ども。
思う様に作業が捗らないほど大忙しだった本日。
ご購入頂いた車両の整備が追いつかないぐらい・・・。
毎度有り難うございます
今日もこのブログ執筆の後も作業と試乗が待っています。
というわけで後が閊えていますので
今日はサクサクッと更新作業を行います。
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まずは開店時のTODAYのグリップ表面温度から。
2.8℃
今日は風が冷たくてなにやら寒くなりそうな1日。
さて今日の本題は、先日ご紹介したプジョーSUM-UP125のV-ベルト交換の
作業の続きを紹介したいと思います。
前回の記事
前回までは確か・・・
駆動系を含め、キックギヤ等々の分解まで完了し、
輸入元に連絡つかねぇ・・・
って所まででしたね。
その後調べた結果、昨年末で閉店とのこと。
その後もあちこち探し回ったのですが、切れたベルトと同じものは
すぐに入手できる経路が無く純正部品の入手は断念することに。
って事で代わりに用意したのがこちら。
NTB製のフュージョン用Vベルトですね。
元々この車両についていたのが、幅:20.1mm 全長:845mmっていう
規格外な寸法。
これがどうにもこうにも見付からない。
フュージョン用のVベルトだと、 幅:22mm 全長:845mm で
少々幅が広いので薄いシムをプーリーボスに入れて使用します。
勿論お客様にも事情を説明して了承を得ております。
まずはベルトのカスなどで汚れた駆動系の部品と
キックギヤを洗浄します。
まずは洗浄前の写真から。
キレイな灯油で洗う事10分。
そして洗浄完了。
美しくなりました。
洗浄完了後のプーリーを組み立てる前にベルトの当たり面についた
ベルトの跡をキレイにしておきます。
これが磨く前。
そして磨き完了後がこちら。
同様にしてドライブフェイスもキレイに磨いておきましょう。
これでプーリーの準備は完了です。
早速ウェイトローラーを組んでいきましょう。
いつもと同様ですが、ウェイトローラーを組み付ける前は
薄くシリコングリスを塗っておきましょう。
グリスを塗ったウェイトローラーをプーリーに入れていきますが、
こちらもいつも通り入れる方向を間違えないように入れます。
これじゃ入れる向きが分かりにくいですね。
この写真で分かりますかね?
そうですね。
ウェイトローラーの赤い部分が、向って反時計回り方向を向くように入れます。
間違えないように注意します。
プーリーの準備が終わったら、プーリーをエンジンに入れる前に
キックギヤを先に入れておく必要がありますので
グリスアップしてから写真の通り組み付けます。
写真見なくても組めるようにしか組めませんが・・・・。
とにかくキックギヤのスプリングを掛ける時は大変ですが、
1人でも十分に作業できるので頑張りましょう!
キックギヤの組みつけが完了したらプーリー本体を
エンジンに入れていきますが、ベルトをかける際は
クラッチをしっかり広げてベルトを内側に落として
たるませた状態でセンターナットを閉める事。
適切なトルクで締め付けるように。
締めすぎてもダメ。
緩すぎてもダメ。
ちょうどよいトルクで締めて下さい。
これでベルト交換は完了です。
次に駆動系のカバーを取り付けますが、予めキックギヤのカバー側
軸受け部分にもグリスをしっかり塗っておきましょう。
もう一方にも。
グリスを塗り終わったらカバーを取り付けましょう。
カバーのボルトを忘れずに全て取り付けて、キックペダルも取り付けて
ベルト交換作業完了です~♪
乗ってみた感想はというと・・・・。
クラッチミート早すぎ
まぁでもそれなりの走りが出来るのでOKかなと。
お客様もご満足のご様子でお帰り下さいました。
あぁそうだ、これはみんな既に知っている事だと思いますが、
プジョー SUM-UP125ってのは
クインキーと全く同じ車両です。
現に、右側エンジンハンガー付近に取り付けられている
コーションラベルには、クインキーのコーションラベルが・・・。
クインキー SUM-UP125
とでも言いましょうか。
総輸入元が閉店したのは悲しい事ですが、
SUM-UPオーナーさんは早いうちに消耗部品等の入手を。
今日はここまでっ♪
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。
氷点下1.2℃
また氷点下に逆戻り。
やっぱり風が冷たい朝は夜も相当冷え込みますね。
ではまた!
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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