ども。
昨日の定休日、朝から幼稚園の用事や子供達の
個々の行事のおかげで、行く予定にしていた場所に行けず・・・。
あ、この船はね先日紹介したドギーマンの倉庫を
昼間に撮影に行った時に一緒に撮ってきた写真ですわ。
こういう船なんてあまり近くで見る機会が無いので
子供達もちょっと興奮気味でした。
いや、んで昨日本当に行きたかったのは、
この5日から奈良公園で開催されている
燈花会(とうかえ)ですわ。
※詳細は下記HPで
NPOなら燈花会公式サイト https://www.toukae.jp/
※写真はイメージです
燈花会(とうかえ)とは、奈良公園に広がる7つのエリアで
20,000本以上のろうそくが美しい灯の花を咲かせます。
参道脇に整然と並べられたろうそくが幻想的な空間を
演出してくれる、期間限定のイベントです。
一部エリアはお盆期間中の13・14日のみの開催となっている
エリアもありますので、事前に公式HPでチェックしておきましょう。
お盆期間中は特に混雑が予想されるので、
時間に余裕を持って行くのが吉。
出来れば日中早い内に駐車場に入っておくのがオススメです。
夕方から行っても駐車場が無いし、渋滞に巻き込まれて
結局見られず終いになるのがオチですので。
私も気合い入れて朝から奈良公園に
来週の定きゅ・・・・
もう17日まで
休みが無いんだったw
ぐぬぬぬぬ(´・_・`)
↓ この続きを読む ↓
残念ですがこればっかりは仕方無い。
写真すらここで紹介することが出来ないのは辛いっすな。
奈良県にお住まいの方、または燈花会に
行ってきたという方がいらっしゃいましたら、
ぜひこの冒頭で詳細させて頂きたいので
ご連絡をぜひぜひぜひぜひぜひお願い致しますm(__)m
奈良公園をこよなく愛する私にとって、
ホームページで紹介できるのは嬉しい事なんですっ♪
鹿も、大仏様も、建物も、風景も、全部好きです、奈良公園♪
いっそ、奈良公園横ならば
セントラムモーターサイクル 奈良公園支店
を開きたい、それぐらい
奈良公園が好きで仕方有りません。ハイ。
あの鹿フン混じりの芝生の独特の匂い・・・毎日嗅ぎたいww
ぐふwww
では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
38.6℃
曇り!!!
~06時:30% ~12時:20%
~18時:20% ~24時:20%
明日の大阪の天気は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、
北部や南部では午後を中心に雨が降り、雷が伴うところがあるでしょう。
大気の状態が不安定なので、降水確率は低くとも、
急な雨なども降りやすいので雨具はご準備下さいね。
では今日の本題です。
先日からご紹介している
グランドディンク125の駆動系の異音を確認してみよう!
ですが、今日は後編の最終回となります。
さて、前回までは確か
スイングアームの取り外しが終わった所まででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきますね。
前回のおさらいとして分解前の動画をご紹介です。
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あらーやだ。
ドエライ異音ですこと。
ゴリゴリゴリゴギゴギゴリ。
んでこれがスイングアームを取り外し終えた状態の
リヤ廻りですね。
スイングアームを外した途端、
(がこんっ)
といって、ホイールを支えているシャフトが垂れ下がりました。
この時点で簡単な修理で済まなさそうなのが
はっきりと分かりました。
単なるベアリングの破損だけでは済んでいないことも・・・。
だってね、スイングアームが外れて支える物が無くなった
途端にエンジン側を見るとこんな感じですよ。
あーあ。。。
ベアリングのシールと思しき物も出てきちゃってますね。
こりゃかなり重傷っぽいです。
めげずにさらに分解を進めていきます。
シャフトに入っている長いカラーを取り外します。
カラーを抜き取ったら次に垂れ下がったホイールを
抜き取っていきます。
シャフトはぐらぐらしてるし、ホイールだけ
抜き取ることが出来るんだろうか・・・と思ってたら、
思ってたら・・・
上手にシャフトごと抜けました~♪
(モンハンの肉焼きの様にw)
ほら、こんな感じで本来なら抜けないはずのシャフトが
ごっそりとエンジン側から抜けてきました。
シャフトをよく見てみましょうか。
中央のカラー部分を境目にして、
左側がホイール側、右側がギヤボックス側となっています。
ベアリングが入っていて通常はこちらに向かって
シャフトが抜けてくるはず無いんですよね。
これがそのエンジン側ですね。
あぁ・・エンジン側にもベアリングのシールと思しき
部品が残っていますね・・・。
シャフト側にもベアリングのシールがこんな風に
出てきちゃってますし。
なんか恐る恐るになりますが、
いよいよ本丸であるギヤボックスを分解して行きます。
キムコグランドディンクは、プーリー側ではなく
こうしてホイール側からギヤボックスを分解できるので
楽チンでいいですね♪
ボルトを全て取り外し終わったら、プラスティックハンマーで
軽く叩いてカバーを開けていきましょう。
カバーが少し浮くと、中からギヤオイルが出てきますので
オイル受けを下に置いておきましょう。
なんか見ちゃいけなかった・・・そんな色をしています。
それに、妙に粘っこいし色もややキラキラと光沢があります。
恐る恐るカバーを開けてみると・・・
ベアリングが木っ端微塵!!!!!
