今日は朝からお客様から電話があり、
ツーリング先でトラブル発生です。
どうやら自走での帰宅が困難な模様です。
JAFの会員になっておられる様でしたが、
さすがにねぇ・・・・場所的にねぇ・・・
ちょっと距離が有りすぎてねぇ・・・・。
いや、それでもJAFの無料レッカー距離分だけでも
って事で大阪に向かって少しだけ移動して
下さったのですが、それでもまだ大阪からは
2時間以上走る必要が有る距離。
だって、
本州最南端・潮岬
ですもの。台風のメッカっすなココ。
※お客様がご連絡下さった場所はね
で、JAFを利用して地図にある
白浜市 椿はなの湯まで搬送されるとの事でしたので、
現地へ向かうスタッフに場所とお客様の
連絡先を伝えて笑顔で見送り( ´▽`)ノシ
※車両引取等は人手不足で依頼してます
片道2時間半、移動距離140km。
車両搬送および現地での待機時間を含め、
11時過ぎに店を出発して車両を積んで帰社したのは
17時過ぎ・・
まぁ途中、お客様をご自宅にお送りしたり、
予定ではお客様の方が先に現地入りして
いる予定でしたが、レッカーの到着が遅れたようで
スタッフが現地で1時間ほど待機。
で、その間にブログにでも・・・って事で
アレコレと写真を撮影してきてくれました♪
これは白浜空港の看板が見えると言う事は、
南紀白浜アドベンチャーワールドの近くですね~。
おーるうぇーいずとぅぎゃざー♪
↓ この続きを読む ↓
白浜空港からさらに南下すること数十分。
目的地である椿地区を指し示す看板が見えてきました。
この看板には椿温泉と書かれていますが、
正式名称はちょっと長ったらしく
社団法人共済組 椿地区
振興施設 椿はなの湯
だそうで。
略して椿温泉。
はなの湯どこいったw
ってかどっから出てきたんや。
名前ぐらい統一しとこうよ。うん。
んで現地到着です。
なんかスタッフによると、とにかく大阪と違って
海がキレイで色が全然違うと。
で、足湯とかもあったそうでちょっと
足湯だけでも入ろうかと一瞬悩んだけど
靴脱ぐのが面倒って事で諦め。
駐車場でお客様の到着を待ち、
1時間ほどでお客様も到着して無事に合流完了。
で、お客様からお土産を頂きました。
みかんクッキー♪
あぁそうだ、お土産でもういっこ思い出した。
九州へと旅行に行っていた友人が(亀カレーくれた友人ね)
今日遊びに来て、九州のお土産を頂きました~。
九州と言えば・・・・やはり有名所で言えば
博多のめんたいこが鉄板ネタですけど、
友人から頂いたお土産はこちら!
辛子めんたい風味 めんべい辛口!
友人曰く、北九州ではせんべいではなく、
こういう明太子風味のせんべいの事を、
めんべいと言うんだとかなんだとか・・・。
いや、友人が勝手に言っているのかも知れませんがw
辛口が好きな私としては実に嬉しい土産物です♪
お客様、友人氏、
お土産ありがとう御座いました!
では今日もいつもの開店時の
TODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
27.2℃
晴れのち曇り!
