速します!

※満ち欠けのスピードは同じで、

私の撮影間隔が広くなっただけ

さらにそこから20分ほど経過した19:17頃。

月食から皆既へともう間もなくです。

19:17頃

のこり4分の1といった所でしょうか。

部分食から約1時間でこの状態。

さらに10分後の19:27頃がこちら。

19:27頃

どことなく波平の後ろ姿に見えなくも無い。うむ。

てっぺんハゲといった感じ。

本影に入り込んだ月が、怪しく煉瓦色になってきました。

そしてさらに10分後の19:38頃。

19:38頃

完全に皆既まであともう少しです!

もうここからはね、肉眼でも分かるぐらい

月の白い部分が見る見るうちに無くなっていきました。

地球は動いているんだと実感。(なんか壮大)

そして、約2分後に完全皆既です。

皆既

赤い月が怪しくぼんやりと空に浮かんでいます。

さすがに、月の約1個半右横にみえると言われている

天王星は肉眼でも確認出来ず・・・。

コンデジですと月でも三脚を使い、望遠を最大にしても

このサイズでしか撮影出来ませんでした。

こういう時はデジタル一眼レフが欲しいですな。

部分食から皆既への一部始終は、

動画にも撮影してあるので、また後日編集して

YOUTUBEにUPしておきますので、興味が

あるという方はどうぞ~。

あ、月食の終わりも1枚だけ撮影したので

最後にその1枚をご紹介して、今日の冒頭と

させて頂きましょうか。

月食の終わり

3分の1ほど元に戻った状態ですね。

月の明かりというのは結構偉大です。

皆既真っ只中の時は空も真っ暗で、

部分食が始まる前の満月の

明るさと比べたらそりゃもう暗いのなんのって。

今宵は良き天体ショーを見れて満足満足♪

ただ・・・

口内炎痛いがな(;´Д`)

知らんがな、んなもんっw

だって、下唇の内側に2つも、

ふたつもですよ!

(なんで2回言ったんだ)

喋りにくいったらありゃしない。

はい、では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と明日の

大阪の天気予報をお知らせです。

あー・・・っと、朝の分撮影するの忘れたw

なので、天気予報だけお知らせします!

曇り時々晴れ

曇り時々晴れ!

~06時:10% ~12時:10%

~18時:20% ~24時:10%

明日の大阪の天気は、湿った空気の影響で雲が

広がりやすく、南部では明け方まで雨の降る

所がある見込みです。

日中は降水確率も低く雨の心配はなさそうですね。

では本日の本題です。

事情があって今回も車両の写真はありません。

※撮影し忘れたというのはここだけの話

今回のご入庫は、タイトル通りエンジンオイルの

ひどい漏れによるご入庫です。

エンジンの始動や走行には問題は

出てない様ですが、エンジンを始動させると

あっという間に床がオイルまみれになります。

漏れたオイル

エンジン周辺も漏れたオイルで

ベットベトになってて凄まじい状況です。

エンジンの汚れ

で、エンジンを掛けると漏れてくる事から、

オイル溜まり(つまりエンジン底部)部分では無く、

それ以外の部分から漏れている事は明らかです。

いや、漏れてる場所も実は分かってるのです。

だってね、エンジンを始動させると、

驚くほどオイルが吹き出すんですからw

その様子を動画にて撮影しておりますので

ご覧あれ。

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えらい漏れようでしょ?

右側のエンジンカバー上部から噴出

しているのは明かなのですが、

カバー周辺からの漏れ

エンジンハンガー部に近い事や、

シリンダー座面部分にも近い位置で、

それに、スペース的に目視での確認が

非常に困難な場所なのです。

非常に判断が難しいです。

シートを取り外して上から見えても

ご覧の通り、当該部分はあまりよく見えません。

上部から目視確認

クランクケースへのクラックによる噴出の懸念、

シリンダー座面のガスケット不良による

オイルライン付近からの噴出の懸念、

エンジンカバーガスケットの不良による噴出の懸念・・・

一体どれだ。

※シリンダー座面は可能性低

判断に困りますが、最もこの中でも

可能性が高いのがエンジンカバーガスケットの

不良による噴出でしょうかね。

何度も何度も噴出するオイルを確認しながら、

最終的にはまずはエンジンカバー部分から

作業を進めるという方向に決定。

って事で、エンジンカバーを開けるための準備を

進めていきます。

まずはマフラーから取り外して行きましょう。

エンジン側フランジのナットを先に取り外してっと。

フランジ部のナットを取り外す

次にサイレンサー部の固定ボルトをとり・・・

!?!?!?

