ども。
今日は朝から2ヶ所の引取りに行ってきました。
1ヶ所目は和泉市の山奥・・・・いや、山奥って
程でも無いですが、市街地に来るまでに30分は
掛かろうかという様な地域です。
長期保管の不動車両の引取り依頼でしたが、
これがまた大型車両なので大変大変。
車両はCBR1100XXブラックバード。
インジェクションモデルなので面倒ごとはなさそうですが、
汚れや蜘蛛の巣が張り巡らされている感じは
どうにかせねばなりません。ええ。
ってか、エンジン掛からないブラックバードを
ラダーレール1本で軽トラックに積み込むのは
大変ですよほんと。
でもまぁ流石にラダーレール1本じゃまずいので、
もう1本用意してから引取に行きましたが。
その後は別の場所に新車のスーパーカブの引取りです。
インジェクションモデルになってからという物、
今までのスーパーカブとは似ても似つかぬ
スーパーカブになってしまいましたね。
カウリングの形状、ボディ形状、フレーム、
全てが違います。
特にヘッドライト周辺のカウリングなんて見てると
(亜)大陸臭
がぷぅんぷぅんします。ええ。
まぁ生まれも大陸だから仕方無いんでしょうけど。
納車前にお客様からご依頼頂いていた
リヤボックスを取付けてっと。
これがまたちょっと手が掛かりますが
ホンダのオプション品じゃないから致し方ない。
リヤボックスの取付け作業に関しては
また記事にしてご紹介しますのでお楽しみに♪
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でね、今日はチェーン交換作業のために
予めチェーン、前後スプロケットを
発注していたんですがね、今サンスター製
のスプロケットを発注すると
こんな物が特典で付いてきました。
サンスター製トニックシャンプー!
そうそう、そうなんですよ。
あのサンスターと同じサンスターなのですよ。知ってました?
まさかシャンプーや歯磨き粉を作ってる会社と同じとは
夢にも思いませんわな。
ってか、
夏に欲しかったよなw
今はもうトニックとか寒いし。
風邪引くわ。
それ以外にもこういう販促品というか
プレゼントも付いてくる事があります。
プリントが取って付けた感がハンパ無いですが、
チェーンで有名なRKですな。
これね、ソーラー蓄電式のLEDライトなんですよ。
カギとかと一緒に付けてたら重宝しそうでしょ?
かさばって邪魔になるのは必至ですが。
明るさは十分申し分ないです位の光量。
ソーラータイプなので電池切れの心配もありませんが、
そもそも機械的な耐久力は信用に値しません。ええw
電池云々かんぬんよりも、機械的に壊れて
点灯しなくなりそうです。はい。
はい、では今日もいつもの開店時の
TODAYのグリップ表面温度と、明日の大阪の
天気予報をお知らせです。
24.4℃
曇り!!
~06時:20% ~12時:20%
~18時:10% ~24時:10%
明日の大阪の天気は、気圧の谷や日本の
南海上にある前線の影響で雲が広がり、
南部を中心に雨が降る見込みです。
降水確率は低くなっていますが、ここ
セントラムモーターサイクル周辺は
大阪南部・・・と言う事は、雨が降る
可能性がありそうです。
午後からは納車などもあるので、出来れば
少し雨がパラ付く位にしておいてくれると助かります。
では今日の本題です。
先日からご紹介している
フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!
ですが、今日は最終回となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【第1回】フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第2回】フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第3回】フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第4回】フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第5回】フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第6回】フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!
