ども。
10日ぐらい前でしょうか、数年間整備を断り続けて
まるで忘れ去られた墓石の様に風化して
アルミ部分が腐食しきっていたハーレーダビットソン
FLHSをお預かりする事になり、
ハーレーなんて国産の10分の1ぐらいの頻度でしか
整備する事が無いので、かなり躊躇していたんですがね。
せっかくのS&Sのキャブレターも完全水没でしたし。
S&Sのキャブレターなんて数えるほどしか
オーバーホールした事無いし、いわゆる普通の
キャブレターとは似ても似つかぬ形状だしね、
セッティングのセの字も、セオリーのセの字も
まったく分からんのですよw
国産車両で通じる様なセオリーが通じない事が多く、
過去にも悩まされた事が何度もあります。ええ。
でも・・・
↓ この続きを読む ↓
本日、ついに車検を取得してオーナーへと
車両の納車です♪
キレイになっている感は写真じゃあまり伝わりませんが、
少なくとも忘れ去られた墓石感だけは無くなりましたw
洗車だけでも半日仕事でした(;´Д`)
底廻りは蜘蛛の巣だらけだし、埃はもとより
土、砂利とかもあちらこちらに溜まってて、
長期保管車ならではの荒廃具合でした。
水が入って腐食していたキャブレターもキレイになり、
心配していた走行性能に関しても
オーナーに乗って確認して貰いましたが
なんら問題なく調子よろしい♪
力強い走りでさすがハーレーといった感じ。
ただ、私の様に少々華奢な体だと、
乗っているというよりは、乗せられている感が凄いw
んで、オーナーより伊勢のお土産を頂きました。
伊勢のえびせんべい♪
なんでパッケージの写真が無いのか?
それは、私が開けるよりも先に持って来た本人が
お腹を空かせて開封したからなのですw
土産じゃないんですかえ?w
まぁいいんですけどw
すぐにどうせ開封して食べるんで。
ただちょっとパッケージの写真が欲しかったぐらいw
お土産有難う御座いました!
で、車検から帰ってきてしばらくすると、
友人がマダム御用達のレッツ4に乗ってご来店。
キャンディーピンクにパールホワイトのインナー、
そして、リヤホイール付近にはLEDの電飾まで装備w
もちろん、マダム御用達という事は忘れちゃいけない。ええ。
フロントバスケットももちろん装備っ♪
お買い物にも大活躍の1台です~( ´▽`)ノ
・・・派手すぎw
いくら注文が派手でお願い!!だったとしても。
個性的でいいですけどね。こういうスクーターも。
あぁそうだ。
写真は無いのですが、今日はハーレーの車検以外にも
もう1台車検に行ってきました。
この1台はね、お客様が一度車検に行かれたのですが、
排気ガス検査で不合格となり、どうにもこうにも
手の施しようが無いって事で昨日、
当店へとお持ち込み下さいました。
手の施しようが無い・・・かぁ・・・。
確かにガスを計測してみると規準値よりもかなり高い。
COもHCも規準値の倍ぐらいの濃度で、
こりゃどうやってもそりゃダメだわ。
走行距離も相当走っているので、定期交換部品を
交換した程度じゃガスの濃度は規準値に収まりません。
ええ。
まぁでも、今日車検に行く前にガスの濃度を見ながら
調整を施して、いざ車検。
勿論、一発合格。
よほどの事が無い限り、排気ガスの検査で
どうしようもなくて途方に暮れると言う事はありません。
和泉検査登録事務所管内において、
排気ガスで不合格となった方。
排気ガスの調整実施致します。
価格についてはお電話にてお問い合わせ下さい。
車両によって異なります。
※事前に一度は検査レーンを通過して下さい
※規準値を検査員に確認してからご来店下さい
もちろん、当初より車検業務を当店にお任せ頂ければ
お客様は数日お待ち頂くだけ♪
検査合格するか不安だ・・・などと、
心配する事無く、悠々自適にお過ごし頂けますw
まずはお気軽にご相談にご来店下さいませ~!
では、今日もいつもの開店時のTODAYの
グリップ表面温度と、明日の大阪の天気予報をお知らせです。
28.2℃
曇り時々雨!