今回のオイル漏れとは全く

関係の無い事ですが、重大な問題を

発見してしまいました。

スイングアーム周辺を見ていたら、

リヤホイールが自然と視界に入りますよね。

リヤホイールが・・・

リヤホイールのスポーク部分を見て下さい。

ほら、よーくよぉ~く見て。

スポークにクラックが

スポーク部分が思いっきり

ひび割れてますやん!!

あかんあかんあかんw

しかも1本だけじゃ無く、2~3本スポークに

ひびが入ってしまってます。

じっくり見てみるとね・・・

光がクラックから透けてる

向こう側が完全に透けてますやん。

向こう側が見えてますやん。

おじぃちゃんおばぁちゃんが

こっちに向かって手を拱いてます・・・

おおぉぉ~い○○、はようこっちへ来い。

三途の川やがなw

あかんあかんw

まだまだ早い。

すぐにオーナーに電話してホイールを

交換して貰える様に説得。

出費が嵩んでしまいますが、命には

変えられません。ええ。

リヤホイールも後ほど交換しましたので、

その様子については記事最終回あたりで

ご紹介する予定です。

で、リヤホイールの事は一旦置いておいて、

マフラーの取外し完了です。

マフラーを取り外した

一部サイレンサーの固定ステーが

欠落していますが、これは修理しないそうで。

大丈夫かなぁ・・・(;´Д`)

続いてエンジンオイルを抜き取りましょう。

エンジン底部のドレンボルトを緩めてっと。

ドレンボルトを緩める

エンジンオイルを排出します。

エンジンオイルを抜き取る

黒く汚れていますが、わりと定期的に

交換されていると思しき状態です。

そんなに悪くないですね~。

じゃ次はクーラント(冷却水)を抜き取りましょうか。

右側エンジンカバー部にある、ウォーターポンプ

最下部の、1本だけアルミ製のワッシャが入れられた

ボルトが冷却水のドレンボルトになっているので、

ボルトを緩めて冷却水を排出しましょう。

※完全に取り外さなくても冷却水は抜けてきます

ドレンボルトを緩める

ドレンボルトは完全に取り外さず、冷却水が

じょろじょろと出てくるぐらいでOKでしょう。

※ラジエターキャップを開けると

早く排出する事が出来ます

合わせて、ウォーターポンプに接続されている

ラジエターホースのバンドも緩めて冷却水を

同時に抜き取っていきます。

冷却水を抜き始めてすぐに唖然。

フュージョンでは良くある事なんですけど・・・

チョコレート色の冷却水

チョコレート色の冷却水が出てきたw

こりゃ完全にウォーターラインに腐食が

回っている証拠。

次に冷却水を入れる前に、ウォーターラインを

洗浄する必要が有りそうです。

ってか、全部見直す必要が有りますが

この点についてもオーナーからは

冷却水の入替のみでOKです・・・と。

うぬぅ・・・・大丈夫・・・じゃない。

まぁでも仕方無いです。

予算にも限りが有りますし・・・。

でも、冷却水を抜き取ったのですが

明らかに冷却水不足だった模様。

1リットル以下の排出量だったので、

冷却水を追加した際に問題が起こる可能性が

十分に有り得ます。

※ウォータージャケットのクラックやガスケット抜けなど

その点についても勿論、事前にお伝えしたんですが

冷却水の入替のみでOKかぁ・・・・。

辛い。。。

何事も無く冷却水を入れる事が出来れば良いですが、

かなりの確率でシリンダー周辺でのガスケット抜けによる

油水混入が懸念されます。

冷却水不足ということは、オーバーヒートを起こしている

可能性も十分にありますからね。

ま、最終的な結果については、

記事最終回でご紹介する様にしますわ。

さて、今日は冷却水の抜き取りまで終わりましたので、

この続きはまた明日の更新記事でご紹介します。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ

表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

19.0℃

皆既月食中だったせいか、いつもよりも

写真がやや暗く感じます。

気のせい?

ええ、気のせいでしょうw

あー喉痛い。

煙草の吸いすぎだろうか。

それとも、我が家で流行している風邪の

兆候だろうか・・・。

それに口内炎も出来てるし。

しっかり睡眠取って、ごはんも

もりもり食べて風邪引かない様にします!

インフルエンザが猛威を振るう季節も

近いので、みなさんも体調管理には

十分ご注意くださいね♪

それではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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