~06時:10% ~12時:20%
~18時:30% ~24時:30%
明日の大阪の天気は、中部や南部は前線の影響で
雲が広がりやすく、雨の降るところがある見込みです。
北部は午前中を中心に寒気の影響で雲が広がりますが、
その後は高気圧に覆われて概ね晴れるでしょう。
今日は午前中に雨の予報が出ていましたが、
朝起きてびっくり。
驚くほどの快晴でした。
午前から午後へと入庫時間の変更をお願いした
お客様も、当初の予定通り午前中にご来店下さり
段取りがよろしい♪
何度も予定変更スミマセンでした~。
では今日の本題です。
先日からご紹介している
フォルツァZのFコードエラーを修理してみよう!レアケース編
ですが、今日はついに最終回です。
いやぁ~長かった。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【第1回】フォルツァZのFコードエラーを修理してみよう!レアケース編
■【第2回】フォルツァZのFコードエラーを修理してみよう!レアケース編
■【第3回】フォルツァZのFコードエラーを修理してみよう!レアケース編
■【第4回】フォルツァZのFコードエラーを修理してみよう!レアケース編
■【第5回】フォルツァZのFコードエラーを修理してみよう!レアケース編
■【第6回】フォルツァZのFコードエラーを修理してみよう!レアケース編
■【第7回】フォルツァZのFコードエラーを修理してみよう!レアケース編
■【第8回】フォルツァZのFコードエラーを修理してみよう!レアケース編
さて、前回までは確か
分割していたケースを合わせ、
ラジエターホースなどを接続し終えた所まで
でしたね。今日はこの続きをご紹介していきます。
今日はまずレシオモーターから取り付けて行きましょう。
カプラを取り付ける前に、先にレシオモーターをエンジン側に
取り付けましょう。
モーターをしっかりギヤと噛み合せて取り付けたら、
ボルトを入れて固定しましょう。
固定後は忘れずにレシオモーターにカプラを
接続しておきましょう。
次にレシオセンサーシャフトの位置を
ミラーを使用して基準線内にあるか
確認しておきましょう。
規準線内からズレている時は、
ギヤを指で回して基準線内に合わせましょう。
しっかりと基準線内にレシオセンサーシャフトを
収め終わったら、レシオセンサーを取り付けて
固定しましょう。
レシオセンサーを取り付けた後は、
ギヤを大きく動かしたりしないように。
多少の動きならばレシオセンサーシャフトも
ギヤ比の関係上さほど動きませんが、
一度基準線内に収めた後はあまり
動かさないようにしてください。
なので、出来るだけその日のうちに
ドライブプーリーまで取付けを実施しましょう。
ドライブプーリーを最も縮めた
状態(ストッパーに当てた状態)で
クランクシャフトに取り付けて固定しましょう。
ドライブプーリーとメインギヤを合わせる際には、
多少ギヤを動かして噛み合いを合わせる必要が
有りますので、この時ぐらいにしておきましょう。
ギヤを動かすのは。
ドライブプーリーを固定したら、ストッパーを
取り付けておきましょう。
クラッチキャリアにVベルトを予め取付け、
クラッチにある程度Vベルトを落とし込んだ状態で
ドライブプーリーに取り付けましょう。
本来ならばVベルトを一緒に新品に交換して
欲しかったんですけどね・・・・
いや、そういうお話もしていたんですがね・・・
今回は交換無しで。
って事に。
まぁそういう事でしたら・・・・。
で、少々の後ろめたさを感じつつ、
駆動部の組み戻し作業が完了です。
駆動部を組み直し終えたら、エンジンを始動出来る
状態が整うわけですが、クーラントを抜き取っているので、
先にクーラントを補給しましょう。
ビッグスクーター系は特にクーラント追加後に
エア抜き作業が困難を極める事が多いので、
まずはラジエターキャップ部一杯までクーラントを入れ、
その後はリザーバータンクを利用したエア抜き作業を
実施すると良いでしょう。
■注意
クーラント(ウォーターライン)のエア抜き作業については
今回は説明を割愛させて頂きます。
エア抜き作業の詳細については、また機会があれば
記事にしてご紹介する予定です。
※記事にしにくいんですよね・・・デジカメ用意している間に
エアーが抜けてしまったりして、画像が準備しにくい。
気泡とかって一瞬で消えてなくなっちゃうから。
で、ここからはSマチックの初期化を実施します。
Sマチックの初期化手順については、
過去に記事にしておりますのでそちらを
参考にして進めて下さい。
■【Sマチック初期化編】フォルツァZ(MF08)のFコードエラーを修理してみよう!
さて・・・1度は失敗して出来なかった
Sマチックの初期化手順、どうだったかというと・・・
もちろん、大成功♪
※作業に大も小もないけどw
メーター内部のエラーを示すFランプの点灯も消え、
実に快調です~♪
いやぁ~良かった良かった!