もうこりゃ凄いのなんのって。
ベアリングだけじゃ無いですよ、ベアリングが
圧入されていたと思しきケース側も
割れてしまっています。
あらららら。。。
こりゃダメですわ・・・さすがに。
ベアリングやシャフトは新品を購入すればいいのですが、
ケース側に関しては、特にこういったベアリングを支える
部分ってのは、かなり制度が要求される場所ですし、
強度も必要になってきますので、アルゴン溶接での修理は
基本的には行いません。
それにね、壁面部分も相当削れてしまっているので、
このまま修理して再使用するにはハイリスク過ぎます。
それに、内部に入っているギヤもことごとく
歯飛びなどの破損部位が殆どですし。
それに、部品代も相当かかりそうなのですよ。
そこまでして修理する程の車両価値があるのかって
部分も疑問なのです。
※お客様からも事前に予算掛ける程の車両じゃ無いので・・・と。
で、取り外したカバー側もこんな状態です。
アルミの削れた粉や、鉄粉、ベアリングの破片等、
とてもカバー側も再使用出来る状態じゃないですなぁ・・・。
ベアリングを支えていた部位の破損は見えませんが、
確実にクリアランスは広がっている物と思われます。
にしても、これだけの破損だと相当な音がしたと思うんですよね~。
どうだったのかは聞いていませんが・・・。
それにしても酷い破損状態ですなぁ・・・。
見事に木っ端微塵ですもんねぇ。
でも、これっていきなり発生したのではなく、恐らく
オーナーさんも以前から駆動部からの異音には
気が付いていたはずなんですよね。
っていうのも、ギヤボックス内部にはこんな堆積物が。
ヘドロ状になったこの堆積物って、恐らくベアリングに
生じたガタによるボールの摩耗粉とかの堆積物でしょう。
これってば、異音や転がり抵抗などの兆候は
出ていたはずなんですよね。
今回の大がかりな破損での堆積物にしては
あまりにも粒子が細かすぎるのと、堆積物がしっかりと
1つの塊となっていた点でしょうか。
以前から少しづつ堆積したと考えるのが
私の推測です。
早めに修理しておけばここまでの事には
ならずに済んだと思いますし、修理費用も安価で済んだでしょう。
それに、このグランドディンクもまだまだ乗れたはず。
あぁ勿体ない。。
とりあえず、破損して粉々になったパーツ類を
集めてお客様にお見せする用に写真撮影っと。
さらに、破損していた部位をある程度脱脂洗浄して
ここもお客様に見せる様に写真撮影っと。
こうして脱脂洗浄してから見ると、破損がかなり大がかりだと
いうことがさらに分かって頂けたかと思います。
お客様には写真の内容をお電話で説明し、
修理は困難であることを説明すると・・・
『あぁ・・やっぱりですか・・・。でも仕方無いので、
分解した工賃はお支払い致しますのでそのまま閉じて下さい。』
ということで、修理はせずに今回は
そのまま見なかった事に・・・。
とりあえず部品類を出来るだけ転がる程度に
組み戻していってっと。
スイングアーム、ホイールを取り付けて原状復帰完了っと。
とまぁ・・・今回の様な大惨事になってしまうまえに、
何事も早め早めにショップに依頼して
点検だけでも受けて頂くのが宜しいかと。
我々オートバイショップはお医者さんと同じです。
私も掛かりつけのお医者さんに昔よく言われたのが、
『素人判断せず、いつもと違うと感じたら受診して下さい』
これはオートバイでも全く同様だなと思います。
素人判断せず、まずは何も無くとも専門に
見て貰うというのが一番の理想かと思います。
大惨事になる前に掛かりつけのショップにどうぞ♪
じゃ今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
29.5℃
更新時間やばーーーww
もうすぐ深夜0時になりそうですーw
いそがねば・・・・・。
では明日も元気でお目に掛かりましょう★(手抜きゴメw)