~06時:40% ~12時:60%
~18時:60% ~24時:20%
明日の大阪の天気は、日本海から伸びる前線が南下する
影響で雨となり、雷を伴って激しく降るところがある見込みです。
明日は雨具が手放せない1日となりそうです。
週末にはここ南大阪周辺では、秋祭りが地域ごとに開催される
予定となっておりますが、雨だったらどうするんだろ。
雨天決行?
だんじりが濡れて重たくなりそうw
では、本日の本題です。
昨日からご紹介している
SYM RV250のエアーエレメントとスパークプラグを交換してみよう!
ですが、今日は後編の最終回となります。
前編については以下のリンクよりご覧頂けます。
さて、前回までは確か、
エアークリーナーエレメントを
新品に交換したところまででしたね。
今日はスパークプラグの交換をご紹介したいと思います。
スパークプラグの交換ぐらい簡単だろ・・・って
お思いの方も居るかと思います。
だけどね、初めて入手した車両で、右も左も
分からないオーナーさんだって居るはずなのです。
そんなオーナーさんが初歩的なメンテナンスから
始めるのに、このブログがきっとお役に立てるはず!
ただそれだけが記事を書くモチベーションになっています。
はい。
応援コメントはいつでもお待ちしております♪
もちろん
整備記事ネタ
冒頭記事ネタ
になって下さる方もいつも募集中です♪
では作業を始めましょう。
RV250のスパークプラグ交換は、カウル類の隙間から
手を入れて底から・・・メットイン内部から・・・・は、無理です。
車両左側のインナーカウルに、メンテナンス用の
カバーが備え付けられています。
パッと見ではただのカバーで、外れないん
じゃ無いかと思えます。
無理に引っ張ると割れてしまったりする事がありますので、
内装外しなどの工具を使用すると良いでしょう。
隙間から内装外しを差し込んでっと。
中央部分に爪が見えますね。
この爪を手前に引いて先に取り外す様にすると、
あとは簡単にカバーを取り外す事が出来ます。
取り外したカバー部分から内側を
覗き込むとプラグキャップが見えますね。
プラグキャップを取り外してから、
スパークプラグを取り外す前にエアーブローして
プラグ周辺の砂利などを掃除しておくと良いでしょう。
プラグレンチを使用してスパークプラグを取り外します。
あまり短いプラグレンチですと作業しにくいので、
ソケットタイプのプラグレンチを使用すると良いでしょう。
※エクステンションバーを使用する
スパークプラグは、初めだけ緩めれば
通常ならあとは手で回して取り外す事が出来ます。
最初から最後まで工具を使わないと
緩める事が出来ない場合は、スパークプラグの
締め付けトルク過大による変形、または
使用期間超過による変形または腐食等です。
適切なトルクで、適切な時期に交換を実施しましょう。
んでこれが取り外したスパークプラグですね。
中心電極が随分と減って丸くなっています。
使用期間はやや長め。
走行距離が多いお客様でしたので、スパークプラグも
定期的に交換してもこれですw
んでもってこれが新しいスパークプラグですね。
中心電極の角がぴんぴんに立っていますね。
先端が丸くなるほど使わずに、出来るだけ交換サイクルを
早くすると燃費も走りも良い状態を維持できるかもです。ええ。
新しいスパークプラグをエンジンにセットしてっと。
適切な締め方で締め付けたら、
プラグキャップに少しだけシリコングリスを
塗ってからスパークプラグに差し込んでおくと、
古くなってきた車両でも、プラグリークのリスクが
少し減ります。
元通りカバーも取付けてっと。
カバーをはめ込む際、爪の位置に気を付けて
取り付けましょうね。
最期に無理に押し込みすぎると、
爪が折れてしまいますので。
さっ、カバーを取り付けたらエンジンを始動して
近所を試乗したら、最期に洗車したら作業完了です♪
排気ガスの測定値ベースで、空燃費も向上して
より完全燃焼に近付きましたよ~♪
エアーエレメントとスパークプラグ交換したので、
また通勤快速号としてバリバリ走ってくれる事でしょう~。
以上で作業は全て完了です!
じゃ今日の作業はここまで。
最期に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
23.8℃
事務所の中が暑いっす。
なんでこんなにも暑いのだ・・・。
羽アリが異常発生してて日暮れから
締めきっているせいだろうけど。
にしても暑い。
背中までびっしょりです。ええ。
羽アリの異常発生、早くどうにか収まって欲しい。
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