さて、前回までは確か
ブレーキシューを取り外して、エアーブローして
ブレーキダストを取り除いたところまででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきます。
んでこれが清掃完了後ですね。
ブレーキカムが入る部分は、脱脂洗浄しただけでは
綺麗にならなかったので、スチールウールなどを入れて
内部をしっかりと研磨して仕上げておきました。
続いて腐食の激しいブレーキカム本体の
作業です。
腐食している部位をワイヤーブラシや
真鍮ブラシを使用して磨き上げましょう。
ワイヤーブラシなどで腐食が落ちない時は
目の細かいサンドペーパーなどを使用すると良いでしょう。
んでこれが綺麗になったブレーキカムですね。
綺麗に磨き終わったブレーキカムを一度
エンジン側に取り付けて、スムーズに動くかどうか
確認しましょう。
※まだグリスは塗らない様に
この状態で動きがまだ渋い場合は、
再度ブレーキカム、エンジン側両方共に
清掃し直しましょう。
エアーブロー前に予め取り外しておいた、
ブレーキシュースプリングの振動防止ラバーを
取り付けておきましょう。
ラバーを取り付けたらブレーキカムを準備しましょう。
ブレーキカムにしっかりとグリスを塗ってっと。
グリスを塗ったブレーキカムを差し込みつつ、
反対側ではブレーキアームをカム側の
ポンチマークを合わせて差し込みながら取り付けましょう。
あとからブレーキアームだけ取り付ける事は出来ませんので、
ブレーキカムを差し込みながら作業しましょう。
ブレーキアームのリターンスプリング、
ボルトを取り付けて本締めしましょう。
ブレーキカムの動きも滑らかになっていい感じです♪
続いてブレーキシューを準備していきましょう。
これがメーカーから予め取り寄せておいた
新品のブレーキシューですね。
新品のブレーキシューは形成時の
ライニングのバリが出たままになっているので、
取付前に面取り作業を実施しましょう。
全ての角をベルトサンダーなどで斜めに
削り落としておくと良いでしょう。
面取り作業が終わったブレーキシューを
エンジン側に取付けてっと。
あとは元通りホイールなどを取り付けて行くだけですね。
ホイールもエアーブローしてブレーキダストを
掃除しておくのをお忘れ無く。
ホイールを取り付けたら、シャフト部分に
グリスを塗っておきます。
スイングアームを取り付ける前に、スイングアーム側の
ベアリングにもグリスを塗っておきましょう。
スイングアームの準備が出来たら、先にシャフト側に
分厚い方のカラーを入れておいてから、
スイングアームにサスペンション底部を差し込んだ状態で
エンジンにスイングアームを取り付けましょう。
サスペンション底部のみボルトを入れて
仮固定しておいてから、センターナットを取り付けて
インパクトレンチで本締めしましょう。
サスペンション底部の固定ボルトを
固定したらスイングアームの取付け作業は完了です。
前部2本はサイレンサーと共締めになっています。
スイングアームの取付け後、サイレンサーを元通り
差し込んで固定してっと。
これでスイングアーム、サイレンサーの固定は完了です♪
ここでエンジンを始動させ、排気漏れなどがないかチェックして
問題なければ、サイドモールを取り付けて固定しましょう。
サイレンサーのジョイント部からの排気漏れが酷い場合は、
必ずジョイント部のガスケットを新品に交換しましょうね。
最後にブレーキナットを取り付けて、
リヤブレーキの調整をしておきましょう。
以上でフュージョンの作業は全て完了です♪
引き渡し前の洗車の前に、いつも通り近所を10kmほど
試乗して、駆動系の変速異常が無いか、
エンジンの調子に不具合が無いかチェックしたら
洗車して全ての作業完了です~♪
いやぁ~今回も随分と長くなってしまいましたが、
最後まで読んで頂き本当に有り難う御座いました。
明日からはまた別の作業をご紹介していきますので
忘れずにチェックをお願いしますね。
じゃ今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
19.2℃
ついに20℃を下回りましたね・・・。
そろそろ冬支度を始めねば。
厚手の長袖、マフラー、ネックウォーマー、手袋ですな。
あぁやだやだ。
ってかさ、さっきからね
店の表を撮影している監視カメラに
クモが巣を作っている様なのです・・・。
人間の目には見えませんが、クモや虫には赤外線が
見えているんでしょうね。
赤外線が放出されているからクモが巣を作って、
虫を捕らえている様で。
風でゆらゆら揺れてキラキラしてるし、
放射状に張られた蜘蛛の糸の
造形美にうっとり・・・・
邪魔。
明日の朝も残ってたらホウキで
掃除せねば。
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