ほんっと良かった。
今回の様なちょっと深い内容のトラブルは
こうして解消すると気持ちがよろしい♪
整備士冥利に尽きます。ええ。
あとはプーリーカバーを取り付けて~♪
ふっふふ~~ん♪
ららら~♪
ボルトをしめ~~て~~♪
ぷるるるるるっ・・・(電話の音)
『 はぁ~いセントラムです~♪』
『あーもしもし?○○です』
『あらどうも。作業、もう終わりますよ~?』
『いやぁ・・やっぱりVベルトもお願いしていいですか?』
『はい・・・?
なんですと?(゜Д゜)?』
『Vベルトもやっぱり交換しといて貰おうと思いまして。』
『・・・・(しばし沈没沈黙)・・アイアイサー。』
三度(みたび)、駆動部を分解するハメにwwww
くそぅww
もちろん、Vベルトは発注していなかったので、
急いで発注して後日作業に。
んでこれが交換した古い方のVベルト。
うぬぅ・・・・。
Vベルトを交換したと言う事は・・・。
三度(みたび)、Sマチックの初期化w
くそう・・・・くそう・・くそぅ・・・(´・_・`)
もちろん、Sマチックの初期化はあっという間に
完了するんでいいのですがね・・・
手間がさぁ・・・ほら。
二度手間じゃん?
でも仕方無い。
交換を勧めたけど一度は断られ、でも最終的には
二度手間でちょっと余計な費用が嵩んでしまいましたが、
同時交換が出来て先々の不安の種が1つ減ったと思えば
お客様も当店も安心で何よりです。ええ。
さて、今度こそプーリーカバーを取り付けて、
もう外さんぜ?w
いや、しばらくホントにもう無いでしょう
駆動部を分解する事は。
最後にリザーバータンクのクーラント量を確認しながら、
電動ファンが回るまでしっかりと暖気運転を
数回繰り返し、サーモスタットが開いてエンジン内部の
エアーもしっかりと抜けたのを確認しておきましょう。
電動ファンが回ってしばらくしたらエンジンを停止し、
完全冷却後にリザーバタンク容量を確認。
量が減っていたら補水。
そしてまたファンが回るまで暖気運転。
冷却後に容量確認・・・これを数回繰り返し、
リザーバタンク容量が冷却後に変化が無くなるまで
続けましょう。
これで概ねエンジン内部のエアーは抜けてきます。
ただし、ここから先は試乗を長めに実施して、
実際の走行条件と同じ状況下で、細かな配管内の
エアーも抜きましょう。
※段差や高低差などでエアーが抜けてきます
試乗中は、途中で何度かリザーバタンク容量を
確認することをお忘れ無く。
あ、そうだこれも大切なので言っておかねば。
このエア抜きの方法は、最初に入れたクーラントが
ある一定量ウォーターラインを満たした状態でないと
効果を発揮しません。
大量のエアーが噛んでいる状態ですと、
クーラント(冷却水)が流れずエアーが抜けないどころか
オーバーヒートしてしまいます。
必ず初めにクーラントを注入する際に、出来るだけ
エアーをホースなどを摘まんで人力で抜いておきましょう。
試乗も終わってクーラントのエア抜きも完了したら、
最後に洗車したら修理完了です~~~♪
※完成写真はありまへんw
今回は全9回とかなりの長編になってしまいましたが、
通常のレシオセンサーの不良症状や、レシオモーターの不良
などと違って、ちょっと診断に困るようなトラブルだったので、
きっと全国でSマチックのトラブルで泣かされている
フォルツァZオーナーのお役に立てると信じて止みません!
この記事のおかげで助かったという人が
1人でも多くなりますように♪
じゃ、今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
25.6℃
あーほんっと久し振りに長編書いたから
ちょっと疲れましたわw
明日からはちょっとまた短編が続くかも知れませんが
応援もぜひ宜しくお願いしますね♪
さ、帰って飯食って寝よw
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆
p
コメント
エラーと戦う姿の内容が、読んでいてすごくためになりました。
故障個所だけの特定し、その部分だけの交換だけではなく、原因究明し、修理実施。
この考え方、非常に参考になります!
私はプライベーターですが、プロの方でも組み立て出来てる方って素敵です。
クランクばらす際のボルトの仕分け方(区分けごとにしとけばいいじゃん・・・)というのも「その通り!」と思いました。くどい人って、怒るんですよ。「なんでばらばらにしたーー!」って(泣)。
これからも頑張っていってください!